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2016年5月14日土曜日

Shadow SH 2000 トランスデューサ

先日、新メンバーとなったばかりの戸田ちゃん(Toda Guitars M-Cutaway Jacaranda 2014)ですが
本体に無加工でピックアップを取り付けるすべが無い
「いやいや、そんなん付けんでも」
たしかにね、そういう声もあるでしょうが
PAにつなぎたい欲望は、戸田ちゃんの調子が尻上がりに良くなるにつけ
あらがいがたいものとなっていったのであります(笑)

以前紹介したARTECH A1-OSJというコンタクトならつきそうにも思ったのですが
戸田ちゃんにはエンドピンも無いので、ジャックを固定することもできません
そんなある日、オクで出会ってしまったのがこの商品です


なんとボリューム、トーン付きのコンタクトPUです
写真のコードは、モノラルミニプラグですが、
もう片方は標準フォンプラグで、アンプ、プリアンプ、エフェクタなどに差すことができます
もちろん標準添付品です
ネット店舗では予約受付中と言うことで、納期の長期化も覚悟したのでしたが
注文から4日程度で思いの外早く到着しました

開封してみると、出てきたのは無駄に豪華頑丈なケース(笑)
もちろん、すぐぺしゃんこになるようでは困るのですけど、ここまで・・・・
でもPU本体はちょっと華奢な感じもあるから、やっぱり必要かな


箱の中身は、以下のとおりです
 ・PU本体
 ・コード(上記のもの)
 ・貼り付け用のガム(4個)
 ・コード固定用のステー(1個)
 ・取扱説明書
ですが、取説はこのSH 2000のことは一切書かれて無く(笑)、何の役にも立ちません
2つあるダイアルの、どっちがボリュームでどっちがトーンコントロールかすら書いてません
ちょっと試すだけで分かるので問題は無いですが

で、早速戸田ちゃんに装着してみたの図
取り付けは、PUの底面に貼り付け用のガムを薄くのばし、
その状態でギターの好きなところに貼り付けるだけです
でも、コンタクトでは毎度書いてますけど、この貼り付け位置で音が相当変わるので
良い音を求めるには、若干の試行錯誤が必要です


装着した姿は、きわめてシンプルで、それは歓迎なんですが、
写真のように、ギターを弾いてるポジションでコードがPUの下側から刺さる形を基本とすると
トップに貼り付ける位置の選択肢はそれほど多くない気がします
戸田ちゃんのブリッジがちょっと変わった形なこともあって
結局写真の位置くらいしか思いつきませんでした
・・・と、ここで気づきましたけど
きっとブリッジ下に装着する場合で、コードの差し込みが横とか上からとかになってしまうときには
付属品のステーが活躍するんでしょうね

取説にも載ってなかった、ダイヤルの機能ですが
写真左上がボリューム、右下がトーンです
しかし、いろいろ試した結果、両ダイアルとも「右に振り切り」すなわちmax状態が
ホームポジションと考えた方が良さそうです
特にボリュームは、やや出力が小さいこともあってmax意外は考えられません
でも、いきなりハウリングしたときや、チューニングのときは、
自分でボリュームを絞れるというのも悪くないかもしれません

音はそんなに悪くありません
7600円もするので、音が悪いとかなりな痛手だと、そこそこ覚悟はしてましたが
私としては許容範囲の音だと感じます
ただ、この商品にはある程度の当たり外れがあるらしく
ハムノイズがひどい個体もあるとのレビューもありましたが
この個体は僅かにハムノイズが発生するものの、ギリギリセーフかなと思えます
出力が小さくプリアンプ必須という弱点はあるものの
必要なときにパッと戸田ちゃんをエレアコにできることのメリットは大きいです




深いリバーブのかかった音源で申し訳ないですが
このブログの常連の皆様なら、
「だめなPUは、どんなにリバーブ効かせてもダメ!」と、ご存じのはず(笑)
私は「使える音」とはんだんしております

でもまあ、「なごり雪」も練習不足ですっかり「融けかけ」でございますな(^_^;)
もう一度練習のやり直しです(爆)


6 件のコメント:

  1. あ、エンドピンホールがないのですか。まるでガットギターのようですね。
    ということは、ストラップも使えないわけで。あるいは、ガットギター用の無様なストラップを使うか。
    まあ、穴を開けようと思えば開くのでしょうけど、もったいないですからね。
    しかし、またPUの新機種開拓ですね。
    トップへの貼り付けのゴム、消耗品ですからけっこう必要になりますね。

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    1. こんばんは!

      私はストラップというものをこれまで使ったことが無いので
      (エレキのときはちょっとだけ使用)
      エンドピンそのものが不要なんですが
      貼り付けコンタクトのジャック部分を引っかけたり
      あればあったで何かと使い道はあります
      しかし今回はそれが無いと言うことでちょっと困りました(笑)

      接着材は、まさに「ガム」のようなもので
      手でこねてからPU底面に伸ばしてギターに貼り付けます
      消耗品では無くて何度でも再利用可能なので、
      付属のガムを使い切ることは、ほぼ無いと思いますが
      万一足らなくなった場合は「ブルタック」というもので代用できます

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  2. こんばんはー。

    ついに戸田ちゃんもエレアコに・・・
    しかしzizi師匠いろんな物を見つけてきますねー、無加工だから簡単に試せるのも安心です。
    戸田ちゃんも進化して音もいい感じです。
    家に住み着いてるヤモリくんもチャリ〜ンと綺麗な音で鳴り始めましたよ。
    それと奇跡が・・・D-45コメの6弦がドライブがかかって唸る様に鳴り始めましたΣ(・□・;)

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    1. こんばんは!!

      そうですか、ついに45も覚醒ですね
      ギターってほんと不思議なものです
      ただ、どういう風にご機嫌を取って良いのか、今ひとつ分からない(笑)
      自発的な覚醒を待つのみというのもちょっと気長な話です
      ギター選びには目利きや知識に加えて
      多少の運も必要なのかもしれないですね

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  3. プリアンプ何を使用したのでしょうか?
    差し支えなえれば教えて頂けるとありがたいです。

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  4. >アイアンバードさん

    はじめまして、ようこそです

    なにぶん古い話で想像でしかないのですが
    当時にあったプリアンプは
    ①ZOOM A3
    ②L.R.BAGGS PARA ACOUSTIC DI
    の2つですが、②はピンチヒッター的に使ってたので
    ZOOM Q8で録画してることを考えると
    常設使用していた①ZOOM A3だろうと思います

    リバーブは高確率でLexicon LXP-1だと思いますが
    もしかするとエキサイターが入ってるかもしれません

    お役に立てれば幸いです!!

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