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2018年11月5日月曜日

オーディオI/F BEHRINGER UCA222 U-CONTROL

はてさて、オーディオI/Fはもう家中に転がってて、さながら過飽和状態・・・
なので、この機材も興味津々で買ったもののずっと日の目を見ることは無かったのですが
とある事情で引っ張り出してきました


BEHRINGER UCA222 U-CONTROL

サウンドハウスの現在価格は3002円・・安い!
通常のオーディオI/Fと比べればマイクプリアンプが内蔵されない等、かなりの簡便版ですが
とりあえずの用途としてはこんな感じでしょうか
 ■PCの音を外部スピーカーで(少し高音質で)聴きたい
 ■ライン出力機器(ミキサー、オーディオ機器、アンプ等)の音をPCで録音したい
   EX.)カセットテープのデジタル化、ミキサー経由の宅録

逆にUSA222では、こんなことはできません
 ■マイクを接続する
 ■ギターを接続する
 ■PCの音と外部音源をMIXして出力するいわゆるループバック


【主な仕様】 ※SOUNDHOUSEホームページより

■オーディオインターフェイス
  |・2基のアナログ入・出力、およびデジタルS/PDIF オプティカル出力が備えられています。
  |レベルコントローラー付きのステレオヘッドフォン出力はスイッチにより、
  |入出力の両端子をモニターすることが可能となっています。
  |このインターフェースこそ、アナログとデジタルの架け橋となる
  |完全なオーディオソリューションなのです。
  |  ※U-CONTROL UCA222とUCA202 U-CONTROLは色だけの違いです。
  |   機能面などで違いはございません。
  |
  |・同時入出力数:2in/2out
  |・接続:USB
  |・入力端子:RCAピンx2
  |・出力端子:RCAピンx2、S/PDIFオプティカルx1、ヘッドフォン出力ステレオミニx1
  |・寸法:8.8Wx2.2Hx6Dcm
  |・質量:120g

■動作環境
  |Windows
  |・プロセッサ:Pentium III/Athlon XP1Ghz以上
  |・USBポートx1(USB1.1 以上)
  |・512MB 以上のRAM
  |・対応OS:Windows XP, Windows Vista, and Windows 7 (32、64bit)
  |
  |Mac
  |・プロセッサ:G4 1.5GHz またはデュアルコア 1.6GHz以上
  |・USBポートx1(USB1.1 以上)
  |・512MB 以上のRAM
  |・対応OS:MAC OS X 10.4以降

接続方法

PCであれば、USB端子に接続するだけです
バスパワー駆動なので電源も不要です
WINDOWS 10 PRO(1803)に接続すると「USB audio CODEC」というデバイス名が追加されます

サウンドハウスの動画を見る限りでは
iosへの接続もカメラコネクションキット経由で可能になるようです
この場合も電源供給はios機器からされるので、補助電源は不要なようです
現在、手持ちのipadは子供に拉致されてますので、検証はできませんが(笑)

録音①:カセットテープのデジタル化

PCに UCA222を接続、 UCA222にはinput端子にカセットデッキを接続します
カセットデッキのLINE 出力って案外レベルが大きい上に調整ができないことが多いので
PC側の録音レベルを少し落とす必要がありました

音が少し右に寄っているんですが、これは録音当時のデッキと今回の再生デッキの違いや
テープの劣化などによるもので、UCA222のせいというわけではありませんw
ただ、良い音ではありますが少し音が甘いと言いますか、高域のロスが少し感じられます
以前ご紹介したレトロなオーディオインターフェイス「ONKYO SE-U33GXV(過去記事)」
と比べても、少々音が安っぽく聞こえます

 ・カセットデッキ:A&D GX-Z7100EX
 ・ソース:長渕剛「久しぶりに俺は泣いたんだ」の最初の1分間
 ・録音ソフト:AUDACITY



 
録音②:ギターの宅録(アンプのヘッドホン端子から)

ギターアンプ経由でPCに録音します
接続はギター⇒アンプ⇒UCA222⇒パソコンの順です
音源は、ノーマル⇒リバーブ付加⇒リバーブ+コーラス付加の順に録ってみました
これも少し高域が甘い感じがしますが、
UCA222のせいなのか、アンプの特性によるものなのかはまだ不明です
リバーブが加わるとステレオ感もでてますね
しかしヘッドホンで聴くと微かに「チュイ~~~」というノイズが乗っているのがわかります
おそらくなにかの電気製品のノイズを拾ってるものと思いますが
原因特定(ノイズ源特定)まではやっていません

 ・ギター:MORRIS SS-101
 ・ピックアップ:Seymour Duncan SA-6
 ・アンプ:YAMAHA THR5A
 ・録音ソフト:AUDACITY




録音③:ギターの宅録(プリアンプから)

部屋を見渡すとBOSS AD-5が転がってた(笑)
接続はギター⇒プリアンプ⇒UCA222⇒パソコンの順です
②と同様、音源は、ノーマル⇒リバーブ付加⇒リバーブ+コーラス付加の順に録ってみました
プリアンプAD-5のEQはフルフラットです
これは、かなりいい感じで録れていますね、特定の音域のロスは感じません
でも②と同じく微かに「チュイ~~~」というノイズ・・・
きっとUCA222が拾ってるんでしょうね~(^_^;)
ただ、音質的には大きな問題はなさそうに思われます

 ・ギター:MORRIS SS-101
 ・ピックアップ:Seymour Duncan SA-6
 ・プリアンプ:BOSS AD-5
 ・録音ソフト:AUDACITY





なんといっても、3000円のオーディオインターフェイスなので、過大な期待は禁物です
音質も「極上」とはとても言えないですが、
一通りのことがそこそこ音質で、しかもお手軽に可能というのは
ある程度評価してもよいかと思います
それに、今回は試していませんが
例えばミキサーの出力を接続してやればオーディオI/F機能の無いミキサーも
PCに接続できるという風に、工夫次第ではいろんな可能性があるとも言えそうです

オーディオI/Fが過飽和の我が家では、また倉庫で出番を待つことになりそうですが
 ・とにかくお手軽簡単、電源も不要
 ・WINDOWS10でも問題なく稼働できる(標準ドライバーで)
 ・多分iosでも使用可能
ということを考えると、「とりあえずパソコンで録音してみたい」という方にはよい機材といえそうです

あと、コイツはASIOドライバーも使えるそうなんですが・・・・
BERINGERのASIOにはあまり良い思い出が無いので(笑)
今回は検証をパスさせていただきました
本記事は全てWINDOWS10の標準ドライバーを使っての内容と言うことになりますので
その旨ご了解ください~~!!

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