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2019年3月28日木曜日

人生初のピック購入「くまモンピック」

たしか、今月発売だったっけ?くまモンピック
かわいさにクラッとして衝動買い(笑)



しかしですな、私はこのピックという道具は使わない、といいますか「使えない」
ソロギターで使うことはもちろん無いので縁遠いと言うこともあります
弾き語りでゴクゴクたまに使ってみても、
フラットピッキングでアルペジオやスリーフィンガーなど逆立ちしても出来ないし
普通にストロークしてても気付けばピックがどっかに行ってたり
サウンドホールの中に落ちてしまったり・・・・
私の中では「ピック=じゃまなもの」というイメージが固定化(笑)

なら、弾き語りのときストロークはどうするのかというと
私の場合は人差し指の爪でやっちゃうw
ソロギのための爪の状態に神経とがらせている割に、大胆だなってもんだけど
生来、比較的爪は強いようで、ストロークで使ってダメージをうけた記憶はありません

素手だとアルペジオとストロークの切替もスムーズだし、右手でのミュートもやりやすい
路上をやったりバンドで演奏したりというときには
大音量のためにピックが必要ということもあるでしょうが、自分にそのシーンはない・・・
というわけで、これまでピックを買おうと思ったことは一度も無く
うちにあるピックは全て、
何かのオマケか、もらいものか、買った中古ギターのケースの隅に落ちてたか、
だったのであります

記念すべき人生初の購入ピック、それが「くまモンピック」(笑)
はい、明らかに観賞用ですな、私の場合
私の知る限り、くまモンピックのバリエーションは
 ・ホワイト
 ・パール
 ・レインボー
 ・モザイク
 ・キラキラ
 ・ウルテム
 ・夜光(これは持ってないけど・・)
の7種類ですが、ダントツで「キラキラ」が綺麗、観賞用にはこれが一番w

ちなみにウルテムは0.8mmのウルテム製、それ以外は0.75mmのセルロース製です
使い分ければ音の違いも楽しめるかも知れませんけどね~~
私には・・・・ね(笑)

2019年3月27日水曜日

にゃんとElixir 80/20 3セットパックが2451円!(だったw)

去年の暮れから始まった今期のElixir3セットパック販売ですが
80/20ブロンズがついに最後の売り切り体勢でしょうか・・・


毎年お世話になってるエリクサーの3セットパック
販売開始が概ねその年の暮れくらいで、売り切れるのが翌年の春くらい,って感じです

毎年、販売開始から徐々に値段が下がっていくので
値下がりを待って買うのがもちろんお得なのですが
待ちすぎると売り切れってこともあるので、安値を狙うのはちょっとギャンブルな部分もあります(笑)

しかし、ついさっきamazonで見つけたブロンズ弦はなんと3セットで2451円!!
3セットパックも、もう最後の売り切り体勢に入ったということでしょうか
それとも、ないとは思うけどまさかの「ニセモノ」???(笑)
でも「日本国内代理店商品」って書いてあるしな~~~~w

最近ではElixirブロンズの音も結構好きで使ってますので
私も、早速、購入してみました


みなさまも、お安いエリクサーブロンズいかがでしょうか???
ただ、amazonの値段って、結構変動が激しいので、いつまでこの価格かは保証できませんが・・



一夜明けて・・・

amazonの気まぐれにも困ったものだ
記事を書いてから丸1日も経たない今朝(2019.3.28)、値段が元に戻っちゃった


残念~~~!!!
あ、でも私が購入した時点で「残り5点」だったから、
昨夜のうちに安売り分が売り切れたのかもなあ・・・・・春の夜の夢、のような出来事でした(笑)

2019年3月23日土曜日

岡崎倫典「フィンガースタイル・ギターの全知識 」

久しぶりの書籍紹介は、今月発売されたばかりの新刊本です

 
 
なんと288ページに及ぶ大作です
内容はそれこそ「ゆりかごから墓場?まで」(笑)
ギターの購入からアレンジ方に至るまでのノウハウが満載です

ただ、確かに、音楽理論にしてもコードやアレンジにしても
それぞれの専門書に比べれば内容が薄いと感じられるかも知れません
しかし逆に言えば、1冊でそれらの「あらまし」を知ることが出来るという部分では
他にない1冊といえるのではないでしょうか

