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2015年6月2日火曜日

カポダストの森

~ブログクラッシュのため、こちらに再掲します~

ソロギ弾きには必須・・といいつつ、いつの間にか増殖していたカポダスト

人が良いというもの、あこがれのギタリストが使ってるもの、機能的に面白いもの
そして、思いのほか行方不明になりやすいアイテムなので
「え、どこ行った?」と思うたびに買ってたら、こんなことになってしまっていた

 
①シャブカポ アコギ用 (54g 7.1mm 49.4mm) ※所有は鉄製
②シャブカポ クラッシックギター用 ×2 (55g 7.1mm 56.5mm) ※所有は鉄製
③NSカポ ×2 (23g 6.5mm 52.5mm)
④NSカポ クラッシックギター用 (24g 6.4mm 56.5mm)
⑤ユニバーサルカポ (39g 6.0mm 57.3mm)
⑥ビクターカポ (51g 6.7mm 51.7mm)
⑦KYSER KG6 GOLD (g mm mm) ※手元にないので不明
⑧ペイジカポ PC-6 (35g 6.6mm 53.4mm)
⑨ペイジカポ P-6E (35g 6.1mm 51.5mm)
⑩Glider the rolling capo (56g 丸いので??mm 58.5mm)
⑪Yamaha CP-100 (59g 9.3mm 53.0mm)
⑫Yamaha CP-200 (71g 9.1mm 53.5mm)
⑬Planet Waves by D'Addario PW-CP-10 NS Artist Capo (g mm mm)

※)リンクはSHまたはamazonへの商品リンク、括弧内は(重量 押弦材の幅 押弦材の長さ)

よく、音や装着しやすさ、チューニングの狂いにくさなどが取りざたされます
確かに、そういった部分で多少の差はあると思いますが
それほど決定的といえるほどの差はなく、「好み」の範疇かなと(^_^;)
ただ、この「好み」というのは結構大きな要素なので
人によっては「これじゃないと!」っていうこだわりにもつながっているように感じます
ただし、わたしも2~3万円(一説には5万円?)もすると言う
ロールスロイスこと「エリオットカポ」のような超高級カポなどは使ったことがありませんので(笑)
もしかすると違う世界がそこにはあるのかもしれません


以下は、手持ちのカポダストに関する、ワタシの独断と偏見による評価もどきです、
ご意見もおありかと思いますが、ご笑覧下さいませ

【音がよい(かも?)と感じるもの】

ギターとの相性も多分にあると思われるし、差も相当に微妙なものです
ブラインドで聞き分けできる人がどれほどいらっしゃるか・・とも思いますが
ワタシの場合、実際に音を聞いて比較という前に
「多分音がよいのじゃないか?」という、カポの構造的なイメージというのがあります
「比較的軽く、押弦材の幅が小さく硬く、1~6弦を均等に締められるもの」
その基準でいけば
⑧ペイジカポ PC-6 ⑨ペイジカポ P-6E
が、最も好ましいわけで、実際の音もキレのある良い音がすると思っています
③NSカポも良い感じです
しかし、ややゴム質が柔らかで、最初の感動があまり長くもたないような気がします

ただ、これも私感ですけど
カポそのもの違いによる音の差異もあると言えばありますけど
「カポの装着位置」による違いの方が実は大きくて、ブリッジよりに装着するほど
「テンション感が上がり、音にキレが出てくるけど、装着時のチューニングの狂いも大きくなる」
と思います
おそらくですけど、カポによって良い音のする位置というのも若干異なったりするのではないでしょうか
そのあたりも踏まえたカポの音質比較というのはかなり難しいとも言えそうですね

【装着しやすいもの】

これは、バネ式の
⑦KYSER カポ ⑬Planet Waves by D'Addario PW-CP-10 NS Artist Capo
の圧勝かと・・・、片手でひょいひょいってつけられるし・・
でも「ひょいひょい」のためにはある程度の握力必須ですので、
女性の場合は厳しい場合もあるかもしれないです
ただし、ものによってはトリガーが指板の上側に来ず、
ネックの裏側に来るものもあるのでちょっと注意です
横ねじ式の
③NSカポ ⑥ビクターカポ
も装着しやすいカポです、握力無くても大丈夫なのでバネ式は苦手という方も使いやすいです
①シャブカポも、ギターが1本ならつけやすいのですが
ネックの異なるギターが数本あったりすると
ねじの調整が面倒になってきますので、私は最近ほとんど使いません
参考までに、装着しにくいカポ、ベスト3は以下のとおりです(笑)
 第1位:⑩Glider the rolling capo
 第2位:⑤ユニバーサルカポ
 第3位:⑧ペイジカポ PC-6

【演奏の邪魔にならないもの】

指板の裏側にどれだけ「邪魔者がいないか」が鍵ですね~
横ねじ式やバネ式はその意味でとても有利です
③NSカポ ⑥ビクターカポ  ⑦KYSER KG6
ただ、運指上邪魔にならない曲というのもとても多いので
それほど目くじら立てなくてもとは思うのですが
コード弾きなどでローコードのややこしいヤツ、DdimやらFdimやらのときは
「きーーーー!」ってなることも・・・まれにあるかもしれません

【チューニングが狂いにくいもの】

理屈としては押弦材の幅が狭いほどテンションの変化が少ないので
狂いが少ないといえそうですが
音のところで書いたように実際は取り付け位置の影響も大きく
加えて、「締め付け加減」によっても変わってきます
また、どのみちカポをつければチューニングは確認・修正するので
狂いにくさが重要なのかどうかは、ワタシ的には疑問です
ですので、手持ちの中ではコレ!というのは特にありません

【機能的に特殊なもの】

やっぱり⑩Glider the rolling capo ですね
こればっかりは、他のカポでは代わりがききません
ソロギターで必要になることはそれほど多くないですが
弾き語りなどで移調する場合は、移調後もローコードのまま弾けたりして重宝します
もちろん、瞬時にカポを「緩め、移動し、締める」という技を極める方法もありますが・・・
かなりチャレンジしましたが、至難の業でした(爆)
あと⑤ユニバーサルカポ も面白いカポで
押弦のゴムの方向を変えるだけで
アコギだけじゃなく、指板Rの少ないクラッシックギターにも使用できます

【結局のところ何が良い?】

いや~~~、これだけぐだぐだ書いてきましたけど、結局何でも良い?(笑)
ただ、何となく使用頻度が高いのは
 ⑨ペイジカポ P-6E(安い方、リリース機能のあるPC-6はすごくつけにくい)
 ③NSカポ 
 ⑤ユニバーサルカポ
特に理由はないんですが、なぜかよく使います
つけやすくて、音がよい(と思い込んでる)ためかもしれません
ただし、⑤ユニバーサルカポはメッチャつけ難いんですが・・・・
なんで多用してるのかは自分でも不明です(^_^;)

なお、⑬Planet Waves by D'Addario PW-CP-10 NS Artist Capo については
もうメカフェチにはたまらない雰囲気がプンプンと漂っているのですけど
まだ手元に届いてないので(笑)
後日、レポートしてみたいと思っております

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