2017年5月28日日曜日

ダダリオ NB1253

この弦っていつ発売になったんだろう?
先日偶然ネットで見つけるまでまったくしらない弦でしたが
amazonでの取扱開始が2016.2となっているので、まあそのあたりなんでしょう
一応メーカーからの紹介文を以下に示しておきます

  D’Addarioアコースティックギター弦「ニッケルブロンズ弦 」のご紹介です。
  他の多くの弦がギターのトーンに不必要な雑味をつけてしまうのに対して、
  この弦はギター固有のキャラクターをハイライトし、
  その楽器の自然な周波数の音色を奏でます。
  「ニッケルブロンズ弦 」は鮮明さ、共鳴、レスポンスをあわせもち、
  突出して調和が取れていて豊かな倍音を奏でます。
  この非コーティングのプレミアム弦の芯弦には、
  D’Addario独自の代表的な高炭素カーボン「NY STEEL」を採用しており、
  チューニングの安定感と強度が従来の弦より向上したことを実感いただけます。
 
    • 巻弦は楽器固有の品質、本来の音色を表現するために新たに開発されました。 
    • サウンドに圧倒的な鮮明さ、共鳴、レスポンスをもたらします。 
    • バランスが取れた豊かな倍音を奏でます。 
    • D’Addario独自の高炭素カーボン「NY STEEL」を芯弦とプレーン弦に採用し、

     チューニングの安定感と強度が向上。

で、なんで購入したかといえば「サウンドハウスの送料対策」であります
80円の部品が4つ必要だったのですが320円では送料無料にならないので・・・・(笑)
まさかまた昔のように送料のための抱き合わせ商品を探す羽目になるとは思いませんでした


パッケージを開くとシルバーグレーのビニール袋
エリクサーのような各弦個別のパッケージでは無く、この袋に6本全てはいってます


そして、袋を開ければ・・・・全てシルバーの弦があらわれます
ここにきて「ははあ、ニッケルブロンズってこういうことなのか」と気付くのでありますが
まさに太めのエレキ弦です
ボールエンドはダダリオではおなじみの色分けがされており、
弦ごとの色使いも通常のダダリオ弦と同じです


音はともかくとして、まずはこの全弦シルバーという色でかなり好みが分かれそうです
MARTIN 00-15に張ってみましたが、ブロンズ色になれた目にはやはり少し違和感があります
でも、私自身は「慣れの範疇かな」と感じましたし
実際、数時間も経過すると、もうかなり慣れてきたような・・・(笑)


さて、使用感の方ですが概ねこんな感じです

 ・チューニングの安定は特に早くも遅くも無く平均的な範囲でしょうか
  4、5回チューニングしたあとはとりあえず弾けます
 ・テンション感はそれほど強く感じません、また意外といってはなんですけど
  割と良く滑りもよく、スライド時のスキール音も大きくないので扱いやすいです
 ・音は「やや乾いた雰囲気の音ながら非常にサスティンが長い」と感じます
  この感想はどうも「シルバー」という色から影響を受けている可能性も否定できませんが
  いつものフォスファー弦とは少なくともやや異なります
  しかし、良い響き方をして決して悪い印象ではないです  
 ・音量は十分あるといって良さそうです
  また、フォスファーに比べると1、2弦が割と太く甘く鳴る感じがあります

良いか悪いかは別として、「いつもと違う音」を体験できることだけは請け合いです(笑)





ただちょっと意外だったのは
エレキ弦みたいな外観だし、マグネットPUとの相性はさぞかし良かろう
と想像してたんですが、まあ普通といいますか
具体的な数値などを示すことができないので単なる感覚なんですが
どっちかといえば、あまりガツンとくる感じが無くて、優しい感じの音になったような気がします
この感覚が正しいとすれば、私としてはちょっとだけ不満かもしれません

2017年5月26日金曜日

リファラースパム、もしかして終息か?

昨年の10月頃から猛威を振るったリファラースパム
平均して1日あたり150~180ページビューがスパム攻撃によるものでしたから
8か月で概ね4万ページビューにもなったのですが
最近はアメリカからのアタックがほとんど無くなりました

この1週間の国別ページビューはこんな感じです


これまでなら、アメリカからのアクセスは最低でも週に1000PV程度はあったのですが
それが53PVということでスパムはほぼ無くなったと判断できそうです

はたしてこれが小休止なのか終息なのかはまだわかりませんが
以前どこかでGoogle Bloggerもスパム対策に本腰を入れるような記事も見かけたことがあったので
もしかするとグーグルが頑張った成果かもしれません

スパムによる実害は無かったとはいえ、なんか気持ち悪かったので
このまま終息してくれることを祈ります
ま、本音を言えばスパムとはいえPVカウンターの数字がどんどん増えていくのは
それはそれでちょっぴり嬉しかったりしましたけどね(笑)


2017年5月24日水曜日

3本まとめて弦交換!