実は、この本の「はじめに」にはこのような倫典さんの言葉が書かれています

----(以下引用)----------------------------
ただここにきていくつかの懸念が浮かび上がってきました。

 ・コードがまったく理解できない。
 ・安定したリズムをキープできない。
 ・シンコペーション、シャツフル、2拍3連などの様々なリズムが理解できない。
 ・譜面通りに弾くことはできるが、一度外れると立ち直ることができない。
 ・譜面通りに弾いているつもりだが、デモ音源と何かが違う。
 ・自分なりのアレンジが思いつかない。
 ・耳で聴いてコピーすることができない。
 ・アドリブがまったくできない。
 ・TAB譜は読めるが、五線譜はチンプンカンプン。
 ・コード・フォームの押さえ替えがスムーズにいかない。
 ・離す必要のない指が勝手に離れてしまう。
 ・トリッキーなフレーズは得意だが、アルペジオやスリー・フィンガーなど

  基本的なフレーズがうまく弾けない。
 ・リズムが縦割りで、グルーブ感がない。
 ・オリジナル曲を作れるようになりたい。
 ・他のギタリストとのジョイントを楽しみたい。

      などなど。


これらは“フィンガースタイル・ギター・インスト"を手がける多くの人たちの悩みであり、

望みでもあります。
本書はギターを初めて手にする人が、ある程度弾けるようになる手助けとなることは

もちろんですが、左記のような“さすらいのギタリスト"の様々な悩みを解決することも
大きなテーマとして書かれています
---(引用終わり)----------------------------

もうね、私のことですよ、これ(笑)

漠然とですが常々感じてたこんなこと
「自分は本当にソロギが上手になってるんだろうか?」
「タブ譜が無いと何も出来ないけど、これでいいんだろうか?」
それは、まさに初級者を脱しきれてないことのアカシだったんだ!
って、あらためて気付かされたのでありました

もちろん、この1冊だけで全てが払拭されるわけでもないでしょうし
そもそも、300ページを熟読して理解して実践することも相当難しいことだとは思います
そして、内容の評価に関しては、読む人の技量や嗜好によって様々でしょう
しかし、ステップアップの十分なきっかけとなってくれる本だと思います

「そんな理屈とか要らん!TAB譜見て弾ければそれで十分じゃ!!」
それも全然アリですよ
いえ、私自身もどちらかと言えば「そちら側」の人間でありますよ(笑)
それでも、練習・演奏の中で、あるいは人の演奏を聴いてるときに
ふと感じる疑問ってあるじゃないですか
そんなときに辞書をひくように開く本があればとても心強いですよね

1冊マスターもよし、疑問に答える辞書でもよし、
倫典さんもこのように書かれるように、それが「お役に立つ」という意味だと思います



2019年3月18日月曜日

Lexicon LXP-1 予備機を入手

2台目のLexicon LXP-1を予備機としてヤフオクで落札した


Lexicon LXP-1


もう説明の必要も無いほど有名なリバーブユニット
岸部さんをはじめ、数多くのインスト系プロギタリストが愛用し続ける名器です
私自身の感想としては、ともかく自然なかかり方としか表現できないのですが
残響の消え際が、スーッと原音に溶け込むように消えていくことが最も評価している点でしょうか
また、独特の揺らぎがある(ような気がするw)のもポイント高いです
濃厚で優しく太いリバーブ・・・きっと使ってる方の共通した感想ではないでしょうか

現在、Made in CHINA、Made in HONGKONG、Made in USAの3種類があると
言われておりますが、私は妙にHONGKONGに縁があるようで
今回入手したLXP-1も1台目に続いてMade in HONGKONGです
USAが最も評価が高いそうですけど
どうせ私の耳では聴き分けも難しいでしょうから、「知らぬが仏」w

しかしながら、なにさまお年寄りマシン(笑)
正確な発売時期は不明なのですが、発売から30年近く経つのでは無いかと想像しますので
あちこちにガタが来ても別に不思議でも何でも無いわけです
代表的なトラブルとしてはこんなものがあるようです
 ・入出力フォンジャックの接触不良
 ・電解コンデンサーの劣化に伴う出音トラブル
 ・内蔵ボタン電池の電池切れ
もちろん、これらは修理不可能というわけではないのですが
かといって素人にどうこうできるというものでも無いし、
もしかしたら心臓部のLSIとか回路基板とか致命的なトラブルに見舞われる可能性だってある

