ページ

2015年7月30日木曜日

意外にいける!激安ダイナミックマイク3種類

毎度おなじみのサウンドハウス

今年の5月22日に「全品送料無料」となってしまったので、もう笑い話のようでもありますが
これまで、特に小物を買う場合に気になったのが「送料」でした
400円のコードを買うのに送料が324円とかみると微妙な気持ちになったものです
で、その送料を何とか浮かそうと「送料無料商品」を抱き合わせで買うことが多かったのですが
私の場合、その商品としてマイクやヘッドホンを選ぶことが多かったのと
「怖いもの見たさ」の心理も加わって、怪しげなものもいくつか手元に残っております

今日のお話は、そのマイク編とでもいいましょうか
もう「何でも送料無料」なので、おそらく今後はこういったものを買うこともないでしょうから
この際ちょっと触れておこうかと、そんな気分であります(^_^;)

<おれも歌いたいニャ~ by pon>

ひだりから
 ①BEHRINGER Ultravoice XM8500  衝撃特価:1,680円(税抜)(税込 1,814円)
 ②CLASSIC PRO CM5S ダイナミックマイク  衝撃特価:980円(税抜)(税込 1,058円)
 ③BEHRINGER XM1800S  衝撃特価:2,980円(税抜)(税込 3,218円)

【①Behringer XM8500】
この3種類の中では最も高く(^_^;)、差は微妙だけど一番音もいいと感じてます
男声ボーカル(私のことですが)で使うと、
ちょっと硬質な気もしますけど、ハリのある抜けのよい音になって、心地よいです
逆に言うとやや低域が弱点なのかもしれないですけど
私の声が割と低いので、そのあたりで相性が良いとも考えられます
感度もいいです
オンオフスイッチがないので、若干用途を選ぶかもしれません
宅録ボーカルならもってこいですが、PA使いだとスイッチが無い分一工夫必要かもです

【②CLASSIC PRO CM5S 】
①に比べるとやや低域が強めに出ます
しかし、このあたりは好みの範囲でもあるし、声質によっても評価が変わると思うので
①と比べたときの優劣とは言い切れない気がします(味、の範囲内?)
その関係からか、私の場合だとマイクに近すぎると
ややこもった雰囲気になることがあるので、①に比べるとやや離して使います
そうした方が抜けがよくて迫力もある感じになります
人によっては、ド定番ShureSM58のそっくりさん、という価値もあるかもしれませんが(笑)
ロゴ印刷ですから~、まあ、ロゴの上からテープでも巻けば大丈夫かも
しかし価格を考えるとよくできたマイクです
低予算で本数必要なら、これがお勧めです

【③BEHRINGER XM1800S】
私の感覚ですけど、これは上の2本に比べると明らかに1段落ちます
なんて言えばいいのか、ちょっとレンジが狭いような・・・
宅録だと、ハリはあるんだけど、それほどこもってもないんだけど、なんか広がらない
それと少しだけど音も小さいような・・・
そんな感じのマイクです(私感)
マイク3本が入るケースが欲しいとかといった購入動機もあるかもしれませんけど
マイクが3本必要なら②を3本買う方が幸せになりそうですし
僅かですがその方が安く上がります
私の場合は、送料対策とともに母の友達のカラオケ用という目的もあったので、
来月、お盆頃にお届け予定です(笑)

【Behringer XM8500のプチ改造】


改造というとごおおげさですが、某サイトに載っていたのでやって見ました
グリルボールの中にあるスポンジ(写真左)を不織布に交換するだけです
やって見てわかったが白の不織布は結構目立ってちょっとかっこわるい~(笑)
改造効果としてはこれで良いらしいんだけど、
黒の不織布を百均とかで仕入れた方が黒くてカッコイイ仕上がりになりそうだ
ちなみに今回使った不織布は、CDとかを入れる袋からとったもの
最初は1枚だけ使ってみたんですが、どうにも中がスカスカなんで
もう1枚追加するとちょうど良いくらいになりました
ただしこれで音にどんな影響があるかは不明です、効果?・・・正直わからない(^◇^;)
でも、数値までとって比較した人が「効果あり」といってるから、多分あるんでしょう
気持ち抜けが良くなった気はしますが、単なる思い込みなのかもしれません(笑)


2015年7月28日火曜日

Furch G23-CRCT

シダートップ、ローズサイドバックの単板仕様、2012.11のチェコ製です
ネットであまりにも評判がよいのが、もう気になって気になって(笑)
購入のずいぶん前から注目して調べていました
これは2014.1頃にオークションで手に入れました。


Body Shape:Grand Auditorium Cutaway
Top:Solid Western Cedar
Side / Back:Solid Indian Rosewood
Fingerboard:Ebony w/Abalone Dots
Neck:Mahogany
Bridge:Ebony
Nut / Bridgesaddle:TUSQ
Machine Heads:Schaller gold./Tortoise
Purflings:Tortoise
Wide of Nut:45.0mm
Scale:650mm

ギターを選ぶ場合、動画サイトなどで音を聞くこともよくあるのですが、
このギターに限っては「はずれ」な音がほとんどありませんでした。
もちろん録音環境で音は相当変わりますし、個体差もあるものですが、妙にハズレがないのです。
実際に届いてみても、間違いなく評判どおりといって良い音でした

「美しい」ギターです。
シェイプ的にはグランドオーディトリアムのカッタウェイで
(モーリスのS-91,92やS-101,102と同じような形ですね)
これがヨーロピアンテイストなんでしょうか、そこはかとない気品が漂います。

まずは地味に輝くヘッドインレイ、シンプルですが十分な存在感!
ゴールドの糸巻きも濃い色のヘッドカラーとよくマッチしていますし、
べっ甲色のペグつまみがまた落ち着きのある大人の雰囲気を出してます。
チューナーはゴールドで、派手と言うよりはむしろ落ち着いた雰囲気に感じます。


指板やフレットの摩耗はほとんどありませんでした。
サウンドホール周りのインレイも美しいし、カッタウェイのカーブも絶妙です。
ボディバインディングは、ウッドなのかべっ甲色のプラスティックかはよくわからないのですが、
インレイ装飾よりもずっと落ち着きがあります。全体の雰囲気とよく合ってると思います。
べっ甲色のブリッジピンも、フォルヒの特徴ですね。
バックは、ローズです、普段使ってるローズとは木目が異なっているのも、
結構好印象だったりします。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

音については、倍音成分が豊かで長いサスティンが特徴的で、
基本的には繊細な音といえますが、音量も十分にあります
ソロギターを弾く上では、ある程度消音技術なども必要になりそうな感じもしますが、
自分には、この心地よく伸びる音というのがとても大事なのです
ただただ、すずなりな音さえ出てくれれば、それだけでシアワセだし、
練習のモチベーションも維持できて、ソロギターって趣味を長く続けられる・・・
まあ。そんなモンです

