信号をオンオフできるという機能性だけでは無く、抜けの良いクリアな音が気に入って
結局8本も仕入れてしまったのでありますが
私が購入したのは全て初期型のモデルで、以降数種類発売されています
①サーキットブレーカーシリーズ PW-AG(第1世代)
これが私の購入したバージョンになります
④とボタンの色が異なるだけ?ではありません(笑)
この黒ボタンのサーキットブレーカーは、ボタンを押し込んでもロックされず
指で押し込んでいる間だけ信号が遮断されるという「アンラッチ動作(モメンタリー動作)」です
要はこのボタンを押し込みつつ抜き差しするということですね
③キルスイッチ搭載シリーズ PW-AMSK
このシールドはサーキットブレーカーシリーズと同じ機能ですが
信号遮断ボタンをキルスイッチと呼んでいます
②と同じくモメンタリー動作なので、銀色のスイッチを押し込んでいる間のみ信号遮断されます
スイッチの呼び名が変わっただけでは無くて
・プラネットウェーブが新開発したケーブルを使用していて音質が向上している
・ケーブルが柔らかく取り回しがしやすい
といった噂もあるのですが、私は持ってないし未検証であります(^_^;)
④サーキットブレーカーシリーズ PW-AGL
この赤ボタンサーキットブレーカーは②とは異なり、
ラッチスイッチを1回押すと「off」状態となって、信号遮断され
もう1回スイッチを押すと「on」となり、信号が流れる「ラッチ動作」をします
遮断状態を維持できるので、「信号を切ってチューニングする」などには便利です
さて、今日の本題は「①サーキットブレーカーシリーズ PW-AG(第1世代)」のボタン動作です
実はこのシリーズでは、型番も外見も全く同じプラグなのに
「アンラッチ動作」と「ラッチ動作」のものが混在するということに
今日になってやっと気付いた
ということなのですよ、みなさん!
使い始めてもう3年くらい立つというのに・・・・です
実はうちにある8本のPW-AGの内訳はこんなことになっておりましたのです
(これも今日になって確認したのですがw)
・PW-AG 20feets(約6m) :2本ともラッチ動作
・PW-AG 10feets(約3m) :2本がアンラッチ動作、4本がラッチ動作
で、この中には単にストックとして未使用のシールドもあったわけで、
たまたまこれまで使ってきた中にはアンラッチ動作のものがなかったために
私はすっかり「このボタンはラッチ動作」だと思い込んでおったのですが・・・
先日ちょっと必要があって取り出してきた未使用のPW-AGのボタンがなんかおかしい
いつもなら、押し込むと「カチッ!」って押し込んだ状態でロックされるのに
指を離すとボタンが上がってきてしまいます
「さては初期不良・・・もう交換も頼めないし、困った」
「捨てるのももったいないし、プラグだけ普通のものに交換するかなあ」
などと考えつつ数日経過したのですが
今日のこと「そういえばサーキットブレーカーにはアンラッチ動作のもあったなあ」と思い出し
不良品かと思ったシールドを再度試して見ると、アンラッチとして正常動作です(^_^;)
まあ、捨てることも、ケーブルをぶった切ることも無く解決したのは良かったですが
スイッチを押してみないと全く見分けが付かないこの2種類のシールド・・
しかも、ラッチ動作は「スイッチを押し込んだ状態が通電状態」
アンラッチ動作は「スイッチが上がってる状態が通電状態」ということで
いつかどこかで、どでかいスパークノイズをぶちかましそうな予感(^_^;)
ケーブルに色テープでも貼って識別できるように何か工夫が必要そうです
もちろん、この第1世代サーキットブレーカーはもう新品販売はなさそうですから
新品購入で問題が起きることは無いでしょうけど
ヤフオクなどで中古品を購入する場合には注意が必要そうです
中古購入のサーキットブレーカー第1世代のボタンがロックできなくても焦ることなかれ
アンラッチ動作かも・・・ってことで一度動作確認をしてみてくださいませ
余談ですが、同じような機能のプラグに、ノイトリックの「サイレントプラグ」というのものがあります
これは抜き差し時にプラグの金属部分が軸方向に動くことで信号の遮断、接続を行うものです
しかし、差し込み方によっては遮断が上手くできず、
豪快なスパークのイズを発することがありますので、
確実性という意味では上記でご紹介したサーキットブレーカーの方が良いかもしれません
また、不意にハウリングに襲われたりしたときなども、
スイッチ式だと簡単にハウリングキャンセル(もちろん一時的ですが)が可能ですから
自分としてはPlanetWaves Circuit Breakerのほうが、色々と勝手が良いかと思う次第です
ただ1点難があるのはケーブルの硬さです、とにかく取り回しが良くない!
③PW-AMSKでは改善されてるという噂もありますが
柔らかで使いやすいケーブルの採用が望まれます!
うーむ。
返信削除しかし、いろいろあるものですね。
が、結局は、帯に短し襷に長し、ということなのでしょうか。
そういう究極の場面で二者択一を迫られるということが、世の中には度々ありますね。
仕事だったり、仕様だったり、ギター(笑)だったり。
>丸に橘さん
返信削除あはは、たしかに「どちらに当たるかわからない」って感じですね
でも中古品でも買わない限り、
今回の記事の①の製品に出会うことは無いのでご安心ください(笑)
このスイッチ付きシールドというのは使い方さえ間違わなければ
抜き差し時の爆音スパークノイズを確実に回避できる優れものです
音も悪くないですし結構便利なものですよ~~