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2017年8月31日木曜日

ZOOM A3 覚書(ステレオアウトのために)

ZOOM A3の長所の一つにステレオエフェクトが使えるというのは
このブログでも再三書いているのですが
実は自分も誤ってステレオエフェクトがかからないセッティングにしてしまうことがあるので
自戒を込めて覚書を残しておきます

そもそも
A3の各種エフェクトというのは全てがステレオ対応ではありません
取扱説明書にもどれがステレオ、どれがモノラルとは書かれていないので
はっきりさせるためには全て試してみる必要があるのですが
気の遠くなるような作業になるので、概ねのところを書いておくと

 ◆空間系(リバーブやディレイ):おそらくほとんどがステレオエフェクト
 ◆モジュレーション系(コーラスやトレモロ等):コーラスの多くはステレオエフェクトだが他は不明
 ◆ダイナミクス系(コンプやEQ等):はっきりしないが多くがモノラル、特にコンプとか

ここで問題
になるのはエフェクトの順番です
A3では3つのエフェクト(といっても1番目はギターモデリングに固定されているので実質2つ)を
同時に使用することができます

3つのうち3番目は設定されていない状態
 
ソロギだとリバーブとコンプの2つを使うケースというのが最も多いと思いますが
リバーブはステレオエフェクト、コンプはモノラルエフェクトです
当たり前と言えば当たり前ですが、
リバーブを最終(上図の3番)に置けばA3からの出力はステレオになり
コンプを最終に置けばモノラル出力となります
 
一般に
リバーブは最終段に置くのがセオリーですから、
それを守っている限りは問題なくA3からのステレオ出力が得られるのですが
「コンプはモノラル」と言うことを忘れて、「どっちでもいいや!」ってやっちゃうと
A3からはモノラルの音しか得られず
「どうした~~~、壊れたか~~~」なんて事態もありうるわけです
で、そうやって慌てた人の一人がワタシというわけ(笑)
 
ありがちではありますけど、A3に不慣れだと気付きにくいこの失敗
肝に銘じておくこととしましょう
 
 
 
 

2017年8月30日水曜日

いまさらですが、Taylorの電池の話

長らくケースの中で眠っていたTaylor814ce(ES1)でしたが
最近ようやくケースから出して弾いております

このギターは9V(006P)電池でピックアップシステムを駆動しますが
その電池ボックスはデュラセルにあわせて大きさが決められていて
国産の9V電池はきつきつか入らないことも多いとのネット情報を鵜呑みにしておりました
事実、中古でこのギターを購入したときには国産電池が超きつきつ状態で入れられており
トンカチでたたき出したということもあって
「デュラセル以外の普通の電池は入らない」と完全にすり込まれました(笑)

そこで、9Vの充電池を購入して、筐体がプラスチックであることを利用し
ちょっと底の部分を削って使用していたのでしたが・・・・



今回久しぶりの電池交換でいろいろ試してみた結果

意外にもいろんな電池がちゃんと入る

と言うことが判明(^_^;)
まあ、思い込みとかネット情報の鵜呑みというのは危険だなあと、あらためて思う次第です
(もちろん、入らないもしくは入りにくい電池というのは存在します)

写真に写ってるのは全て「入った」電池であります
あまり見かけない怪しげな電池もありますが、ちょっと古い東芝の電池もちゃんと入ります
(白い電池が充電池で、いつもはこれを使用)


そして、嬉しかったのはすっぽりと綺麗に入っているこの電池
実はこの電池、何年か前に期限切れ寸前ということで
500個を5000円、1個10円で買った代物です
もう100個中数個の割合で、液漏れとか残量不足になってますが、
それ以外はまだ十分に使用できます


まだ200個近く残ってるこの中華電池の使い道がまた一つ見つかったと
思わぬ収穫となりました


2017年8月29日火曜日

ライブ時、ギターにコーラス&リバーブを使う

某氏のご質問に答えるべく書いてみようかと・・・
ただし浅学故に見当違いのお答えになっている可能性も十分ありとご承知おきくださいね(笑)

質問内容は以下のようなものでした
「ライブ時(室内または屋外)の弾き語りで使えるプリアンプ、コーラス、リバーブを教えて欲しい
音源としては当面ギターを考えている」

これ、実は意外に難しいのであります
音が好みに合うかと言うことはもちろんですが、
1台で全て済ませるか、最大3台の機器を数珠つなぎにするか・・・
要は可搬性を選ぶか性能重視でいくかといった問題や
PAさんがいるかどうか、要望に応じてPA側でリバーブとEQを対応してくれるかといった環境面
その他諸々のことが絡んでくるのでなかなか一筋縄ではいかない
それに、私はいつも書いておりますが
この手の機材はなかなか一発で決まり!ってわけにはいかないわけでして
ある程度の試行錯誤はやむを得ないとご理解いただければ幸いです



