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2021年10月22日金曜日

CANON PowerShot G7X mark3 ③USB給電&充電

 CANONのHP情報や取扱説明書でもはっきり書かれていないので
かなりの誤算となってしまったUSB給電です
正直、実際にG7X mark3を購入するまで、こう思ってました

ごく普通なUSB充電器やモバイルバッテリーからでも
給電できるんだろうなあ、いやできるに違いない!

ところがどっこい、そう単純では無かったのであります

一般的なUSB充電器では・・NG!
早い話、ケーブルをつないでもG7X mark3にはなんの反応も無く、
もちろん充電する気配もありません(^0^;)
手持ちの充電器2種類、モバイルバッテリー5種類でも試しましたが結果は同じでした

じゃ純正のUSB電源アダプタを買う?
そう、しごくまっとうな選択ですw
しかしこのPD-E1というアダプタがあり得ないほどお高い・・・
定価は14300円、ネットショップの安値でも13000円前後とは、さすがに躊躇します


正直これはもうあきらめるしか無いと思いならがネットで情報収集してると
PD規格に対応した充電器やモバイルバッテリーなら代用可能
というものに行き着いた

PD対応機器とは
「USB PD(Power Delivery)規格」はUSB type-Cケーブルを使った充電規格のことです
私も詳しい仕組みまではわからないのですが、基本的には高速充電用の規格で
充電器と充電対象機器が、話し合いで「○ボルト、○アンペアでいこうね」と決めて
充電を行う仕組みらしいです
私にとっては初耳!にちかい言葉でしたが
最近のノートパソコンやタブレット、スマホではそれほど珍しくない規格のようです

上記したように「G7X mark3が一般的(PD非対応)な充電器に反応しなかった」のは
 ・充電器側がPD規格では無いため、「○ボルト、○アンペアでいこうね」という
  話し合いが成立しなかった
 ・単純に試した充電器が出力不足だった
等の理由が考えられますが、確かなことは私にはわかりませんw

PD対応なら何でも良いのか
一応、解決の糸口が見つかったわけですが、「じゃ、なにを買えば良い?」
例えばamazonで「PD対応USB充電器」を検索しても相当数の商品があります
どれでも良いのでしょうか???
amazonの商品を見ながら、なんとなくつかめたのは、
 ・60wとかの出力数値が大きいほど価格が上がるようだ
 ・USB type-Cケーブルが付属するものとしないものがある
ということくらい
 ・PD対応なら何でも良いのか
 ・G7X mark3には何ワットくらいの出力があれば良いのか
 ・ケーブル付きの方が良いのか 等々わからないことばかりです

ただ、PD規格を色々調べていると、
PD規格準拠のケーブルは、単に端子がtype-Cなら良いというものではないらしいのです
PD規格に準拠したケーブルでなければ使えないとのこと
それならケーブル付きの充電器を買うのが手っ取り早いし安心感があります

後は運を天に任せてポチるしかありません

私の購入品
amazonでクーポン適用後の価格は5099円
安くはないですが、CANONの純正品に比べれば半分以下です
出力は、なんの根拠もありませんが100wにしてみましたw
ケーブルも付属していますし、評価もある程度高いことも安心感につながりました


到着して、おそるおそるw使ってみましたが、結果は良好!!!

実は下の写真の G7X mark3には電池を装着していません
そう、USB給電を行うと電池を入れなくても G7X mark3は動作します
また、電池を G7X mark3に装着した状態でUSB給電を行うと電池の充電も可能
この方法での充電の方が、電池の専用充電器よりも短時間で充電可能だそうです


これで、三脚に設置したまま、電池交換せずに給電&充電が可能になります
5千円の価値はあったかもと思えます

一応、スマホの充電にも使ってみましたが、普段見たことのない「急速充電中」の文字w
5分間の給電で5%の上昇は、めちゃくちゃ早いとは言えませんが
私には、「急速充電中」の文字が見られたことが嬉しい(笑)


さて、手持ちのUSB充電器が全く使えなかったので、想定外の出費となったワケですが
結果的にはめでたしめでたし!!(笑)
そのうち、お外でも電池を気にせず使えるように、
いつかPD対応のモバイルバッテリーでも買ってみましょう

オマケ・給電中の注意点
USB給電中もG7X mark3の本体機能は全て使用可能ですが
以下のことができなくなるので、一応ご注意を!
 ・Image Transfer Utility 2.2.20 for Windowsを使った
  画像&動画のパソコンへの自動転送機能が使えなくなる
 ・WEBカメラ機能もG7X mark3のUSBポートを使用するので
  当然ながら「USB給電しながらwebカメラとして使う」ことは不可能

あと、写真のようにUSBコネクタの横方向への飛び出しが大きいので
コネクタやケーブルに不用意に大きな力が加わってコネクタを破損しないように
注意が必要です
それと、給電しながらの手持ち撮影・・・めちゃくちゃこのコネクタが邪魔です(爆)
「なんでUSB端子ここにしたかなあ」と恨み言の一つも言いたくなります


実際使ってみると、「給電しながら使える」ことよりも
電池を本体内で充電できるようになることで、
いちいち電池を取り出して充電し、また戻すという
面倒な作業から解放されることが
一番のメリットのようにも思います
充電時間も電池充電器より短くてすむらしいです




2 件のコメント:

  1. 最近G7Xmark3購入しました。
    私も全く同じ内容の不具合が解決できずにモンモンとしていました。
    貴重な情報ありがとうございました、
    Canonの説明書は、少々不親切ですよね、せっかくの高機能が活かせていない人結構多いのではと思いました。

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  2. >匿名様

    コメントありがとうございます

    少しでもお役に立てたなら嬉しいです
    その後私もいろいろ試してみて
    PD対応なら
    ・amazonで数百円の充電器でも
    ・モバイルバッテリーでも
    大丈夫というのを確認して
    100wもの大出力充電器は必要なかったなあと
    ため息ついてますが(笑)
    でもこのことをきっかけにPD規格を知れたことは
    良かったと思っております

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