ただし・・・(笑)
良い音と感じるのは今も変わりませんが、購入後1年半経過して感じるのは
なんというか、頭打ち感とでも言うのでしょうか
確かに良い音だけども、「もうこれで精一杯です!」という感じで
それ以上の余力がもう一つ感じられません
たとえば強く弾いたときに音量は大きくなるけど音質的にやや破綻気味かな
というような感覚が僅かにあるような、そんな些細なことなのですが
その傾向が主旋律を奏でる音が多い1,2弦でややはっきりするので
長く弾いているとボディブローのようにじわじわと心を蝕みます(笑)
今ではすっかり気分転換用ギターとなってしまいましたが
時間をあけてさわれば、やっぱり良いギターだなって思えたりします
ただそんなものですから、弾き込んで醸成されることはまずないとあきらめております

PUはSHADOW NANOMAGというマグネットを付けています
そこそこ良い音だと思いますし、
サウンドホールをふさがない形なので、生音への影響も最小限です
私は、演奏時にマグネットに右手が触れるのがすごくいやなので、その面でも助かります
少し離れれば、PUが付いていることも気づきにくいくらい小さいです
写真の最終フレット下に付いてる黒いのがNANOMAGですが
見ておわかりの通り指板エンドがサウンドホールの円形に沿ってカットされている場合は
取り付けできませんので注意が必要です


サンプルです
弦が今年1月に張ったDR弦ですので、すでに半年経過(^_^;)
その状態の音ですので、そこらは割り引いてお聞き下さいませませ
サンプル録画のたびに弦交換してたら、ちょっとお財布への影響が大きいので、スイマセン(笑)



2015年7月26日日曜日

弦交換の時に

さすがに、ギターの本数が多いと「いつどんな弦を張ったか」を全部覚えておくのは至難の業で、
私の場合は、ギターヘッドに付箋を貼っておくようにしています


ちなみにこの写真の付箋は
「H27.6.14にダダリオEJ45にコスモトーンでコーティングした弦を張った」
という意味になります
必要であれば、011とか012とかのゲージ情報も書いていくと良いかもしれませんね
弦のレビューなどをするときは役に立つかもしれません

コスモトーンと言うのは、あまりなじみがないと思いますが、こういう商品です
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/123583/
ストリングクリーナーと表示されていますが、実質は「コーティング剤」になります
これを塗っておくと、ノンコーティング弦に比べると
 ・音は約1.5倍くらい
 ・見た目は3倍くらい
長持ちします
似たような商品はいくつかあるんですが、このコスモトーンは乾燥時間が30分と言うことで
とても使いやすいので重宝してます

私は基本「めんどくさがり」で、こういうことをしそうもない人なのですが(笑)
30分というと、弦交換の前に塗布しておいてから、弦交換を始めて、お手入れもして・・
という間にちょうど過ぎてしまう時間なので、特別な手間もいらないということで
ノンコーティングの弦の場合は、割とマメに塗布しています
小さい容器に入っていて、「いったいどのくらいの弦に使えるか?」と思わず考えてしまいそうですが
これが意外に長持ちで、私はもう2年近く使い続けて、やっと半分を切るくらいになりました

上の写真はナイロン弦の4,5,6弦に塗布したものですが
ナイロン弦の場合でも、音はともかく見た目だけなら効果はあります
概ね40日経過した状態でこんな感じ


普通なら、少し弾かないでおいておくと、手汗の付いたところから黒く変色してくるんですが
まだ銀色を保ったままです
慰問ライブでもメインで活躍してくれて、まあまあ酷使したあと少し放置してあったんですけど
まだまだ綺麗です

このコスモトーンを使用している関係もあって、
見た目だけでは「古い弦かどうか判断できない」ということも、付箋を貼るようになった理由です
これをするようになったのは2015に入ってからのことで
まだ全部のギターに付箋が付いてるわけではありませんが
弦交換の時に「ひょっとするとまだ新しい弦だったのか?」などと考えることが無くなりました
ただ、逆に「綺麗に見えてる」というのがくせ者で
もったいないかもと、ついつい思ってしまうのが欠点と言えば欠点かもしれません

ギターが多い人にはもちろんお勧めですが
多少に関わらず複数本所有している人なら、良い弦管理の方法じゃないかと思います




2015年7月24日金曜日

Morris S-107Ⅱ

正直、もうこれでアコギ探しはやめようと、
これで最後!と思って買ったギターでしたが
残念ながら有効な「歯止め」とはなりませんでした(笑)

2013.7、ドルフィンギターズで購入
ずっと欲しかったフローレンタインカッタウェイのモーリスSシリーズです


BODY STYLE : Classical Auditorium w/Florentine Cutaway
TOP : Solid American Ceder, Scalloped XX Bracing
SIDE&BACK : Solid Rosewood, X Bracing on Back
NECK : Mahogany
FINGERBOARD : Ebony
BRIDGE : Ebony
SCALE : 25.67" (652.0mm)
NUT WIDTH : 1.73" (44.0mm)
TUNERS : GOTOH SG381-B20GG
NUT/SADDLE/BRIDGE PINS : TUSQ
PICKUP : B-BAND UST-29L
PREAMP : B-BAND
FINISH : Glossy, Natural
OTHERS : XX Brace 1Way Round Back

それほどダメージもない美品でしたが、このギターには手を焼きました(笑)
大きくは2点、
 ・PUからひどいハムノイズ
 ・とにかく6弦がボソボソして鳴らない
結局、イルカさんに送り返して、そこからさらにMORRISに送ってもらって再調整した結果
 ・PUは素子交換で何とか使えるレベルまで改善
 ・6弦はサドル交換してみたとのことでしたが、なんの変化も無し(^_^;)
という形で戻ってきてしまいました

その後、いろんな弦を試してみたり、ブリッジピンを変えてみたり
思いつく限りはやって見たのですが、どうにも決定打が見つからず、
最終的には「売り飛ばす~~~!」って(笑)

しかし、売るにしても、買い手ががっかり、なんてことになると申し訳ないので
最後の最後で、Toshi.G工房さんに
「方法は任すので、とにかく6弦がビィィーーンって鳴るようにして下さい」
とお願いして、ナットサドル交換&調整して貰ったところ
なんとか許容レベルまではもってきていただきました
少なくとも新弦にしたときには、希望するビィィーーンがきけるようになりました
それが昨年の12月・・・実に1年半の悪戦苦闘でした
私は、ブレーシングの浮きとかも疑ってたのですが、その心配はないとのことでホッとしてます

PUは上記のとおり、もともとB-BAND UST-29L & A1mというアンダーサドルが付いていて
イルカギターさんで素子交換までしていただいたのでしたが
完全にはハムノイズが取れてないことや、出力レベルが今ひとつ小さいこともあって
現在は、L.R.BAGGS ELEMENT VC ACTIVEに換装しています
同様にピエゾサウンドではあるのですが、
ピエゾの不自然さがやや改善されているし、なんと言っても低ノイズです

ところで、モーリスSシリーズには指板のポジションインレイが12Fにしかありません
私、結構指板を見て弾く人なんで、それではちと都合が悪いのものですから
ここで、インレイシールを購入して107に張り付けました
http://strappers.ocnk.net/
もう数え切れないほど種類があるのですが、何となく上品に思えたスノーフレークを選定
しばらくはよかったんですけど写真のようにずれてまいりました(^_^;)