まずは結論から

初めてのエフェクターで、かつ現場使用(ライブハウスや屋外)という前提なら
エフェクトの勉強や慣れ、可搬性などを考慮して、「マルチエフェクター」をおすすめします
具体的には新製品(ZOOM AC-2やZOOM AC-3)の発売で入手しやすくなっている
ZOOM A3でしょうか


 ◆おすすめできる理由
   ・なんといっても1台でプリアンプ、リバーブ、コーラスの機能が全部含まれる
    リバーブ、コーラスに限らず、およそライブで必要と思われる機能がほぼ全部入ってる
   ・ライブの天敵「ハウリング」もボタン一発で制圧可能
   ・必要なときはマイクも接続することができる
    マイクはエフェクト無しとかリバーブのみとかの設定も可能
    PA設備がある場合は不要な機能ですが、アンプ接続でかつアンプにマイク入力が無い
    場合はとても重宝します
   ・D-45はじめいろいろなギターの音色に変えるアコースティック・リモデリング機能も使える
    (これはまあおまけみたいなもので自分のギターがD-45になるはず無いのですが)
   ・単3電池4本での電池駆動が可能
   ・DI機能を備えていること(PAさんには喜ばれることもあるが、この場合はモノラル出力)
   ・ステレオエフェクトであること
    アンプに繋ぐ場合は無用の機能ですが、PAに2本のシールドで繋ぐとエフェクト効果が
    ステレオになり、広がり感のある音を作れます

 ◆ちょっとアレレなこと
   ・各エフェクトの質は「そこそこ使える」という程度にとどまるが、これは好みの問題も大きい
   ・とにかく慣れるまでは操作がややこしい
    現場で戸惑い無く使えるにはけっこう練習というか使い込みが必要です

 ◆マルチエフェクターのその他の選択肢
  プリアンプ+コーラス+リバーブを備えたマルチ、これはもうたくさんあります(笑)
   ・古くはBOSS AD-5やYAMAHA AG-stomp(ただしもう中古でしか手に入らない)
   ・ちょっと古いけどt.c.electronic G-Natural (これも今や中古のみか・・)
   ・新製品だとZOOM AC-3
    リバーブとその他エフェクトのセクションが独立しているのでおそらく同時使用も可能と
    思われます、リバーブの音色の細かな設定とかはできませんが、その分A3に比べて
    圧倒的にわかりやすい作りとなっています
    ZOOM A3が難しそうだと感じればこの機種が次の候補になります
    (ただし、マイクの接続はできません)
   ・日本発売前の超新製品だとt-rex SOULMATE Acoustic 等々

 ◆音源サンプル
   Taylor 814ceのライン出力でストローク&アルペジオです
   アコースティック・モデリング機能は使用していません
   ヘッドフォンで聴いていただくとエフェクトを加えた場合のステレオ感がわかりやすいです
   しかし814ceのライン出力ってほんと優れているなあって思います
   ちなみに家のはちょい古いのでES1(現在はES2)というピックアップシステムです
   少々ノイズが乗ってますが、これはギターの電池の残量不足です、すいません~~

   【エフェクト無し】

   【リバーブ(PLATE)付加】

   【コーラス&リバーブ(PLATE)付加】


そして各論へ

①プリアンプの必要性
これは3つの条件が絡みます
 ・ギターのピックアップがアクティブ(要電池)かパッシブか(電池不要)
 ・PAやアンプに音を送る前に音質調整(イコライジング等)が必要か
 ・まれなケースですが使用するエフェクターが一定以上の音量レベルを必要とするか

基本的にギターのピックアップが電池を使うアクティブタイプの場合はプリアンプ不要です
(まれにアクティブでも全く出力不足の場合もありますけど)
パッシブの場合は出力の小ささを補うために必要になる場合もありますが
PA側やアンプのゲインを大きくしてノイズが許容範囲なら特になくてもかまいません

しかし、出力の増幅以外に音質調整のためにプリアンプが必要な場合もあります
イコライジングや人によってはそのプリアンプを通すだけで音が良くなると感じる人も
いらっしゃるのでそういった目的でのプリアンプ使用もありえます

