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2019年5月27日月曜日

ブログ開設、4周年!

なんとも早いものです・・・
Google Bloggerでブログを始めてもう4年

550件の記事を書き、40万回を超えるPVをいただきました
これもひとえに読者様のおかげ、
本当にありがとうございます!!

ソロギターを弾き始めてもうすぐ7年
そのうち5年をこのブログとともに歩んだことになります
正直、「よく続いたものだ」と自分でも少しあきれております(笑)

もともと文章を書くのが好きというのもありましたが、
 ブログのきっかけでもあり、今でも変わらない主旨というのは、
簡単に言ってしまえば「恩返し」でしょうか



ソロギターを始めてはみたものの、ギターも機材も全くの初心者と言ってよい私には
もう、わからないことだらけ


あげればキリがないほどの疑問のがわいてきます
その疑問に答えてくださったのがいろんな方々のブログでありました
その価値ある情報を提供いただいたことへの恩返しとして、
自分もできる範囲の情報提供をしたい、それが、このブログを始めたきっかけでした

「素人同然の自分が生半可な情報を垂れ流してもよいものか?」

もちろん、そんな躊躇はありました
でも、専門的な知識を持った方の解説ではなく、
失敗や誤解も含めて「素人の珍道中紹介」というのも意味はあるのではないかと、
そう思った次第であります(笑)
それに、もともと趣味には「形から入る」たちで(^0^;)
ギターという楽器も、ボタンやつまみやスイッチのついたものも大好きという嗜好が
ブログの目的となじみがよかったことも、長らく続いてきた一因かと思っています

ただ、反省すべきは「ため込み癖」w
買ったものを売るというのが、いまいち気が進まない
いえ、全く売却しなかったわけでもないですが、それは、新たな「ブツ」の置き場所確保が主目的
そんなこんなで、ブログの記事ネタとなってくれた機材はたまる一方
別にブログを書くために買ったということでもないですが、(いや、何個かはあったかもw)
こんな景色を眺めると、この癖だけはどうにかしないとと、強く強く思うのでありました(笑)


氷山のほんの一角・・・なんともはや

「今は使ってないけど、いつか使うサ~いつか役に立つサ~」
 
イケナイささやき・・・w


2019年5月22日水曜日

小椋佳2ndアルバム「雨」

あまりに暇だったので、昔やったLP盤録音のリマスターをやっていた


小椋佳さんのセカンドアルバム「雨」
このアルバムは、岡田裕介、六角江美子さんのナレーションで曲間がつながれ
「雨」をテーマにした物語を構成しています

小椋佳さんのアルバムには、「雨」をテーマにした初期3部作と呼ばれるものがあり、
これらのアルバムは曲間をナレーションでつなぐ構成となっています

 ①「雨」(1971.11.01)
   ナレーション:岡田裕介、六角江美子
   お前が行く朝/雨が降り時が流れて/春の雨はやさしいはずなのに /雨が降ると…
   /白い雨が降る街/白い浜辺に    
   /少しは私に愛を下さい/屋根のない車/小さなハツカネズミは私です/この空の青さは

 ②「少しは私に愛をください-雨の中の青春 」(1974.04.21 1st「青春」,2nd「雨」の再編集盤)
   ナレーション:小倉一郎、秋谷陽子
   しおさいの詩/お前が行く朝/木戸を開けて -家出をする少年がその母親に捧げる歌
   /砂漠の少年/雨が降り時が流れて/春の雨はやさしいはずなのに
   /小さなハツカネズミは私です/白い浜辺に/六月の雨/少しは私に愛を下さい
   /屋根のない車/雨だれの唄/あいつが死んだ/街角へ来ると/この空の青さは
   /さらば青春

 ③「雨の中の青春Ⅱ 消すことのできない季節を」(1979.11.01 No,1 No,2の再編集盤)
   ナレーション:村上弘明、紺野美沙子
   Disc1: しおさいの詩/雨が降り時が流れて/木戸をあけて/ 砂漠の少年/お前が行く朝
       /春の雨はやさしいはずなのに/海辺の恋 /白い浜辺に
   Disc2: 六月の雨/少しは私に愛を下さい/あいつは死んだ/雨だれの唄
       /屋根のない車/小さな街のプラタナス/この空の青さは/さらば青春

3部作で6人の男女がナレーターを務めましたが、
その中で六角江美子さんだけが素人さんだと言われています
しかし、彼女の朴訥だけどみずみずしさに満ちたナレーションは、本当に素晴らしかった
青春期の不安、希望、動揺、そして大人と子供の狭間で見せる複雑性・・・
そういったものが今聴いても静かに流れ込む

