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2020年7月21日火曜日

LINE6 Variax編 基本的な設定とサンプル音源

さて早速、Shuriken Variax SR250の機能や音を紹介としたいところですが
私の使用目的は「アコギモデリング」であって、エレキとしての使用は考えていません
このギターを購入したのも
 ・エレキだけどアコギの音が出せる
 ・様々なチューニングを瞬時に切り替えられる
ということで、エレキ関係の情報提供は出来ませんのでご了解願います

パソコンとの接続


パソコンとの接続には、VDI–USBインターフェースおよびVIDケーブルを使用します
ただし、SR250にバッテリーを装着し、
シールドをささないとギター側の電源が入らないので、そこには注意が必要です


下の写真はVDI–USBインターフェースです、ランプの色は接続状態を示しており
写真の状態は「PC側の接続はOK(緑)、ギター側の接続は未了(赤)」であることを示します
両方のLEDが緑になれば接続完了です


ちなみに、このときのケーブルは、ギターに付属の「VIDケーブル」を使いますが
端子形状がLANコードと全く同じだったので、試しにLANコードでの接続も試みました
結論としては一般的なLANコードでも接続可能です、ただし以下の点には十分ご注意ください

 ①マニュアルには「Line 6 Variaxデジタルケーブルのみを使用」とあるので
   何が起きても無保証であること(もちろんワタシも責任とりませんw)

 ②ギター側に一度さすと、「ものすごく抜けにくい」ということ
   これはLANコードのコネクターカバー形状にもよりますが、本当に抜けにくい
   コネクタカバーのないLANコードだと死ぬほど苦労します
   これだけは十分にお覚悟ください(私はなんとか抜きましたが・・・(^0^;))
   要はコードのコネクタロックの爪を「リリース状態まで押し込めるかどうか」という問題です

LINE6 Workbench HD


ギターとPCの接続完了後、WorkbenchHDを起動します
WorkbenchHDのインストールから起動までの手順及び注意事項については以下をご覧下さい


WorkbenchHDでは、VARIAXギターのすべての設定を行うことが可能です
ギター本体だけの設定では出来ないことも多いので、必須と言っても良いアプリです

以下はWorkbenchHDの画面説明&私のセッティング内容です
基本的にはアコギモデリング(Martin O-18 D-28)しか使いませんが、
チューニング設定はこれまで自分が経験した7種類のチューニングすべてをセットしました


各弦の音量については、プリセットごとに行うことも可能ですが、
どのプリセットも全体的に1弦の音が弱いと感じたので
1弦以外の音を小さくするという共通設定をおこないました(以下の画像参照)


使用感など


エレキのことはあまり分かりませんがギターとしての作りは悪くないと思います
ネックがエレキとしてはやや太いですが、アコギと同程度と思えばなんてこともなく
演奏上特に問題と感じるようなことは無いです

問題があるとすればやはり電源の確保
バッテリーは満充電で10時間以上持ちますので通常の使用上は問題ないのですが
私の得意技・・・「シールドの抜き忘れ」は大敵です
これをやってしまうと満充電までの半日はじっと待つしか無くなってしまいます
結局私はもう一つ予備のバッテリーを購入(これが地味に高い・・泣)
ええ、そうです、すでに「やっちまった」からに他なりません(笑)

POD HD500Xと接続すれば、電源はPODからの供給となり、バッテリーは不要ですが
PODとShuriken Variaxの発売時期がかなり異なるので
まだ上手く連携するところまでは使いこなせていません
現状では、PODは巨大な電源供給装置にしかならないので
バッテリーから解放されるのはまだまだ先の話になりそうです(^0^;)

音の感想


百聞は一見にしかず、いろんな説明より音と機能を見ていただくのがわかりやすいですね

下の動画は、7つのチューニングを切り替えながら弾いてみたものです
リバーブ&ディレイはアコギのライン録りでいつも使ってるものと同機種、同設定です
 ・リバーブ:Digitech RV-7
 ・ディレイ:Strymon TimeLine
また、出荷弦はエレキ弦でしたが、3弦がプレーンというエレキ弦は違和感ありすぎで
この録音の時にはアコギ弦に交換しています(AriaProⅡの激安フォスファー弦)
ハムバッカーの音は多少おとなしくなった気もしますが、
3弦のピッキングノイズが加わることでいっそうアコギらしくなったようにも思います
 ※モデリングにはアンダーサドルピエゾのみ使われるようで、
  アコギ弦への変更は、音への影響はほとんど無いように感じられました


もちろん所詮モデリングですから「完全にアコギの音だ~」なんてワケはありません
特に低音弦の胴鳴り感はやはりちょっと厳しい気もします
しかし、アコギにマグネットピックアップを付けたライン音と比べれば
私にはよほどアコギらしく聞こえます

さて、以上が私がエレキに手を出したのかの理由のすべてです
ペグを回すこともギターを持ち換えることもなくあらゆるチューニングを一瞬で切り替えられる
ものぐさソロギター弾きには夢のような状況は、私には十分な価値があったわけです

購入から20日経ちますが、この間、アコギは一度も弾いていません
音が気に入らないとすぐにそのギターを弾かなくなる自分が
これだけ長い間浮気もせず1本のギターを弾いているということだけでも
LINE6のアコギモデリングに「そこそこいける」程度の評価はあげてもいいように思います


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