PUの出力が十分であれば基本的には不要だけど
PAさんに頼らずに好みの音質にしたいときはあった方が良いとお考えください

②PA設備ありで必要に応じてEQ調整可能、かつリバーブをもらえる場合

この場合はアクティブPUを使えば「ギター⇒コーラス⇒PA」で実現可能です
要はコーラスペダル1台でOK!
コーラスは普段あまり使わないのでよく知らないのですが
BOSS CH-1とかTC Electronic  Corona Chorus、
ちょっと高級なところでStrymon Ola Chorus & Vibratoなんてのもありますが
この機種だとディレイも組み合わせられるのでちょっとしたリバーブの雰囲気も味わえます

③比較的安価にエフェクトボードを組んでみる(PAに頼らない音作り)

プリアンプ、コーラス、リバーブをそれぞれ単体で入手してエフェクトボードを作ります
エフェクトボードとは一枚のボードの上に機材を並べ、それをパッチケーブルで繋ぎ
かつ電源もボード上に配置して、ギターを繋ぎPAやアンプに接続すればすぐに使えるものです
別にエフェクトボードにしなくても機能はしますが
現場で3つの機材のセッティングや電源接続などはとても煩雑で非現実的です
PAさんや他の出演者に迷惑にならないスムーズなスタンバイのためにも必要になります

比較的安価にということで以下を選んでみました(価格は本日現在)
 ・プリアンプ:Animals Pedal ( アニマルズペダル )  Firewood Acoustic D.I. (SH価格14580円)
 ・コーラス:BOSS CH-1(SH価格11880円)
 ・リバーブ:tc electronic HALL OF FAME 2(SH価格18144円)
 ・その他(エフェクトボードやパッチケーブル、電源等):概ね2万円くらい

全部足すと6万円半ばということで「安価に」とはいえ良いお値段になります
プリアンプについてはアコギ界ではわりと定番なLR.baggs PARA ACOUSTIC D.I.
というのもあるんですが、これは電池かファンタム電源でしか駆動できず
ボード化に不向きなのではずしました
Animals Pedal は持ってないのでなんとも言えないですがSHの評価もそこそこ良いし
やすいということで・・・(笑)

なお、接続は「ギター⇒プリアンプ⇒コーラス⇒リバーブ⇒PAまたはアンプ」が基本です

④割とリッチにエフェクトボードを組んでみる

金に糸目はつけません!とおっしゃるのであれば(爆)
とはいえ上見れば数十万円コースもあり得ますのでほどほどなところで・・・・

 ・プリアンプ:PAS VividFocus (直販価格53784円)
 ・コーラス:Strymon Ola Chorus & Vibrato(SH価格35791円)
 ・リバーブ:Strymon blueSky Reverb(SH価格34020円)
 ・その他(エフェクトボードやパッチケーブル、バッテリー電源等):概ね3万円くらい


これだと15万円半ばでしょうか、いや~~私も欲しい(笑)
どれも持ってないのでちまたの噂を形にしてみたって格好ですが
ストライモンについてはbigskyというリバーブを使用していてその良さにしびれております
そんなわけでコーラス、リバーブはストライモンを選んだ次第です

しかし、こうしてみるとZOOM A3とかのマルチがいかに安いかと改めて感心します



2017年8月25日金曜日

単4電池で動作、KORG AW-LT100G

ありそうで無かった「単4電池動作のクリップチューナー」


表示部はおなじみのKORGそのもの、電池以外はとくにに変わった感じはありません
大きさ(幅)もKORG SH-G1 SledgeHammerとほぼ一緒です

そんなわけで、特に書くこともないのですが(笑)
購入前に1つだけ気になったことがあります
それは、以前買ったKORG SH-G1 SledgeHammerは
演奏中に「ビリビリ」異音を発することがあったためで、

おなじことになりはしないかということ


今のところびりびりの発生は無し、一安心です

2017年8月21日月曜日

かんれき

なんだか、なんとなく、とうとう、つつがなく・・来たなあこの日
 
あらたまることも、特に実感も無いのだけど、それなりに節目なのかな
 
一つ感慨があるとすれば、
 
父が迎えられなかった年齢のその目でいろんな景色を眺めているのだなあとふと思うこと

さあ、これからもうひとがんばり
 
どんな老後が待っているかな


2017年8月20日日曜日

ツイキャス・ツール配信 音切れ解消

特に何もやってないのですが「なんとなく解消」してしまいました


とりあえずOBSの設定で記憶にある対処としては
 ・「音声」タブのサンプリングレートを44.1khzから48khzに変更
  これはオーディオインターフェイスの仕様にあわせるためです
 ・「映像」タブの出力解像度をツイキャス推奨の640x360に変更
ということですが、変更直後のテストではあまり効き目がなかったような記憶もあるので
実際に音切れに効果があったかどうかは不明です

