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2018年3月12日月曜日

オーディオI/F ONKYO SE-U33GXV

とってもレトロなオーディオインターフェイスです

2008/10/18発売ですから、もう9歳のおじいちゃん機材(笑)
2008年と言えばまだブラウン管テレビでアナログ波を見てたころ
9年といえど考えてみれば「結構前」なんですね

山のようなカセットテープとLPレコードをデジタル化するために購入したものでした
数百本のカセットテープと数十枚のLPのデジタル化にトラブルも無く大活躍してくれましたが
時まさにWINDOWS XP時代、WIN10となった今ではもう使えないだろうと
機材のお片付けのついでに、実は一度ゴミ箱に放り込んだのですが・・・・


後で「しまった~」なんてことにならないように、WIN10環境での動作を調べたところ
PCへの音源入力(録音)については使用可能らしいという情報を見つけました
とりあえず、ゴミ箱から回収して、早速実験!(笑)

【録音デバイスとして】

実験のPC環境は、「WINDOWS 10 pro 1603 32bit版」です
USBにコードを差すとなにごともなく接続完了、ドライバのインストールも不要です
早速、カセットテープをPCに録音してみます


使用した録音ソフトはAudacityです
録音デバイスは下の画像にもあるように「ライン(SE-U33GXV Audio)」
Audacityの録音ボタンを押すと・・・・
お~~~、当たり前のように録音していきます
最新のオーディオインターフェイスと何ら変わりません

むしろ、ドライバーのインストールが不要な分だけ手間がかからずよいかも(笑)
ヘッドフォンで聴くと(下の波形画像でも)少し音が右側に偏ってますが
これは、録音時のデッキと今回再生に使ったデッキの違いで生じたものと思われ
オーディオインターフェイスのせいというわけではありません

録音音質も良いです
試しに長渕剛さんのアルバムLICENSEを録音したカセットテープから
「パークハウス701 in 1985」の最初の1分間を録音してみました
いつも思いますけどテープ録音の音って、なんだか暖かくて良い感じですね



【再生デバイスとして】

ネット情報では「録音はできるけど、PC音源の再生はダメだ」というのが多かったんですが・・・

なんとあっさり成功(笑)

再生デバイス名は録音時と同じ「ライン(SE-U33GXV Audio)」です
もしかしてですが、失敗した皆様は「スイッチの切替」を忘れていたのかなぁ・・・

現在のオーディオインターフェイスでは考えられないことですが
このONKYO SE-U33GXVは録音時と再生時ではスイッチの切替が必要です
時代を感じますね~~


【さて、よわったぞ】

WINDOWS10でも標準ドライバーで動作してしまうというのは朗報ではあったけど
こうなると「もう一回ゴミ箱へ」というのもなんだか気が引けるというか
意味も無く「もったいない」(笑)
とはいえ、オーディオインターフェイスはもう余ってる状態
買ったまま一度も使わず箱から出してもいないのだってあったりする(^_^;)
 
どうしたものか・・・・・

とおもってたら・・・
WIN10パソコンで使用していたミキサーBEHRINGER Q1202USBですが、
今ひとつオーディオI/F機能が不安定なことが発覚
ミキサーはパソコンからの出力を受け取ってアンプに流すだけに使ってるので
パソコン側で録音することは無い(ミキサー→パソコンという流れは無い)・・・
おお、これはいける!!
ってことでSE-U33GXVの生きる道が見つかりました(笑)
現在、パソコンの音をミキサーに渡すだけのお仕事をしつつ、
余生をのんびりとお過ごし中であります

もちろん、SE-U33GXVを使わなくても
パソコンのラインアウトからミキサーに直接つないで音を出すことも可能ですが・・・
まあ、「使った方がきっと音質は良いだろう」ということで(笑)


めでたし、めでたし

4 件のコメント:

  1. 師匠 こんばんは~

    すっかりご無沙汰いたしております。
    なにしろ、病院経営が忙しくて(^_^;

    それにしても、
    師匠も物持ちがいいですよねぇ。
    うちにも腐るほどカセットテープがありました。
    ほとんど私のですが、
    古代中国の文献解読をして戴いた、
    某大学教授の音声数十本を残して
    音楽ものは全て廃棄しました。
    勿体なかったです。
    いま思えば。
    相方はまだ膨大な量のレコードを保有していますが、
    たぶん、みんなカビてますねぇ(^▽^)
    師匠の愛機、いたわってあげて下さいませ。

    あ、また性懲りもなく始めました。
    ではでは。

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  2. >姫様

    レコードは今は無理ですけどカセットのデジタル化なら
    春以降、無料でお引き受けしますよ(笑)
    ただ、古いカセットは回転の抵抗が大きくて
    再生が難しいということもあり得ますけど(^_^;)

    年度末の最後のひとがんばりをやってます
    今は論文の「あとがき」を書くとこまで到達
    なんて幸せな気分なのでしょう(笑)
    もちろんこのあと修正の嵐が吹き荒れるのですが
    ひとときの平穏な気分を味わっております

    ブログはあとでお邪魔しますね!!!
    祝再開!です~~~

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  3. 大変参考になりました.
    SONY DIGITAL RECORDING NT-1(1992/02)のPHONE出力からWAIOを経由して,WIN10のAudacityに古いライブ音源(自前)が転送できました.感激です.
    ただし,USB端子の相性があるようで自作機のケース付属フロントパネルでは繋がりませんでした.

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  4. >Unknown さん

    はじめまして、ようこそです!

    古い音源の復活おめでとうございます
    少しでもお役に立てましたら幸いです

    うちのSE-U33GXVは記事の写真の姿のまま今も健在でありますw
    古い機材だからと言っも使えるのなら
    使ってあげたいと思ってます(笑)

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