私はプロじゃないので、予備機は必須というわけでもないのですが
年数の経過とともに程度の良い中古のタマ数も減ってきている現状に鑑みw
「手に入るときに買っとけ!」
とのささやき声が少し前から聞こえだしておりました

中古相場


実はコレが奇々怪々(笑)
程度や状態次第ですが、概ね2万円後半から4万円の間とかなりの開きがあります
自分的には2万円後半程度が適正価格じゃないかな~なんて思うわけですが
人気や希少性ゆえの高値設定も見受けられますから、
どの程度の価格なら「買い!」って言う判断が難しいかも知れません

が、今回のLXP-1は比較的状態が良く、電源アダプタも付属するにもかかわらず
14700円で落札できてしまった・・・(^_^;)
ヤフオクでも、まれにこのような幸運が舞い込むことがあるのだけど
2万円以下というのは、本当にラッキーでした

予備機以外のもう一つの理由


1台目のLXP-1は現在、こんな状況になっております


M-Factoryに縛り付けてあるので、LXP-1の音が欲しくなったときに、気軽には使えない(笑)
最近では出番も少なくなったLXP-1なのだけど、ときおり禁断症状に見舞われるので
そんなとき気軽に使えるのがもう1台あると便利だなあ・・・
というのも、理由の一つでありましたw

しか~し、トラブル発生


最初は調子よかったんだけど、
少しするとエフェクトが不安定に・・・・とほほ
さて、どうしたものか

【LXP-1のエフェクト設定の仕組み】

まずLXP-1のエフェクト設定の仕組みを簡単に説明しておきますとですね

①エフェクトのプリセットを選択する
そうですこのつまみ、ソロギターの人ならほとんどがPLATE-Bを選びますね(笑)


②DECAY、DELAYを設定する
さて、ここがややこしい話なんですが、エフェクトを切り替えると、
それまで設定していたDECAY、DELAYの値がクリアされて写真の赤いLEDが点滅になります
そして、下の写真のDECAY、DELAYの2つのつまみを両方とも動かして
はじめてLEDは点灯状態(つまみの位置が正しく反映された状態)になります


【トラブルの症状】

さてコレを踏まえて、「どんな症状だったのか?」
起動後、 DECAY、DELAYを適切に設定するとLEDは赤く点灯するのですが
その後数分で点滅に変わってしまい、リバーブの効果もほぼ失われます
いや~~、コレでは全く使えない

【内部を見てみる】

この症状を受けて、最初は「メモリートラブル」じゃないかと想像しました
内部のメモリ保持用の電池が消耗して、何か悪さしてるんじゃないか????
そして分解(笑)
写真を撮り忘れたのは残念ですが、ボタン電池の電圧降下もなく、コンデンサのふくれもない
もちろん、入出力ジャックの劣化も見当たらない、
というより、素人目には内部は新品じゃないかと思えるほどに綺麗です
異常が見当たらないのは良いことなんですが、原因は不明のまま・・・失意とともに再度組立

【あきらめきれずにつつき回す】

色々つついてるうちに、放置してもLEDが点灯状態を維持できるエフェクトがあることに気付きます
というよりも、PLATE-Bだけがやけに不安定
コレはもしや!!!!

【原因判明、そしてなんとなく解決w】

どうやら犯人は「 エフェクト選択つまみの接触不良」だったようです
これは想像でしかないのですが・・・
接触不良のためLXP-1はプログラムが切り替えられたと勘違いしてしまいます
そのためにDECAYとDELEYの設定値を初期化してしまい、
LEDは点灯から点滅に変化し、その結果エフェクトが切れてしまったように聞こえた
このように推察します
現在、通電状態で数時間経過していますが、安定して稼働しております

正しい原因がつかめたわけでもないので「なんとなく解決」としか言えませんが
とりあえず、胸をなでおろしております(笑)