そうなるとツイキャス側の内部的な改善なのかもしれません
この数日で「PCツール配信でのグループ配信」が可能になったりと
いろいろ環境整備が進んだようなので、可能性はあるかもしれませんね
いずれにせよ音切れ解消、めでたいです(笑)

ところで、このグループ配信
これまでなかった「仲間内にのみ配信する」という機能です
どれだけ需要があるかはわかりませんけど、恥ずかしがりの私には嬉しい機能です
上の画像の右上に「ソロギター」という普段はでない表示がありますが
これがグループ配信中の証?です
その左にある「1」はグループの参加者数・・・・
はいはい、グループ作って自分にだけ配信してるクラ~イひとは私です(笑)

2017年8月19日土曜日

2台の宇坂ギター TG-DC ハカランダとココボロ

昨夜のお話のつづきです

宇坂ギターは、ルシアー宇坂氏が山中の仙人よろしく製作するギターです
もちろん製作本数も限られるなかで同型モデルに出会う機会は滅多にありません
そんなわけで是非とも記録に残しておきたいと、今日はオーナーのBさんにお電話
「滅多にない機会なので記念撮影とかしてみたいのですが・・・」

Bさん「いいですよ~、持っていきます」ということで
私の方で出向くべきところをわざわざ家まで持ってきてくださいました
Bさんほんとにありがとうございます!!

【正面から】

左が私の、右がBさんのです
全く同じシェイプ、エボニー指板もドットインレイもほぼ同じです
ロゼッタとアームレストのクロガキも同じです
昨日はヘッドの天神板も同じクロガキと書きましたけど、
こうして比べてみるとBさんのはハカランダでラリビーでよく見かける縁取りが入っています

最も見た目が異なるのはトップですが
実はこれ、両方ともベアクローアディロンダックです
私の方(左)が焼けでかなり変色していて、右の白さがいっそう際立っていますが、同じ材です
塗装もノングロスのオイルフィニッシュということですから
きっと数年すればBさんのも飴色に焼けてくるのではないでしょうか

よく見るとアームレストとデントカッタウェイの違いにも気付きます
右のほうがアームレストのコンター部の幅が広くなっているのと
カッタウェイの切れ込みがやや浅いですね

 
【背面から】
 
同じく、左が私の、右がBさんのです
ネックヒールの形がやや異なります
また糸巻きは両方ともグローバータイプですが私のは無刻印、BさんのはGOTOです
 
バックは左がココボロ、右がハカランダです
とにもかくにも見事なド柾目のハカランダ、まだこんな材があったのかと驚きます
白のサップも良いアクセントとなって美しいです
 


【側面から】
 
写真がないのですが、右の方が1cm程度深胴になっています
ハカランダのせいか、胴厚のせいかわかりませんが、
できたてほやほやにもかかわらず結構深みのある良い鳴りをします(悔し~~~~~w)
 
【音の違い】
 
ココボロにはダダリオEJ16、ハカランダにはエリクサー16052を張ってます
どちらも張り替え直後です
まあ、悔しさをひた隠しにしつつ感想を述べれば(笑)
Bさんのハカランダはできたてほやほやなのに倍音も豊かで良く鳴っています
ココボロはやや整理された音で、落ち着きと柔らかさを感じます
すでに5年近くの経年差があるし、弦も異なるので一概に比較はできませんが
基本的な音の傾向はよく似ているものの、それぞれに趣のある音と言って良いかと思います

【ハカランダモデル】

【ココボロモデル】


いや、それにしてもハカランダ・・・若い音であることは間違いないですが
十分、いえいえそれ以上に魅力的な音を出します
Bさん、いつの日かトップの色が同じくらいに焼けてきた頃、すり替えにまいります(爆)

2017年8月18日金曜日

宇坂ギター完成記念・試奏ライブ

もちろん私のオーダー・・・・じゃありませんけど(笑)


ギター仲間の「Bさん」が宇坂氏にオーダーされたギターの
完成記念ライブに行ってまいりました

宇坂氏から連絡をいただくまでライブの開催を全く知らなかったこともあって
都合をつけて駆けつけたときにはすでに午後8時(^_^;)
でも予期しなかった松田コウさんの演奏が聴けたのはすごくラッキーでした
松田コウさんは地元で活躍するソロギタリスト
プロフィールを明かさない方なので詳しいご紹介はできないですが(笑)
とにかく素晴らしい演奏をされます
イヤ~ほんとに間に合って良かった

