2014年の発売なので後継機と言っても随分昔の機種ですし
2015年にはVOICELIVE3 extreme というさらなる後継機も現れます
ってわけで発売から8年も経って、ようやくVOICELIVE2の後継機を入手した事情は・・
とにかくにも、そのお値段!!
10万円近い新品価格では手が出ず、安い中古がでるのをひたすら待ってたのでありますよ
それに、VOICELIVE2にそもそも大きな不満がなかったというのも理由の一つ
いやいやそれどころかまだまだお世話になろうと思っておりますけどねw
TC HELICON VOICELIVE3
ボーカルエフェクター、ギターエフェクター、ルーパーが一体となったマシンです
そもそもなぜ私がTC HELICONのボーカルエフェクターにこだわるかというと、
それは「リバーブの美しさ」
もちろん種類の選定や設定にもよりますが、上品で残響の消え際が自然というのがキモです
Stutter Vocoder Adaptive Tone
Resonant Filter Wah μMod(Flange、Chorus、De-tune)
VOICELIVE2とVOICELIVE3
VOICELIVE3になって、格段に音が良くなったという感じはありません
変更は主に機能的な面になりますが、超簡単に言えば
ってことになりそうです
マルチトラック化(最大3トラック)とループトラックの保存が可能になったこと
そして録音時間の大幅な増加(トラック長8分、計45分以内)でしょうか
でも逆に考えれば、ルーパーを必要としない人にとっては
VOICELIVE2からVOICELIVE3に買い換えする積極的な理由はないかもと思ってしまいます
それはまさに私のことですが(笑)
ただ、VOICELIVE2では1ボタンのフットスイッチしか使えなかったのが
VOICELIVE3ではSwitch-3やSwitch-6(要ファームウェア更新)が使える
ルーパー迷子の私にはそれくらいなのかなVOICELIVE3のメリット・・・
もちろんボーカルエフェクトにシンセブロックが追加になった等、上記以外の違いも多くあるとは思いますが、
VOICESUPPORT2の導入は必須
VOICELIVEシリーズのサポートソフトウェアです
以下のことが可能ですが、最も重要なのは「ファームウェアアップデート」です
もちろん不具合修正的な内容もありますが
使い勝手の向上、機能の拡張と言った部分も多くあるので、必ず必要です
■プロフェッショナルの手によるプリセット・ライブラリー
■ソフトウェアの最新バージョンのアップデート通知
■ドラッグ&ドロップ形式のプリセット管理
■ファームウェア・アップグレード 等々
入手は「TC HELICON DOWNLOAD CENTER」にアクセスし
・Product Groups→Voice Processors
・Product→VOICELIVE 3
・Sub-Type→Windows(またはMac)
として、ダウンロードします、windowsの場合は以下の画面になります
もしファームウェアが最新でなかった場合は、更新確認がでますので更新しましょう
すべて英文なのでわかりにくいですがプリセットの管理(入れ替えや移動、コピー等)や
設定のバックアップ(セットアップ情報も含む)も可能なので
頑張って活用してみましょう
ちなみに、取扱説明書も同じ場所からダウンロード可能ですが
2014/3/28版と2014/1/30版があるので一応新しい方をダウンロードしてください
しかしどちらにしても最新のファームウェアとは対応しない部分がありますので
ご注意ください
エバラ健太さんが使うと・こうなる!
私にはとてもここまでの使いこなしは出来ないのですが
エバラ健太さんが使うと、こんなことになっちゃいます!!
まあ、私が見ても「ほ~こんな音出せるのか~」って感心してしまいますが
こういう動画をきっかけにして、同じ音を出すにはどうすれば?と
いろいろ試行錯誤してみるのも、習熟の一つの方法なので、本当に貴重な情報です
VOICELIVE3をはじめて使うなら
TC HELICON製品は概ねそうなのですが、「説明書が難解!」
しかしこれは書き方というよりは、多機能すぎるのも一つの要因です
また、ダウンロード可能な「クイックガイド」が英語版しかないのもイタいかもw
※新品購入時に日本語クイックガイドがついているかどうかは不明
※ただしクイックガイドがあっても「簡単導入」の役に立つかどうかは微妙
【ステップ1:VOICESUPPORT2を導入】
新品、中古にかかわらずVOICESUPPORT2のダウンロード&インストールをしましょう
そして、ファームウェアの更新の有無を確認し、未更新の場合は更新します
最新のファームウェア、V2.2は2021.7.12リリースなので
新品購入でも未更新の場合があるかも知れません
【ステップ2:マイクの接続と音だし】
取扱説明書で、マイクの接続方法(接続端子、マイク種別の切替、ゲインの調整方法等)を確認してマイクを接続します
その後、背面のヘッドホン端子にヘッドフォン(イヤフォン)を接続し、音が出るか確認します
【ステップ3:プリセットの確認とお気に入りのコピー】
出来ればプリセットをすべて聴いて(もちろんマイクから声を入れながら)、気に入ったプリセット番号をメモしていきます
それが完了したら、お気に入りプリセットをVOICESUPPORT2を使って空いているプリセット領域にコピーします(プリセット番号260以降)
【ステップ4:お気に入りプリセットの内容把握】
気に入ったプリセットがどういう設定になっているかを確認します
このときにはきっと取扱説明書が役に立ちますが・・・
取説に設定項目のすべてについて詳細な説明があるわけではないので、
すんなりいかないかもしれません
【ステップ5:お気に入りプリセットの設定変更】
例えばハーモニーの設定やリバーブの設定など、より自分の好みに近い音に近づけてみます
また、ステップ4でよくわからなかった設定項目も値を変化させることで、
なんとなくその機能が理解できることもあります
ある程度の設定変更が出来たら、必要に応じてプリセットを保存します
【ステップ6:その他の理解を深める】
上記までのステップで「なんとなく使える」ようにはなると思いますが
あとは使用しながら「こんなことは出来ないかな?」という欲求に答える形で
取説を読み解き、実践してみましょう
ルーパーを使ってみるのもこの段階以降で良いと思います
VOICELIVE2の取説もちょっと役立つかも
VOICELIVE3の取説では多くの設定項目の意味が書かれていません
例えばHARMONYタブの中には「PORTA」「HUMANIZE」等々、たくさんのパラメーターがありますが、取説では全く説明がありません
こんなときVOICELIVE2の取説を参考にするというのも一つの手です
完全に互換性があるわけではありませんが、パラメーターの意味を理解する程度には十分です
とりあえず使ってみた
Voicelive3はVoicelive2と操作性はよく似ているものの、全く同じなわけではなく、私もまだすべて理解してるわけではありません
が、とりあえずわかる範囲で使ってみました
リバーブ、ハーモニー等のエフェクトはVoicelive3の機能です
実はハードチューン(通称ケロケロ)もかけていますが、歌い方のせいかほとんどケロケロしませんでした(笑)
ギターのリバーブもVoicelive3でかけています
エフェクトのオンオフは別売のSwitch-6を使っています
ケンタさんの動画の後では恥ずかしいですが・・・「悲しくてやりきれない」ですw
>bs-guitar-funnypage さん
返信削除なぜかコメント投稿が反映されていないようなので・・・・
>これ 良いですよね
>エバラ健太さんの機器レビューは良く見ています。
>どうしても飛び道具的になりがちですが、
>要はセンスなんですよね。
まあ、エバラさんがすごすぎるだけとも言えますがw
ただ、私の中では「ボーカルエフェクタならVOICELIVE」と
いうのが、ほぼ固まっちゃってます(^0^;)
使い方が複雑というのが玉に瑕ですが(笑)