ストック弦の消費と、だだ下がりのギター熱を少しでも盛り上げるという
一石二鳥狙いの「まとめて弦交換」であります
といっても、特に内容のある記事にはならないのでありますが・・・(^_^;)


交換したギターと弦の種類は、

 ・LOWDEN O-32 ⇒ ダダリオ EJ11(ブロンズのライト弦)
 ・HEADWAY HF-410 ⇒ ELIXER #16052(フォスファーのライト弦)
 ・TAYLOR 510 ⇒ ELIXER #11052(ブロンズのライト弦)

最近、基本的にマホにはブロンズ弦、ローズ系にはフォスファー弦を張るように
また、使用頻度の低いギターにはエリクサーを使用しているのですが
今回は実験的にローデンにブロンズのノンコーティングを張ってみました
しかし、保ちは良くないですけど張りたてのダダリオのノンコーティング弦というのは
本当に気持ちの良い音を出しますね
これで2か月近く6弦が保ってくれれば言うこと無しなんですが
お値段も安い弦ですし、そうそう思い通りというわけにはいきません(笑)

ちなみにエリクサーの耐久性というのは定評のあるところですが
弾くよりも保管の方が長いギターでは
保管中、緩めてさえおけば3年でも平気で音が保ちます
ギターにとって緩めるのが良いか悪いかは議論のあるところですが
2、3年経過しても張りたてのような音が楽しめるので
私は年に数回程度しか弾かないギターにはエリクサーを張るようにしています
まあ、「そんなうんちくより弾けよ!」という声も聞こえてきそうですが
ギターの数を10本程度まで絞るまでは、この状態が続きそうです(笑)

さて、手慣れているとは言え、弦を外して指板やボディのお手入れをして弦を張り直すと
やはり1台30分程度はかかってしまいますので
3台一気にとなるとけっこうな気合いと労力を要します
さすがにちょっと疲れましたが
張りたての気持ちの良い音が疲れを癒やしてくれます

2017年5月18日木曜日

弾き語りオールインワン BOSS VE-8

プリアンプであり、エフェクターであり、マイクギターのブレンダーであり・・
多機能すぎて一言では言い表せないBOSS VE-8のお話

 
 
昨年末に購入して以来、そこそこ使ってたりするんですが
どう紹介して良いかもちょっと思い付かないので、まずはBOSSのサイトから製品概要

•コンパクトなボディに弾き語りギタリストのためのプリアンプとエフェクトを凝縮。
•シンプルな操作で洗練されたプロ・クオリティのサウンドを実現。
•スタジオ・クオリティのボーカル用エンハンスと4 タイプのアンビエンス、リアルタイム・ピッチ補正機能を搭載。
ギターの入力からの自動キー検出や手動でのキーを設定により、リアルタイムに自然なボーカル・ハーモニーを生成。
•定番のダブリングから、劇的な変化を加えるディストーション、ラジオ・ボイス、エレクトロニック・ボイスまで幅広いボーカル・エフェクトを搭載。
•自然な響きの再現にこだわって設計されたアコースティック・レゾナンスに加えリバーブ、コーラス、チューナーなど多彩なエフェクトと、ハウリング解消のためのノッチ・フィルター、フェイズ・インバーターを搭載。
•ギターとボーカルをそれぞれ独立したトラックへ最大80 秒まで録音できるルーパー機能。
•お気に入りの設定は50 パッチまで保存可能。
•PA やステージ・モニターなど様々な接続にフレキシブルに対応できるアウトプット端子とPC レコーディング用のUSB オーディオ機能を搭載。
•単三電池6 本とAC アダプター(付属)の2 電源方式。

私の使い方


この通り「超多機能」でありますが、もちろん私に全機能使いこなせるわけもなく

マイクとギターを接続し
マイクとギターにそれぞれリバーブをかけ
それぞれの音量を調節して
出力する
たまには気分転換にハーモニー機能を使ってみたりもする

結局こんな使い方しかしてないわけですが、
それでもこういうことを別々のプリアンプやエフェクターを使ってやるとなると
それなりに複雑なというか煩雑な構成になってしまうので
「1台でできる」というメリットは計り知れなく大きいのであります

多機能だけど


ただし超多機能ではあっても、例えば
リバーブは4種類程度しか無い、とかハーモニーも5種類程度とか
各機能の「奥行き」についてはそれほど多彩に用意されているわけではありません
音の作り込みの多彩さではTC HELICONのPLAY ACOUSTICなどには
遠く及びません(^_^;)
でもその分、多機能なわりに比較的使いやすいというメリットもあるわけで
まあ一長一短といったところでしょうか

ところでこのボーカルエフェクターという機材は各社から数多く発売されてていますが
これこそまさに一長一短(笑)
機種によってできること,できないことがあって
今手元には4台のボーカルエフェクターがありますけど
自分の欲しい機能を全て持ってるボーカルエフェクターというのは1台もありません
しかも、「こういう機能は付いているかしら?」と購入前に調べても
これが非常にわかりにくい
結局買って実際に使ってみるまでわからないということで4台も買う羽目になりました(笑)