この歳になって言うのはとても気恥ずかしいが・・
17歳の私は彼女の声にきっと恋をしていたのだと思う







アナログ音源の良さが見直されているのはご存じのことと思います
LP盤から録音したこの音源も、プチプチと昔懐かしいノイズもありますが(笑)
どことなく暖かで気持ちのよい音だと感じます

2019年5月17日金曜日

楽譜「フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20」

岡崎倫典さんのソロギター曲集です


岡崎倫典の曲は難しい、そう難しいのであります
以前にも「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集~永遠のメロディ20」を購入し
「時の流れに身をまかせ」で打ちのめされて、すっかりトラウマとなっていたのでした・・・

しかしながら、時折フッと弾きたく(聴きたく)なることがあったりします
彼のアレンジは、うまく言葉にはできないけど、とても美しく、そしてゴージャス
「聴くだけ」なら、自分の中では最上級といえるほど素晴らしいアレンジに感じられるからです
まあ、「怖いもの見たさ」というのも少しはありますけど(笑)

岡崎さん自らも、「私のアレンジは難しい」といわれてます
美しい和音や流れるような旋律、そのためということもあると思いますが
ほとんどの曲がノーマルチューニングというのも、難しさの一因なのかもしれません
幸いなことに、この「フィンガースタイルで弾く・・シリーズ」には曲ごとの難易度表示もありますから
それを道しるべにトライするというのもよいアプローチだと思います

手持ちの「フィンガースタイルで弾く・・シリーズ」のチューニングと難易度をまとめてみました
何かの参考になれば幸いです


岡崎倫典 フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集
    永遠のメロディ20
曲名 チューニング カポ 難易度
01 ミセスロビンソン STANDARD 2 C
02 素顔のままで STANDARD 2 C
03 君のだち STANDARD 2 B
04 ホテル・カリフォルニア STANDARD C
05 ウィ・ウィル・ロック・ユー DGDGBD 2 C
06 マイ・ラヴ STANDARD B
07 ドント・ノー・ホワイ STANDARD 4 B
08 パフ STANDARD 4 A
09 アニー・ローリー STANDARD 2 A
10 悲しくてやりきれない STANDARD 2 A
11 22才の別れ STANDARD 2 B
12 サボテンの花 STANDARD 5 B
13 赤いスイートピー STANDARD C
14 時の流れに身をまかせ STANDARD 5 B
15 TSUNAMI STANDARD C
16 ハナミズキ STANDARD 4 B
17 桜 STANDARD 4 B
18 東京音頭 STANDARD 2 A
19 椰子の実 STANDARD 5 B
20 故郷 STANDARD 4 A

岡崎倫典 フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集
 珠玉のメロディ20
曲名 チューニング カポ 難易度
01 デイドリーム・ビリーバー ドロップD 4 B
02 あの時君は若かった STANDARD 2 B
03 また逢う日まで STANDARD C
04 ケアレス・ウィスパー STANDARD C
05 初恋 STANDARD 2 C
06 北国の春 ドロップD 2 B
07 オネスティ STANDARD 4 B
08 ウィズアウト・ユー STANDARD 2 B
09 真夏の果実 ドロップD 4 B
10 また君に恋してる STANDARD 2 B
11 ゴッドファーザー 愛のテーマ STANDARD A
12 赤とんぼ STANDARD B
13 夜想曲 第2番 変ホ長調 STANDARD 3 B
14 ウイスキーが、お好きでしょ STANDARD 2 B
15 セプテンバー STANDARD C
16 ロビンソン STANDARD 2 C
17 昴 STANDARD A
18 イマジン STANDARD 2 A
19 雪の華 STANDARD C
20 蛍の光 STANDARD 2 B

なお、この「岡崎倫典 フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集」のシリーズには、
上記した「永遠のメロディ」「珠玉のメロディ」以外にも
  ■青春のメロディ
  ■追憶のメロディ 
など、数冊があるようですが・・・
全部そろえて弾いてみようと思うほど、怖いもの知らずではありません(笑)

すでに購入した2冊だけでも、十分身の丈は超えていると思われますw


2019年5月12日日曜日

BPM計測アプリ「Live BPM」

ソロギターの練習のためにメトロノームやリズムマシンを活用している方は多いと思います
しかしこのアプリは「マイクで拾った音からBPMを計測する」というもので
メトロノームアプリのような「音を発する」というものとは真逆の機能を提供してくれるものです