2019年3月12日火曜日

プリアンプ Tidemark Tutorial2

LOWDEN専用のプリアンプとすべく購入
LOWDENからのPASコンタクトとSUNRISE S2のステレオ出力に対応した
ミキシングプリアンプです

3種類のTutorial2

現在Tidemark Tutorial2には、
ノーマル、フィンガー、ストラムの3バージョンが存在します
このうち、フィンガーとストラムはハイクオリティ版としてノーマルとは差別化が図られており
価格も1万円(+税)高く設定されています

  ※春からはノーマルの廃止及びハイクオリティ版の価格改定が予定されています

さてこの3バージョン、一体どう違うのか、というのが購入時最も気になるところです
しかしHPでは丁寧に説明されているものの、実際の音のイメージが湧いてきません(^_^;)
そこでTidemarkさん(PASさん・・とっちでお呼びして良いのか未だに不明w)にご相談したところ

「3種類とも送りますから、聞いて選んでいただいてかまいません」

とのめちゃくちゃありがたいご返事をいただきました
この場を借りて再度御礼申し上げたいと思いますm(_ _)m


実に幸せな光景でありますな~~~(しみじみw)
さて、実際のテストに先立って、
TidemarkのHPの記載をお借りして、この3バージョンの簡単な説明をしておきます
(以下、HPから引用)

【ハイクオリティ版(フィンガー、ストラム)と通常版(ノーマル)の違い】
 |①旧バーブラウン製のオーディオ用オペアンプを全回路に使用。
 |②限定版で好評だったソフトタッチスイッチを採用。
 |③その他各所、高性能品の部品に変更。
 | ※ハイクオリティ版と通常版の機能は変わりません。

【音質による選び方】
 |ストラムタイプはコンプ感があり、ストラム(ストローク)や、スラム奏法に適しています。
 |フィンガータイプは、タッチに対して最も追従性が良く、奥行きがあります。
 |ストラム系奏法は各弦のまとまりが必要で、逆にフィンガー(アルペジオ)は各弦の
 |独立性が必要だと考えます。
 |これらは好みやスタイルによって、求められるものが違いますので優劣を付けられる
 |ものではありません。
 |そこで、ストラムタイプ及びフィンガータイプにつきましては、お買い上げ時にお望み
 |でしたら両方お送りし、2週間程度実際に使っていただいてどちらかを決めていただく方式
 |を採用しております。
 |ノーマルは、やや音質の精細性は下がりますが、機能、能力は同等ですので、入門及び、
 |エフェクティブなボードを組んでおられ、基本音質を重視しない方にお勧めします。

(引用終わり)

基本的な部分の感想

①低ノイズ!
 宅録派には本当にありがたい低ノイズです、ブーストかけてもへっちゃらです(笑)
 もちろんTutorial2だけではなくPASコンタクトやSUNRISEの性能もあってのことですが
 ノーマル、ハイクオリティ(フィンガー、ストラム)ともに極めて低ノイズです
 ですが・・・(笑)
 実はノートラブルというわけでもありませんでしたので、参考情報を記載しておきます
 もちろん、トラブルと言っても、Tutorial2に起因するものではありません
 また、うちの環境では全て解決済みです

 【ジ~~ノイズの発生】
  これは、TidemarkさんからもSUNRISE側から僅かにノイズがのるとのご指摘があり、
  ノーマルに関しては対策品(RING側のインピーダンス変更)を送付してもらってました

     ※Tidemark様から補足1
      |サンライズのほうから、ジーというノイズが多少ありました。
      |Tutorial2はRING(サンライズのほう)の入力インピーダンスは
      |デフォルトで2Mオームです。
      |高くなればなるほど高周波まで拾いますので、その分ノイズが増えます。
      |これを500k程度まで下げれば多少は改善方向に行きます 。
      |  (⇒このためノーマルについては500kに変更して送付いただいたという次第)
      |ただし、テスト環境はMACKIEのREACHをフルテンにしてチェックしており、
      |かなりシビアにしていますので、通常では気にならないレベルかと思います。

  しかし、こちらでは当初その種のノイズは3種とも一切発生せず、
  「なんだ、大丈夫じゃん!」と安堵してたのでしたが
  テスト中に「ジ~」と言うよりもう少し低めのノイズが発生しはじめました
  結果的にこれは電源由来のノイズで、
  当初、モバイルバッテリーで駆動していたのですが、どうやらこの昇圧コンバーターが
  犯人だったようで、BOSS製の電源アダプタに交換すると嘘のように消失!!
    ⇒何か問題を感じたら「電源」を疑ってみましょう!

