新しい物好きw
先月21日にROLANDから発売となったモバイル用のミキサーです
ミキサーといいますか、
対象がPCならオーディオインターフェイスといった商品と考えた方が早いかも
◆ROLAND HPでの製品紹介
|高音質な動画を作成したい方に向けて作られたGO:MIXER PROは、
|コンデンサー・マイクをはじめ、ギター/ベース、キーボードなど最大9つの
|オーディオ入力を接続してミキシングすることが可能です。
| 難しい設定は必要ありません。
|GO:MIXER PROに接続して音量レベルを合わせれば
|スマート・デバイスへステレオ出力されますので録音・録画して
|すぐにSNSへ高音質動画をアップロードできます。
◆主な仕様
|○オーディオ・チャンネル数:入力:9チャンネル、出力:2チャンネル
|○接続端子
| INSTRUMENT(L/MONO、R)端子:標準タイプ
| LINE IN 1端子:ステレオ・ミニ・タイプ
| LINE IN 2端子:ステレオ・ミニ・タイプ
| GUITAR/BASS端子:標準タイプ(ハイ・インピーダンス対応)
| PLUG IN MIC端子:ミニ・タイプ(プラグイン・パワー対応)
| MIC端子:コンボ・タイプ(XLR、TRS標準)、バランス(ファンタム電源DC 48V、6mA)
| MONITOR OUT端子:ステレオ・ミニ・タイプ
| USB端子:USBマイクロBタイプ
|○電源
| USB端子から取得
| アルカリ電池(単4形)×4
| 充電式ニッケル水素電池(単4形)×4
|○接続対象機器
| ios端末(iphone、ipad等)
| android端末
なんと9IN2OUTですよ、まあコレに接続できない音源ソースは無いといえるくらいです
端子名称ではちょっとわかりにくいので同時に接続できる機器をあげれば以下のとおりです
①コンデンサーマイクまたはダイナミックマイク(モノラル、これで1イン)
②プラグインパワーマイク(モノラル、これで1イン)
③ギターまたはベース(モノラル&ハイインピーダンスこれで1イン)
④オーディオ機器1(ステレオ、これで2イン)
⑤オーディオ機器2(ステレオ、これで2イン)
⑥各種エフェクターやキーボード等のライン出力機材(モノラル×2、これで2イン)
上記合計 9イン
これだけの音のミックスをモバイル端末に取り込めるわけですね、何だかすごい
でも、GO:MIXERって商品もあったよね
そうそう、そうでした、今でも現行品のGO:MIXER、こんなヤツです
GO:MIXER PROが、現在19,440円なのに対してGO:MIXERは10,800円、約半額です
PROとPROじゃないヤツ、何が違うのでしょうか
【GO:MIXER PROで可能になったこと】 ※GO:MIXERではできなかったこと
◆ファンタム電源搭載でコンデンサーマイクが使用可能
◆プラグインパワーマイク(モノラル)が使用可能
◆USB-typeC用の接続ケーブルが付属
【GO:MIXER PROの特典】 ※関連アプリ使用上の特典
◆4XCAMERA:最大4分割のマルチ分割動画を簡単に作成できるiOSアプリ
・GO:MIXER PRO接続でフリー版2分割の制限が解除(GO:MIXER接続時は不明)
◆Virtual Stage Camera:好きな静止画や動画を背景に置き換えた動画作成
・GO:MIXER PRO接続でフリー版録画時間30秒の制限が解除(GO:MIXERでも可)
(課金での解除の場合は480円)
え、え、え、それだけ?・・・そう、基本これだけ(笑)
これは個人的見解ではありますが、もしもこの私の理解が正しいとすると
それで9千円もの価格差というのはどうなんでしょうか?
