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2020年12月28日月曜日

YAMAHA THR30ⅡA Wireless の音量が小さい件

 YAMAHAから11月に発売されたYAMAHA THR30ⅡA Wireless




私は以前からTHR5Aをつかっていて音の良さに惚れ込んでいたので
さらなるランクアップを狙ってクリスマスプレゼントとして購入したのでしたが・・・

ギター端子入力の音が小さい
エレアコの音量マックス、YAMAHA THR30ⅡA Wirelessの音量マックスでも
全くうるさくない(^0^;)
これではアンプとしての基本性能が成立していない
THRリモートでコンプを最大限に効かせればかなりな音量になるが、そういう問題ではない
また、MIC端子からの入力からなら音量も大きくなるが、音質の細かな調整は出来ない
これでは「買った甲斐が無い」と思われても仕方ない

リバーブが低品位
THR5Aは良かったのに、YAMAHA THR30ⅡA Wirelessはひどい
ディケイやミックスを最大にすればなんとかリバーブっぽくはなるが・・・・
聴いていて気持ちよくない

これでは使い物にならんがYAMAHAは?
問い合わせの結果
 ■同様のクレームは何件か存在し、YAMAHAも問題把握はしている
 ■現在対応を検討しているが、何時どんな形での対応となるかは不明
 ■ただしYAMAHAとしては「不具合」「故障」とはとらえていない
 ■返品が可能かどうかは販売店と相談してくれ

まあ、私だけの問題では無いと言うことが分かったのは収穫?でしたけど
いまのところ、対応を待つか返品かを検討中でございます

今現在、ご購入を検討している方へ
YAMAHAの対策後品の登場か、ファームウェアでの対応まで購入は待った方が賢明かと

もちろん「お高いBluetoothスピーカー」としては十分な音質なのですが・・・・

今はやめといたら?

老婆心ながらそうご提案いたします

※補足
音が小さいのは「ギター端子からの入力」のみであり
MIC端子やBluetooth接続機器からの出音量にはほぼ問題ありません


2020年12月23日水曜日

合体メカ 卓上マイクスタンド編

なんとアホな企画なのだ!!!
・・・と、あきれているのは皆様だけではない、私もそうだ(笑)

その1:小型合体メカ


amazonで千円ちょいの卓上スタンドとK&M 21431の合体メカ
 ・卓上スタンド:千円ちょい
 ・K&M 21431:1650円(SH価格、税込)
 ・合計価格:3千円弱

卓上マイクスタンドというのは、ちょっと録音したいってときに大変便利なんですが
もう少しギターとの距離を詰めたい場合には、
「ブームがついてたらなあ」と思うことも多いです
この合体メカはそういうご希望に応えるべく作成してみました(笑)

K&M 21431は片側が3/8インチねじ、片側が5/8インチねじと言うことで
変換ねじ不要というしゃれた作りになっています
角度固定も十分な保持性があってお辞儀したりと言うこともありません


しかしながら、マイクを取り付けるとやはりバランスがとりにくくなります
マイクの重さでスタンドごと机上から落下という大惨事をさけられないものかと
考えているときに目にとまったのが・・・
上下固定用のねじがバカになって使えなくなってしまった卓上スタンドのベースプレート
もしかして、このねじ穴は5/8インチではあるまいかと試してみるとビンゴ!!!
かくして、カウンターウェイト付きの合体メカに進化であります


安定度は格段に向上しましたが、そうはいっても所詮は「やじろべえ的」安定です
マイクとのバランスを確認した上で「惨事」とならないよう十分な注意が必要です

その2:中型合体メカ


以下の合体メカです
 ・QUIKLOK A114(スタンド部):2838円(SH価格、税込、送料込)
 ・K&M 21110-300-55(ブーム部):2178円(SH価格、税込、送料込)
 ・合計価格:5026円

その1に比べると、重量級のベースプレートのおかげで安定感は抜群です
それでも、ブームを全てマイク側に伸ばして使うのは危険を伴いますが
卓上設置だけでなく床に設置しても多様に使える、自由度満点のスタンドとなります

上手く設置すれば、ベースプレートすれすれの高さから、最高125cm程度まで
ブーム先端を持って行くことが可能です


加えて、なんと言ってもこの武器的ルックスがそそるw
宇宙人の侵攻も、ゴジラの上陸も、全て迎え撃てそうなスーパーウェポン感!!
いつの日かトム・クルーズが使ってくれないかと、夢見ている(笑)

ただですね・・・

上記の価格を支払うなら、あえて合体メカとしなくても
最初からブームがついている卓上スタンドというのも数多く存在します

しかし、ブーム無しの卓上スタンドを使ってるうちに
「もう少しどうにかならんかなあ」ということもよくある話です
そんなときスタンドごと買い換えなくても、合体メカという方法もあるよと・・・
そういうことであります(笑)

ただし、「その1」はカウンターウェイトのアテがなければあまりおすすめしませんけどw


2020年12月17日木曜日

これな~んだ?sE Electronics DM1 DYNAMITE

 この圧倒的な不審物くささ・・・一体何者???


sE Electronics DM1 DYNAMITE 
これ、パッシブマイク専用のマイクプリアンプなのです
言い方を変えれば、こんな風にも言えます

パッシブ形マイクをアクティブ型マイクに変えてしまう装置

パッシブマイクとはダイナミックマイクのような電源を必要としないマイクで
一般には出力がファンタム電源を要するマイクより、かなり小さい仕様となっています
このため、非力なマイクプリアンプにつなぐと
ノイズが増したり、必要な音量が得られなかったりと言うことが起こりうるのですが
DM1 DYNAMITEをマイクとプリアンプの間に接続し、ファンタム電源を供給することで
+28dBのゲインが得られ、そうした不具合を回避できるというブツであります

