小学校で初めてリコーダーを吹いてから五十有余年・・・
当時も決して上手とは言えなかったが「嫌いではなかった」ことだけは記憶にある
だからなのかはわからないがエレフエ練習も妙に楽しい
もちろんリコーダーが電子楽器化して、多くの音色を楽しめたり、エフェクトをかけたりできることも楽しさの要因ではあるが、そうなったらなったで一つ疑問も浮かび上がる
「MIDI音源が鳴らせるならどんな楽器でも良いのでは?」
そう、エレフエに限らずキーボード、ギター等々、MIDIが使える楽器であれば結局のところ同じ音が出る・・それなら楽器が「笛」である意味はどこにあるのだろう?
子供のころに親しんだ楽器へのノスタルジー?
それは少なからずあるのだけど、MIDI音源につなげれば同じ音が出るのなら、得意!とはいえない笛にこだわらずとも慣れ親しんだほかの楽器でもよかったのではと、つい思ってしまう
そんな思いを抱きながら練習してみたエレフエだが、一つ分かったこともある
リコーダー(や基本的には他の吹奏楽器)の大きな特徴は「単音楽器」ということ
和音を奏でられる楽器の音はたしかに多彩で美しい、しかし単音しか奏でられない楽器には、単音ならではの旋律に対する訴求力があるような気がする
また、自分には到底無理だけど独自の表現技術もあって、妙に聞き手を惹き付ける
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・・・そんな(いらんw)ことを考えながら一週間と少し、1日1時間程度(何度かに分けてだが)練習してみた
練習のあゆみ
①楽譜を探す
主旋律のみの単音楽譜が笛錬には使いやすいが、これが意外に見つからない
もちろん購入すればあるのだが・・・タダっていうのはなかなかw
幸い手持ちに「BEST FOLK300」という弾き語り用の楽譜を見つけた
※1993発行・・30年前じゃんw
楽器用ではないので楽譜も単音記載!!ラッキー!!、これがあると
・どこでオクターブが切り替わるか
・どこで調号(#や♭)が入るか
が一目瞭然で非常に練習しやすかった
②とりあえず楽譜を見ながら吹いてみる
まあ1日練習すれば「何の曲を吹いてるか」くらいはわかる程度になる(笑)
一番てこずったのはやはりオクターブの切り替えで、これにある程度慣れるまで
3、4日は要したように思う
ただ、「上のド」を出すのに2つの押さえ方があるので、
オクターブを切り替えるほうが良いのか切り替えないほうが良いのかは、
運指の流れで決める必要があったが、結局のところ「切り替えない(下図のⅠ)」を
使うのが無難というところに落ち着くまでさらに1日程度を要した
※オクターブ切り替え(左手親指)ミス、右手小指の押さえミスが多発したため
③カラオケをバックに吹いてみる
エレフエだけでなんとかふけるようになった段階でカラオケに合わせてみる
と・こ・ろ・が、であるw
エレフエだけだと何んとなく吹けた気になってたのに、もう出だしからパニック
あ~押し間違い、あ~ちょっとずれた、あ~~変な音出た、
そのたび「総崩れ」となってしまう
こればっかりはコツなどというものはなく、もう練習を重ねるしかない
ただ、このあたりで思いついたのが「輪ゴム作戦」(笑)
特に間違えやすい「右手小指」の位置を少しでもわかりやすくするための目印に
輪ゴムを巻いてみた
劇的改善!!にはもちろんならないが少しはましになったような「気がする」
一週間の成果
誇れるような成果はない(言い切った~)
しかしながら「小学校以来、半世紀以上リコーダーと接点がなかったとしても一週間練習すれば何とかこの辺までは吹けそう」って目安にはしていただけるかと思う
・曲名:道化師のソネット
・調性:ト長調(ファに#)
・音域:レ~上のラまで(要オクターブ切り替え)
・音色:エレフエ内臓音源(4:アルトサックス)
・トランスポーズ:-2
・エフェクト:ミキサー内臓リバーブ
多くのミスもあるのだけど・・・自慢できる出来ではないのだけど・・・
余は満足である(笑)
多くのミスもあるのだけど・・・自慢できる出来ではないのだけど・・・
余は満足である(笑)
次は一青窈さんの「ハナミズキ」でも吹いてみようかと思っている
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