ページ

2017年3月31日金曜日

ウクレレ日記(3日目) ピックアップを搭載


元々機材フェチです、なのでギター用の機材は山のようにあります(笑)
ウクレレに慣れるのに、それなりの時間が必要と気付いた今
できることはウクレレドレスアップ・・・なわけ(^_^;)

【ところでギターはどうなってますか?】

やってます~~~~
年度末仕事で2ヶ月くらい中断していた西村歩さんのデスペラード
「さくらが咲いてるうちに」を目標にしてましたが、今年は桜の開花がメチャ遅!
しかしまあ、それも自分にはとってもラッキー?なわけで、
何とかあと10日くらいでアップできそうです(もちろん西村さん完コピは無理ですが・・・)
ということで、もうちょっとお待ちくださいませ

【ウクレレ用ピックアップの種類】

①アンダーサドルピエゾ

最初からサイドにプリアンプが搭載されているモデルのほとんどはこのタイプだと思います
サドル下に細い帯状のセンサーが敷いてあってこれが音を拾います
ブリブリとした独特の音色なので好みも分かれますが、最も一般的です

ピックアップの付いてないモデルでも後付けは可能です
ギターのようにサウンドホールから手を突っ込んで作業できない分、難易度はやや高いですが
電池を使わないパッシブタイプであれば割と簡単?に取り付けできます
(それでも穴開け加工が最低2箇所と組み込み作業が必要です)
難関はサドル溝に開けた小さな穴にピエゾセンサーを内側から通す作業です
まあこれはいろんなコツとかもあるんですが、自分でやってみたときにまた書いてみますね

世の中には「エレキウクレレ」というソリッドボディのウクレレもありますが
エレキといってもナイロン弦である限りは「マグネチックピックアップ」は使用できませんから
エレキウクレレのピックアップも、ほとんどはこのアンダーサドルタイプだと思われます


②コンタクトピエゾ

ウクレレの盤面(主にトップ版)から振動を拾うタイプのピックアップです
安くてそこそこいけるということではARTEC A1-OSJが有名ですね、僕もギターで使っています
取り付けがきわめて簡単ということと、
出来の良いコンタクトならとても自然な音が得られるというのが魅力的です
ただし、貼り付ける位置や貼り付け方法で音がかなり変わってしまいますから
最適位置を見つけることが最も大変な作業になります
とはいえ、ウクレレの場合はボディが小さくて貼り付けられる場所も限られていますから
ギターに比べれば楽ちんかもしれません
ギターの場合は外観を損なわない「内部に貼り付けるタイプ」も存在しますけど
ウクレレは中に手が入らないので、もしもそういったものが販売されていても
取り付けはプロで無いと無理かもしれません

ネット検索のときは「トランスデューサー」でも多くヒットするので探してみてください


③マイク

小型マイクをウクレレに装着するタイプのピックアップです
代表的?かどうかはわかりませんが、例えばIRIG ACOUSTIC STEGEなんてのもあります
下の画像はタカレレにIRIG ACOUSTIC STEGEのマイクを装着してみた画像ですが
板厚が薄すぎて上手く固定はできませんでした
一度取り付ければ(引っかければ)落ちるということはありませんが
動いてしまうのでノイズを発生する可能性があります
取り付けたいウクレレに合うかどうか、自分の演奏スタイルの邪魔にならないかを確かめるのが
購入前のポイントになりそうです



【ピックアップの取り付け】

今回使用するのは「②コンタクトピエゾ」という種類のものです
取り付けが簡単なのと、買ったものの使ってなかったピックアップということで、
ようやく生きる道が見つかりました(笑)
 ちなみに機種は「Shadow SH 2000」といいます
音もそこそこ良いのですが、「使わないときはコードを取り外せる」という使い勝手の良さが
最大のお気に入りポイントであります


①粘着剤を張る

両面テープという手ももちろんありますが、
はがすのが大変でウクレレへのダメージも懸念されるのと、やや出音が固くなる傾向があるので
私は、「ブルタック」という粘着剤を使用します(まあガムのようなものです)
これを底面にできるだけ薄く均一な厚みになるように貼り付けます
厚みは感覚的には1mmくらいでしょうか・・・
この厚みでも音は変わりますので、ご自分でいろいろ試してみるのも面白いと思います
ブルタックは綺麗に剥がすことが可能です、少しウクレレに残る場合がありますが、
このときは残ったブルタックを手に持ったブルタックでくっつけて剥がすということを繰り返せば
数回で綺麗にとれます
気になる場合はその後クロスで綺麗に磨けばおケーです
またブルタックは何度でも繰り返し使用することができます



②ウクレレに取り付ける

といっても貼り付けるだけですが(笑)
写真左のように「基本はブリッジの近くのどこか」が貼り場所になりますが
ブリッジの下側は演奏上大変邪魔になりますし、
写真右でもわかるように「コード自体も邪魔にならない位置」ということも考慮すれば
結局写真の位置ぐらいしか思いつきませんでした(笑)
もっと音の良い位置もあるかもしれませんが、当面はこれで行きます
なお、貼り付けは、均一に張り付くようにかなりしっかり押しつけてください
ただしもちろんですが「トップを割らない程度に」ということで(^_^;)
一度張り付けば滅多なことで落ちたりはしません


③他に何が必要か

アンプをお持ちであればコードの反対側をアンプに差し込むだけで音が出ます
アンプにリバーブでも付いていれば結構その気で浸れます
録音のしかたや目的によっても必要な機材は変わってきますが
レコーダー等で録音する場合は、レコーダー側が一般にステレオ入力なので一工夫必要です
今回のピックアップはモノラル出力ですから、MONO→STEROに上手く変換できるケーブルが
必要になる場合があります

あとはやっぱり浸るためのリバーブでしょうか、あれば楽しいです(私は)

【どんな音になるのでしょ】

ね、こういうときにササッとサンプル音源作る腕がないのがとても悲しい(笑)
昨日と同じ「見上げてごらん夜の星を」ですが、
つゆだくリバーブのおかげで、ほんの少し上手になったように・・・・
気のせいでも良いから、聞こえて欲しい(爆)



【その他今日の気付き】

1.ウクレレ小さすぎて動画を撮ると「メタボ腹」を隠し切れん
  ギターやとそこそこ隠れたんやけどなあ、撮影アングルの研究が必要そう(^_^;)

2.「見上げてごらん夜の星を」を練習してるのに、弾いてないときに頭に流れてるのは
  「星に願いを」・・・なんでやねん



2 件のコメント:

  1. 僕にはまだ、さわることのない世界ですね(^_^;)
    改めて、ziziさんの知識の広さに一礼です!勉強になりました��
    確実に弾けてるのが悔しいです!笑

    返信削除
  2. >しろちゃんこんばんは~~~~

    記事には書きませんでしたけど職場ライブだと
    歌用とウクレレ用の2本のマイクさえあれば、それでOKだったりもします(笑)
    少人数なら「何も無し」肉声&生音というのも十分ありですよね

    僕の場合は早い話「リバーブをかけるためのピックアップ」という意味が大きいです
    リバーブというのはカラオケのエコーみたいなものですけど
    余韻が伸びて僕みたいなものでもちょっとだけ弾けてるように聞こえさせてくれます
    「上手くなったかも」と錯覚させてくれる道具が
    僕は大好きなので(爆)・・・手放せないです~~!

    返信削除