ただし、コンデンサーマイクのような電源を要するアクティブマイクには使用できないので
そこは注意が必要です

■周波数レンジ : 10 Hz - 120,000 Hz (-0.3 dB)
■ゲイン:28 dB (負荷 1kΩ)
■最大出力レベル (0.5% THD):8.3 dBV (2.6 V)
■出力ノイズレベル:9 μV (JIS-A)
■動作電源:ファンタムパワー 48V(IEC 61938 準拠)
■インピーダンス:135Ω
■推奨負荷インピーダンス : 1kΩ以上
■消費電流 : 3.0 mA
■コネクタ : XLR 3ピン
■外形寸法 : 19 mm(直径)x 95.5 mm(長さ) 
■本体重量 : 80 g 


もう一つのメリット 
私の場合、「+28dBのゲイン」はあまり必要ないのですが

「マイク側にはけっして電源供給されない」

ことは、とても大きなメリットです

パッシブマイクの中でもダイナミックマイクの場合は、
ファンタムを通電しても即故障ということにはなりにくいのですが
パッシブタイプのリボンマイクは「厳禁!!」と言われることが多く
試す勇気はありませんがw、可能な限り避けるのがベターです

しかし、我が家にある様々なマイクをとっかえひっかえ使ってるうちに
ファンタム電源スイッチが入ったままのプリアンプにつないでしまうというのは
けっしてあり得ない状況ではなく、「転ばぬ先の杖」があるなら
使っておくに越したことはないと、まあそういうことです

手持ちのマイクでは、sE Electronics X1Rが該当します
同じリボンマイクでもSAMSON VR88はアクティブ型なので
この赤いダイナマイトは必要ありません(笑)



使用感 
マイクにつないでファンタムをかけるだけなので、使い方はきわめて簡単です
もちろん上の写真のようにマイクに直接ささず、マイクケーブルをはさんでもかまいません

つないだことで、特に音が変わることも、ノイズが増すこともなく
とてもクリーンに音量を稼ぐことが可能です

ところで、「+28dBのゲイン」とはどのくらいのパワーなのでしょうか?
デシベル計算」というサイトを利用して計算してみますと

+28dBのゲイン=音圧が25.1倍!

ということになります
聴感上どれくらいの差になるのかというのはちょっと難しい話になりますが
本来、マイクプリアンプで稼ぐ必要のあるゲインの半分くらいは
このダイナマイトが仕事してくれるという方がわかりやすいかも知れませんね

ともあれ、使いやすさ、効果はほぼ満点
パッシブリボンを使っているなら安心も満点な、小さなダイナマイトです




2020年12月11日金曜日

リボンマイク SAMSON VR88

イケベ楽器が、なんとか言うキャンペーンをやってて、なんと1万円で売ってた
普通に買えば2万円半ばだけど、そもそもたま数が少なく
取り扱ってるショップも減り続けている状況に鑑みまして・・・
買えるときに買っとかないと、と(笑)



SAMSON VR88
ここでまず申し上げたいのは「作りの立派さ」であります(笑)
 ■「立派な」アルミケース
 ■ケース内部の「立派な」マイク保護材
  衝撃に弱いリボンマイクを十分に保護出来る保護材が使われています
 ■ノイマンやブルーとよく似た「立派な」スパイダーショックマウント
  ノイマンなら4万円近くはするというスパイダーショックマウントが標準添付
  作りもものすごくしっかりしています
  ブルーでは角度調整部がいまいちしっかりしていないのですが、
  これは軽い力でもしっかり固定できルスグレモノです
 ■手に取っただけでしっかり感が伝わる「立派な」マイク本体
  535gという重量はノイマンU87aiよりも重い!(勝った!!w)
  高級品は重いという年寄りの価値観を十分満足させてくれます

正直申し上げて、価格に全くみあわなわないほどの立派さで
「これなら少々音が悪くても我慢できる」と一瞬だけ思ったほどでした(笑)

仕様的には先日ご紹介したsE Electronics X1Rとそう変わりませんが
全く異なるのはX1Rが電源を必要としない「パッシブタイプ」であったのに対して
VR88はファンタム電源を必要とする「アクティブタイプ」なことです
それ故、出力が一般的なコンデンサーマイクほどもあり
高ゲイン仕様のマイクプリアンプがなくても使いやすいという特徴を持ちます

指向特性:フィギュア8(双指向性)
周波数特性:30Hz-16kHz
最大音圧レベル:137dB
重量:535g
サイズ:175x54x28mm
2.5ミクロン・アルミニウムリボン
入力感度:-40dB
駆動電圧:48V
ハードケース、ショックマウント付属

音の感想
リボンマイク独特の柔らかで太さのある音はsE Electronics X1Rと同じです
でもX1Rと比べると低域が引き締まり、若干ですが抜けが良いと感じます
コンデンサーマイクでキラキラした倍音を拾うのも良いですが
リボンマイクの音もちょっとやみつきになりそうな魅力は確かにあります

・マイク:SAMSON VR88
・マイクプリアンプ:Golden Age Pre73 jr
・ギター:LOWDEN O-32
・録音距離:概ね30cmくらい
・音声処理:生音は音量調整以外はなにもしていません

【生音】


【リバーブ処理】
sE Electronics X1Rと同じように、中高域をやや持ち上げる設定でリバーブをかけました

これも少し古い設定です
今使ってる設定とは少し異なります


2020年12月5日土曜日

PAGE CAPO P-6N

仕様が変わった (多分ですが)P-6Eにガッカリしたのは数ヶ月前
しかし、サウンドハウスを何気なく捜索してみていると
「PAGE CAPO P-6N」という見慣れない型番があるではないか