具体的にVE-8ではできなかったことをあげると
ハーモニー音にジェンダー(性別)を設定できなかった
オクターブ上のハーモニー音は出せない」という2点になります
VE-8では主声にはジェンダーが設定できるのですが、ハーモニー音には設定できません
私の希望する使い方としては
「オクターブ上のハーモニー音を女声コーラスで追加したい」という場合が多いので
それができないというのはちょっと痛かったりしました(^_^;)

基本的な音質など


これは「良い」と思います
エフェクトやEQの効き方も適切だと思うし、その割に変な色づけも無くクリアで素直な出音です

使い勝手


上で「割と使いやすい」とは書いたものの
ちょっと込み入った調整や設定を行う場合はやはりマニュアル無しでは無理です
でもそういった調整は頻繁に行うものでも無く
一度好きな音色を設定できれば、あとはつまみの操作のみでなんとかなります

やや使いにくいと感じたのはフットスイッチの固さでしょうか
私があまりペダル類を使い慣れていないせいというのもありますし
VE-8を地べたにおいて使うのが「なんとなく嫌」というのも原因なんですが
できれば別途フットスイッチを用意した方が使いやすいです
私はBOSSのFS-5Uという機種を使っています
ハーモニーのオンオフにだけ使ってますが、有ると無いでは大違い、重宝してます


【ハーモニー生成のコツ】

コツというほどでも無いんですが取説のP11にある「ハーモニーのサブパラメーター」は
結構「ミソ」であります(笑)


説明にもあるように初期値の「10」のままだと
私のように「ピッチの正確で無い人」の場合、とっても変なハーモニーが付いてしまいます
この設定を「ハーモニーがおかしくない程度まで下げる」というのが肝要であります
私は設定可能な下限近い「2」まで下げていますが
もしも8~10程度の設定でハーモニーがうまく生成できるようだと
相当ピッチの正確な歌い手さんと言えるのかもしれませんね
「ピッチの正確さ判定マシン」としても使えたりする・・・のかな?(笑)

ともあれ「思ったようにうまくハーモニーにならないなあ」と感じられた場合は
是非お試しください!!!・・・というわけでございます

サンプル音源


最近、根気が無いといいますか・・・(笑)
もっと録りなおして、仕上直して、なんていう気力が湧いてきません
サンプルというには、かなり悲しいですが、
まあ「ふ~ん、そんな感じか~~~」という程度に聞いていただければ幸いでございます

 ・VE-8のライン出力をZOOM Q8に送って録画しています
 ・VE-8からの声やギターの音を確認できます
 ・初めて使ったローリングカポによる半音上げ⇒2:40頃
 ・VE-8のハーモニー機能(3度下ハーモニー)を確認できます⇒2:45頃

ということで、結局のところ2分30秒あたりから30秒も聞いていただければ済むという・・・(爆)
時短ご希望の方は是非そのように・・・




ちょいおまけ


今回の録音で使ったマイク「SAMSON C05」
5000円前後で買えるハンドヘルド型コンデンサーマイクですが、なかなか良いです
すこし奥行き感に欠けるかなあと思うこともありますが、とてもクリアな音で私は好きです
サイドアドレス型と違って普通のマイク形状なのでショックマウントも必要なく
とても使いやすいことも高得点です
ただしコンデンサーマイクなのでファンタム電源が必要なことにご注意くださいね!


あ、それと、SAMSONというのはアメリカの音響メーカーです
韓国のSamsung電子とは異なる会社ですので、ご参考までに
 


2017年5月5日金曜日

Yokoyama君、弦交換

ダダリオのコーティング弦を張ってからもう2か月以上というYokoyama君
さすがに5、6弦が少しだれてきたので弦交換です

弦交換を済ませたYokoyama君

交換後の弦は「ドルフィンギターズオリジナル弦」で
Yokoyama君の前オーナー様からオマケでつけていただいた弦です

なお、旧弦にはボールエンド付近に金属ビーズをつけていただいてましたが
効果のほどを確認するため、今回はビーズ無しで張ってみました
次回の弦交換では使用してみようと思います


さて、ドルフィンギターズオリジナル弦ですが、感想をまとめると以下のとおりです

 ・テンションがややゆるめに感じられ押弦しやすく感じる
 ・指の触感もあまり固さを感じない⇒私はどちらかといえば好きな部類です
 ・チューニングの安定性は、張った直後に少し伸びますが、その後は割と早く安定します
 ・音はきらびやかではありますが、エリクサーよりはずっと落ち着いた感じです
  「良く伸びる品のいい音」という感じでしょうか、これはこれでありです
 ・総合的には、演奏性に優れて音も良く、値段も800円くらいということで
  優れた弦と言えるのではないでしょうか

明日オークションに出品する予定のMTR
BOSS MICRO BR BR-80の内蔵マイクでちょっと音をとってみました