 【ハムノイズの発生】
  ギター→プリアンプ間のケーブルは、当初ちょっと張り込んで、こんなの使ってみました(笑)
     L.R.Baggs ( エルアールバックス ) / Stereo Y-Cable
   ところがこれを使うとPASコンタクト側から「ウ~~~」という低周波ノイズが発生
  そこで、今度は400円の激安ステレオケーブルを使用すると・・・
     CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CSS015
   ハムノイズを完全に撃退(笑)、私には理屈は良く分かりませんが、
  もしもYケーブルでTutorial2のTIP、RINGの2端子に入力してハムノイズがのるようなら
  ステレオケーブルでTIP/DUAL INに入力するとうまくいくかも知れません
  (全く根拠無くて、申し分けないw)

    ※Tidemark様から補足2
      |Yケーブルのノイズに関しては、ケーブル自体の劣化(酸化)がある場合、
      |ピエゾのインピーダンスの高さからノイズが載りやすくなっております。
      |Yケーブルの構造というより、酸化やはんだ不良を疑うほうがいいかもしれませんね。
      |少し補足しますと、
      |Tutorial2というかうちの製品は全般的に一般の製品よりレンジを広くとっており、
      |下は10Hzでもフラットです。そのため、電源のハム50Hzなども簡単に拾います。
      |内部に電源クリーン回路を入れておりますが、主に全体域に効きますが
      |ハムというのはかなり音量が大きく完全に取り切れない場合もあります。

  ただね~、この「ウ~~~」とか「ブ~~ン」とかのハムノイズは、
  ケーブルで解決すれば幸運ですが、そうでないと意外に手強く根治が難しいです 
  以下はあくまでハムノイズ対策の一般論ですが、最後のは「限りなくブサイク」です(笑)
    ⇒何か問題を感じたら「ケーブル」を疑ってみましょう!
    ⇒それでもダメなら「周囲の家電」を全部切ってみよう!
    ⇒それでもダメなら「電源」疑ってみましょう!
    ⇒それでもダメなら「ノイズ源のPU」を新品にしてみよう!
    ⇒それでもダメなら「コレ」みてみましょう!(笑)

②2系統それぞれに独立したコントロールがありがたい
  2系統入力をミックス可能なプリアンプというのは結構存在するのですが
  「EQセクション」がミックス後にかかる、要は1系統しかないタイプも多いのです
  しかし、マグネットとコンタクトという個性の異なるPUのミックスでは
  それぞれにEQがついているとかなり使い勝手が向上します
  GAIN、EQ、VOLUMEが2系統に独立して設定可能なのはよい発想だと思います

③やや固めのノブも好感触
  不用意につまみが動くことが防げて、ちょうど良い感じのノブです

④フットスイッチはハイクオリティ版が好みw
  自分の場合、フットスイッチと言っても足で踏むことは100%無いので
  あの「ガチッ!」っていうのよりはソフトな感触の方が嬉しいです

⑤ちょっとお願いしたいこと
  使い慣れれば、全然問題ないことだけど、こんなふうだとちょっと親切かな~~なんてw

  ・コントロールは上段TIP、下段RINGだと思われるのですが、出来れば印字がほしい
  ・シールでも良いから「FOR FINGER」とか外観だけで区別のつくようなものがほしい
  ・コントロールの右端「BOOST MASTER」については、いわゆるマスターセクションなので
   左側のコントロールとはやや異なるというのがわかりやすいと嬉しい
   コントロールを囲む白枠を別枠とするとか、ノブ色を変えるとかw


音の比較

せっかく3種類を試す機会をいただいたのだから、ちゃんと聞き比べて決めなきゃ!
ってことで、早速テストを初めて見たのですが、いや~プリアンプの比較ってほんとに難しい

最初は、3つともEQフラットで比較しようと思ったのですが、
どっちかと言えばドンシャリ好きの私なので、ある程度好みの音質での比較の方が
現実的ですのでEQはその方向で(笑)
もう一つの問題はリバーブです
私の場合、リバーブ無しでTutorial2を使うことはあり得ないのだから
本来はリバーブ有りの状況で比較して決めるべきなんですが、
まだ合わせるリバーブも決めてないので、これはもう不可能(笑)