PAGE CAPO P-6EとP-6N


さて。P-6EとP-6N、何が違うのでしょう、サウンドハウスの商品説明を見ると

【P-6E】
 ■スリムで軽量、オリジナル・ペイジカポは機能美を追求したシンプルなデザイン。
 ■アコースティックギター用カポタスト
 ■オリジナル・ペイジカポ
  ※センターが1弦寄りとなりますので取り付けの向きにご注意ください。
【P-6N】
 ■スリムで軽量、オリジナル・ペイジカポは機能美を追求したシンプルなデザイン。
 ■アコースティックギター用カポタスト
 ■オリジナル・ペイジカポ
 ■サテン・ニッケルカラー

う~~ん、なんだかよくわからん(笑)
 ・どちらも6弦アコースティックギター用なのは間違いなさそう
 ・P-6Nの「N」はどうやら「NIKKEL」のNのようだ
 ・P-6Eの「センターが1弦寄り」というのは意味不明だが1弦と6弦の太さが異なること
  への対応なのかもしれん

しかたない!手持ちのP-6EとP-6Nをちょっと比較してみよう
ただ、私の手持ちP-6Eはチューブが黒の旧タイプです
現在販売中のP-6Eとは若干異なる可能性があることを踏まえてご覧下さい

【見た目】
 ・P-6Eは、フレームが黒、チューブも黒(写真右)
 ・P-6Nは、フレームがサテンニッケル、チューブは透明(写真左)

【形状】
 ・上下左右どこから見ても形状的には差がない

【弦おさえ部】
 ・下図は弦おさえ部からチューブを取り外し、芯の金属を鉛筆でなぞったものです
 ・P-6Eでは軽いRがかかってますが、P-6Nはほぼ平ら・・・・え~~~w
 ・P-6Nだいじょうぶか~~~??
  マーチン等のギターで一般的な16インチR(406mm)で確かめてみよう
 ・1~6弦の太さの違いやチューブの弾力での追従性を考慮しても
  P-6Nはちょっとやばそうだ(^0^;)



PAGE CAPO P-6Nの使用感


上で示したようにかなりフラットな弦おさえ部が災いしてか
1弦側がやや浮くような感じは確かにあります
ただ、実際にビビるようなことはなく、音もとても良いです
音自体は、ちょっとくたびれた私のP-6Eよりも張りがあってむしろ良いくらい

ちょっとどう評価して良いのか迷うところですがw
少なくともGIBSON J45のようにややきつめの指板R(12インチR)が
採用されているギターではP-6Nは使わない方が無難かも知れません
 ※持ってないので試すことは出来ませんでしたが・・・

あと、弦おさえ部が私のP-6Eではスムーズに開閉できるのですが
P-6Nではフレームをややせ広げるようにしないとカチッ!っとはまりません
フレームを広げるというのは片手では難しいことなので
これはちょっと使いづらいですが、個体差なのかも知れません

ギターを選ぶかも知れませんがビビりさえしなければ「とりあえず」良いカポです

とりあえず・・・ですがw


2020年11月29日日曜日

マイクプリアンプ Golden Age Project PRE-73 jr

Focusrite Isa Tow で、「マイクプリアンプすげ~~!」的な世界を垣間見てしまったワタクシw
思えば遙か昔、大学生のころから「録音」という行為がたまらなく好きだったのだから
こりゃ危険度マックスなブツだったなと、今更気がついてももう遅い・・・w

でも、そうはいっても際限なく資金が湧いて出るわけでもないので
なんとか手が届きそうなのをポチってみた(笑)

Golden Age Project PRE-73 jr


なんと言っても決め手は「安価だけどNEVEテイストが味わえる」(らしい)ということ
もちろん、私自身はNEVEなんて聴いたこともなければ触ったことも、見たことすらないw
しかし同じ「NEVEテイスト」といっても、様々な評価があるようで
FOCUSRITEとはやや系統の異なる音というのがネットではよく見かける評価となっています
まあ、元々のNEVEを知らないのだから、自分が良い音と感じればそれで良い話ですけどねw

【製品概要】
 1、シンプルなマイクプリアンプの機能に絞込み低価格&1/4ラックサイズを実現
 2、定評のある高品位設計と、ビンテージNEVE1073ヘッドアンプ・サウンド
 3、別売のラックトレイに 1U / 4chまでの本機をラックマウント可能++

■Golden Age Project「PRE-73 Jr」は上位機種と同じく、信号パスはオールディスクリート構成、入出力にトランスフォーマーを採用したバランス回路、「ビンテージNEVE1073モジュール」の音楽的なサウンド・キャラクターを再現しています。
■シンプルなマイクプリアンプの機能に絞り込み、1/4ラックマウントサイズへと小型化、すでに高い評価を得ている上位機種の音質はそのままに低価格を実現しています。
■制作スタイルに応じたチャンネル数を揃えることで、手軽にマルチ・チャンネルのマイクプリ環境を構築することができます。専用のラックマウント・トレイ(UNITE mk2、別売)には、最大4チャンネルのPRE-73 Jrを、1Uラックマウントサイズにインストールすることが可能です。4chのクラシックNEVEサウンドを「1Uサイズ」で実現できることは大きな魅力です。
■GAP(Golden Age Progect)では、高いレベルのビンテージNEVEサウンドを、驚くべき価格で全ての人に提供します。