一定の面積のあるシールなら別なんでしょうけど、
小さなシールの場合は粘着力が若干問題かもしれません
ただし、私としてはずれたとしてもなんの問題も無いですけどね~


サンプル音源です、いつもながら前半:生音、後半:ライン音(リバーブ付加)です



2015年7月22日水曜日

ギターの製造工程

今日は特にコメントとかないんですが
ルシアーさんだろうが、メーカーだろうが、ギター作るのって大変なんだなって
それと、職人さんすごいなって
なんか小学生のような言葉しか出てきませんけど(笑)
久しぶりに面白い動画を見つけたのでご紹介です




ロゼッタのインレイワークとか、
そうそう、バック材のバンドソー使いの達人とか・・・ちょっと感動いたしました

それにしても、機械化されたメーカーでさえこれだけ手作業の工程がある、ということは
個人製作家の方々の作るギターにどれだけの手間がかかっているのか
推して知るべし、なのでしょうね
それに、数名でもスタッフさんがいれば分業もできるでしょうが
Toshi.G工房さんのように、一人で全工程をなさるルシアーさんもいらっしゃって
仕事とはいえ、そのご苦労を考えると、ギター好きとしては今さらながらに頭が下がる思いですし、
手間や材を考えれば、数十万という値段も妥当なのだと納得できる気がします
そうそう買えるわけではありませんが・・(^_^;)

ギター作りの大変さを思えば
私などがそういうギターの音を云々するというのもおこがましいのですが
そこはユーザー特権ということで・・・(笑)
玉石混淆でも、多少的外れでも、誰かの声が届いて
いつかどこかで奇跡のようなギターが生まれると
そんなことと夢見つつ、言いたいこと言ってます(爆)

2015年7月20日月曜日

Godin ACS Slim SA

GODINのナイロンがすっかり気に入ってしまい
もう一つちょっと違ったGODINが欲しいなと言うことで
またもやシンセとともに買ってしまった1台です
弾き疲れしにくいので、先日の老人ホーム慰問ライブでも、弾き語りなどで活躍してくれました


Top : Solid Ceder
Body : Silver Leaf Maple (Center) / Poplar(Side)
Neck : Mahogany
Fingerboard : Richlite, 16" Fingerboard Radius
Scale : 25 1/2”, 648mm,22frets
Nut Width : 43.5mm
Bridge : Rosewood
Pickup : Custom RMC Piezo
Color : Natural, Black
Strings : HTC ' PRO ARTE CLASSICAL - HARD TENSION

このギターはMultiac Nylonと違って、ソリッドボディで、エレキ並の重量があります
そのため、生音というのはほとんど鳴らず、アンプ必須です
深夜、近所迷惑にならないで練習するにはむしろ好ましい場合もあるかもしれませんが
周囲がよほど静かでなければ聞き取れないくらいの音量しか出ません

アンプからの出音もMultiac Nylonとはまるで異なっています
はっきりとした芯があるやや固めの音で
最初はちょっと硬すぎると思ってあまり弾かなかったのですが
(実はしばらくの間実家に島流しとなっていた)
その後、深めのリバーブにも芯がとろけることなく強い音が出せることに気付き
それからは、かなり弾く機会も増えました

スペックの通り、ナイロン弦にしてナット幅43.5mmなのですが
これは、握りやすくはあっても「弾きにくい」です(笑)
ナイロン弦は弾いたときの振幅が鉄弦よりも大きくて、
これだけ弦間が狭いと指に触れて異音を発したりすることが頻発しますので
左手の指をよほど立てないといけません
しかし、その分左手のよい訓練になっているとも言えそうですけど(笑)

弾く上でもう一つ必要な注意は「1弦の弦落ち」です
指板の狭さとナイロンの柔らかさで、あっさりと弦落ちします
ん~~、これも訓練になっているのでしょうか?(^_^;)

Multiac Nylonはかなり初期のモデルで、電池交換時にねじ止めの蓋を外す必要がありましたが
このACS SLIMは写真では見づらいですがバックの中央部に電池ボックスがあり
簡単に電池交換することができるのは大変便利です

同時購入したシンセは、Roland GR-09です
以下のとおり、GRシリーズの中では20年前に発売された、かなり初期のモデルですが
http://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/grandy_GR-GK/
特に不満無く使えていますが、今は実家に置いてあり、手元にありません
もちろんACS SLIMを手元にあるRoland GR-33に接続しても問題なく使用することができます

サンプルはいつものWATER IS WIDEを弾くとこなんですが
このギターを使った過去の動画があるので、ちょっと手抜きさせていたこうと思います
(GR-09は使用していません)



2015年7月18日土曜日

爪を磨けばギターは楽し


爪磨きのお話

爪を削るとか整形するとかのお話ではありません
爪の山をどこにもってくるか、などの爪整形論は各所で見かけますが、
ここではそれはおいといて・・
単に爪先端を磨くという話です
といいつつ、本題の前にこれは私の整形用爪ヤスリです(削るヤスリ)
ご存じの方も多いと思われますが、おそらく定番のガラス製ヤスリ
削れるわ、洗えるわ、切削面が割となめらかだわ、で
もうこれ以外は使う気にならないくらいのお気に入りです
あまり使わないけど、小さいヤスリがおまけで付いてくるのもちょっと嬉しい
ただ、すでに1度踏んづけて割ったりしてるので、そこはちょっと注意が必要です
ちなみに右指の爪整形には爪切りはちょっとコワイので使いません、爪切りは左指だけです


で、本題
磨くというのは、写真右のように爪の表側ではなくて、
写真左の「爪先端からやや内側にかけて」で爪とギター弦の接触範囲ということになります


目的はギターの音を太く柔らかくすることです

爪ヤスリで整形したあとの爪は、思ったより切削面がざらざらで、音が硬い
もちろん、そういった硬さが好みという方もいるので、そういう方は磨く必要はないと思います
それと、クラッシックでよく見られるように、弦と右指が直角に近く弾いておられる方も
もしかすると磨きの効果はそれほど大きくないかもしれません

私などは、右指と弦の角度が直角よりもやや寝る傾向にあって
そのため、弾弦するときに僅かに擦過音がしてから弾いた音が出てきますが
その擦過音が減少します
それと、これは理由はわからないですが、磨くと音に太さと柔らかさが加わります
この変化というのはかなり顕著ですので、実際に磨いていただくとすぐに実感できると思います
まあ、言い換えれば・・・
ピッキング技術の無さを爪磨きでしのぐという、その部分は否定できません(笑)
でも2年ほど前、南澤大介さんのセミナーに行ったとき、
南澤さんも一曲ごとにキュッキュッって磨いておられました
真相は定かではありませんが、きっと爪先の荒れをケアしていたんだと思います

何を使うかですが
私は写真左の白黒ツートンを愛用しておりました
ネイルをする方だとわかると思いますが、シャイナーです
ただ、使い捨ての薄いシャイナーと違って、爪先をこすりつけても表面がささくれたり、破けたりせず
もう2年近くも使い続けていますが、540円とチトお高い
しかし、某氏から百均にもあるとの情報・・・・買ってきました~~~!(笑)
写真右のシャイナー3種類、買い占めてきました


いや、ビックリ、3種類とも十分効果アリマス!
爪表面をピカピカにするというネイルシャイナーとして考えると、正直イマイチですが
ギターのための整音効果ということであれば、十分です
ただ、写真の一番右に写ってる長細いヤツは、ちょっと使いにくく、
耐久性も少し劣る気がします※)

指3本×5回くらいで表面が痛んできました

左の2つ、三角柱、四角柱がとても使いやすかったです

私の近所の百均はダイソーですけど
こういう良いものもある反面、もう一度同じものが手に入る保証がないというのが、つらいとこです
往々にして「一期一会」になってしまうことも多いですが
私も白黒ツートンを卒業して百均シャイナーにしてみようと思います
あとは、耐久性・・・
単純計算すると、百均シャイナー5本で2年もってくれれば良いから、1本で約5ヶ月
まあ爪削った後に必ず使うというわけじゃなく、削った直後とか録画の時くらいですから
今回使った感触からすれば大丈夫そうです

百均バンザイ!!