そして、これはテストの最中に気付いたことなのですが、
どうやらノーマル版とハイクオリティ版の差が現れやすい設定 (EQやMIXバランス等)と、
差がわかりにくい設定があるようです

そこで、テストも2種類やってみることとしました
どちらのテストもレコーダーはZOOM H2n(ライン入力)を使用しました

【テスト1:割と差がわかりやすい】

コンタクトの低音もいかす感じでEQを決めています
ただ、この場合だと、各バージョンの差はわかりやすいのですが
私の感覚では「音がやや濁る」雰囲気を感じます
  ・ノーマル:基本的に良い音だが、若干解像感に乏しい気がする
  ・フィンガー:解像感が高く、その分音の立ち上がりが速く感じられる
  ・ストラム:圧力というのだろうか、太さを感じる音だが、解像感も失っていない
         (これってコンプの雰囲気にほんの少し似てる・・なぜだろ?)

3種類のTutorial2全て同じ設定(BOOST ON)



【テスト2:割と差が小さい】

コンタクトの低音はあっさりカットし、低域はマグネットに、中高域はコンタクトに
担当させる感じでEQを決めています
この場合、どのバージョンのTutorial2も音の鮮明さが増しますが、
その分差がわかりにくいという結果になっています

3種類のTutorial2全て同じ設定(BOOST ON)




私は何を選んだのか

3つとも買えれば問題なかったのですが・・・(笑)

まず、ノーマルは十分な性能で、間違いなく「使えるプリ」ですが
セッティングによってはやや解像感不足を感じることもあるので、泣く泣く除外w

フィンガーとストラムのどちらが良いかについては、正直まだ材料不足です
合わせるリバーブを決めて、それとの相性で決めるのが望ましいですが
リバーブを決めるどころか固定的に同じリバーブを使うかもまだ未定だし
決めようがありませんw
でも、差があると言えばあるけど、生死に関わるほどの大差でもない(笑)

ならば・・もう決めちゃおう!
私は、指弾きが主体でギターをバシバシ叩かない(叩けない、弾けないw)ので、
本来はPASさんの説明どおり「フィンガー」を選ぶべきなのかもですけど
一瞬でも「太い」と感じられた「ストラム」を選ぼうと思います

-----と、一度は思ったのでしたがw-----

とりあえず、リバーブを長期休眠中だったDIGITECH RV-7にして色々試してるうちに
PREDELAYコントロールのないRV-7だと特にかもしれませんが
やっぱりアタック感を最優先に考えるのがベターかなと・・・
というわけで、

「FOR FINGER」へ転向(笑)

これ以上とっかえひっかえ試してるといつまでも決まらない!!
気が変わらないうちに、ノーマルとストラムはPASさんにお返しましょう
 
吉と出るか凶と出るか・・・神のみぞ知る、ですが
 どちらを選んだとしても、少なくとも後悔はなさそうに思います
 
Tutorial2、良いプリアンプです


やめときゃエエのに記念録音(笑)

ここでやめとけば「良いレビューね」って言ってもらえたかも知れないのに
下手くそがバレると、一気にレビューへの信頼が失われるかも・・・(^_^;)
けど、まあ下手くそは周知の事実でありますし、購入の歓喜表現とでもご理解ください(笑)

LOWDEN O-32 + Tidemark Tutorial2 + DIGITECH RV-7 ⇒ ZOOM Q8
で「糸」(西村歩アレンジ)のショートバージョンです
Tutorial2の設定は写真のとおりです(上段:PASコンタクト、下段:SUNRISE S2)
そして・・・PLATEリバーブのてんこ盛りw

仕事もピークだし限られた時間なので、最良のセッティングかどうかは自信ありませんが
とりあえず自分の中では好きな部類の音です
でも、ちょっとドンシャリの「シャリ」が行きすぎたかも・・・今後の課題ですな(笑)

 

【調整のポイント&備忘録】

・基本的にはPASコンタクトを主役にして低域補強のためにSUNRISEをミックスしている
 PASコンタクトのみで使うことももちろん可能だが、
 その場合は低域の迫力を得ようとLOWを盛ると
 やや「ボンついた抜けの悪い低音」になる傾向があるので、
 PASコンタクトのLOWはフルカットし、SUNRISEで補うのがベターだと感じる