■ ビンテージNEVEスタイルの回路設計
■ オール・ディスクリート構成
■ ゲインレンジ 20dB - 70dB
■ 48Vファントムパワー
■ 位相反転スイッチ
■ ハイ・インピーダンス楽器入力装備(フロントパネル)
■ シンプルなLEDシグナル・インジケーター
■ アウトプット・レベルコントロール
(入力ゲインとのコンビネーションでサウンドカラーを自在に操ります)
■ XLR/TRSコンボ入力ジャック
■ 別売のEQ-73などをインサートできるインサートジャック搭載
■ 24V ACアダプター標準付属(PSE認証100V日本向仕様)
■ ソリッドで頑強なシャーシデザイン
■ サイズ:幅110mm 奥行 280mm(突起物含む)高さ45mm
■ 本体重量:1420g (1.42kg) 

【2018年7月号のSOUND DESIGNER誌での評価】

■正直、この値段でこの音はすごいと思いました。
■しっかりニーヴ感があって値段を知ってビックリした。
 他の安価な機種だとハイが妙に強調されたり、すぐに歪んでしまうが、
 これはロー感もあるし、ヘッドルームも広い。」


使用感


機能が超シンプルなので、ほぼ迷いなく使うことが出来ます
GAINとOUTPUTの関係についてはマニュアルに以下の記載があります

● もし倍音を抑え、カラー少なくマイクの音を増幅したいときには、アウトプットのボリュームを最大位置付近で設定し、MIC のゲインスイッチで全体のレベルを調整してください。

● もし倍音を多めに全体のキャラクターと色付けを強めに調整したい場合には、MIC のゲインスイッチを高めに、アウトプットのボリュームを絞り気味に設定してください。より強く入力ステージでドライブした、倍音がリッチなビンテージサウンドになります

● さらに強い色付けとキャラクターを実現するには、アウトプットのボリュームも同時に高く設定します。倍音と歪み感がさらに増し、力強い、ファットなアナログサウンドになりますが、同時に滑らかでスムースなNEVE サウンドです。PRE-73 Jr の後に接続される機器に対してゲインが大きすぎる場合には、例えばSHURE A15AS (XLR タイプの切替式PAD コネクター)などを利用してゲインを下げてあげると良いでしょう。

ゲインは最大+70dBということでFOCUSRITE ISA TOWよりもやや小さいですが
間違いなく必要十分であって低出力マイクでも問題なく使用できます
あえて使用上の問題があるとすれば・・・電源LEDがないこと、でしょうか
ファンタム給電中であれば常時赤LEDが点灯するので良いのですが
そうでなければ「電源が入ってるかどうか分からない」というのが
ささやかな不満と言ったところですw

音の感想


比較音源を作る時間がないので、主観的な感想でしかありませんが
FOCUSRITE ISA TOWとの違いは・・・

私の貧相な耳ではよくわかりません(^0^;)

ただ、FOCUSRITE ISA TOWと比べれば、PRE-73 jrの方が若干太さがあるような
逆に言えばFOCUSRITE ISA TOWの方がスッキリ感があるような
そんな気がしなくもない・・・(笑)




2020年11月23日月曜日

STEREO→MONO変換プラグ CLASSIC PRO AP212

さて皆様w今日はものぐさの面目躍如と言ったひと品であります

アコギのラインシステムでは、マグネット、ピエゾといった単一のPUではなく
それらを組み合わせて使うデュアルピックアップシステムが普通と言った状況になってます
このとき、ギターのアウトプットジャックは
 ・2つのピックアップの音をミックスしてモノラルアウトするタイプ
 ・2つのピックアップの音をリングとチップの2つに分けステレオアウトするタイプ
の2つのタイプが存在します
後者は2つのピックアップのミックスをより細かに調整できるため
音にこだわりにある方はそちらを選ぶ傾向が強いです

私の場合は、それほど強いこだわりというのは無いのですが
やはり「一度はステレオアウトのデュアルピックアップを使ってみたい」という
好奇心には勝てず・・・LOWDENを人柱にしてしまったのでしたが・・・・


CLASSIC PRO AP212


ステレオ信号をモノラルに変換してくれる変換コネクターです
サウンドハウス価格は120円であります

プラグ部分はTRS(ステレオ)仕様、ジャックはTS(モノラル)仕様になっています
 ・プラグ側をステレオアウト仕様のギタージャックに
 ・ジャックにモノラルシールドを刺す
ことによって、ステレオ信号がモノラルに変換されますので
ステレオ信号を扱えないラインシステムでもごく普通に使用できるようになります
なお、サウンドハウスの商品説明では「ステレオ→モノラルの方向で使用するように」
と書かれていますが、一応指定通りの使用方法、ということになります

もちろん、ステレオアウトならステレオ入力仕様のプリアンプなどを使えばすむ話です
それが「めんどくさい」と思う人にこそ使っていただきたい(笑)

もちろん、単純な2ピックアップのミックスになってしまうので
意図したとおりの音は得られないかも知れませんが
ステレオアウトのギターを、簡単にモノラル入力対応のシステムで使用できるのは
それなりに便利と言うこともあります

なにより、せっかくステレオアウトのデュアルピックアップにしたのに
使うたびにステレオ対応のシステムを用意するのが面倒で
そのギターを使う機会が減ってる、などという本末転倒なことは避けたいではありませんか



出音など

LODEN O-32の場合は、
 ・SUNRISE S-2(パッシブ)
 ・PASコンタクト(パッシブ)
のデュアルピックアップシステムですが、

SUNRISE S-2はパッシブながら出力が大きい

ので、どうしてもマグネットの音色が勝ってしまいます

しかし、そんなことは想定内(笑)
私が常用しているモノラル入力仕様のシステムでいつでも楽しめること・・・
その恩恵の方がずっと大きいです
もちろん本気で使う場合は別途ステレオ入力対応のシステムを用意しますが(笑)

