そして1310は中川イサトさんが開発に関わったという意味らしい・・・ってこと以外は
アコギ用のラックプリアンプであることしかわからない(笑)
「なんでそんなもの買った?」
ヤフオクで2000円というお値段に「クラッとなった」としか言えないw
※心に秘めた計画はあるにはあるけど、まだいえん
G.I.G 1310
マニュアルもなければ、ネットレビューなどもほとんど見かけない
前背面のパネルから得られる情報以外ほとんど無いので、そのあたりから紐解くしかないです
【入力セクション】
一番左は、チューナーアウトで、入力セクションではありません
その右にマグネットとピエゾ、2つのインプットジャックがあり、
2種類のPUがブレンドできることがわかります
少し見にくいですがマグネット入力端子の下には赤字で「EX-CABLE IN」とあるので
もしかしたらTSフォン×2で入力する代わりにTRSフォン×1で入力可能ななのかも知れません
今ひとつ不明なのは
マグネット、ピエゾのそれぞれに内部回路的な差があるのかどうかということです
早い話がマグネットの端子にピエゾを入力すると不都合があるのかどうかってことですが
永遠の謎・・・となりそうです(笑)
右のノブは「BREND」と「LEVEL(多分GAINの意味)」です
BRENDはマグネットPUとピエゾPUの混合比率を調整します、12時の位置で1:1(同量)です
LEVELは、入力信号の増幅量を調整します
【EQセクション】
LOW、MIDDLE、HIGHの3バンド構成です
±12dbということですから、ごく一般的なEQといえそうです
【リバーブ、出力セクション】
左の端子はフットスイッチの端子ですが、上にLOOPの文字が見えるので
本体リバーブのオンオフではなくLOOPエフェクトの制御用かも知れません
リバーブはDECAY(残響の長さ)とLEVEL(原音とのミックス量)を調整可能です
また右側のスイッチでリバーズセクションをオフにすることも可能です
一番右のOUTPUTで全体的な出力音量を調整します
【背面パネル】
OUTPUTはプリアンプからの出力端子で、ステレオ出力となっています
LOOPは外部エフェクターをSEND、RETURNで使用するときに使います
【内部配線】
一応撮ってみたけど、電気音痴の私にはちんぷんかんぷんです
ただ、電解コンデンサーの膨らみや液漏れは、とりあえず見当たりませんでした(^_^;)
ちゃんと音出た?
はいはい、出ましたとも(笑)
残念ながら、リバーブセクションはノイズがひどくて使い物になりません
しかし、もともと「このプリを使うときは外部エフェクタ必須だろうな」って予想していたので
まあ想定内、ということにしておきましょう
上の写真の緑の基板がリバーブセクションですけど、
当然ながら不調の原因はわかりようもありませんでした(笑)
さて肝心の音ですが、太く暖かみのある音で好印象、それでいてメリハリもある・・・
当時の価格がいくらだったのかわかりませんが
ある程度ちゃんとした(笑)プリアンプだったのかも知れませんね
今回、マグネットとピエゾのミックスというのは実験できていませんが
アンダーサドルピエゾ(+ちょこっとマイク)のZENN ZD100CEを使って音録りしてみました
ループエフェクトの正常稼働を確かめるためにセンドリターンでBLUESKYも繋いでいます
以下音源は前半30秒はエフェクト無し、
それ以降はBLUESKYのROOMリバーブをめいっぱい盛っております(笑)
ピエゾっぽさ全開なのはご愛敬ですが、ややキンキンしがちなピエゾの音でも骨太感があり
とりあえず使えるプリアンプだと・・私は思います~w
(上にSOUND CLOUDの画面が表示されないときはページの再読み込みを!)
私も持っています。Martin Thinline 332とSunrise S2で使うのが一般的でした。良いプリアンプです。
返信削除>匿名様
返信削除コメントありがとうございました!
Thinline 332とSunrise S2・・・想像するだけでわくわくします
2PUのミックスは今でこそよくあるセッティングですが
発売当時のことを思うと先進的なプリアンプだったのかもしれませんね
しかし魅力は何といっても音そのもの
解像感を保ちながらも太くあたたかな出音は
現代のプリアンプにも引けを取らないと思っています
家の個体はリバーブが壊れてるのが残念ですけど
私のお宝であります
最近はピックアップはANTHEMになって、可搬性からAD-10やSession DIとか使うようになりましたが、このプリアンプはいい音ですよね。
返信削除>匿名様
返信削除コメントありがとうございます!!
そうなんですよね、僕もこのプリアンプを持ち運べるように
一度組んでみたことあるんですが・・仕上がり重量12kg!!(笑)
https://zizii2015.blogspot.com/2019/04/blog-post.html
ちなみに上の記事のサンプル動画では
奇しくもGIG1310+アンセムの組み合わせとなっています
アンセムの音も大好きですw
Lexiconいいですね。私の場合、今はナイロン弦も一緒に使うことが多いので、設定を覚えてくれる AD-10とBOSSのRV-500を使っています。スティール弦だけ、ナイロン弦だけのときはSessionDIとRV-500の組み合わせが多いです。いずれも小さめのペダルトレインにのせています。可搬性はいいですね。RV-500が200のサイズででてくれると嬉しいのですが。
返信削除>匿名様
返信削除RV-500もすっきりさわやかな感じでいいですよね!!
「RV-500が200のサイズで・・・」
あは、僕も全く同じことを思ったことがあります
でもRV-200はないのでDD-200(ディレイ)で
どのくらいリバーブっぽくなるかなと考えたこともありましたが
基本的にディレイの設定はへたくそだしw
手を出さないのが無難!と購入はあきらめました
でもMD-200(モジュレーション)にはまだちょっと未練があります(笑)
RV-500はディレイも入っているのでちょっとした色付けには便利です。DD-500はエレキの方で使っています。アコースティックはできるだけ素直な音でいきたいので、コンプ、EQ、リヴァーブくらいでいいかなと思ってます。Lexiconが入ってるDigitech RV-7とかも考えましたが、やっぱり踏み変え一つで設定を呼び出せるRV-500は便利です。
返信削除>匿名様
返信削除コメントありがとうございます!
「コンプ、EQ、リヴァーブくらいで」
同感です、というか私もそんな構成ですw
リバーブの前段に一応ディレイを入れてますけど
やまびこ的な効果は好きではないので
リバーブを少しだけ揺らすだけって感じでしょうか
RV-7・・・残念ながらストライモンの購入資金に化けてしまいましたw
zizi様の1310の裏面写真を見ていて、エフェクトループにRV-500を入れてみたいと思いました。さて、1310に何を入力してみようかな。いずれにしてもこの中川イサトさんのプリアンプは大切に取っておこうと思いました。お邪魔しました。お話できて楽しかったです。ありがとうございました。
返信削除>匿名様
返信削除コメントありがとうございます
こちらこそ、閑古鳥のブログにコメントいただいて
ありがたい限りです!!
わたしも1310大事にしていきたいと思います
また気が向いたらご訪問くださいね!!
お待ちしています