松田さんのライブ終了後は、参加者が入れ替わり立ち替わりでステージにたつという
とってもアットホームで楽しいライブとなりました

さて完成した宇坂ギター
昨夜、ルシアーの宇坂さんが弾いていたこの1枚で何かお気づきでしょうか


って、わかるわけ無いか(^_^;)
実はこのギター、私のお気に入りの宇坂ギターとうり二つ、同モデルなのであります

私の宇坂ギター

ただ1つ異なるのはサイドバックの材です
Bさんのはサイドバックがハカランダ、私のはココボロです
あとはトップのアディロンダックスプルースも天神板やロゼッタのクロガキも全く一緒です
音の方は私のココボロに比べてよりいっそう輪郭がはっきりして華やかな感じですが
なにせ完成から1日後ということですから
これからまだまだ変わっていくことと思います

ライブの終了後、Bさんが「私の宇坂ギターを見てオーダーを決めた」といってくれました
このお言葉、本当に嬉しかったです

2017年8月17日木曜日

ツイキャスで「ツール配信」解禁!

もう半年近くもツイキャスをやって無くて、全然気付かなかったのですが
これまでツイキャスの配信レベルが23以上でなければできなかったツール配信が
先月ついに全てのレベルで可能となりました(画像の右上の緑のボタン)


音楽系配信者にとってのツール配信のメリットはこんなかんじです

  ●高音質での配信が可能になる
   通常の配信音質に比べると、AMラジオからCDに変わったくらいの変化があります
   ソロギ弾きの立場からすれば「演奏のアラが目立つ」という怖さもありますが(笑)
   いつも自分がやっている録音の音とほとんど変わらない程度の音質で
   配信できるというのはすごいメリットです
   全体にクリアな音になるのに加えて、低域から高域までストレス無く出てくるのは
   ほとんど快感(笑)

  ●ステレオ配信が可能となる
   ギターという単一音源でもステレオ化のメリットは空気感の演出などかなり大きいですが
   マイク2本をセッティングする労力も大変ですし
   ギターの場合むしろモノラルの方が音が単純化されて力強く聞こえることもあります
   それでも私がステレオ化にこだわるのは「ステレオエフェクト」のためです
   ギターからのライン出力(モノラル)をエフェクター経由でステレオアウトすると
   例えばリバーブの残響音だけがステレオ化されて空間の広がりを演出できます
          ※)上の写真の「高画質配信」では多少の音質向上はありますが
            ステレオにはならないようです(私の実験結果より)


正直まだ配信意欲はべたべたに低いままでありますけど
なんといいますか興味深い新機材が発売になったような、妙な高揚感にあとおしされて
実験など始めてしまいました(^_^;)



ツイキャス推奨「ツイキャス・デスクトップ・ライブ」

ツイキャスが配布している配信ツールです(ウィンドウズ専用)
早速つかってみようとしたのですが・・・・
うちのセキュリティに阻まれてダウンロードができません(^_^;)
一時的にセキュリティを無効にしてもやはりダメ、ということであっさり断念です

ただ、ツイキャスの説明に「※映像なしのまま配信する場合はラジオ配信になります。」
とありますので、もしかするとライブ映像を流さなければ高音質が得られないのかもしれません




OBS STUDIO

知る人ぞ知る、その筋?では超有名配信ツールです
これまでは配信レベルの不足で使いたくても使えないという状況もありましたが
「なんか使い方がややこしい」というちまたの評判もあって、かなり敷居の高いソフトでもありました
しかし、いざやってみると超簡単!
ほんとにすごいソフトです、しかも無料・・・・作者に感謝です



【導入の仕方】

上のサイトからダウンロードしてインストールします
インストールは「はい」で進んでいくだけですけど、
いつのバージョンからか「自動構成ウィザード」というステップが追加されたようで
インストール時点でいろんな配信先への最適化が可能となっているみたいです
インストール後にそれらの設定は変更できますし、
ツイキャスの場合は「自動構成ウィザード」ではうまく設定できないようですから
インストール時にスキップできるならしてもかまわないと思います
スキップ不可なら適当にインストールを進めて、あとで変更しましょう
なお、私の場合ですが日本語化は自動的に行われました

【設定方法】

 ①開始画面はこんな感じです。右下の「設定」ボタンを押しましょう
  (画像は私があとで設定したもので、最初はもちろんなにもありません)
  ちなみに私の場合は「デスクトップ音声」をオフにしています
  最初、盛大に「山びこ」が帰ってきてびっくりしましたが
  デスクトップ音声をオフ、オーディオインターフェイスのループバックをオフにして直りました
  (どちらか一方でも良いのかも・・)


