2021年10月24日日曜日

CANON PowerShot G7X mark3 ④PCへの自動転送機能

自動転送機能など使わなくても、PCとUSB接続するだけでできるのに・・・その通り!!w
しかし、その一手間が面倒というものぐさもいるのでござるよ

以下の設定が上手く機能すると、PCとカメラが同じネットワークに接続してると

G7X mark3の電源オンのたびに、
新しく撮った写真が自動でPCに無線転送される
という、「ありがた~いお話」が本日の記事でございますw

Image Transfer Utility 2.2.20


【ダウンロード】
CANONの公式HPからダウンロードします
以下の画面から、順次たどっていきます
 ①機種選定
 ②OSの選定
 ③Image Transfer Utility 2.2.20の選択

【対象機種】
公式な対応機種は以下のとおりです
 EOS Kiss M2, EOS Kiss X10i, EOS Ra, EOS M200, EOS 90D, EOS M6 Mark II
 EOS Kiss X10, EOS RP, EOS R, EOS Kiss M
 PowerShot G5 X Mark II, PowerShot G7 X Mark III
 PowerShot SX70 HS, PowerShot SX740 HS

【インストール】
ダウンロードファイルを解凍して「ituw2.2.20-installer.exe」を実行します
インストールの途中で以下の画面が現れますが、その画面のままにしておいて
ここからは、G7X mark3本体の設定をします


G7X mark3本体設定
本体の設定方法は、取扱説明書に記載がありますので参考にしてください
取説では「WPS機能で接続」というお手軽方法しか記載されていませんが
 ・自分でアクセスポイントを選択し、パスワードを入力する
 ・IPを自動で割り振る(DHCP機能)か、固有のIPを設定するかを選ぶ
  (固有IPの場合はIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを設定)
といったことも可能です
我が家の場合は、DHCPは使用せず、
全てのネットワーク機器に固有のIPを割り当てていますので G7X mark3にも
「192.168.0.○○」という番号を割り当てました



取扱説明書の手順10(P240)まで進むと、
パソコンで中断していたインストール画面(上記の【インストール】参照)に
カメラ名が表示されるので、ペアリングをクリックしてインストールを完了します

この後はG7X mark3の手順12、13を実行してください

使用方法


基本的な使用方法は以下のとおりです

・パソコンを起動する(=ネットワークに接続する)
 ※デスクトップには「Image Transfer Utility 2」アイコンがありますが、
  これを起動する必要はありません
  Image Transfer Utility 2は常駐ソフトとしてPC起動時に開始されています
・G7X mark3で写真撮影する
・G7X mark3の電源をいったん落とす
・G7X mark3の電源をONにすると、自動的に転送が開始されます
 転送が完了すると以下が表示されます

■転送がなかなか始まらない
 ・カメラ内のデータが○○GB等のように大量な場合、
  もちろんその全てを毎回転送してるわけではありませんが、
  転送済、未転送の判断にかなり時間を要するようです
  PCへの転送完了を確認した上で5GB位をめどにカメラのSDカードを
  初期化することで、転送開始までの時間を短縮できると思います
 ・「転送開始」という表示はありません
  動画など大容量のデータ転送にはそれなりに時間がかかりますので
  「いつまでも転送が始まらない」と感じる場合があります
  転送中はG7X mark3の背面にある電源ランプが「点滅」しますので
  それが確認できれば「転送中」だとわかります

■転送できない
 ・カメラ側を「固定IP」としている場合は、他の機器とIPアドレスが重複していないか
  確認してください
 ・USB給電をしていませんか???
  USB給電中は、PCとカメラ間の通信は行われませんので(←重要)
  カメラを電池駆動してください

■転送に時間がかかる
 ・通信速度は各家庭のネットワーク環境に依存する問題ですが、
  うちの家庭内wifiは300Mbps、それでカメラ-PCの転送速度は3~4MB/秒程度です
  400MBの動画転送にはそれだけで2分近くかかります

■転送について設定可能なこと
 ・転送対象を、JPEG、動画、のそれぞれについてオンオフ可能です
  カメラ側もPC側も同じ設定にしておきましょう
 ・PC内への保存場所も設定可能です

使用感など


はっきり言って「快適」であります

単に転送という観点だけじゃなく、バックアップということでも有用です
転送もその開始も、モッサリ感は否めませんが、
「受信を完了しました」って出るまで別の作業しながら待ってればいいのです

「常駐ソフトを増やしたくない」というご意見もあろうかと思いますが
ちょっともう、やめられません(笑)


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