        ※)一番右のが製品として悪いわけじゃないです
          本来の目的から外れて、「爪の先端」を押しつけて磨くのですから、無理もない(笑)
          普通のシャイナーって概ねこんなもんです
          ただ、左の2つ、三角柱と四角柱は少し素材が異なると思うので期待してます


2015年7月16日木曜日

宇坂ギターで「SONG FOR 1310」

慰問ライブが終わって20日が過ぎました

慰問までは、とにかくセットリストの練習に明け暮れていて、
終わってやっといろいろできるなって思ったのですが
あまりの疲労に数日はギターもそんなにさわる気になりませんでした
7月に入ってようやく慰問前のペースで弾くようになって
西村歩さんの「涙そうそう」も弾いたりして、とりあえず元通り、なんです、が・・・

過去曲を最近弾いてないなあって、気づいてしまった
この3ヶ月近く、そんなこんなで全く弾かなかった過去の曲は、
忘却寸前ではないのかと

新曲を覚えたら、それまで弾いていた曲は別に忘れてもかまわないという方もいらっしゃいます
でも、私はできるだけ過去曲も覚えておきたいです
もちろん限界もあって、覚えてる曲というのはとっても貴重なわけですが
その中で、慰問ライブの練習にかまけた結果、危機に瀕した曲が何曲か出てきました

今のところ過去曲中「足跡」のページに★3つ以上を付けていた曲のうち危ないのは以下の3曲
 ・SONG FOR 1310
 ・雨降る窓辺で
 ・いつも何度でも
「雨降る窓辺で」は、常に忘れては思い出しを繰り返してるので、何となく免疫があります
「いつも何度でも」は、もし忘れても簡単な曲なんで、やろうと思えば何とかなりそう

でも、「SONG FOR 1310」は、自分としては結構苦労したので忘れたくないし、
「右手が忙しい」というちょっと変わった曲で、完全に忘れてしまうとちょっとやっかいです
「涙そうそう」がまあ一区切り付いたと言うことで
まずは「SONG FOR 1310」の救出から取りかかりました

「SONG FOR 1310」は岸部眞明さんが、師匠である中川イサト氏のために作曲したもので
岸部さんのライブでは、最後の曲かアンコール曲として演奏されるのが、ほぼ定番になってます
私は、昨年行った岸部さんのライブでこの曲を知って、もうとにかく弾きたい!と(笑)
最初はとても無理と思ったんですけど、苦節1ヶ月でようやく弾けるようになった
そんな想い出の曲です

まだかなりのところで手抜きはしていますが(^_^;)
何とかレスキューの甲斐あって、曲に聞こえそうなところまで戻ったので
宇坂ギターで弾いてみました
右手タップがぎこちないのは、自分で動画見て笑ってしまいましたが
まあ、忘れさえしてなければよいと言うことで、ユルシマスけど(笑)
ちょっとね、まだ人様に聞いていただけるものじゃないです
運悪く、下の動画をクリックしちゃった方、お許し下さい・・・・

このところ、宇坂ギターの弦が若干ご臨終気味なのがちょっと気になるので
もう少ししたら弦を換えてみようと思います






2015年7月15日水曜日

過去の弾き語り動画たち

歌うことは好きなんですが、大勢の人前でというのは先日の慰問ライブがはじめてのことで
それまでは自宅録音で楽しんでおりました
自分の声を録音で聞くのはイヤダとよく言われますし、私自身もそうだったんですが
慣れるというのは恐ろしいもので、回数重ねるごとに嫌悪感が薄れていってしまい
今では、歌が稚拙だという以外はすっかり平気になってしまいました(笑)
そういった録音は、youtubeに何カ所かにわけてストックしていたのでしたが
ちょっと思い立って、いくつかをziziチャンネルに吸い上げてみました

そうですね、恐れを知らない行為ですね・・・
でも「限定公開」ですので、世間様へのご迷惑は最小限にとどめたつもりなんですが(^_^;)

【タユムコトナキナガレノナカデ:いきものがかり】
厳密には弾き語りとは言えないんですが、
歌があまりに難しくてギターがオルスになり過ぎたので多重録音です
ごく薄くギターシンセの音を入れてます
動画素材はNHKクリエイティブライブラリーです、ちょっとした動画作りには重宝します


【童神:夏川りみ】
ホームの慰問ライブの練習で撮ったもので、結構音外してます(^_^;)
この動画には「第三者のコンテンツと一致しました」の通知が来てます
この通知の意味ってちょっと前まではあまりはっきりしませんでしたが
今見てみると、少し具体的に説明がありました
   動画に広告が表示されることがあります。
   動画には著作権で保護されたコンテンツが使用されています。
   申立人は YouTube 動画でのコンテンツの使用を許可していますが、
   広告が表示されることがあります。
     視聴制限:なし
     収益受け取り:申立人によって収益化されています
   これらの条件に同意する場合は、何もする必要はありません。

とりあえず、勝手に広告を入れられてしまうという以外は不都合ないということみたいですが
実は、この通知が来ると自分の動画をmp4ダウンロードできなくなってしまいます
普通は動画の管理からmp4ダウンロードが可能なんですが、その選択ができなくなります
なんか、この通知が来ると自分の動画なのに自分のものじゃなくなったような気がします(笑)


【茜色の約束:いきものがかり】
去年、音だけ録っていたのを動画化しました
茜色の空の写真は撮りためたストックがたくさんあるんですけど、曲にあいそうな他の写真がなくて
結局、夕焼け空だけで構成してしまいました


【てもでもの涙:AKB48】
少し前に他所で一部だけ紹介した音源ですが、間違いも含めてフルバージョンです(^_^;)
特に最後のコード間違いはイタイですが、最後まで聞く方もほとんどいないと思いますので
たぶん杞憂でしょう(笑)
元のテンポではどうしても口がまわらず随分落としてますが、それでも口まわってないです
とにかく、ユキリン&ミカチが歌うこの曲が大好きで、どうしてもやってみたかった曲なので、
間違い以外に結構音も外しましたが、自分としては満足です
それとこの曲もテンポが速過ぎて弾き語りができず、リズム、バック、ボーカルを別録りした多重録音です


【上を向いて歩こう:坂本九】
ついでにもう一曲、これも慰問ライブの練習動画
まだ間奏とかエンディングとか試行錯誤中です、それにテレビの音声も盛大に入っております



2015年7月14日火曜日

西村歩さん「涙そうそう」

練習開始から、お約束?の10日目・・・完成したの?

