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2016年4月10日日曜日

アコギピックアップに思う




いつだったか・・・
そうそう、YAMAHA CPX1200Ⅱを受け取りにいってプリウスを大破したときのこと(^_^;)

CPXのオーナーさんのお宅まで伺い、直接お取引をしたのですが、
その方はフォークライブなどをやってられる人で、お部屋には5~6本くらいのギターが並んでました
ギターがたくさんあるなあって、思いはしましたが、別に驚いたということではなくて、
ただ「いいなー」的に、ちょっとうらやましくそう思っただけでした

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いろいろとギター談義をしてても
話しながらもまあ自然と部屋の様子が目に入ってくるものです
そこにマグネットやらコンデンサマイクやらのギターピックアップが
何個も無造作に転がってるのを見つけたとき、
正直「なんでこの人、こんなものを何個も持ってるんだろう?」って
すごく不思議に思ったのを良く覚えています

当時は後付のPUのことはあまり知らなくて、
「アコギをその場しのぎ的にエレアコに変える道具」で、
しょせんギターのサイドに立派なプリアンプがついているギターにはかなわないって
思ってたりして、(笑)
そんなPUを何個も買って何してるんだろうこの人?と、
まあまあ素朴に(笑)ギモンに思ったわけでした

CPX購入が2013.4くらいのようなので、あれから3年弱・・
気がつけば手元にはなんだかんだで20個以上のアコギピックアップ!
一体、何があって「こんな人間」になってしまったのでしょうか(爆)
あのとき、驚きを持ってPUをながめた、純真無垢な私はどこに行ってしまった~~
もう取り付けるギターも見あたらなくなってきた、
このアホみたいな状況・・3年前には想像もできなかったことです

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良い音を聞きたい、作りたい、ただそれだけの欲求であって、
進んで自ら人柱になどという崇高な精神は全くないのです(^◇^;)
しかしながら、今もって良い音が作れたという自負もなく、
PUやギターの多少の見識が蓄えられたかもしれないけど、
今こうして大量のピックアップに囲まれて呆然としてる割には、あまり残ってるものがない
費用対効果で考えれば、まあひどい話です(笑)

しかし趣味なんてものは大なり小なりこういった面もあるわけで、
この無駄こそが楽しいと無理から結論づける技も歳とともに覚えたし(^◇^;)
これからもこんな感じが続くんかなあって・・・
ふとそんなことを思ったものですから・・・

タイトル見て、PUのうんちくを語るのかと思われた諸氏、すいません(笑)




8 件のコメント:

  1. PUは全く詳しくないどころか素人です。
    ヤモリくんも生音に拘りたいのでPU外し直ぐサドル新規作成。
    しかしzizi師匠みたいに録音に拘るとそうもいかないですよね。
    趣味が無駄以外になるとツマラナイですよ。

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    1. ヤモリ君・・・ウルトラうらやましい!!(笑)

      PU不要という選択も理解はできるです
      生音の美しい響きをとことん追求するとPUの選択肢は絞られるし
      他人に聞いてもらう必要がなければ
      そもそも不要ということにもなりますね
      私の場合は、へたっぴ演奏を垂れ流してますから(笑)
      ついついPUとかマイクに目がいってしまいます
      でもなんだかんだで集まった大量のPU、マイクを見るにつけ
      なんだかな~~って、ついつい思ってしまいます(笑)