CLASSIC PRO AP212を使うことで、音質劣化やノイズの発生はありませんでした
ただ、用いることでAP212の分だけ長いプラグと言った形状となるので
小さな力でもギター側のジャックに無理な力がかかりやすくなって
故障の原因ともなりかねないので、そこには注意が必要です
特にギタースタンドに「いつもと同じ感覚で」シールドを刺したまま置くのは要注意です






2020年11月17日火曜日

SONY MDR-7506 イヤーパッド交換

もう4、5年もお世話になってるヘッドホンSONY MDR-7506ですが
さすがにイヤーパッドがくたびれてきました

表面の劣化はまだまだ大丈夫そうなんですが、
内側の縫製がほどけてパッド内の黄色いスポンジが露出しています


まあ、こんなこともあろうかと(笑)
交換用イヤーパッドは6セットほど用意してあったのですが、今回使用したのはこれです
純正品は両耳で2000円を超えますが、これは670円と激安です
私が購入したときは480円で200円近く値上がりしましたけどそれでも安いですね
(もちろんノーブランド品ですが・・・)


ノーブランドといっても、純正品との違いは
ドライバと耳を隔てるネットがやや薄いということくらいで使用に問題はありません

交換はまず劣化したイヤーパッドを外すことから
といっても、単にかぶせてあるだけですので、ひっぱってはずすだけですw


多少手こずるのはここからです
交換用のイヤーパッドをかぶせるわけですが、
イヤーパッドはかなりジャストサイズに出来ているので多少力業的な作業になります
 ・まず上下のどちらかをひっかけて、少しずつかぶせる範囲を広げていく
 ・イヤーパッドは見た目よりも頑丈です、多少強引に引っ張っても大丈夫

とはいえ、私の経験上から言えば「交換しやすい部類」ではあります
慣れれば両耳10分以内で交換できると思います

交換完了すれば、裏側の折り返し部分がちゃんと溝にはまってるのを確認し
イヤーパッドを少し回転させながらユニットと馴染ませるのが良いです

はい、交換完了!

音が変わるか????
音が固く低音不足だったSONY MDR-7506でしたが・・・・
交換後も固いままでした(笑)
670円で音質向上まで望むのは、ちょっと欲張りすぎたでしょうか


2020年11月13日金曜日

Windows10 20H2アップデートでネットワークドライブがつながらない

 昨日のこと、我が家のPCで一斉に20H2アップデートが可能となった
20H2は2004のマイナーバージョンアップという位置づけらしいが
うちの場合、2004▶20H2というパソコンも1台あったものの
その他のPCは全て1909から2004をすっ飛ばして20H2へのバージョンアップとなった

Windows10は年に2回、大幅なバージョンアップが有り
そのたびに「何事もありませんように!」とびくびくしながら更新作業をしたのでしたが
これまでは幸い何事もなく過ぎていました、しか~し

ネットワークドライブがつながらない



【ドライブ文字を割り振ったネットワークドライブの一部が接続不可】

全部ではないのです
うちのNASの中では比較的古いドライブ2台の
「U:」という風にドライブ文字を設定した値とワークドライブの接続が不可となりました
エクスプローラーの「PC」で確認しても以下のとおり
しかし不思議なことに、エクスプローラーの「ネットワーク」には
該当するドライブが表示されます
ただし、それらにアクセスしようとするとエラーになってしまいます

【SMB接続を確認したが、問題なし】

やや古いNASではSMBを有効にしていないと接続できなくなることがあります
Windows10の大型バージョンアップでその設定が変わってしまったのかと確認しましたが
なにも変わりなし・・・
ちゃんとチェックはいってる

【一度ネットワークドライブを切断しようと思ったが・・・】

いつもならネットワークドライブを右クリックして「切断」とするのですが
右クリックだろうが左クリックだろうがエラーとなってしまうので切断できない
仕方ないので、力業(笑)

【コマンドプロンプトからnet useで切断】

Windows PowerShellから「net use ○: /delete」を実行し、強制切断
(○のところはドライブ文字)

【PC再起動後、あら不思議】

無事にネットワークドライブが消えたのを確認
その後、エクスプローラーの「ネットワーク」から接続できなかったNASにアクセスすると
あら不思議・・・ちゃんと中身が確認できます
どうやら「ネットワークドライブとしてドライブレターを割り振った場合のみ不具合発生」
ということのようである

老婆心ながら(笑)
「やった~~!直った!」とばかりにもう一度ネットワークドライブにしてしまうと
また元の木阿弥になってしまうので・・・ご注意をw

【今後のアップデートで解消を期待!】

とはいえ、あまり期待は出来ないのであるが・・・・(^0^;)
ともあれ応急処置は必要なので、当面はデスクトップにショートカットを作成して対応です
デスクトップ右クリック▶新規作成▶ショートカット
上記のように「¥¥機器名¥共有フォルダ名」(¥は半角小文字)を入力します
「参照ボタン」ではネットワーク機器は表示されないみたいなので手入力が必要です
「次へ」で適当な名前を付けて完了です
単純にその共有フォルダにアクセスしたいだけなら、十分に実用的です

また、バックアップソフトのように「ドライブ文字を設定して使っていたソフトウェア」も
ドライブ文字の代わりに「¥¥機器名¥共有フォルダ名」を使うと動作する場合があるので
(くれぐれも自己責任で)お試し下さい

いや~~それにしても、接続できなかったNAS・・・2011導入でしたか
もう10年使ってる、もちろん重要なファイルは置かないようにしてはいるのだけど
今回の事件を期にボチボチ世代交代してあげた方が無難かなあ