・ただ、SUNRIZEによる低域補強のためにLOWを上げると全体に解像感が落ちるので
 HIGHもやや上げている

・MIXの度合いはGAINではなく、VOLUMEで行う
 GAINは最小にしてもTIP(PASコンタクト)やRING(SUNRIZE)の音が消えるわけではなく、
 それぞれを消音まで絞れるのはVOLUMEである
 (要は各PUの音をゼロ~MAXまで調整可能なのはVOLUMEコントロールということ)
 なので、GAINはノイズが気にならない範囲で最大値にセットしておいて
 VOLUMEでミックスを決めるのがよい(と私は思う)

・EQのうちまだ掴み切れてないのがMID
 いつもだとMIDをやや絞りぎみにすれば割と簡単にドンシャリになるんだけど
 今回の場合は、確かにドンシャリだけど、なんというか「中抜け感」が強くなってしまうので
 どちらかと言えば盛り気味にしている
 よくはわからないが、Tutorial2のMIDの担当周波数はやや高めに設定してあるのかも知れない

・Tutorial2のセッティング自由度が極めて高いので、使い勝手は良いが
 反面、思うとおりの音にするのは、そうそう簡単でもない(笑)
 EQの効きが良いこともあって少しつまみ位置を変えると、もう「アレ?」ってこともあるし
 闇雲にいじってると、「あのとき良いって感じたのはどんなセッティングだったっけ?」ってなる
 もしも、良いセッティングに出会えたら、即座に写真を撮っておくことを
 強くお勧めしたい(笑)
 複数のギターでTutorial2を使うならなおさらである

・長い時間をかけてセッティングを終えた人ならご理解いただけると思うが(笑)
 それぞれのつまみの設置値が宝物のように見えてくる
 そして、ボードに組み込んで持ち歩くとき、
 何かの拍子でつまみが動いてしまわないか不安になるw
 取り越し苦労・・・まあ、そうだろうけどなあ(笑)
 
後日、フットスイッチキャップを装着
同色キャップが格好エエと自画自賛!(笑)

2019年3月10日日曜日

LOWDEN 退院!

PAS様、仕事が速い!!
2月21日に熊本に発送してからまだ14日目の3月6日、無事に帰着致しました

LOWDEN O-32

別にどこかが調子悪くて入院したわけではありません

このギター、ずっとSUNRIZE S-2というマグネットピックアップ1本で運用してきました

1年半前の録画です、SUNRIZEだけでも結構良い音だけど・・・

SUNRIZE S-2というマグネットピックアップの音はほんとに優秀で気に入ってたんだけど
マグネットだけにややのっぺりとした雰囲気もあるので、そこに少しでも「表情」を加えたい

以前このブログにも書いた気がするのですが
私自身、良く出来たコンタクトPUというのはほんとに良い音がすると感じていて
自分でもこんな実験をしてるくらいですから


マグネットに合わせるならコンタクトと決めておりました
そんな折、ちまたで評判の良いコンタクトを発見!それが「PASコンタクト」であります
もう気になって仕方ない(笑)
考えてるだけじゃ何もわからん!もう装着するしかない!というのが今回の入院理由です

また、あわせて
SUNRISE、PASコンタクトそれぞれの音を、個別にコントロールしてミックスするために
LOWDENからのアウトプットをステレオアウトに変更するのも今回の目的でした


PASコンタクト

PAS(現Tidemark)さんが開発したアコギ用のコンタクトピックアップです
年明けからしばらく新規受注を休止していましたが、最近販売を再開しています

HPにも記載があるように

ギターの持ち込み又は郵送を前提とする「ギターへの加工」を含んだ商品

ということで、持ち込みが出来ない場合は送付の手間が必要ですけど、
非常に良い音をしています
到着からまだ間もなく、あまり音を煮詰められてない段階ですが
一瞬、SUNRISE無くてPASコンタクト1本でも良かったかなあなどと思ってしまうほどです
軽くリバーブをかける程度であれば、
ほんとにPASコンタクトのみで生音っぽい音を楽しめると思います