あくまで予定は予定ですから、ね!うまくいかないことだってあります(笑)
とりあえず弾けてはおります
「ソロギター練習法」では、「レベルアップ的な煮詰めはしない」と書きましたけど
さすがに、自分なりに、レベルはひくーいなりに、完成基準というのも一応ありまして
まだかなり不満な部分が残りました

【パームミュート】
西村さんのような、ほんとに三線に近いような乾いた音になかなかなりませんし
音の出方もとっても不安定です
下の動画はマグネットPUオンリーですけど、生音録音だともう少しマシになるかもしれないですが
やっぱりテクニックの差は歴然(泣)
ちなみに、初日のブログで書いた「ちょっとしたコツ」というのは
右指で弾く位置を可能な限りブリッジ寄りにする、ということでした
これはそれなりに効果はあったように思います

【曲の抑揚】
原曲も何度も聞き返したんですが、どうメリハリを付ければわからないままです
加えて、まだメリハリを考える余裕が生まれてないということもあります
やや単調な曲なので、テンポや強弱の揺れを加えてあげれば、良い感じになりそう
とは思うのですが・・何しろ弾くことに手一杯で、まだ改善の余地、だらけです(笑)

【普通に間違う】
特に難所と言うことではありません
この曲は難易度を易しい方から1~5とすれば、2と3の中間ぐらいだと思います
ただ、リピートが多くて、今どこを弾いてるのかがわからなくなりがちです
で「今どこだっけ?」って思った瞬間にやらかします(^_^;)
リピートとか曲の全体構成も、弾き込みで体になじみますから
この手の「弾き間違い」というのは、時間をかけて解消するか
奇跡のテイクに期待するしかなさそうです
暗譜は完璧なんですけどね~~、暗曲ができないです


まあ不出来な部分はたくさんありますが
とりあえず10日目時点の「涙そうそう」です
マグネットオンリーですが、結構頑張って良い音出してくれてると思います
音だけ・・・ですが(爆)


練習で気づいたんですが、
随所に出てくるこの装飾音、最後の1弦開放音を綺麗に伸ばしてやると
それだけですごく良い雰囲気になるなって
すんません、それだけの話ですけど(^_^;)




2015年7月12日日曜日

HISTORY NT-303

【2017.4 ギターリペア中村さんに売却】

このギターの購入の頃から、購入目的がはっきりと「いろんなギターの音を確かめたい」
という方向に傾いていった気がします
2013.6に購入


ボディ トップ:シトカスプルース単板
ボディ サイド/マホガニー単板
ネック:マホガニー
フィンガーボード:ローズウッド
フレット:C.F.S.(サークル・フレッティング・システム),20F
スケール:645mm
ペグ:GOTOH SG381/C
ピックアップシステム:HISTORY HPC2
ナット&サドル:牛骨(オイル含浸)
ブリッジ:ローズウッド
カラー:NAN(ネイキッド・ナチュラル)

初めてのジャンボシェイプというのにも興味はありましたが
HISTORYというメーカーがどんな感じの音を出すのかの方に強い興味がありました

トップはスプルースですけど、一見シダーっぽい濃いめの茶色をしています
サイドバックはマホガニーと言うことで、音の方もちょっと乾いた音色ですが
鳴りそのものは悪くないと思います

音に関しては、サスティンもそれなりにあるのですが、
艶っぽさといいますか、きらびやかさと言いますか、そういった部分はやや控えめで
むしろすっきりと整理された音のように聞こえます
マホ・サイドバックの特徴的な音と言えるのかもしれませんが
上手く説明できない、不思議な魅力のあるギターで
激しく主張するような音ではなく、場に溶け込むような気持ちよさがあります
基本的に私はこのギターの音が結構好きです(笑)

ギターの音は、何が何でも艶っぽく鈴なりな音がよいわけではなく
曲によって適否もあるし、自分の好みも変わる可能性があるし
なにより、どんなに「良い音!」って思っててもたまにはちょっと変わった音も欲しくなるし
そう考えれば、十分過ぎるくらいにに「あり」なギターだと思います

惜しいと思うのは、HISTORY(シマムラ楽器)の価格設定が、ちょっと高すぎること
このギターにしても、¥180,360(税込)というのは、やや首をかしげてしまいます
しかも、新品販売はほんの僅かしか値引きしないので
私は安い中古として購入しましたが、やや「買いにくいギター」という印象があります
諸事情があろうとは思いますが、正直このグレードだと10万+アルファくらいが適価かと・・・
いえ、あくまで私見でございますけど(笑)

PUは、元々コンタクトPUが付いているのですが
音は割と生音に近くて良い感じなのですけど、なにぶん出力が弱い(^_^;)
プリアンプや後処理で持ち上げると、それなりにノイズ(主にハムノイズ)も気になってくるので
早々に取り替えました
今はEMG ACSというマグネットPUを搭載していますが
これが意外にナチュラルでしかも超低ノイズ、よいPUです

やや薄めのかまぼこネックで、演奏性は悪くありません
派手な装飾こそありませんけど
音、弾きやすさ、見た目を総合すると「堅実なギター」と言えます
6,7万前後の程度のよい中古が見つかれば、買ってもそうそう後悔することはないかと思います
現在生産終了となったギターですし、
シマムラ楽器のサイトでは店頭在庫は1店舗のみという状況のようですから
中古品しか手に入らないかもしれませんしね

サンプル音源です、いつもながら前半:生音、後半:ライン音(リバーブ付加)です







2015年7月10日金曜日

名器養成ギブス!? 振動スピーカー

「大リーグボール養成ギブス」をもじってみましたが
どの世代まで通じているのでしょうか・・・・
「立て!立つんだ!飛雄馬!」・・・・・ん?、なんか別のアニメが混じってるような(笑)



【BLUETOOTHタイプ】                【有線・吸盤タイプ】

最近なんだかあちこちのブログで「振動スピーカー」の話題を見かけます
ギターに取り付けて、音を「熟成」させる目的で使うわけですが、
どちらかと言えば「効果があった」とする記事が多いようです

私の場合は、もう2年くらい前になりますが
ZENNのZD100CEのデッドポイント(5弦9F)の解消目的で導入したのが最初です
このとき買ったのが写真左のBLUETOOTHタイプでした
音質もよく、名器養成の目的以外にも普通にスピーカーとして使えそうな良品でしたが
吸盤接着とかではないので、ギターを寝かせないと設置できないことや
正直かなりうるさいこともあって(笑)
数十時間で使うのをやめてしまいました(^_^;)
結局、目的のデッドポイント解消効果も確認できないまま挫折です

その1年後くらいに、写真右の有線・吸盤タイプを購入
前回で学習したので、今度はギターをスタンドにかけたまま使えるように吸盤式を選択しました
これで、熟成に再挑戦!と思ったのでしたが、吸盤が10分ももたずに落下!!
強制的に張り付けるための両面シールも付属するのですが
それを使ったり、吸盤にツバ付けたりは、ものがギターだけにどうも気が引けて
実験開始数分で挫折(笑)