2020年11月11日水曜日

初リボンマイク sE Electronics X1R

はい、安いマイクのコレクターです

これまで、「アコギ録音=コンデンサーマイク」との考えでいくつか集めてきた私ですが
リボンマイクの存在にはもちろん気づいておりました
しかしながら、「やや高域が不足してキラキラしない」というネット評価もあり
なかなか踏み切れないまま今に至った次第ですが・・・・
某楽器店のポイントが背中を押してくれまして、購入となりました

sE Electronics X1R

リボンマイクはダイナミックマイクと基本的な原理はほぼ同じです
空気の振動を電気信号に変換するのですが、ダイナミックマイクがコイルで空気振動をとらえるのに対し、リボンマイクはアルミ箔で作られたリボンでとらえます。
リボンマイクのアルミリボンは、微細な空気の動きにも振動させるため、ごく薄く作られており、その分取扱や管理に気を遣いますが、「柔らかく立体感のある音」という評価もあり、なにもかも詳細に拾ってしまうコンデンサーマイクとは違った趣のある音が録れるマイクでもあります

sE Electronics X1Rは、ハンドメイドリボンマイクのような滑らかさを持ちつつ、多用途性、耐久性を従来のリボンマイクより高めた扱いやすいマイクです
 ■リボンマイク
 ■パッシブ
 ■周波数特性: 20-16K Hz ±1dB
 ■感度: -55.3dB 1V/Pa ±1dB
 ■指向性: 8の字
 ■インピーダンス: 200 ohm
 ■コネクタ: XLR 3ピン
 ■最大音圧レベル: 135dB
 ■重量: 0.5Kg

使用上の注意点

リボンマイクには電源を要するアクティブタイプのものも存在しますが、多くは電源を要しない「パッシブタイプ」です
パッシブタイプなのに48vファンタム電源を供給してしまうと故障の原因にもなり得ますので、マイクの仕様に応じた取扱が必要です

次に、パッシブリボンマイクは、感度が低いものが多いため、マイクプリアンプには余裕のあるゲインが求められます
ダイナミックマイクを使える程度のゲインがあれば一応使用はできますが、単体マイクプリアンプを用意した方が音にもセッティングにも有利では無いかと思います

保管に関しては、コンデンサーと同様に高湿度は避けることと
リボンがたるまないように「寝かして保管しない」ことが重要です

音質など

以下は、ギター生音の録音結果です
確かに高域のきらきらはかなりおさえられた感じを受けます
しかし、だからといってこもった感じはなく、十分にリアルな音に聞こえます
高域が耳につく音を好まない方もいらっしゃいますから
場合によってはこちらの方がよいかもしれません

また、聴いていてどこかレトロな雰囲気を感じるのもこのマイクの特徴かも知れません
ハイファイ寄りではなく、どちらかと言えばローファイな音というのでしょうか
言葉にするのは少し難しいですが、レトロと言っても悪い意味ではなく
「雰囲気のある音」って言えるかも知れません

・マイク:sE Electronics X1R
・マイクプリアンプ:Golden Age Pre73 jr
・ギター:LOWDEN O-32
・録音距離:概ね30cmくらい
・音声処理:音量調整以外はなにもしていません



次に、同じ音源に後付けのリバーブをかけてみました
リバーブの乗り方も十分と感じられます
今回のリバーブ設定はやや中高域を強調した感じでやってみました


※実はこの録音はかなり前のもので、リバーブの設定も現在使ってる設定とは
少し異なります(現在はプリディレイ=ゼロ、等々)

感想

初めてのリボンマイクでしたが、感触は上々です
キラキラと言うよりは引き締まった力強い中低音が魅力なマイクですが
ダイナミックマイクのような固さもなく、
コンデンサーとダイナミックの中間的な音のようでもあります

今回のsE Electronics X1Rはリボンマイクとしては廉価なものになりますが
さらに上位機種となると、お値段が・・
なので、きっとこれ以上リボンマイクを買うことはないと思いますけど・・・(笑)

でもsE Electronics X1Rは安価であっても時々は使ってみたくなる
そんな魅力は十分持ってるマイクだと思います

2020年11月3日火曜日

TC HELICON PlayAcousticのオーディオI/O機能

優れたボーカルエフェクター、TC HELICON Play Acoustic
音良し!音作りの幅広し!まあまあ使い勝手良し!であります
自分の使い方には若干そぐわない部分もあるので出番は減ってますが
「良いエフェクター」という私の評価は変わっておりません

さて、このPlay Acousticにオーディオインターフェイス機能があることをご存じでしょうか
マニュアルには以下の説明以外何もなく、私自身もつい最近まで気づかずにおりました
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USB経由で16ビット、44.1/48kHzのステレオオーディオ入出力が行えます
USB経由で入力された信号はUSB出力されませんので、DAW側で再生したトラックにあわせてギターを弾く又は歌った場合には、ギターとボーカルの信号のみがDAWに送られます
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この説明自体、なにやらわかるようなわからんような・・・(笑)
おそらく「オーディオインターフェイス機能はあるよ、でもループバックはできんよ」
言いたいのかと理解しておりますが、実際のところどうなんでしょうか??

なお、以下はあくまで私の環境下での実験結果ですので
接続可否を保証するものではありません
また、いかなる結果となっても当方は責任を負えませんので
くれぐれも自己責任と言うことでお願いいたします!

