アコギを弾いている方でも、もしかすると一生縁がないかも知れないお道具ですが
ピックアップ交換をご自分でされる方には救世主的なアイテムであります
ALLPARTS LT-1400-023
Bullet Guitar Jack Tightener
全長5cm強(53mm)という、ミニサイズのレンチです
正直いえば、私の興味は「ほんまに使えるんかいな??」という好奇心であって、
効果を期待する部分がゼロとは言いませんが「当りならラッキー!」程度のものでした
購入はサウンドハウス、価格は1880円(税込)です
エンドピンジャックの取り付け(従来)
エンドピンジャックに化粧カバーを取りつける前はこんな感じになってます
シールドを差し込むエンドピンジャックの根元に六角ナットが見えていますが
これを締め付けることでエンドピンジャックがギターにしっかり固定されます
しかし、六角ナットを単純にスパナやプライヤで回しても、
ジャック部分も一緒に回ってしまい、なかなか上手く締まりません
下手すると、ジャック部分が回転してしまうせいで、
内部配線まで変にねじれたりと断線の火種となる可能性も否めません
その対応として、ジャックに開けられた穴(ほぼ全てのエンドピンジャックにあります)に
金属棒を通してジャック部分の回転を止めつつ六角ナットを締める必要があるのですが、
厚みのあるスパナだと、穴にとおした金属棒とスパナが干渉して締められません
そこで、六角ナットの締め付けにはプライヤを使うことが多いのですが
それはそれで、ギターに傷がつかないかといつもヒヤヒヤするし、
スパナと違って「トルク感」が感じられないので、どのくらい強く締めたのかわかりにくい
その結果、締めたつもりでもしっかり締まってない、なんてことも起こります
しかし、この締め付けがしっかりできていないと、こんな不具合が起きます
■エンドピンジャックがすぐにゆるんでぐらついたり回転したりする
■ギターによっては緩みが異音につながる場合がある
(弦がビビるのと似たような音)
そんなわけで、この六角ナットの締め付けには「上手くいった」との実感が湧かず
私にとっては、ちょっと苦手な作業となっていました
しかもです・・・・この作業は一度で終わる保証が無い(^0^;)
ジャックのとびだし長さが、長すぎず短すぎずというちょうど良いところを探すため
けっこう試行錯誤することがあるためです
後は、Jack Tightener外側の六角レンチ部分を六角ナットにあわせ
レバーを使って締め込みます
六角ナットは12mmの規格品ですので径があわないってことは起こりませんw
そんなわけで、この六角ナットの締め付けには「上手くいった」との実感が湧かず
私にとっては、ちょっと苦手な作業となっていました
しかもです・・・・この作業は一度で終わる保証が無い(^0^;)
ジャックのとびだし長さが、長すぎず短すぎずというちょうど良いところを探すため
けっこう試行錯誤することがあるためです
Jack Tightenerの使い方
まずは六角ナットを指で締められる限度まで回します
その後、Jack Tightenerの先端をジャック部分にあてがい、
押しつけるように力を加えます(これでジャックの回転を阻止します)
後は、Jack Tightener外側の六角レンチ部分を六角ナットにあわせ
レバーを使って締め込みます
六角ナットは12mmの規格品ですので径があわないってことは起こりませんw
いやいや、そんなので上手く閉まるわけ無いやろ!と最初はほんとに半信半疑でした
しかし、これが不思議なことに結構上手く閉まるのです
キツネか狸にばかされたような気分ですが、事実上手く使えてます
このJack Tightenerは、本来フェンダーのエレキのような「埋め込みジャック」の
締め込みに使われるもののようです
この場合は埋め込みのための座繰り径との干渉問題もあるようですが
アコギの場合は使用に当たって干渉するものは何もないので、より使いやすいです
しかし逆に言えば、エレキの埋め込みジャックでは「必需品」でも
アコギでは「金属棒とプライヤでなんとかなる」ことで必要度は下がるのですが
このお手軽さ・・・・やめられない(笑)
問題があるとすれば・・
まずは、ジャックの回転防止のキモとなっている先端部分が
いつまでその機能を保持できるかということでしょう
年に数回しか出番は無いと思うので、摩耗はそれほど心配してないのですが
とりあえず、成り行きを見守るしかなさそうです
手にとって見ればきっと思うことでしょう
何でこれが1900円もするんや~~~!!💢
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