人生初の高額カポ、いや~~勇気振り絞りました
理由は、前回ご紹介したPAIGEカポ騒動で自暴自棄となってたため、としておきましょうw
SHUBB fine tune capo F3
なんと、11600円ですよ、カポのくせにw
もちろんもっとすごいエリオットカポとかもありますけど私には雲の上すぎます
思いっきり背伸びしても1万円超えが精一杯w
さてこのfine tune capo にはF1とF3の2種類があります
ざっと言えばF1は通常アコギ用、F3は幅広ネック用なわけですが
・F1 内寸49mm
・F3 内寸56mm
5フレット以上のハイフレットにカポを装着する場合もF3が必要になります
自分はまさに
「大は小を兼ねる」との判断からF3を選択
というか、こんな高いのは何個も買えないですし(^0^;)
ただですね、
ソロギの場合はナット幅44~45mmくらいのギターを使ってる方も多いと思いますが
そんなギターだとfine tune capo F3であまり違和感ないです
ちなみにナット幅45mmのYOKOYAMA GUITARだと
・2カポ:ちょっとあまり気味に見える
・5カポ:違和感なし
・最大12カポも余裕w
F3はネットショップでも案外品薄で、今回の購入も注文時は入荷待ち状態でしたが
数日待つと到着しました(chuya-onlineで購入)
さてこの、fine tune capoは直訳的に「チューニングが狂わない」って紹介されることが多いですが
これどういう意味なのか、私には不明です
カポする限りは、音が#するのは当たり前なので「均等に#する」ってことなのかなあ
ま、ささいなことですが(笑)
特徴など
【美しく丁寧な仕上げ】
妙にピッカピカでもなく、かといってざらざらでもなく、
ぬめっとしたなめらかな光沢感が仕上の丁寧さを感じさせます
この全体的な品の良さは「買ってとりあえず損はなかった」と思わせるだけの価値ありです
【幅の薄いおさえゴム】
音に関連する最も重要な部分(と私は考えてます)
おさえゴムの幅は5mm
実は私、明確な根拠はありませんが、この幅は薄ければ薄いほどよいのでは?と思ってます
幅広=音がぼける、というのは見た目から来る印象が
耳をだましてるだけな部分もあるかも知れませんが
いずれにせよ、幅薄のゴムに対して悪い印象はないというのが正直なところ、よって合格!ですw
【ネックを傷つけない配慮】
ネックの指板サイドに当たる部分にはゴムの保護材があり、
ネック裏の金具とねじの接合部は非可動でねじが金具を突き抜ける可能性を最小限としてます
小さな工夫ですけど、ギターに優しいという思想だけでも好印象
【さりげないアバロン装飾】
普段は全く目にしない部分にアバロン貝装飾、見えないところのおしゃれはセンス良いですね
【使いやすい縦稼働のバーとロック機構】
弦の押さえバーは、縦方向に動くため着脱がとてもやりやすいです
また外すときはロック金具を指で動かす必要がありますが、
装着時はバーを押しつけるだけで「カチッ!」っとロックされ、このカチット感が快感(笑)
ただ、このロック機構は写真で分かるようにマイクロバネで実現されており
耐久性はどうなの?と多少心配になるのも人情です
【いつも同じ締め具合、ナンバーシステム】
締め付けノブに刻印された数字
いつも同じ数字が見える位置まで締め付ければ、同じ力で締め付けたことになるという
超親切設計、かゆいところに手が届く心配りですね
ま、自分の場合は何事も適当なので、あまり利用することはないでしょうけど
「必要なときには使える」という安心感こそが大事ですね
ちなみにこの締め付け用のノブ
あまりに仕上げがなめらかすぎて、強めに締めたいときはちょっと滑りやすいかなと
ノブの6面全てが凹み加工ですが、うち2面を凸加工してくれるとか
一部ざらざら加工してくれたりすると回しやすいかな
でも「極端に強い力で締めすぎないように」という配慮かも知れませんね(笑)
え?音??
特に良いって感じることは・・・正直、ないですw
というか、ごく普通です
だとすると、上で書いた「締め付け用のつまみが滑りやすい」というのが
悪目立ちしてしまいそうだな~~
美しいカポではあるんだけどな~~~~