PCでの使用


まずはPCで試してみましょう
PCはWINDOWS10(1909)64bitで、USB2.0接続です

■■■■■■■■■■■■【接続手順】■■■■■■■■■■■■

◇デバイス(Play Acoustic)のセットアップは接続と同時に自動的に実行されます
◇サウンドコントロールパネルでデバイスを有効化します
 下図は「再生タブ」ですが「録音タブ」も同様に設定します
 ただし、PC側でモニターしたい場合は「再生タブ」での「Play Acoustic」は
 無効のままでかまいません
◇使用するソフトウェアのデバイスを「Play Acoustic」に変更する

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設定は以上の通りですが、通常オーディオインターフェイスをPCに接続した場合は
「無効」とはならないので、そのあたりは、ちょっと怪しさもありますけど、
接続は無事完了し、PC側でステレオ音声の入力も確認できました

問題はモニターをどこでするのかということになります
OBSでのライブ配信を例にすると
 ①PCでのヘッドホン端子でモニターする
 ②Play Acousticのヘッドホン端子でモニターする
の2つが考えられます
①の場合はOBSの「オーディオの詳細プロパティ」でマイクの音声モニタリングを
「モニターのみ」とすればモニター可能ですが、遅延のため演奏しにくい面がありますので
②の方が好ましいです
ただし実際のライブ配信音量や音質が気になる場合は、配信録画で確認・調整が必要です

上記のとおり、デバイス「Play Acoustic」にはループバック機能はありませんが
OBSを使用する限りにおいては、「デスクトップ音声」を有効にすることで
PC内の音声ファイル再生やyoutubeの音声を配信にのせることが可能です

ipadでの使用


誠に残念ながら・・・うんともすんとも(^0^;)
上で「PC接続時に無効となってるのは何か怪しい」と書きましたけど
もしかするとクラスコンプライアンスモードに対応していない
という可能性が高いかも知れません

そうなると・・・アンドロイドでもダメな可能性が高いのですが、果たして?

アンドロイドでの使用


私のアンドロイドはSH-01k
けっこう古いスマホですがアンドロイドバージョンは9です

接続は、端子形状が以下のとおりなのでけっこう悩みましたw
 ・SH-01K:USB type-C
 ・Play Acoustic:USB mini-B
type-Cとmini-Bの端子をつなぐために今回は以下を使います
 ①USB mini-B/type-Aケーブル(ごく普通のmini-B用ケーブル)
 ②type-Aメス/micro-Bオスの変換コネクタ
 ③micro-Bメス/type-Cオスの変換コネクタ
これで、一応type-C端子とmini-B端子が接続できます


おそるおそる、接続すると・・・・なんとあっさりつながりました
ちゃんと、Play Acousticの音がライブ配信されています、らっき~~!!
(ただし、モノラル音声・・・スマホの仕様か??)

ただ、ここでもモニター方法の問題は健在です
スマホにヘッドホンを刺してモニターしようとしたのですがなぜか出来ません
結局スマホの場合でも、Play Acousticのヘッドホン端子でモニターするしかなさそうです

なお、上記のような「合体ケーブル」でなくても下記のような商品もあります
しかし、type-Cとmini-Bというかなり特殊なケーブルなので、
他の用途には使いづらいかもです
もちろん試してみましたが、ちゃんと使えました(笑)


【ここで大事な注意点】

・アンドロイドなら何でも大丈夫という保証はありませんw
 うちのはたまたま大丈夫だった可能性も大なので、ある意味ばくちかも知れません
・上手く接続できても、うちの場合は「モノラル音声」しか使用できませんでした
 なので、せっかくのステレオリバーブもモノラル音声でちょっと寂しい感じです
 どうやら、アンドロイドの機種によってオーディオインターフェイスからの入力を
  モノラル音声としてしか扱えないもの
  ステレオ音声として扱えるもの
 の2種類が存在するようですので、どうしてもステレオ音声じゃないと嫌だという場合は
 取説とにらめっこするか、スマホのメーカーにお問い合わせくださいませ(^0^;)

ハーモニーやハードチューン使用時の注意


特にオーディオインターフェイス機能についてということではなく
弾き語りでPlay Acousticを使う上での一般的な注意なんですが

エレアコをPlay Acousticに接続していても
マイクはどうしてもギターの生音を拾ってしまいます
そして、その生音にもハーモニーやハードチューンの効果がかかって
凄く変な音になってしまうことがあります

リバーブなどのエフェクトは大丈夫なんですが、こんな事態を避けるためには
 ・超指向性マイク等、指向性の高いマイクを使用する
 ・サイレントギターを使用する
方法が考えられ、私自身はサイレントギターで対応しています


2020年10月30日金曜日

楽譜 押尾コータロー「Hand to Hand」

押尾コータローの楽譜第11集です

Hand to Hand



スキャナの不調で真ん中に線がぁ~~

収録曲は、以下の15曲です
01 Brand New Wings
02 HEART BEAT!
03 Jet
04 ナユタ
05 Good Times
06 もっと強く
07 予感
08 Little Prayer
09 Go Ahead
10 雨上がり
11 手のひら
12 草笛
13 Over Drive
14 fly to the dream
15 また明日。

押尾本1冊1曲プロジェクト「手のひら」



この本からは「手のひら」を選んでみました
この曲も「レギュラーチューニングの押尾バラードはわりと難易度低め」
の法則は生きております(笑)
しかしながら、後半のリピート部分がごく小さなバリエーション変化で構成されるので
とにかく暗譜しにくい
結局のところ、メロディさえあってれば「細かなことには目をつぶる」と
いつもながらの手抜き演奏です

ギターは数年ぶりに弾くTODAギターです
購入当時はいろんな意味でかなりガッカリしたものでしたが(^0^;)
弾きもせんのにw今回はわりと良い音を聴かせてくれました
さすがはハカランダ!!!wって訳でもないのでしょうが、ギターって不思議なものです

そんなわけで、今回は頑張ってマイク録音!!
まあ、プリアンプやマイクを新たに入手したというのも理由ではありますけどね
マイクはsE electronics X1R を使用しています
EQでやや高域を持ち上げてキレを失わないようにしていますが
リボンマイクの柔らかく温かな雰囲気というのはある程度活かせたかなと思います

