しかしこのアプリは「マイクで拾った音からBPMを計測する」というもので
メトロノームアプリのような「音を発する」というものとは真逆の機能を提供してくれるものです
アプリの入手
画面をタップしてBPM計測するというアプリなら多くの無料アプリが存在するのですが
Live BPMのように、マイク入力の音から計測するものは数も少なく、
このLive BPMは残念ながら有料アプリとなっています
・iosの場合:アップルストア(480円)
・androidの場合:playストア(399円)←私はこちらを入手
ちなみに、同じ機能を提供する無料アプリに「Simple BPM Detector」というものがあります
実際にインストールしてみましたが、計測値が不安定で、つかいにくいです
音からBPMを計測したいなら、Live BPMがおすすめです
使い方
インストール時にマイクへのアクセス許諾を求められるので、
それを了解すればインストールは完了です
使い方もきわめて簡単、アプリを起動して「音を聞かせるだけ」です(笑)
画面のコントロールも3つしかありません(上の画像の左端)
・計測の中止、開始ボタン
・計測値のクリアボタン
・計測幅のスライダー
アプリの起動時には計測モードとなっていますので、いつでも計測可能な状態です
使用例①:BPM表示のないリズムマシンに
実は、400円を投じた最大の理由がこれでした(笑)
大変使い勝手のよいKorg KR miniというリズムマシンがあるのですが
KR miniの最大の弱点が「BPM」表示がないことなのです
ソロギターを楽譜通りのBPMで練習したいとか
弾き語りのバックとして使うとき気に入ったテンポを数値で記録しておきたいとか
そんなときにKR miniの音をLive BPMで計測して正確なテンポを把握することが可能です
このことで、KR miniの使いやすさが数段アップします
以下の動画は実際に計測してみたものです
Live BPMの計測幅(スライダーで設定)の範囲内であれば通常のBPM値が表示されますが
範囲外、たとえば計測幅が160までのときに190の音を入力すると、
「95」という風に半分の値が表示されます
もちろん計測幅を200までOKという設定をすれば、ちゃんと190という表示になります
使用例②:ギター練習のおともに
メトロノームのように音を出してはくれないので
ギター練習にどう活用できるかは、まだ工夫次第といったところですが
以下の動画のように、どの程度テンポをキープできているかを視覚的に確認することが可能です
まだ、どの程度の誤差というか「振れ幅」で演奏できればOKなのかとか
よくわからない部分も多いのですが
BPM値で±1~2%以内の振れ幅で演奏できればなんとなく大丈夫そうな気もします
使用例③:コピーしたい楽曲のテンポを知る
弾き語りなどで楽曲をコピーしたいとき、そのテンポを数値で把握し
その値をメトロノームやリズムマシンに入力して練習したい、ってときがあります
楽曲を聴きながら手動でメトロノームを微調整する方法もありますが
BPM値がわかっていれば一発同期できます
これも動画を作成したんですが
youtubeにアップしたとたんに「著作権保護違反」と通告されてしまうので、やめときました(笑)
ビートの刻みのはっきりした曲(ロックやポップス等)であれば即座にBPMが表示されますが
明確でない曲(スローバラードやクラッシック等)はややもたつく感があります
クラッシックなどは相当不得手といった印象ですが
それでも、しばらく計測を続けるとどこかのタイミングで表示してくれます
工夫次第
いかがでしたでしょうか、いくつか事例を考えてみましたが
なんだかまだまだ音楽の世界以外にも使い道があるような気もします
正直言えば、私、有料のアプリを使うのはこれが初めての体験でありましたが
十分に400円の元は取れたと思っておりますw
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