あくまで私のということです
私はこれまでギターを習ったりしたことは一度もありませんが、
ギターを習ってる、または習ってた方なら、私じゃなく先生のいうことを聞いて下さいね(笑)
【基礎練習】 しませ~~ん(^_^;)
つまらないので、
いっさいやりません(笑)
曲によってどうしても必要に迫られれば、やる可能性はあるかもしれませんが
たとえば部分的に難度の高い早弾きとかがあったとしても、
基礎練ではなくて、その部分を何百回でも弾くことで、私は対処すると思います
しかし、基礎練をやらない方が良いと、考えているわけではありません
年齢も年齢なので、
できれば楽しい部分だけでギターライフを過ごしたいだけです
その代償として、レベルの高い演奏は自分にはできないだろうとも感じてます
でも私はこれで十分に楽しい、ということなのです
基礎練が楽しいと感じる方、必要を感じる方はどうぞなさって下さい
得るものは少なくないと思います
【選曲】 「好き」が第一!
自分には
これが一番大事です
一にも二にも
「どうしても弾きたいと思うくらい好きな曲」というのが条件です
知ってる曲であることもあれば、youtubeで気に入ったとか、ライブで感動したとか
動機は何でも良いのですが、とにかく好きな曲であることが第1です
完成までの
モチベーションを維持し、途中で飽きないためはどうしても必要な条件です
【楽譜】 PDFのすすめ
楽譜は、紙媒体ではなく
全てPDFで見ています
幸いマルチディスプレイの環境なので、
写真のように数ページにわたる楽譜を一気に見渡して弾くことが可能です
それと加齢で視力も落ちてきてますので、tab譜の小さな数字が見えにくいときも
拡大できて助かっています
それと、今後の暗譜の段階では、
画面を少し縮小してtab譜の数字が読めないようにして
練習したりもしますが、これも意外と
暗譜には有効です
【第1段階】 曲の音源探しと構成の概要把握
私は、五線譜の音符を全く理解しないわけではありませんが、
恥ずかしながらリズムのとり方を把握するのがとても苦手なので
難易度の高い曲ほど、原曲の音源を繰り返し聞いてリズムの取り方を把握する必要があります
ですから、まずはCDやyoutubeでお手本音源を確保して、それを
10回以上は聞くことからはじめます
もちろん、聞くのは最初だけではなく練習中何度も何度も聞くことになります
次に
楽譜をざっと眺めて、
構成を大まかに把握します
例外はありますが、ソロギター曲というのは
多少のバリエーションが加わっても数個のフレーズで構成されています
たとえば「涙そうそう」ではA~Dの4つのフレーズがAABCCBDの順で出てきますので
そういう曲の構成を把握しておきます
以下は、この「涙そうそう」の例で説明していこうと思います
【第2段階】 練習するフレーズの単位を決める
とにかく、曲になろうがなるまいが、超スローでも良いのでtab譜どおりに弾き進めてみます
これで、自分にとっての難易度が概ねわかりますので、
その感触で「練習フレーズの単位」を決めます
「涙そうそう」の例では、ABの2フレーズは比較的難易度が低いので
ABもしくはAABを練習の単位と決めました
曲の難度が高いときは、練習の単位を小さくします
Aだけとか、Aの半分とかといった感じです
【第3段階】 練習フレーズの弾き込み
練習の単位と決めたフレーズ
をある程度流れよく弾けるまで、弾き込みます
私の場合、A~Dの
全体を徐々にレベルアップしていくことはしません
決めた単位を流れよく弾けるようになるまで、次のフレーズには行きません
大きな理由はないのですが
A・Bの練習をある程度までしておけば、次にC・Dにいったときでも
同じコードや1,2小節くらいは同じ部分も出てくることが多くて、後が楽ということもあるし
部分的にでも「弾ける気分」を味わいやすい、モチベーションの助けになるということもあります
ただ、C・Dフレーズの中に気づかなかった超難度の小節が出てきたりして
青ざめることは・・もちろんありますが、そうなったら猛練習あるのみです
