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2022年4月7日木曜日

アコギ弦 D'Addario XT Phosphor Bronze Light

 エリクサーの代わりがつとまる弦かも!と購入

D'Addario XT Phosphor Bronze Light


音がどうこうとかの前に、パッケージがねぇ・・・
XT全シリーズ、右側の色でしか見分けがつかないw
そして、同じ色でもフォスファーブロンズとブロンズがあるなど、かなり紛らわしい
デザインとしてはおしゃれなんでしょうが・・・疑問である(笑)


【D'Addarioホームページより商品説明】
EXL、EXP、そしてNYXLとギター弦を進化させてきた D’Addarioから、最新のコーティング弦『XT 』が誕生しました。D’Addario社では、独自の最新コーティング・テクノロジーとこれまでに開発してきた NYSteelといった素材や FusionTwistsのような革新的要素を組み合わせ、実現が難しいと言われてきたノンコーティング弦のようなナチュラルなトーンとタッチフィーリングを併せ持ったロングライフの弦の開発に取り組んできました。

XTシリーズは、独自のコーティング・テクノロジーによってハイカーボン・スチールを芯線とした巻弦とプレーン弦の全てにコーティングを施したことでかつてない長寿命化を実現し、強度、ピッチ安定性、耐腐食性においてこれまでのコーティング弦にはなかった高いパフォーマンスを誇る弦がついに完成しました。

【前身はEXP】
アコギ用のコーティング弦と言うことでは、「前身はEXP」となります
ただ、当ブログの「弦レビュー」でも書いていますが
ブロンズのEXP11もフォスファーのEXP16も私は大嫌い(笑)
結構な値段するくせに音もきらいだし保ちも悪い・・・・まさにガッカリな弦でした
ノンコーティングのEJ16とかはそれなりの良さがあったのに、何でだろう?
ナイロン版のEXPはそんなに悪くなかったのになあ・・
と首をかしげたものですが、さてその悪いイメージを払拭できるのでしょうか

開封


まず、弦は6本まとめてパッケージングされています
私には初めての経験となりますが、このビニール袋、ジップロック!
確かに開けやすいけど、「なんで?」という疑問も残ります、まさかの再利用???


そして、弦は2本ずつまとめて巻いてあります
ボールエンドはダダリオらしくカラーリングされていてわかりやすい
1,2弦、3,4弦、5,6弦のペアリングですが
私勝手に(1,4)(2,5)(3,6)だろうと勘違いしてしまって(^0^;)
でもペグに巻く前に気づいたので惨事は防げました(笑)


張ってみたよ!


購入から一度も弦交換してなかったBreedLoveに張ってみました

弦の話とは直接関係ないのですが、このギターはいわゆるスルーブリッジといって
ブリッジピンが不要なタイプです
 ・ピンを無くす心配が無い
 ・押弦時の感触が比較的柔らかく感じる
 ・音の保ちがピンタイプより僅かながら良いように感じる
 ・チューニングの時ピンが飛んでこないか心配の必要が無い
 ・ピンタイプのように弦穴に通す前に「軽く折り曲げる」というのが不要
等々、私はスルーブリッジ歓迎派でありますが、ただ1つの難点をあげれば
「弦交換のときブリッジ後部に傷がつきやすい」ことです

張るときも取り外すときも、トップ板に「パチィ~~ン!」ってなりやすい
結局、写真のようにブリッジの後ろにクロスを敷いて弦交換となるのですが
まあまあめんどくさい、というわけです(笑)


【感触】
D'Addarioは「ノンコーティングに近いタッチ」としていますが、
コーティングの感触は明らかに「有ります」
しかしエリクサーほどではなく、「ニュルニュル」などと揶揄されるほどではありません
適度な滑り感・・・良い感じです

【音の感じ】
さて、「EXPの汚名は注げたのか?」については、合格点!
6弦の響きも良く充分満足できますw
まだ張り立ての音ですが、1~6弦まで張りのある音、
エリクサーよりも若干落ち着いた音ですが、悪くありません
装飾的な感じよりも、「張りと柔らかさ」を求める人には向くと思います

ただ、プレーンと巻き弦の音のバランスといいますか
巻き弦が比較的落ち着いた音色なのに、プレーンはちょっと刺さる音のような
そんな感じが少し気になります



【耐久性】
1ヶ月経過の音は、6弦の響きがやや曇り気味です
しかし、まだ言え使える範囲です・・・とはいえ
この雰囲気からして、エリクサーほどは保ちそうにないなぁと・・・(^0^;)

見た目の劣化はほぼありません(弾く頻度も低いですけどw)

3 件のコメント:

  1. こんにちは!
    この弦はまだ試したことなかったので興味があります。
    個人的にコーティング弦でも「ノンコーティングに近い弦」を探しています。
    ノンコーティング弦を使えばそれまでですが、金銭的にも耐久性が欲しくて(笑)
    もちろんエリクサーはエリクサーでいいのでが、コーティング感全開なので所有している一部のギターのみに使用しているのが現状です。
    …弦探しの旅はまだまだ続きそうです。

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  2. >もりそうさん

    コメントありがとうございます!

    弦は音も演奏性も好みの要素が大きくて「これ!!」って決め手に欠けるのが
    なかなか難しいところですね
    このXT弦はEXP時代からすれば随分良くなったと思います

    今ちょうど1ヶ月経過ですが6弦の響きがやや曇り気味とは言え使える範囲です
    見た目の劣化はほぼありません(弾く頻度も低いですけどw)
    ただ、個人的感想なんですが
    プレーンと巻き弦の音のバランスといいますか
    巻き弦が比較的落ち着いた音色なのに、プレーンはちょっと刺さる音のような
    そんな感じが張った当初からあって、今でも少し気になります

    手触りはコーティング感はありますが
    エリクサーとノンコーティングの中間よりもややノンコーティング寄りな感じです

    まあ、お値段、音、耐久性・・・総合的に判断するなら
    私としては「エリクサーでエエかな~~」と(笑)
    でも試す価値ありの弦とは思いますのでぜひ一度使ってみてください!!


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  3. >bs-guitar-funnypage さん

    >私の知人もこれを張ってみたようです。
    >これはパッケージのデザイン勝ちでしょうか
    >なんか良さげ と見た目で感じさせます。
    >そういう意味では凄いと思うダダリオです

    張って3ヶ月の感想ですが・・・
    ・6弦は保って1ヶ月、2ヶ月で我慢の限界
    ・3ヶ月経過でも1~5弦は良く鳴る

    しかし私は6弦イノチなので
    もう2度と使いません(笑)
    それに、ダメになるのは6弦だけなので
    弦交換の踏ん切りがつきにくいというのもマイナスポイントかもです

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