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2021年9月30日木曜日

コンデンサーマイク AKG C5

 最近ちょっとハンドヘルドのコンデンサーマイクに凝ってますw

AKG C5


AKGのハンドヘルドコンデンサーマイクには、C5、C7、C636とありますが
C5はその中で最も安価な、入門クラスといった位置付けとなっています


  ■コンデンサーマイク、ボーカル用
  ■単一指向性
  ■周波数特性:65Hz-20kHz
  ■感度:4mV/Pa(-48 dBV)
  ■最大SPL:140/145 dB  for 1%/3% THD
  ■インピーダンス:200Ω
  ■ファンタム電源:9~52V(48V推奨)
  ■付属品:ポーチ、マイクホルダ(3/8インチネジ)
  ■サイズ・重量:φ51×185.2mm、345g


音の感想


正直言うと、サイドアドレスのAKGの音は少し面白みに欠けると思っていました
別に悪いという意味では無いのです
しかし、フラットで味付け少なめで使いやすいけど、どこかもさっとして元気がないような気がしていたのも事実です
その分、「ハンドヘルドはどうなんだろう?」という興味は強かったのでしたが・・

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基本的にやや固めでカッチリした音です
下の周波数特性でもよくわかりますが、
200Hzから下のロールオフが、まるでローカットフィルターを効かせた様に強めの設定です
AKGとしてはかなり積極的な音作りとも思えますが
コンデンサーマイクとしてのキレの良さもあって、私にはとても好印象でした

固いと言ってもSENNHEISER e945(ダイナミック)のような刺さる様な印象も無く
ほどよくカッチリ収まっているのは、ある意味AKGらしさなのかもしれません


感度はコンデンサーマイクとしてはそれほど高いわけでは無く、
ダイナミックから差し替えても、驚く様な大音量!ってこともなさそうに思います
マイクプリアンプのゲインを5dB程度下げる感じでしょうか

質感や使用感


まだ、使用感を語れるほど使いこんでないのですが
 ・フカレに強い
 ・とても頑丈
 ・ハンドリングノイズも少ない
と、ネットでは概ね好評価です
私自身、発声と同時にわりと息が多く出るので、フカレ耐性はありがたいです
しかし、これまでに実際にフカレで苦労したのは、
安いUSBマイク「SONY PCV80U」だけだったので
気にするほどの息の量ではないのかも知れませんが(笑)

デザイン的には高級感もあって「とても良い感じ」です
AKGマークもグリルのシルバーリングもなかなか格好いい!
あえて注文を出すなら・・・ダイナミックのAKG D5とうり二つなことでしょうか
シルバーリングに「CONDENSER」の文字が印字されているほかはほぼ同じ
ワンポイントでも色目を変えるとか、なにか差別化を!と思わなくもない(笑)

サンプル音源


「オーシャンゼリゼ、聞き飽きた~~~」との声も聞こえそうですが
出来るだけ条件をそろえてということですので、ご勘弁をw
EQ含め全く加工していない音です

【AKG C5】

【比較用:SHURE SM58】


2 件のコメント:

  1. オーシャンゼリゼ(^^♪
    こんにちは 雨降りで 山登りに行けずゆっくりしてます
    今 こちらは紅葉真っ盛りです
    さて、
    こうなると、好みの問題ですかね
    個人的にAKGが好きです

    いつもテスト ありがとうございます

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  2. >bs-guitar-funnypage さん

    コメント、いつもありがとうございます

    こちらは良い天気でしたが、先ほどから少し降り始めました

    どうしてこうマイクに心惹かれるのか自分でも不思議ですが
    「マイク病」も少し治癒しつつあります(笑)
    最近、ちょっと良いコンデジ買ったので
    久しぶりに紅葉前線でも追いかけてみましょうw

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