【第4段階】 全曲がつながってきたら暗譜
第3段階をA・B、C・Dと進めていって、ある程度なめらかに全曲通せるようになったら
暗譜の段階です
(ここまでくると、すでに部分的に暗譜が出来ていることもあります)
ですが、特別な暗譜方法というのは自分にはありません
自然に頭に入るまで何度も弾くだけです
ちなみに、暗譜はしないという人もいらっしゃるようですが、
私は、暗譜しないと上手く弾けないので、必ず暗譜します
暗譜法と言えるかどうかわかりませんが
出だしから少しずつ覚えていきながら、楽譜を見ずに弾いてみて
覚えていないところになれば楽譜を見ます
これを繰り返しながら、少しずつ暗譜範囲を伸ばしていきます
また、暗譜の段階ではできるだけ、
指板と指を見て「目で覚えること」も同時にやっていきます
上にも書きましたけど、
楽譜をPDFで表示し、数字が読めないくらいに縮小して練習するのも
暗譜の
初期段階としてはとても有効だと思います
【第5段階】 難所の克服
概ね暗譜もでき、曲の全部が通せる段階になっても、曲によっては
「難所」が残ることがあります
基本的にはその部分を何百回でも弾いて克服するしかないです(^_^;)
でも、自分が練習していていくつか気づいたこともあります
ただし、人によって難所もいろいろですから、オールマイティではありませんし、
あくまで私の場合と言うことですから、結果は保証できませんけど(^_^;)
①目で弾く
「
押さえるべき場所を弾く一瞬前に目で押さえる」のです
なぜ有効かは、私には説明できませんが、経験上は何度もこれに助けられました
同じ箇所を数日練習してもどうしてもうまくいかなかったのに、これですんなり乗り切れたこともあります
岸部眞明さんの動画で、その場面だけ岸部さんが指板を目で追っているのがヒントになりました(笑)
②運指を見直す
難所克服というためだけではないですが
「運指の見直し」も場合によっては必要です
できれば、この段階より前に正しい運指を見つけていることが好ましいのですが
どうしてもスムーズな演奏ができないときは、
運指を誤ってる場合があります
模範動画を見たり、自分で考え抜いたり、方法はいろいろですけど
運指を再考することで問題解決につながることは多いです
ちなみに私は「自分で考え抜く」ほうです
上手い解決を見つけるのは、なんかパズルを解くような楽しさもあります
で、これ!っていうのを見つけてから、演奏動画を探します
自分の考えた運指が正解だったとき・・・これがまあえらく嬉しいのです(^_^;)
具体的には、
「親指押弦」や「セーハ」が絡んでる場合が多いです
③基準指を速く着地させる
3,4本の指で同時に押さえるような難しいフォームとかの場合、
全部の指を一度に配置しようとすると、指全体がうろうろしておさえられないことがあります
こう言うときには中指なら中指を一瞬速く着地させて、他の指を中指を基準に配置してやると
意外に押さえやすくなることがあります
基準指が中指なのか他の指なのかは、いろいろと試してみて下さい
④簡便化する
奥の手ですね(笑)
どうしてもだめなときは
手抜きをするのもありだと思います
私も「赤とんぼ」で1カ所、「黄昏」で数カ所とか、まあまあやってます(^_^;)
どう手抜きをするかは自分で考えるしかないですけど
たとえば難しいフォームが出てきてこれがなかなか押さえられないとすれば
主旋律の構成音は抜かせないとしても
指を
1本省略しても曲の雰囲気が壊れないような省略箇所がないかを探してみます
プロではないのですから、弾けないとあきらめるより、そうやってでも弾けた方が楽しいです
それに、時間が経過してスキルアップしてから同じ箇所をやって見るとtab譜どおり弾けるかもしれません
ただ、さすがに「違う曲になっちゃった~」というのは・・・・ん~~どうなんでしょ
見事なアレンジ能力、というべきでしょうか・・・
ま、それもいいか(爆)
⑤フォームを変える ※忘れてたので追加