結局のところスピーカー2個も買って、なんの効果も確かめられないまま挫折してるわけですが
「効果がある」とする理屈に関しては、まあまあ理解できないわけでもありません
 ・振動による部材接合部の密着性の向上や引き締め効果で部材密度が上昇
 ・強制振動に対するギターの共鳴部分の温度上昇による乾燥の促進
ってなことが言われてるようです

ただし理解はしても、どこまでがオカルトなのか都市伝説なのかはわからないのですが
「ギターは弾けば成長する、鳴るようになる」というのは、どなたも認めるところのようですから
弾いて成長するのなら、強制振動でも成長すると考えるのもある程度合理性があるのかもしれません
実際、あるルシアーさんにお聞きすると、
フィンガーで使ってるギターよりは、ストロークでジャカジャカ弾いたギターの方が
鳴りが良くなるとおっしゃっておられましたし、
ギターメーカーによっては出荷前にスピーカーの前でギターを熟成させるところもあります
でも、フィンガーの場合は「鳴ればよい」ってわけでもなく、「音色」の重要度も高いので
ただ振動させて「鳴る」ようになったとしても、それが果たしてよいことなのかどうか
そのあたりが、私には不明です
そもそも、微妙な音の変化を聞き分ける耳ももたないので、なにをかいわんやですが(^_^;)

ところで、振動スピーカーのお話をしながらなんなのですが
ギター熟成の分野では、以前からこんなものがありました


これは、スピーカーでボディを振動させるのではなく、弦に取り付けて弦を振動させます
そのため、騒音に悩まされることもなく効果が得られるらしいのですが
2万円というお値段が悩ましい(^_^;)
amazonのレビューでは高評価ですけど、鵜呑みいするわけにもいかず
誰かが「あげるよ」って言ってくれるのを気長に待っております(笑)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

スピーカー熟成に挫折し、振動器を買う勇気もない私が言うのもなんなんですが
できれば、こういったお道具を使うことなく地道に「弾いて育てる」べく、
千と千尋の釜爺 (かまじい)のごとく、手(足?)が6本もあればなあと・・・
ふとおもう、梅雨の一日でありました

あ、でもそれ、うるさいだろうなあ

2015年7月8日水曜日

S.Yairi YD-42

iBeam Activeというピックアップを手に入れたのだけど
当時持っていたギターには全部何かのPUが装着済みで、取り付けるギターがない(笑)
で、iBeam Activeを取り付けるための「PUの付いていないギター」を探していて見つけたギターです


BODY STYLE: Dreadnought
TOP: Solid Sitka Spruce
SIDES & BACK: Solid Rosewood
NECK: Mahogany
FINGERBOARD: Ebony
SCALE: 650mm / 20f
BRIDGE: Ebony
HARDWARE: Gold
POSITION MARK: Green Abalone Snow Flake
BODY BINDING: Abalone
SOUNDHOLE BINDING: Abalone
CASE: Wooden Hardcase
COLOR: Natural
 
現在、安いところだと7万円半ば、高いところだと16万以上という、
なんだかよくわからない値段設定がされていますが、私の購入価格は6万円強だったと思います

こうしてあえてお値段を書いているのは、価格の割に良くできたギターだからです
中国生産ですけど、作りは悪くない
トップ、サイドバックとも、私見ですが割と良い材を使ってるように見えます
ヘッドロゴ、ポジションマーク、パーフリング等のアバロンも美しい
そして、そして・・・
なんといっても良く鳴るのです
ドレッドですからある程度音量があるのはまあ普通なんでしょうけど
キラキラとした倍音もあり、音も良く伸びる

まあ10万と言われるとちょっと躊躇するかもしれませんけど
7万円台だと十分な価値ありと思わせるギターです
正直、私自身も気に入ってるギターです

取り付けたiBeam Activeも良い仕事してくれます
ただ、このPUちょっとクセがありまして
張り付け位置を決定するための治具を利用すると、簡単にど真ん中に付けられるんですが
それだとやや高音側の拾い方が弱めになります
1,2弦の音が少し小さいと言うことです
私は、ど真ん中のまま放置してますが、そのうちちょうど良い位置を探してみようと思います

サンプル動画です
弦が3ヶ月経過したGHS S315ですので、ちょっと瀕死なんですけど
まだちょっともったいないので、交換してませ~~~~ん(爆)
それと、iBeam Activeの特性を考えて、1,2弦を強く弾いてるのですが
ちょっとやり過ぎて、音が暴れてます
サンプルとしてはちょっと不適当なんですが、YD-42はもうちょっと「出来る子」です(笑)
 


2015年7月6日月曜日

私のソロギター練習法

あくまで私のということです
私はこれまでギターを習ったりしたことは一度もありませんが、
ギターを習ってる、または習ってた方なら、私じゃなく先生のいうことを聞いて下さいね(笑)

【基礎練習】 しませ~~ん(^_^;)

つまらないので、いっさいやりません(笑)
曲によってどうしても必要に迫られれば、やる可能性はあるかもしれませんが
たとえば部分的に難度の高い早弾きとかがあったとしても、
基礎練ではなくて、その部分を何百回でも弾くことで、私は対処すると思います
しかし、基礎練をやらない方が良いと、考えているわけではありません
年齢も年齢なので、できれば楽しい部分だけでギターライフを過ごしたいだけです
その代償として、レベルの高い演奏は自分にはできないだろうとも感じてます
でも私はこれで十分に楽しい、ということなのです
基礎練が楽しいと感じる方、必要を感じる方はどうぞなさって下さい
得るものは少なくないと思います

【選曲】 「好き」が第一!

自分にはこれが一番大事です
一にも二にも「どうしても弾きたいと思うくらい好きな曲」というのが条件です
知ってる曲であることもあれば、youtubeで気に入ったとか、ライブで感動したとか
動機は何でも良いのですが、とにかく好きな曲であることが第1です
完成までのモチベーションを維持し、途中で飽きないためはどうしても必要な条件です

【楽譜】 PDFのすすめ

楽譜は、紙媒体ではなく全てPDFで見ています
幸いマルチディスプレイの環境なので、
写真のように数ページにわたる楽譜を一気に見渡して弾くことが可能です
それと加齢で視力も落ちてきてますので、tab譜の小さな数字が見えにくいときも
拡大できて助かっています


それと、今後の暗譜の段階では、画面を少し縮小してtab譜の数字が読めないようにして
練習したりもしますが、これも意外と暗譜には有効です

【第1段階】 曲の音源探しと構成の概要把握

私は、五線譜の音符を全く理解しないわけではありませんが、
恥ずかしながらリズムのとり方を把握するのがとても苦手なので
難易度の高い曲ほど、原曲の音源を繰り返し聞いてリズムの取り方を把握する必要があります
ですから、まずはCDやyoutubeでお手本音源を確保して、それを10回以上は聞くことからはじめます
もちろん、聞くのは最初だけではなく練習中何度も何度も聞くことになります
次に
楽譜をざっと眺めて、構成を大まかに把握します
例外はありますが、ソロギター曲というのは
多少のバリエーションが加わっても数個のフレーズで構成されています
たとえば「涙そうそう」ではA~Dの4つのフレーズがAABCCBDの順で出てきますので
そういう曲の構成を把握しておきます
以下は、この「涙そうそう」の例で説明していこうと思います