アプリの入手


画面をタップしてBPM計測するというアプリなら多くの無料アプリが存在するのですが
Live BPMのように、マイク入力の音から計測するものは数も少なく、
このLive BPMは残念ながら有料アプリとなっています
 ・iosの場合:アップルストア(480円)
 ・androidの場合:playストア(399円)←私はこちらを入手

ちなみに、同じ機能を提供する無料アプリに「Simple BPM Detector」というものがあります
実際にインストールしてみましたが、計測値が不安定で、つかいにくいです
音からBPMを計測したいなら、Live BPMがおすすめです


使い方


インストール時にマイクへのアクセス許諾を求められるので、
それを了解すればインストールは完了です

使い方もきわめて簡単、アプリを起動して「音を聞かせるだけ」です(笑)
画面のコントロールも3つしかありません(上の画像の左端)
 ・計測の中止、開始ボタン
 ・計測値のクリアボタン
 ・計測幅のスライダー
アプリの起動時には計測モードとなっていますので、いつでも計測可能な状態です


使用例①:BPM表示のないリズムマシンに


実は、400円を投じた最大の理由がこれでした(笑)
大変使い勝手のよいKorg KR miniというリズムマシンがあるのですが
KR miniの最大の弱点が「BPM」表示がないことなのです
ソロギターを楽譜通りのBPMで練習したいとか
弾き語りのバックとして使うとき気に入ったテンポを数値で記録しておきたいとか
そんなときにKR miniの音をLive BPMで計測して正確なテンポを把握することが可能です
このことで、KR miniの使いやすさが数段アップします

以下の動画は実際に計測してみたものです
Live BPMの計測幅(スライダーで設定)の範囲内であれば通常のBPM値が表示されますが
範囲外、たとえば計測幅が160までのときに190の音を入力すると、
「95」という風に半分の値が表示されます
もちろん計測幅を200までOKという設定をすれば、ちゃんと190という表示になります



使用例②:ギター練習のおともに


メトロノームのように音を出してはくれないので
ギター練習にどう活用できるかは、まだ工夫次第といったところですが
以下の動画のように、どの程度テンポをキープできているかを視覚的に確認することが可能です
まだ、どの程度の誤差というか「振れ幅」で演奏できればOKなのかとか
よくわからない部分も多いのですが
BPM値で±1~2%以内の振れ幅で演奏できればなんとなく大丈夫そうな気もします


使用例③:コピーしたい楽曲のテンポを知る


弾き語りなどで楽曲をコピーしたいとき、そのテンポを数値で把握し
その値をメトロノームやリズムマシンに入力して練習したい、ってときがあります
楽曲を聴きながら手動でメトロノームを微調整する方法もありますが
BPM値がわかっていれば一発同期できます

これも動画を作成したんですが
youtubeにアップしたとたんに「著作権保護違反」と通告されてしまうので、やめときました(笑)
ビートの刻みのはっきりした曲(ロックやポップス等)であれば即座にBPMが表示されますが
明確でない曲(スローバラードやクラッシック等)はややもたつく感があります
クラッシックなどは相当不得手といった印象ですが
それでも、しばらく計測を続けるとどこかのタイミングで表示してくれます


工夫次第


いかがでしたでしょうか、いくつか事例を考えてみましたが
なんだかまだまだ音楽の世界以外にも使い道があるような気もします
正直言えば、私、有料のアプリを使うのはこれが初めての体験でありましたが
十分に400円の元は取れたと思っておりますw


2019年5月7日火曜日

ZOOM A3だけでどこまでやれる?

すでに生産完了となったZOOM A3ですが
アコギ用のマルチとしてはとてもよくできた製品だと思います

多少、使い方が複雑で慣れが必要ですが、後継機のZOOM AC-3に比べて
 ・PU、マイク(ファンタム供給可能)の2系統入力とミックスが可能
 ・エフェクトの種類が豊富
 ・個人的にはA3の方がAC-3よりも見た目が圧倒的にかっこいい
 ・「アコース ティック・リモデリング機能」についてはA3もAC-3もほぼ同じ
ということを考えると、今でも十分以上に使える機材であり、
中古市場でも1万5千円前後の価格を維持している人気ぶりもうなずけるというものです


で、このZOOM A3だけを使って、どのあたりまで自分好みの音を作れるか
というのが本日の内容であります

使用機材と本体コントロールの設定

使用機材は以下のとおりです
 ・ギター:LOWDEN O-32(サンライズ+PASコンタクトのステレオアウト)
 ・エフェクター:ZOOM A3
 ・レコーダー:ZOOM Q8