私は左ももにギターのくびれを置いて、クラッシックギターのように構えます
ですが、そもそも基本ができてない(笑)ので、ギターを立てずに寝かしたままのことが多くて
左手が体から遠くなることがしばしばあります
このフォームの時に、たとえば小指をいっぱいに広げないと届かないような
弾きにくくなるコードに時々であいます
こんな時は「顔と左手を近づける」みたいにして
フォームを少し変更すると弾きやすくなります
ギターを体に引き寄せても、体をギターに近づけてもかまわないですが
左脇を絞りつつ、左肘が1弦側に回り込むようにすると<私は>押さえやすいです
これは、一例なので
「何でもうまくいく」方法ではないですが
要はギターと体の位置関係や左腕の形などを見直すことで弾きやすくなることはあるということです
それと
無理に弾きにくいフォームのまま続けていると、
左手首などを痛めることもあるので
「チクッ」とでもどこかに痛みが走ったら、あるいは違和感を感じたら
すぐにやめて、痛みも違和感もないフォームを探すのが大事です
難所の克服どころではなくなってしまいますから・・・
他にも、「ギターのせいにする」とか「音声編集テクニックを磨く」とか
怪しげな方法はたくさんありますけど、きりがないのでこの辺で・・・(爆)
【第6段階】 演奏を記録しよう
難所も克服できましたね(笑)
本当はここから、曲の雰囲気を作り上げていったり、リズムキープしたり
要は曲のレベルアップを図るのでしょうけど、
私はやりません、やらないというか
私は、一度弾いた曲というのは、割と長い間、曲によっては何年か弾き続けるので
その間に多少はレベルアップするかもという、甘い考えも少しあったりします
ともあれ、ここまで来れば、
自分としては1曲完成です
◇ \(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ ◇
ということで、この第6段階というのは
「記録」のステップです
録画録音をしなくても「弾けた」という満足感は残りますが、
記録というのもとても大事です
客観的に聞くことでミスや勘違い、その他改善点にも気づきやすいですし
良い記録を残すために何度もチャレンジすること自体が、良い仕上練習になります
そしてなにより、
万一その曲を弾かなくなったとしても良い想い出になりますから
私は必ず記録をとるようにしています
私の場合は、この最終段階だけでなく、
練習の開始から各段階で録画します
録画慣れしておくことで、最終の録画でちょっとはミスが減らせるかなと思いまして・・・(笑)
【その他】 必ず弾けるようになるからあせらない
全体を通して大切なことは
「あせらないこと」です
難しければそれだけ時間はかかります
早く(速く、ではなく)弾けるようになるというのは、なんの自慢にもなりません(笑)
難所を練習していて何百回やってもできずに「もうギターやめた~!」となる前に
練習をやめましょう、そのうちきっとまた弾きたくなります、そしたら再開です
またまた、経験上の話(すなわち、根拠のない話・・)で恐縮ですが
根を詰めて数時間練習すれば、もちろんそれなりに練習の成果というのはありますが
実際にその
結果が体になじむのは、翌日か翌々日です
楽譜を目でおって頭で処理しているのが「当日」ですが、
それ以降徐々に頭で処理する部分が少なくなって、体というか指になじんでいきます
暗譜でもそうなんですが、
「脳の記憶」が「体の記憶」に変わっていくのには時間がかかります
ですから、その日できなかったからと言って、焦ることは全くないのです
その日どうしてもできなかったことが
日を置いていきなりできるようになることなんて、寝て起きたら弾けたなんて・・・
良くあることです(笑)
「涙そうそう」を練習してるなら、「
なんくるないさ~~」ってつぶやきましょう
世のソロギター曲の半分は、時間さえかければ必ず弾けると、私は信じております
この記事の内容に、「涙そうそう」の練習過程を加えたものを
ソロギター練習法
に記載しましたので、ご興味があればご覧下さい!