【第2段階】 練習するフレーズの単位を決める

とにかく、曲になろうがなるまいが、超スローでも良いのでtab譜どおりに弾き進めてみます
これで、自分にとっての難易度が概ねわかりますので、
その感触で「練習フレーズの単位」を決めます
「涙そうそう」の例では、ABの2フレーズは比較的難易度が低いので
ABもしくはAABを練習の単位と決めました
曲の難度が高いときは、練習の単位を小さくします
Aだけとか、Aの半分とかといった感じです

【第3段階】 練習フレーズの弾き込み

練習の単位と決めたフレーズをある程度流れよく弾けるまで、弾き込みます
私の場合、A~Dの全体を徐々にレベルアップしていくことはしません
決めた単位を流れよく弾けるようになるまで、次のフレーズには行きません
大きな理由はないのですが
A・Bの練習をある程度までしておけば、次にC・Dにいったときでも
同じコードや1,2小節くらいは同じ部分も出てくることが多くて、後が楽ということもあるし
部分的にでも「弾ける気分」を味わいやすい、モチベーションの助けになるということもあります
ただ、C・Dフレーズの中に気づかなかった超難度の小節が出てきたりして
青ざめることは・・もちろんありますが、そうなったら猛練習あるのみです

【第4段階】 全曲がつながってきたら暗譜

第3段階をA・B、C・Dと進めていって、ある程度なめらかに全曲通せるようになったら
暗譜の段階です
(ここまでくると、すでに部分的に暗譜が出来ていることもあります)
ですが、特別な暗譜方法というのは自分にはありません
自然に頭に入るまで何度も弾くだけです
ちなみに、暗譜はしないという人もいらっしゃるようですが、
私は、暗譜しないと上手く弾けないので、必ず暗譜します
暗譜法と言えるかどうかわかりませんが
出だしから少しずつ覚えていきながら、楽譜を見ずに弾いてみて
覚えていないところになれば楽譜を見ます
これを繰り返しながら、少しずつ暗譜範囲を伸ばしていきます
また、暗譜の段階ではできるだけ、指板と指を見て「目で覚えること」も同時にやっていきます
上にも書きましたけど、楽譜をPDFで表示し、数字が読めないくらいに縮小して練習するのも
暗譜の初期段階としてはとても有効だと思います

【第5段階】 難所の克服

概ね暗譜もでき、曲の全部が通せる段階になっても、曲によっては「難所」が残ることがあります
基本的にはその部分を何百回でも弾いて克服するしかないです(^_^;)
でも、自分が練習していていくつか気づいたこともあります
ただし、人によって難所もいろいろですから、オールマイティではありませんし、
あくまで私の場合と言うことですから、結果は保証できませんけど(^_^;)

①目で弾く
押さえるべき場所を弾く一瞬前に目で押さえる」のです
なぜ有効かは、私には説明できませんが、経験上は何度もこれに助けられました
同じ箇所を数日練習してもどうしてもうまくいかなかったのに、これですんなり乗り切れたこともあります
岸部眞明さんの動画で、その場面だけ岸部さんが指板を目で追っているのがヒントになりました(笑)

②運指を見直す
難所克服というためだけではないですが「運指の見直し」も場合によっては必要です
できれば、この段階より前に正しい運指を見つけていることが好ましいのですが
どうしてもスムーズな演奏ができないときは、運指を誤ってる場合があります
模範動画を見たり、自分で考え抜いたり、方法はいろいろですけど
運指を再考することで問題解決につながることは多いです
ちなみに私は「自分で考え抜く」ほうです
上手い解決を見つけるのは、なんかパズルを解くような楽しさもあります
で、これ!っていうのを見つけてから、演奏動画を探します
自分の考えた運指が正解だったとき・・・これがまあえらく嬉しいのです(^_^;)
具体的には、「親指押弦」や「セーハ」が絡んでる場合が多いです

③基準指を速く着地させる
3,4本の指で同時に押さえるような難しいフォームとかの場合、
全部の指を一度に配置しようとすると、指全体がうろうろしておさえられないことがあります
こう言うときには中指なら中指を一瞬速く着地させて、他の指を中指を基準に配置してやると
意外に押さえやすくなることがあります
基準指が中指なのか他の指なのかは、いろいろと試してみて下さい

④簡便化する
奥の手ですね(笑)
どうしてもだめなときは手抜きをするのもありだと思います
私も「赤とんぼ」で1カ所、「黄昏」で数カ所とか、まあまあやってます(^_^;)
どう手抜きをするかは自分で考えるしかないですけど
たとえば難しいフォームが出てきてこれがなかなか押さえられないとすれば
主旋律の構成音は抜かせないとしても
指を1本省略しても曲の雰囲気が壊れないような省略箇所がないかを探してみます
プロではないのですから、弾けないとあきらめるより、そうやってでも弾けた方が楽しいです
それに、時間が経過してスキルアップしてから同じ箇所をやって見るとtab譜どおり弾けるかもしれません
ただ、さすがに「違う曲になっちゃった~」というのは・・・・ん~~どうなんでしょ
見事なアレンジ能力、というべきでしょうか・・・
ま、それもいいか(爆)

⑤フォームを変える ※忘れてたので追加
私は左ももにギターのくびれを置いて、クラッシックギターのように構えます
ですが、そもそも基本ができてない(笑)ので、ギターを立てずに寝かしたままのことが多くて
左手が体から遠くなることがしばしばあります
このフォームの時に、たとえば小指をいっぱいに広げないと届かないような
弾きにくくなるコードに時々であいます
こんな時は「顔と左手を近づける」みたいにしてフォームを少し変更すると弾きやすくなります
ギターを体に引き寄せても、体をギターに近づけてもかまわないですが
左脇を絞りつつ、左肘が1弦側に回り込むようにすると<私は>押さえやすいです
これは、一例なので「何でもうまくいく」方法ではないですが
要はギターと体の位置関係や左腕の形などを見直すことで弾きやすくなることはあるということです
それと無理に弾きにくいフォームのまま続けていると、左手首などを痛めることもあるので
「チクッ」とでもどこかに痛みが走ったら、あるいは違和感を感じたら
すぐにやめて、痛みも違和感もないフォームを探すのが大事です
難所の克服どころではなくなってしまいますから・・・

他にも、「ギターのせいにする」とか「音声編集テクニックを磨く」とか
怪しげな方法はたくさんありますけど、きりがないのでこの辺で・・・(爆)