「そりゃ、あんまりだ!」と、ワタシ心の中でつぶやきましたよ(^_^;)
すでにGO:MIXERを使ってるユーザーの多くは別途ミキサーを接続していると思われるので
そういう場合は買い換えの必要無し
ダイナミックマイクで十分!とお考えの新規ユーザーなら安価なGO:MIXERでオッケー
となれば、どうしてもコンデンサーマイクを使いたい新規ユーザー以外需要はあるのだろうか
・・・買ってしまった私が言うのも変な話ですが
iosでの使用(ツイキャスライブで)
USB-LIGHTNINGケーブルで接続するだけで、簡単に接続できます
ただし、コンデンサーマイクを接続する場合は単4電池×4本が必要になりますので
それだけ注意です
接続ができていれば、ツイキャスライブでの音声ソースもGO:MIXER PROとなるので
特に意識すること無くツイキャスでのステレオ配信が行えます
が・・・・(笑)
最初、配信音量がどのつまみに依存するのかがよくわかりませんでした
なんかやけに音量が小さい(^_^;)
実は5つあるつまみの中央にあるつまみがヘッドホン音量の調節なのですが
同時にモバイル端末への出力ボリュームも兼ねているのです
このため、ヘッドホン音量が「ちょうど良い」という設定ではiosへの出力が小さすぎた
というわけ
結果的に、この出力ボリュームを最大まで上げて、
ようやく配信音量として小さすぎない程度の音量を確保することができました
しかしおかげでヘッドホンを付けると耳が痛いほどの音量(^_^;)
正直コレはいただけない仕様です
ヘッドホン音量は是非別のつまみにしていただきたい
androidでの使用(ツイキャスライブで)
micro-B-typeC(USB)ケーブルで接続するだけで、簡単に接続できます
なおandroidの場合は、コンデンサーマイクを接続する場合でも電池は不要です
その他の使用感はiosと同じです
が・・・・(笑)
私のandroidスマホSH-01Kではモノラル配信になってしまいます(^_^;)
実はandroid端末での動作確認状況はこちらで確認できますが、
この説明を読む限り、
◆アプリでの録音:ステレオ録音可能(一部端末ではモノラル)
|※GO:MIXERのUSB端子からステレオ音声信号を出力していますが、
| 一部のアンドロイド端末では、端末の仕様によりモノラル音声信号へと
| 自動変換されることがあります。
◆ライブストリーミング:基本的にモノラル
という理解で良さそうな感じです
細かいことは良く分かりませんがちょっと残念です
どうなんでしょ?GO:MIXER PRO
【良いところ】
◆ノイズも感じられず配信音質はそこそこ良い(ライブ配信のモードによります)
◆配信時の音量設定ができないモバイル配信では、本機で音量調整できるのはありがたい
◆iosにもandroidにも簡単接続
◆音質の良いコンデンサーマイクが使える(ただし、iosでは電池が必要)
◆多種多様な機材を接続可能
◆
【イマヒトツナところ】
◆本体そのものは小さくて良いが、四方全てに接続端子があるので意外に場所をとる
◆安定感はあるが重量が無いので、機器の接続状況によってはやや不安定になる
◆マスターボリュームとヘッドホン音量の調節つまみが兼用
(マスターボリュームとしてはほぼマックスで使うので、ヘッドホンが爆音となる)
◆電池ボックスの蓋の開閉がやりにくい
また、エネループだとかなり保ちが悪い(ような気がするw)
◆ケーブルをつないだ状態で電池が無くなると、電池交換がかなりやりづらい
◆デザイン重視のゆえだろうけど、つまみの配置がちょっと疑問
接続端子位置とリンクさせた方が絶対にわかりやすいんだが・・・
◆仕方ない話だが、GO:MIXER PRO単体ではリバーブ等のエフェクトはかけられない
◆白のボディカラーはおしゃれだが、汚れも目立つし経年で黄ばむし、個人的にはNG
【配信のサンプル音源】
◆ipad miniからのステレオ配信(ツイキャス)のサンプルです(ソロギター:赤とんぼ)
いつも使用しているエフェクトボード経由のライン音です
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