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2015年8月13日木曜日

GODIN MULUTIAC STEEL SA

このGodinは、MARTIN D-28GEを購入した日に、
気が大きくなってしまい、一緒に連れて帰ってきてしまいました(2014.1)

すでに、GODINはMULTIAC NYLON SAとACS SLIM SAがあったのですが
どちらもナイロンと言うことで、鉄弦のGODINも欲しかったのは確かです
しかし、新品価格の1/3以下という安さもありましたが「衝動買い」といえばそのような気もします(笑)


■Top : Solid Spruce Top
■Body : Chambered Mahogany Body
■Neck : Mahogany Neck
■Fingerboard : Ebony ,16" Radius
■Scale : 25 1/2"scale (648mm),22frets
■Nut Width : 1 11/16"" (42.8mm)
■Bridge : Rosewood Bridge
■Pickup : RMC Custom Piezo 
■Color : Natural


さて、GODINはカナダのギターメーカーで、知ってる人も多いかもしれません
自分はずっとこのナイロンバージョンGodin Multiac Nylom SAを使ってきたのですが、
その魅力はなんと言っても弾きやすさにありました。
ナイロンはNut Width47.6mm でかなり広めなのですが、
ネックが薄くて、ソロギターを弾く上でも抑えにくいと思ったことは一度もなく、
それどころか他のギターで上手く弾けないところも
このギターだと上手く弾けたりすることも多かったのです。
そんなわけで、同じギターの鉄弦版が欲しかったというのが、
このときの衝動買いにつながりました

Steel SAは、ナイロンと違ってNut Width42.8mm
ほとんど普通のアコギと同じくらい、
むしろソロギには少し狭いなあと思っていましたが、弾きやすいギターです

見ていただいてわかるように、普通のアコギとはちょっと違います。
サウンドホールが無く、ボディの厚みも数センチしかありません。
でも、一応ボディはホロー(中空)構造になってますので、
サイレントギターのように生音が全く鳴らないことはなく、そこそこの生音が出ます
でもやはりこのギターの本領はライン、と言うことになります

コントローラー部分は、普通のエレアコみたいに音量やイコラーザー調整のほかに、
ギターシンセサイザーをコントロールする機能があります
ピックアップは、基本的にピエゾなんですが、よくあるアンダーサドルではなくて、
各弦独立のセンサーがついています
これはシンセサイザーを駆動するためにはどうしても必要な仕様なのですが
このおかげでシンセを使わないときでも何となく各弦の分離がよいような、そんな感じを受けます

ただ、この機体はsteel SAでも超初期のもののようで
コントローラーのネック側にロゴもありませんし、電池も蓋を開けないと交換できません
演奏以外の使い勝手はあまり良くないかなと感じます
また、うちでは唯一の鉄弦スロテッドヘッドですが、やっぱり弦交換には気をつかいます
1,2弦は巻き穴に3回通し、3,4弦は2回通ししないと安心して巻けません
逆に外すときもかなり苦労すると言うことで、弦交換は結構面倒です(笑)

恥ずかしいくらいのヘボ巻きです(^_^;)

サンプル音源は、いつもどおり前半:生音、後半:ライン音(リバーブ付加)です

元々生音を聞くギターではないですが、実はそこそこ音量もあって、響きも良いです
ただ、3,4弦あたりでは若干「お里が知れる」というような貧弱感を醸しますけど
味・・・といっていい範囲には収まってる?かな?
使おうと思えば生音も使えなくはないと思います
弦はダダリオのexp11を張った直後です、
弦レビューでは「心底がっかり」と超低評価をしていますけど(笑)
このギターに張った音はそんなに嫌いでもなかったです

ライン出力の音は、ピエゾの音と言えば確かにそんな音なんですけど、
特有のブリブリ感が割と少なくて聞きやすい音だと思います。
さすがに生音みたい!ってことにはならないのですが、ノイズも少なく素直なライン音です。



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