【第6段階】 演奏を記録しよう

難所も克服できましたね(笑)
本当はここから、曲の雰囲気を作り上げていったり、リズムキープしたり
要は曲のレベルアップを図るのでしょうけど、私はやりません、やらないというか
私は、一度弾いた曲というのは、割と長い間、曲によっては何年か弾き続けるので
その間に多少はレベルアップするかもという、甘い考えも少しあったりします
ともあれ、ここまで来れば、自分としては1曲完成です
◇ \(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ ◇
ということで、この第6段階というのは「記録」のステップです
録画録音をしなくても「弾けた」という満足感は残りますが、記録というのもとても大事です
客観的に聞くことでミスや勘違い、その他改善点にも気づきやすいですし
良い記録を残すために何度もチャレンジすること自体が、良い仕上練習になります
そしてなにより、万一その曲を弾かなくなったとしても良い想い出になりますから
私は必ず記録をとるようにしています
私の場合は、この最終段階だけでなく、練習の開始から各段階で録画します
録画慣れしておくことで、最終の録画でちょっとはミスが減らせるかなと思いまして・・・(笑)

【その他】 必ず弾けるようになるからあせらない

全体を通して大切なことは「あせらないこと」です
難しければそれだけ時間はかかります
早く(速く、ではなく)弾けるようになるというのは、なんの自慢にもなりません(笑)
難所を練習していて何百回やってもできずに「もうギターやめた~!」となる前に
練習をやめましょう、そのうちきっとまた弾きたくなります、そしたら再開です
またまた、経験上の話(すなわち、根拠のない話・・)で恐縮ですが
根を詰めて数時間練習すれば、もちろんそれなりに練習の成果というのはありますが
実際にその結果が体になじむのは、翌日か翌々日です
楽譜を目でおって頭で処理しているのが「当日」ですが、
それ以降徐々に頭で処理する部分が少なくなって、体というか指になじんでいきます
暗譜でもそうなんですが、「脳の記憶」が「体の記憶」に変わっていくのには時間がかかります
ですから、その日できなかったからと言って、焦ることは全くないのです
その日どうしてもできなかったことが
日を置いていきなりできるようになることなんて、寝て起きたら弾けたなんて・・・
良くあることです(笑)
「涙そうそう」を練習してるなら、「なんくるないさ~~」ってつぶやきましょう
世のソロギター曲の半分は、時間さえかければ必ず弾けると、私は信じております



この記事の内容に、「涙そうそう」の練習過程を加えたものを

ソロギター練習法

に記載しましたので、ご興味があればご覧下さい!

 

2015年7月4日土曜日

今日からはじめる 「涙そうそう」

慰問の疲労もようやく取れて、また新しい曲をやりたくなってきました
何をやろうかと言うのは、一応予定があって
岸部眞明さんの「NIGHT in TAIPEI」に決めていたのでしたが、
1ページ目だけ慰問前に少しやってみたものの、これがなかなかに手強いのです
やめた!っていうわけでもないですが、次かその次(かその次)でも良いかなということで(笑)
西村歩さんの「涙そうそう」を選びました


西村さんのニューアルバム「J songs」の中では、「赤とんぼ」の次に易しい曲だと思います
多分このアルバムの中では「津軽海峡冬景色」が最難関で、これはちょっと出来そうもないですが
この「涙そうそう」や「糸」とか、何とかなりそうな曲が数曲あります
それに、アルバム全曲が同じCGDGBDチューニングなので、
せっかく覚えた「赤とんぼ」なんかを忘れないためにも便利かなと思ったのが理由です
もちろん、この「涙そうそう」が好きな曲というのもあります

というわけで、本日から練習開始です
難しいところはそんなに無いのですが、出だしのPM(パームミュート)は慣れが必要みたいです
これで、「三線風な音」を出すわけですが、ミュートしすぎたり、できてなくてクリアな音が出たりと
なかなか安定しません

ライブの時に西村さんに、「ブリッジミュートと同じですよ」と教えて貰ったので
やり方は間違ってないはずですから、練習で慣れるしかないみたいです
ミュートしないと、ほんとに雰囲気が出てこないので、頑張って練習しようと思います

3時間くらいの練習で全5ページ中の2ページが、何とか音がつながってきました
いやいやいや、聞いもらえるような代物じゃないです(笑)
私自身の記録として、アップしておきます

ここだけの話ですが、弾けるようになったとき、このページを再度見て
「お~~、この頃ってこんなんだったのか、ひどいなあ、もうちょっとガンバレよ!」
って、一人ほくそ笑むわけです
密かな楽しみのためのアップ、どうかお許しを!



1週間か10日くらいで何とか、様になればいいなあ・・・・・
なんと言っても、西村歩直伝の必殺パームミュート!ですから(^_^;)
あんまり貧相な出来だと申し訳ない・・・
でも、ちょっとコツみたいなものもわかってきましたからね
頑張ってみましょう



2015年7月2日木曜日

Toshi.G工房 ミニギター TG-2

先日ご紹介した宇坂ギターのToshi.G工房製ミニギター TG-2です
同じく先日紹介したGUILDのすぐあと2014.5に宇坂氏から購入しました
宇坂氏サイン入りのシールには、鉛筆でH12.6と書いてありますので、13年前に製作のギターです


トップ:アカジス単板
サイドバック : アカジス単板
チューナー : シャーラー、ミニタイプ
全長 : 780mm
最大幅 : 290mm
スケール : 475mm
ナット幅 : 43mm

一応6弦ありますから、ミニギターと書いてますけど、
大きさ的にはミニギターとウクレレの中間くらいで、一見するとウクレレかなって思う大きさです


トップ、サイドバックともにアカジスの単板です
アカジスというのは一時期マホガニーの代替材として使われましたが、
一般的にはそれほど良いギター材とはされていません
しかし、これが見事に”鳴ってます”
宇坂氏の腕という部分も大きいのでしょうが、とてもぬけの良い乾いた感じの音がしますし、
良く響きます。
ただし、テンションを下げると急激に鳴りが弱くなるので、
一般のギターの6カポ程度でチューニングすると良さそうです

スケールが短い分、テンションに変化にはかなりシビアで
調弦もオープンの状態でするだけでは、弾いていて違和感が残ります
曲によって、最もよく使う、あるいは大事な局面で押さえる位置で
感覚的にあわせてあげないと上手く行きません

弾きやすさ・・・・ですか?
私のでかい手では、正直弾きにくいです(^_^;)

いつも「もったいない!」と感じているのが、弦交換です
普通のギターの弦を張るのですが、30cm以上切って捨てることになるので
かなり抵抗があります(笑)
しかし、逆に普通のギターの使い古し弦でも十分に張ることができるので
廃品利用的な弦交換も可能と言えば可能なんですが
死んだ弦は、ミニギターに張っても死んだ弦の音でした(爆)

そこで、先日「ミニギター用」とうたった弦を発見して購入してみました
365円/セットということで値段も安かったのですが、これが大失敗
写真のようにボールエンドのボール形状が特殊で
スルータイプのブリッジだと大丈夫なんですが、ピンタイプだと穴に入りません(^_^;)
残念!


サンプル音源は、最初:ミックス音 中間:生音 最後:ライン音の順になっています
かなり気をつけて調弦したつもりですけどまだちょっと甘いかもしれないですね
何せ、押弦を強めにするか弱めにするかだけでも音程が変わってくるので
なかなかに難しいです
使用しているPUはARTECH A1-OSJというパッシブのコンタクトPUです


余談ですが、
このギターを宇坂氏の工房に見に行ったとき、細い坂道で脱輪してしまいました
山上の工房・・・あなどる無かれです(笑)