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2021年12月7日火曜日

ギター用ステレオワイヤレスシステム WS-60

 先日痛い目を見た「ギター用の無線機器」だったのに・・・
どうしてこうも心惹かれるのか、ただのバカなのか(笑)

購入動機


ギター用のワイヤレスシステムは、もう珍しいものでもなく
amazonにはたくさんの商品があふれかえっております
しかし「ステレオ仕様」というものはまだまだ少なく、探した限りこの1点のみでした

なぜステレオ仕様が目にとまったかといえば・・
それはデュアルピックアップシステムのギターに使えるかもという理由です
まあ、デュアルピックアップシステムといっても色々あるんですが
 ・2種類の音をミックスしてモノラルジャックから出力するもの
 ・2種類の音をミックスせず個別にステレオジャックから出力するもの
の大きく2種類があります
当然、機材とつなぐシールドも、前者はモノラルシールド、後者はステレオシールド
となるわけですが、そのステレオシールドの代わりにならないかと考えたわけです

ステレオワイヤレスシステム WS-60


プラグがTRSフォンであること、アダプタを外せば3.5mmステレオミニプラグにもなることを除けば、見た目は普通のワイヤレスシステムです


操作部は、左から以下のように並んでいます(下の写真)
 ・USB microB充電用ジャック
 ・ペアリングボタン
 ・電源スイッチ
ペアリング方法は取説に書かれていますが、私のは何もしなくてもペアリングできました


電波法チェック(笑)


国内販売品ならまず問題ないと思うのですがw
ワイヤレスギターピックアップで貴重な教訓を得たばかりですので、一応チェックです
「技適マーク」ちゃんとついてますね、OK!!


Rの文字の右側にある番号を総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」で
検索するとスプリアス既定も「新規定」OK!!


ただ、「形式または名称」で「WS-60」が見当たらないのが気になりますが・・・
ここは「目をつぶりましょう」w

音質など


コンタクト+マグネットのデュアルピックアップシステムとした「LOWDEN O-32」と
2系統入力が可能な「TIDEMARK TUTORIAL2」をつないでテストしてみました

一般的な使い方ではありませんが、わかりやすさのために
 ・左チャンネル:コンタクトピックアップ
 ・右チャンネル:マグネットピックアップ
として録音しています

ステレオシールドと比べるとやや高域がカットされ、いわゆるハイ落ち状態にきこえますが
それほどひどくはなく、EQでなんとかなる範囲ですし、
PAとかならほとんど気にならないかも知れません(宅録だと少し気になるかも)

音量はWS-60を使った方がやや大きくなります
ただ、そのこともあってか左チャンネルのコンタクトPUのノイズがやや大きく感じられます
これは、WS-60の固有ノイズとばかりもいえず
元々マグネットに比べて出力の小さなコンタクトのゲインを
TUTORIAL2でかなり持ち上げているのも一因となっています

【WS-60を使用】

【ステレオシールドを使用】

それと、まあ当然とも言えるかもですが・・
モノラルアウトの普通のシールドとしても問題なく使用可能です

その他の活用方法


「ステレオ仕様&3.5mmミニジャック対応」のため、
ギター用無線シールドとしてだけで無く、音楽用としても使用可能です
 ■オーディオプレイヤーからアンプへ
 ■テレビ音声をアンプやレコーダーへ 等々
工夫次第でいろいろ使えそうです!!


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