 ②「一般」タブの設定⇒私はデフォルトのままです

 ③「配信」タブの設定(重要)
  「配信種別」を「カスタムストリーミングサーバー」に変更してから
  以下のように設定します


 ④「出力」タブの設定(重要)
  重要なのはビットレートです
  ツイキャスの場合、映像ビットレートと音声ビットレートの合計が800以下でないといけません
  私の場合の設定は、音声重視で以下のとおりです
    ・映像ビットレート:500
    ・音声ビットレート:192
  エンコーダについては良く分からないのですが、ソフト処理の方が綺麗という風の噂で
  x264を選択しています


 ⑤「音声」タブの設定
  基本的にデフォルトのままですが、
  サンプリングレートのみうちのオーディオインターフェイスの仕様にあわせて48khzにしました


 ⑥「映像」タブの設定
  これ、良くわからんのですけど(笑)、とりあえず以下のようにしています
   ・基本解像度:1920×1200(6面マルチ環境なのでその中の1つのモニターの解像度)
   ・出力解像度:640×360(ツイキャス推奨値640×360、アスペクト比16:9)
       ※)以下画像では1280×720となっているが、後日変更
   ・FPS:30(ツイキャス推奨値)


 ⑦「ホットキー」「詳細」タブの設定⇒私はデフォルトのままです

【使用方法】

 ①ツイキャスの配信画面で「ツール配信に切替」ボタンを押す
 ②必要ならカテゴリ、テロップ、ハッシュタグ等を設定
 ③OBSの「配信開始」ボタンを押す
  ツイキャスの画面に反映されるのには数秒かかります

 基本的にはこれで配信されるようになります
 なお、以上の設定だけだと画面には何も映らない(多分真っ黒?)ので
 OBSのシーンやソースを適当に設定して見てください

 また、上記の設定値は自動的に保存されるので特に設定の保存作業は必要ないですが
 設定の異なる複数の配信先がある場合は設定を「プロファイル」として保存することができます

【問題点など】

 現状「音切れ」に悩まされております(笑)
 うちの場合、PCスペックも通信速度もそこそこ良いはずなので、なんかの設定ミス??
 また何かわかればご報告致します



「ツイキャスって何?」という人にはつまらない話でしたが、いかがでしたでしょうか
最近はソロギのひとのキャスも結構増えています
この機会に皆さんもCD音質の配信初めてみてはいかがでしょうか

2017年8月15日火曜日

西村歩さん全曲リスト&チューニング

西村歩さんの全曲リストを作成してみました


アルバム 収録曲 チューニング カポ
1st
 「emotion」
1.Sunny Day Drive!! CGDGBD 2
2.風の吹く丘 CGDGAD 2
3.夕暮れハート CGDGBD 3
4.Morning Grow CGDGBD 2
5.Desperado(The Eagles) CGDGBD 2
6.Twilight CGDGAD 2
7.13フレットのオルゴール CGDGBD 13
8.nostalgie CGDGBD 5
9.New Feelings CGDGAD 2
10.また逢えるその日まで CGDGBD 4
セカンド
「Gratitude」
1.SUNRISE CGDGBD 1
2.Puppy CGDGBD 4
3.キンモクセイ CGDGBD 5
4.Youthful beat CGDGBD 2
5. 夏の記憶 CGDGBD 5(2~6弦)
6.名もなき花 CGDGBD 4
7.Time in Cafe CGDGBD 5
8.Summer Vacation CGDGBD 2
9.Sweet Dreams CGDGBD 4
10.星のしずく CGDGBD 13
11.TOMMOROW CGDGBD 1
12.かえりみち CGDGBD 2
サード
「JOURNEY」
1.Journey CGDGBD 2
2.ひだまり CGDGAD 4
3.Fun Time Holiday CGDGBD 2
4.やさしい雨 CGDGAD 5
5.Remember CGDGBD 4
6.Take It Easy CGDGBD 4
7.Winter Mist CGDGAD 6
8.桜 CGDGBD 5
9.High Voltage CGDGBD 2
10.祈り CGDGBD 3
11.キズナ CGDGBD 3
4th
「J Songs」
1.SWEET MEMORIES CGDGBD 5
2.なごり雪 CGDGBD 2
3.川の流れのように CGDGBD 2
4.涙そうそう CGDGBD 5
5.さくら(独唱) CGDGBD 4
6.真夏の果実 CGDGBD 3
7.時の流れに身をまかせ CGDGBD 2
8.童神 CGDGBD 4
9.津軽海峡・冬景色 CGDGBD 4
10.糸 CGDGBD 3
11.赤とんぼ CGDGBD 6
5th
「HEARTLAND」
1.Shining Road CGDGBD 2
2.渚 de Slow Time CGDGBD 4
3.僕らの冒険 CGDGAD 2
4.ナミダノアト CGDGBD 2
5.蝉しぐれ CGDGAD 3
6.DareYami CGDGBD 3
7.if CGDGBD 2
8.Feel so Good CGDGBD 4
9.茜空 CGDGAD 4
10.Story of Life CGDGBD 2