本体コントロールは、以下のように設定しました
 ・接続:サンライズをマグネットPUに、PASコンタクトをマイクに接続
 ・使用ボディ設定:LOWDEN O-32に合わせて「JUMBO BODY」を選択
 ・EQ:LOW、HIGHを盛ってMIDを削ったドンシャリ設定
 ・GAIN:マグネット、コンタクトとも12時(聴感上はマグネット主体)
 ・BALANCE:2時くらい(WET寄り)
 ・MASTER:2時半くらい


・マイクの接続位置は、エフェクト1と2の間に設定しています
  サンライズ:エフェクト1~3のすべてが有効
  PASコンタクト:エフェクト2~3が有効



エフェクト1:アコース ティック・リモデリング

正直、この機能はあまり好きというわけではない
音が不自然になる場合があるためだが、「はまれば」いい働きをします
今回はZOOM A3の機能を使い切るということで「D-45」を選択して使っています
なおこのエフェクトは「サンライズにのみ有効」であって、マイクにはかかりません



エフェクト2:コンプレッサー

張りのある音を目指して、コンプレッサーを選びました
マニュアルによれば各パラメータの意味は以下のとおりなのですが
これがまためちゃくちゃわかりにくいw
スレッショルドがdb表示でないため、値とスレッショルド値の関連がわかりません(^0^;)
こうなると耳に頼るしかないので、感覚的に設定


実際の採用値は以下のとおりです



エフェクト3:リバーブ

いくつかあるリバーブの中から、一番かかり方が自然な「HD HALL」を選びました
ここで重要なのはリバーブとコンプの順番です
「空間系は最終段に」という鉄則に従えば、
  ・エフェクト2:コンプレッサー
  ・エフェクト3:リバーブ
ということで間違うことはないと思うのですが、
ここで申し上げたい「順番」というのは、音作りの立場からのことではなく、
「A3からのステレオ出力のために」ということです

ZOOM A3では最終段のエフェクトがステレオ仕様ならステレオ出力になりますし
最終段がモノラルエフェクトなら「モノラル音声のステレオ出力」ということになってしまいます
どのエフェクトがモノなのかステレオなのかはマニュアルに明記されてないのでわかりにくいですが
空間系やモジュレーション系はステレオエフェクトが多く、
ダイナミクス系はモノラルエフェクトになりますので、もしも
  ・エフェクト2:リバーブ
  ・エフェクト3:コンプレッサー
としてしまうと、せっかくのステレオリバーブがモノラル音声化してしまうことに注意が必要です




そんなわけで・・

上記の設定を使って、「夕暮れハート」の前半部分のみを弾いてみました
好き好きはあると思いますが、
1万円半ばで手に入るコンパクトマルチ1台だけで・・・と考えれば
私は十分合格点をあげられるのではないかと、思います

加えて、ZOOM A3だけで、エレアコ+マイクの弾き語りシステムになることや
優秀なアンチフィードバックで現場の即戦力にもなることを考えると
生産終了が疑問に思えるほどのパフォーマンスではないかと思う次第です
むしろ後継機のZOOM AC-3の発売意図がわからんくらいであります(笑)
(たしかに、わかりやすさは向上してますけど)



2019年5月2日木曜日

譜面台 PLAYTECH(旧ZENN)MS20BK

実家においとくために購入

サウンドハウスで1814円という激安価格にもかかわらず、すこぶる評価のよい譜面台です



しっかり感という意味では100点満点です
譜面台としてだけではなく、ミキサーなどの機材置きとしても使えそうですし
やろうと思えば、スタンド部分のみを小型のスピーカースタンドとしてもいけそうなくらいです
(ただし、パイプ径が25mmなので、実際にはちょっと工夫が必要です)

でも、作りは・・・雑です(笑)
1枚目の写真でお気づきかもしれませんが、譜面置きがやや左に傾いてます(^0^;)
また、譜面置きとスタンドの接合部は2つのクランプで固定する構造ですが
このクランプのねじが、もう感触からして心許ない
そして、譜面置きの左端には部分的な曲がりまであります


しかし、お値段としっかり感から、「まあ許す」と思える範囲内といってもよいでしょう
べつに傾いてるといっても譜面がずり落ちたりはしませんしね(笑)

ただし、持ち運びということでいえば、どうなのかなあ
かさばるし重いし、気軽に持ち運びってのは難しいと思います
ライブでちょっと使いたいってときには、組み立て式のホネホネ譜面台がやっぱり便利です
でも、据え置きで持ち出ししないというならば
よいスタンドだと思います

もちろん、物置用のミニテーブルとしても、そこそこいけます(笑)