先日偶然ネットで見つけるまでまったくしらない弦でしたが
amazonでの取扱開始が2016.2となっているので、まあそのあたりなんでしょう
一応メーカーからの紹介文を以下に示しておきます
D’Addarioアコースティックギター弦「ニッケルブロンズ弦 」のご紹介です。
他の多くの弦がギターのトーンに不必要な雑味をつけてしまうのに対して、
この弦はギター固有のキャラクターをハイライトし、
その楽器の自然な周波数の音色を奏でます。
「ニッケルブロンズ弦 」は鮮明さ、共鳴、レスポンスをあわせもち、
突出して調和が取れていて豊かな倍音を奏でます。
この非コーティングのプレミアム弦の芯弦には、
D’Addario独自の代表的な高炭素カーボン「NY STEEL」を採用しており、
チューニングの安定感と強度が従来の弦より向上したことを実感いただけます。
• 巻弦は楽器固有の品質、本来の音色を表現するために新たに開発されました。
• サウンドに圧倒的な鮮明さ、共鳴、レスポンスをもたらします。
• バランスが取れた豊かな倍音を奏でます。
• D’Addario独自の高炭素カーボン「NY STEEL」を芯弦とプレーン弦に採用し、
チューニングの安定感と強度が向上。
で、なんで購入したかといえば「サウンドハウスの送料対策」であります
80円の部品が4つ必要だったのですが320円では送料無料にならないので・・・・(笑)
まさかまた昔のように送料のための抱き合わせ商品を探す羽目になるとは思いませんでした
パッケージを開くとシルバーグレーのビニール袋
エリクサーのような各弦個別のパッケージでは無く、この袋に6本全てはいってます
そして、袋を開ければ・・・・全てシルバーの弦があらわれます
ここにきて「ははあ、ニッケルブロンズってこういうことなのか」と気付くのでありますが
まさに太めのエレキ弦です
ボールエンドはダダリオではおなじみの色分けがされており、
弦ごとの色使いも通常のダダリオ弦と同じです
音はともかくとして、まずはこの全弦シルバーという色でかなり好みが分かれそうです
MARTIN 00-15に張ってみましたが、ブロンズ色になれた目にはやはり少し違和感があります
でも、私自身は「慣れの範疇かな」と感じましたし
実際、数時間も経過すると、もうかなり慣れてきたような・・・(笑)
さて、使用感の方ですが概ねこんな感じです
・チューニングの安定は特に早くも遅くも無く平均的な範囲でしょうか
4、5回チューニングしたあとはとりあえず弾けます
・テンション感はそれほど強く感じません、また意外といってはなんですけど
割と良く滑りもよく、スライド時のスキール音も大きくないので扱いやすいです
・音は「やや乾いた雰囲気の音ながら非常にサスティンが長い」と感じます
この感想はどうも「シルバー」という色から影響を受けている可能性も否定できませんが
いつものフォスファー弦とは少なくともやや異なります
しかし、良い響き方をして決して悪い印象ではないです
・音量は十分あるといって良さそうです
また、フォスファーに比べると1、2弦が割と太く甘く鳴る感じがあります
良いか悪いかは別として、「いつもと違う音」を体験できることだけは請け合いです(笑)
ただちょっと意外だったのは
エレキ弦みたいな外観だし、マグネットPUとの相性はさぞかし良かろう
と想像してたんですが、まあ普通といいますか具体的な数値などを示すことができないので単なる感覚なんですが
どっちかといえば、あまりガツンとくる感じが無くて、優しい感じの音になったような気がします
この感覚が正しいとすれば、私としてはちょっとだけ不満かもしれません