CGDGBDチューニングが多いなとは感じていましたが
全54曲中の45曲がCGDGBD、残り9曲がCGDGADということで
こうして整理してみてちょっと驚いています

そしてもう一つ、「カポ無しの曲は1曲もない」
西村さんのこだわりなのかどうかはちょっとわかりませんが
これも驚いたことの1つです
カポをつけると弦高が下がってひきやすくなるので良いこともあるんですが
ギターによってはカポの装着で響き方が弱くなる場合もあります

きっと西村さん的には曲の雰囲気に合わせてカポ位置を決めてるんでしょうが
朗々と響き渡るようなカポ無しの曲も聴いてみたいなあと
勝手な希望を「一応」書いておきましょう(笑)

皆さんのブラウザで見えているかどうかわからないですが
表中、オレンジで着色したのは、私がこれまで弾いてきた曲です
一人のアーティストさんの曲から10曲というのは、私のソロギ歴の中では西村さんだけで
このことでも、どんだけ気に入って弾いているかわかりますね
私は基本的にバラードが好きなのですが
西村さんのバラードはウェットになりすぎず、ちょっとした軽快感もあって
「センス良いなあ」といつも感じます

西村さん、これからも素晴らしい曲をお待ちしております!!


2017年8月9日水曜日

「ギター・マガジンが本気で教えるこだわりの愛器撮影テクニック」

最近撮ることも少なくなりましたがギターとともに写真もまあ趣味といえるかな
常々ギターや機材をかっこよく撮りたい!とは思ってるんですが
写真ってスナップは感性、ブツ撮りは技術・・・
悲しいかな私はどっちも持ってないので解説本が頼り(^_^;)

そんなおり、こんなのをamazonで見つけました、果たしてよい「参考」となってくれるでしょうか
2017.8.4発売のホッカホカの新刊であります


 「ほんとに参考になるんかぁ~い」

そうですよね、プロに本気に教えられても特に機材面なんかは素人には無理です

たしかに、プロの照明機材や背景紙が無ければ難しいものも含まれますが
後半の小物やパーツの撮影なんかは割と参考になる部分も多いです
ブツ撮りの基本って「光」と「背景」なわけですが
自然光の撮影だと上手くやればレフ板1枚で結構かっこよくとれる場合もあって
創意工夫でなんとかするのも意外に楽しいものです
あ、それと、照明でも背景紙でもない必須の機材が三脚であります
多少面倒ですけど効果は絶大
セッティング上どうしても三脚が使えなければ一脚でもいいので使ってみてください

しかし撮影機材や技術よりもっと以前の基本中の基本、それは・・・

そう、お掃除です!

たとえ新品のギターでもホコリ1つ無いように磨き上げることからやらないと
苦労して撮った写真も大変残念な結果になることが多々あります
ピカピカお掃除大事です!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

とか、うんちくたれてる割にはヘッタクソだなあと思わせるこの1枚(^_^;)
本を参考に・・・というよりは、本の購入にインスパイアされただけなんですが
「なんかその気にさせてくれる」この1冊
皆様もいかがでしょうか(笑)

「雰囲気」のみ追求してみました(笑) もうちょい絞れば良かった
EOS5D mk2 1/128秒 / F4.0 / ISO400 / 絞り優先AE 補正-1/ 105mm
 
撮影の様子

この写真は手持ち・・・(^_^;)、手ぶれ防止はあっても少々ぶれております
三脚無しだと、こうなっちゃうのでありますよ(爆)

さあ、愛機の勇姿を後生に残すため
そして図らずもお別れの際には、ヤフオクの落札額を少しでもあげるため(不純すぎ~)
皆様もぜひ愛機の肖像を撮ってあげてくださいませ

2017年8月4日金曜日

お時計

先日、鎌倉の御大が時計の話題をお書きになっておられましたが
奇しくも10日ほど前、私もお時計様をお迎えしたところでありました(笑)


いぜん壁に掛けていた時計は,、安物ってこともありましたが
10年以上使ってますと、クォーツなのに半年で数分程度進むようになってきまして
そろそろ替え時かなとおもっていました