ただまあ、高感度なコンタクトなので、
ギターと腕や服がすれる音まで、ひろいまくる(笑)
PASコンタクトだけで運用する場合は、「何か」対策しないとですね~w

深いリバーブを加えることを考えると、マグネットの太さも生きてくる場面もあります
今後組み合わせるリバーブなども決めながら、ミックスウェイトを考えていきたいと思います

Tidemark HPより写真を拝借


さらに・・・

LOWDENのステップアップに合わせて、専用のプリアンプを購入しました
PASコンタクトが加わり、ステレオ出力となったLOWDEN君の相棒にしようという目論見です

Tidemark HPより写真を拝借

Tutorial2については、かなり長い話になりますので
 
次回の記事に回したいと思います
 
乞うご期待!!!(笑)


次回の記事は3月12日に公開予定です



2019年3月9日土曜日

西村歩6thアルバム「Love&Peace」到着!

 
予約していた、CDと楽譜集が本日到着!
 
忙しいのですぐには手が付けられそうもないけど・・・
 
春になれば少しずつやってみましょう、
 
でも実際手にできたのはやっぱりメッチャ嬉しい!
 
youtubeには西村さんの演奏動画がアップされてるけど、
 
見ない!!(笑)
 
最初に耳にするのは、「買ったCDの音」と決めていたから
 
でも練習始めたら、きっと見るだろうなあyoutube(^_^;)
 

 

予約特典の缶バッジもかわええw

嬉しいプレゼントなのだけど・・・・
 
シド君のクリアファイルとかだったらサ~

さらに嬉しいかな~~なんてw
 
西村さ~~~ん、だめかな?
 
 
「無理!!!」
 
 
了解致しました~~~~~~~!!(笑)




忙しいけど、我慢できずに聴いてみたw (2019.3.10追記)

どの曲もメッチャエエ感じヤン!!

メロディラインがどれも美しく、西村さんらしさもこってりと感じられる
やっぱり西村さんってメロディメーカーなんだなって思うし、
きっとその部分を自分は好きなんだろうなと、妙に納得できた(笑)
これは、春からの楽しみが増えました

そして、今回は「音」がコレまでのアルバムとはずいぶん違う

西村さんのツイッター情報では、スタジオは変えてないようだけど
音像が一気に近くなり、迫力を増し、それでも抜け良く解像感のある音に仕上がってる
リアルさがコワイくらい良い音だと、思う
Telefunken U67、DPA 4003 という名マイクと素晴らしいエンジニアの手腕、
そして西村さんの演奏技術のたまものといったところでしょうが
まあ自分には同じスタジオとセッティングがあっても絶対無理な音だなあと・・・
そこには妙に自信がある(笑)

ただ、オンマイクの功罪もあるにはある・・・怖くて言えんけど(笑)


2019年3月5日火曜日

GREVEN退院!

1、2弦のビビりでTOSHI.G工房に入院していたGREVEN
2週間弱で退院となりました


すり合わせ

ビビりの解消方法についてはルシアーの宇坂さんに一任していたのでしたが
結論としては「すり合わせで大丈夫でしょう」とのことで、結果やいかに!!

元のフレットは、スリ減りが激しく、さながらテーブルマウンテンのごとしでありましたが
すり合わせの結果、写真のように滑らかな曲線形状に!!!
そして、ビビりも完全シャットアウト
強く弾いても安心なギターになって帰ってきてくれました


今回の入院で、あわせてブレーシングの浮きなど総合的な点検もお願いしたのでしたが
とりあえず異常なしと言うことで、その面でも安心できて良かったです

それにしても・・・
すり合わせ、弦高調整、総合点検、そして新品のエリクサーブロンズを張ってくれて
1●●●●円は、安いです、ありがたいです!!!
宇坂氏のご迷惑になってはいけないので、ここで正確な金額はかけませんが
メンテナンスもギターやウクレレのオーダーもご興味があれば是非一度ご相談を!!


退院記念録音


毎度のことですが、自分で「ええなあこの音」って思ってるのを伝えるのは難しい
結構ノイズがのってますが、これは加湿器・・・後になって気付いた(^_^;)

どの程度お伝えできたかはわかりませんが
40年以上の年月で枯れた部分もあるりながら、みずみずしい雰囲気も残しているように
私は感じておりますw

ZOOM H6のエフェクト無しの音です(音量の増幅あり)