      まあでも確かにこの無駄が楽しいんですよね

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  2. むかしむかし、
    大破したプリウスの魂と、無造作に転がされていたマグネットやらコンデンサマイクやらのギターピックアップの魂とがZiZiさまの魂に入り込む、という事件が起こりました。
    そのとき、忙しすぎたZiZiさまの時間のなかに、
    一条の清らかな光が差し込んだのございます。
    やかで、ZiZiさまの耳にはギターの神様の声が聞こえるようになりました。
    神様はZiZiさまに毎日語りかけるのです。
    「なあおまえ、天国ちゅうとこは、
    ギター弾きにえこひいきしてくれるんやで。
    人間の人生はあっという間や。余生ならばなおさら一瞬や。
    これから、淋しいギターやらピックアップやらに居場所を提供する
    ボランティアをやってみてはどうや?
    すんばらしい世界が待っとるでぇ~」
    神様のお告げを素直に実行したZiZiさまは、
    それ以降、とても幸せな人生を送りましたとさ。
    めでたしめでたし。
     出典「大昔の童話より」古楽器ギター書房発行・西暦2300年4月

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    1. そして時は流れ、
      幸せなziziさんにもとうとう寿命が訪れ、閻魔大王の御前

      ●「貴様、ギターとやらをやるそうじゃの」
      ■「はい、たくさんの人に夢と希望を・・・」
      ●「与えたのか?」
      ■「はい、世のため人のため」
      ●「何人か証言したいというモノがきとるぞ、A入れ!」
      A「家人は皆泣いておりました」
      ●「B入れ!」
      B「慰問と称して雑音をまき散らし笑顔で帰りました、私の寿命も縮んだし」
      ●「C入れ!」
      C「毎日聞かされて、つらい猫生でした・・・」
      ●「・・・皆気の毒に・・、貴様ちょっと弾いてみよ」
      <どこからかソモジのギター登場、そして演奏>
      ●「証言のとおりじゃの、ところでそれはおまえのものか?」
      ■「はい」
      ●「全く救いようがないな、地獄の番人も向こうで嫌な顔しとる」
      ●「行くとこないからもう帰れ!」
      ■「え、じゃあまた世のため人のため・・」
      ●「もうええ」



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  3. ピックアップ・・・結局、大した物は持ってないですね。だいたいは数千円の物ばかり、と言っても2個ぐらいかな。
    なんだか、私の場合は二兎を追う者は一兎をも得ず、になっちゃいますから。普通にマイクの前で弾くのが合っているのかも知れません。

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    1. お久しぶりです!

      PUを使うかどうかは嗜好の問題ですから
      縁がなければずっと使わないかもしれませんね
      特に弾き語りの場合には使わない人も多いように思いますが
      ソロギだと結構多いんじゃないかと思います

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  4. ZiZiさんの PU の数の多さにはいつも驚くばかりです。

    こっちは面倒臭がり屋の性格と、やはり丸に橘さんのように生音を求めているせいか、ずっと縁がないです(笑)。

    しかし、「いいなあ」と思っている Martin CTM 000 Style18 Quilted mahogany の中古と、000-18E Retro の新品価格がほぼ同じため、「レトロでもいいんじゃないの?」と思ったことはあります。

    っていうのも、レトロシリーズのネックも私が求めている PA Taper なんですよね。
    っていうか、000 で PA Taper って CTM かレトロしかないんです。

    だけど「マーチンのエレアコなんてなあ~」と、二の足を踏んだわけです。
    やっぱり普通の 000 と比べると、どうしても生音は落ちるんでしょう?

    「んなこたあない。変わりゃしないよ」とZiZiさんがおっしゃるなら、選択肢の一つに加えるかも。
    バイクの音に邪魔されずに録音できるのは、やはり魅力だし。

    ただ、テイラーのエレアコは何とも思わないのに、マーチンのそれは、やっぱり邪道っぽく感じるのは、偏見なんだろうか???

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    1. こんばんは

      この2台とも知らないギターですし
      18Eのピックアップシステムについても全くわからないので
      何とも申し上げにくいです(^_^;)
      ギターに求めるものは人それぞれですけど
      求めるものと価格の釣り合いはそのご本人しか見極められませんよね
      お安いものならアドバイスもできますけど
      この数十万クラスではちょっと怖くてアドバイスできないです(笑)

      できればJ_minorさんの選択を楽しみにお待ちしたいと思います

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