ところで、たった一人の個人事業でしかもデスクワーク、
外にも出ず、人と会うこともほとんど無い、しかも仕事があれば土日も関係なし・・・
という日々を続けてますと、一番鈍感になっていくのが「曜日の感覚」なわけです

てなわけで、せっかく時計を買い換えるなら、カレンダー機能があるものと思って探すと
あるものです(笑)


温湿度計はまあどうでも良いのですが、カレンダー機能が便利です
そしてさすがは電波時計、パソコンの時計と完全同調(笑)
直径35cmとかなり大きいサイズなので液晶も見やすいです

満足の一品、であります

2017年8月3日木曜日

ギター弦の廃棄缶、2年後

廃棄缶のその後シリーズ、2年目のご報告です

【関連記事】

 ■「ギター弦の捨て方:http://zizii2015.blogspot.jp/2015/08/blog-post_3.html
 ■「ギター弦の廃棄缶、5ヶ月後」:http://zizii2015.blogspot.com/2015/12/blog-post_29.html
 ■「ギター弦の廃棄缶、1年後」:http://zizii2015.blogspot.com/2016/08/blog-post.html
 ■「ギター弦の廃棄缶、2年後」:(本記事)
 ■「ギター弦の廃棄缶、3年後」:https://zizii2015.blogspot.com/2018/08/blog-post.html
 ■「ギター弦の廃棄缶、4年後」:https://zizii2015.blogspot.com/2019/08/blog-post.html(完結)

【2年経過】

中はこんな感じ、もうすでに満杯に近くなっていますが、
下の写真のように手で押し込むとまだ1/3くらいは余裕があります
この雰囲気からすると1年目で予想したとおり、あと半年から1年くらいの寿命でしょうか

【すでに満杯近いように見えるが】
【手で押し込めばまだ余裕あり】


【廃棄弦の重量】

廃棄弦の重量(缶の重量は除く)は、1105gになりました、1年間で402gの増加です
いつもの「22g/セット」という数値を使うと、
  ・この1年で使用した弦:18セット
  ・2年間で使った弦の総数:50セット
ということになりますが、2年目の使用量がかなり減っているのがわかります

原因はいろいろ考えられますが、
最も大きいのは、弦をエリクサーメインに切り替えてきたことだと思われます
音重視に伴う切り替えでしたが、消費量の抑制にも結構効果があったことがわかりますね~
このペースだと「廃棄缶を3年保たせる」という目標もいけそうな感じになってきました


さあ、満杯目指してラストスパート?開始です

2017年8月1日火曜日

ソロギター5周年

8月1日は私にとってのソロギター記念日
早いもので初めてのソロギ「君をのせて」を弾き始めてからもう5年がたちます
エレキで弾き始めたソロギターでしたが
気がつけばたくさんのアコースティックギターに囲まれる生活(笑)

でも進化したのはギター&機材の増殖とそれらについての若干の見識くらいのもので
かんじんの技量に関しては上達の実感はほぼ無いといってよく
まあ少しは弾き慣れたかなというくらいのものであります
はじめた頃にはわずかずつとはいえ上達を実感できたことが
大きなモチベーションになっていたのでしたが、いまはどうなんだろう・・・

新しい曲に取り組んで、やがて弾けるようになることは確かに楽しいです
新しい機材に触れることもまあ楽しい
でも古い人間ですので(笑)「練習は上達が目的」というのがどうも頭を離れない
5年間でぼちぼち上達の限界も見えてきましたし
60歳という年齢的なものによる体と感覚の衰えもあるなかで、
目指すところをどこにもっていけば良いのかわからないというのが正直なところです

とか、5周年のめでたい日に暗いことを書いておりますが(笑)

「一生の趣味にしたい」という気持ちには変わりはありません
でも、そのためには、
この5年間ある意味フルスロットルですっ飛ばしてきたギターライフを少しスローダウン、
細く長く楽しめる趣味として気持ちを切り替える必要もありそうです

要は、技量向上への過大な期待を少し控え
できないことを悔やむより
1曲弾けるようになったこと、できなかったことが少しできるようになったこと
なんか良い音が出せたこと・・・
そんなささやかな変化を素直に喜べるように、少しずつ気持ちを変えていくのが
還暦を迎えた今、長くギターとつきあえるコツなのかと思うこの頃です

そんな中、このブログもまたスローなギターライフを支えてくれる大事なツール
5周年を迎え、ここに訪れるたくさんの人たちに改めて感謝申し上げますと共に
今後とも時折お見守りいただければ幸いに思います