GUITAR/Toda Guitars M-Cutaway Jacaranda 2014
Mic/sE electronics X1R 
Mic Pre Amp/Focusrite Isa Tow 
DAW/Cakewalk by BandLab 
Reverb/OrilRiver
【リバーブ】
いつもながら、OrilRiverを使っていますが、
今回はEQをフラットに、そしてPre Deleyをゼロにと言うところがミソです
ハードウェアの場合はPre Deleyを長めに取ることで音像がくっきりしたのですが
OrilRiverでは逆にぼやける傾向に・・・なぜだか不明ですが(^0^;)

【イコライザー】
今回はじめてCakewalk by BandLab に付属するProChannelというのを使ってみました
リボンマイクの特性をやや補正する意味で、中低域のカットと高域のブーストを行います
パラメトリックが4チャンネルあれば、ほぼ無敵っすw
ちなみにProChannelというのは、Cakewalk by BandLab に最初から付属する
チャンネルストリップでEQ以外にもコンプレッサーやリバーブ、サチュレーターなど
けっこう使えるものがそろっています

さて、今年に入ってからはじめた「押尾本1冊1局プロジェクト」
そんなに進展はないですがw、今のところこんな感じです
緑のところがすでに達成済みなんですが、頑張ってはいるけどまだ半分にも達してない
果たして完了まで何年くらいかかるのでしょうか(笑)


最難関はRED SHOES DANCE・・・きっと最後までやんないんだろうなあ(笑)


2020年10月24日土曜日

SHUBB fine tune capo F3

人生初の高額カポ、いや~~勇気振り絞りました

理由は、前回ご紹介したPAIGEカポ騒動で自暴自棄となってたため、としておきましょうw


SHUBB fine tune capo F3


なんと、11600円ですよ、カポのくせにw
もちろんもっとすごいエリオットカポとかもありますけど私には雲の上すぎます
思いっきり背伸びしても1万円超えが精一杯w

さてこのfine tune capo にはF1とF3の2種類があります
ざっと言えばF1は通常アコギ用、F3は幅広ネック用なわけですが
 ・F1 内寸49mm
 ・F3 内寸56mm
5フレット以上のハイフレットにカポを装着する場合もF3が必要になります
自分はまさに「大は小を兼ねる」との判断からF3を選択
というか、こんな高いのは何個も買えないですし(^0^;)
ただですね、
ソロギの場合はナット幅44~45mmくらいのギターを使ってる方も多いと思いますが
そんなギターだとfine tune capo F3であまり違和感ないです
ちなみにナット幅45mmのYOKOYAMA GUITARだと
 ・2カポ:ちょっとあまり気味に見える
 ・5カポ:違和感なし
 ・最大12カポも余裕w

F3はネットショップでも案外品薄で、今回の購入も注文時は入荷待ち状態でしたが
数日待つと到着しました(chuya-onlineで購入)


さてこの、fine tune capoは直訳的に「チューニングが狂わない」って紹介されることが多いですが
これどういう意味なのか、私には不明です
カポする限りは、音が#するのは当たり前なので「均等に#する」ってことなのかなあ
ま、ささいなことですが(笑)

特徴など


【美しく丁寧な仕上げ】

妙にピッカピカでもなく、かといってざらざらでもなく、
ぬめっとしたなめらかな光沢感が仕上の丁寧さを感じさせます
この全体的な品の良さは「買ってとりあえず損はなかった」と思わせるだけの価値ありです



【幅の薄いおさえゴム】

音に関連する最も重要な部分(と私は考えてます)
おさえゴムの幅は5mm
実は私、明確な根拠はありませんが、この幅は薄ければ薄いほどよいのでは?と思ってます
幅広=音がぼける、というのは見た目から来る印象が
耳をだましてるだけな部分もあるかも知れませんが
いずれにせよ、幅薄のゴムに対して悪い印象はないというのが正直なところ、よって合格!ですw



【ネックを傷つけない配慮】

ネックの指板サイドに当たる部分にはゴムの保護材があり、
ネック裏の金具とねじの接合部は非可動でねじが金具を突き抜ける可能性を最小限としてます
小さな工夫ですけど、ギターに優しいという思想だけでも好印象



【さりげないアバロン装飾】

普段は全く目にしない部分にアバロン貝装飾、見えないところのおしゃれはセンス良いですね




【使いやすい縦稼働のバーとロック機構】

弦の押さえバーは、縦方向に動くため着脱がとてもやりやすいです
また外すときはロック金具を指で動かす必要がありますが、
装着時はバーを押しつけるだけで「カチッ!」っとロックされ、このカチット感が快感(笑)
ただ、このロック機構は写真で分かるようにマイクロバネで実現されており
耐久性はどうなの?と多少心配になるのも人情です



【いつも同じ締め具合、ナンバーシステム】

締め付けノブに刻印された数字
いつも同じ数字が見える位置まで締め付ければ、同じ力で締め付けたことになるという
超親切設計、かゆいところに手が届く心配りですね
ま、自分の場合は何事も適当なので、あまり利用することはないでしょうけど
「必要なときには使える」という安心感こそが大事ですね

ちなみにこの締め付け用のノブ
あまりに仕上げがなめらかすぎて、強めに締めたいときはちょっと滑りやすいかなと
ノブの6面全てが凹み加工ですが、うち2面を凸加工してくれるとか
一部ざらざら加工してくれたりすると回しやすいかな
でも「極端に強い力で締めすぎないように」という配慮かも知れませんね(笑)


え?音??


特に良いって感じることは・・・正直、ないですw
というか、ごく普通です

だとすると、上で書いた「締め付け用のつまみが滑りやすい」というのが
悪目立ちしてしまいそうだな~~
美しいカポではあるんだけどな~~~~