この機械の出力をZOOM Q8につないでいます
リバーブというのは、カラオケで言えばエコーでございます
厳密には、リバーブとエコーは異なるものらしいですし
さらに紛らわしいことに、ディレイというものもあって、いっそうわかりにくいですが
基本的には「残響」をつけるエフェクターで、一般には「空間系エフェクト」などと呼ばれます
写真では
①銀色のがプリアンプ
②青色の2台がリバーブエフェクター(上:LEXICON LXP-1、下:LEXICON LXP-5)
③黒の横長の機械がエキサイター
になります(2台のリバーブは同時に使うことはなく、いつもは上の機械だけを通してます)
こういう環境なんですが、問題はこれらのつなぎ順です
恥ずかしながら、これまで、①→②→③の順でつないでおりました
「リバーブは最後」の鉄則は知っていたのですが
それほど変わることはないだろうと、タカをくくっていたわけです
でも、このところ出音が気になって仕方ない
なんかえぐいというのか、不自然というのか、不快感があります
「天下のLXP-1もこの程度か・・・」
などと、ここしばらくは責任転嫁をし続けていたのですが、ふと「鉄則」を思い出しました
①→③→②に変更!
どこがどう違うとは言葉にしづらいのですが
不快感がほとんど無くなりました
加えて③のマキシマイザーの効果がよりはっきりと出るようになりました
ちなみにマキシマイザーというのは、簡単に言えば
高音と低音を強調して、よりドンシャリにするエフェクター
と思えばわかりやすいですが、
イコライザーとは「疑似倍音を生成して、よりキラキラさせる」という点で異なります
ちょっと引っ込み加減の音を前に押し出すような、存在感をよりはっきりさせる効果があります
私の場合はマグネットPUを使ったときの
どちらかと言えば「のっぺりした音」によく使っていたのですが
今ひとつ効果がはっきりせず、むしろ「ない方がすっきりする」という感触もありました
しかし・・・
つなぎ順を変えただけで、本来の仕事をするようになりました
たかが、「つなぎ順」
されど、「つなぎ順」
恐るべし、「つなぎ順」
であります
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
さて、一つ不思議なのは、これまで「①→②→③」で1年近くやってきて
それほど感じなかった不快感が、なぜ今になって気になるようになったかと言うことです
最初は「リバーブもエキサイターも古い機械なんで劣化か故障」とも思いましたが
つなぎ直しでちゃんと働くようになったので、どうやら無罪
そう考えると、やっぱり最近導入したソニーのモニターヘッドホンの影響が大きいのかもしれません
真に恐るべし!なのは
ヘッドホン性能なのでしょうか・・・・
8 件のコメント:
こんばんはー。
ziziさん、なんとなくは解りますが
今回は難し過ぎます~。。。
いえいえ、これはいわゆるエレアコの録音と
エフェクターを使用したことがなければ
多分意味不明だと思います(笑)
自戒の意味を込めた日記であります
(最近物忘れがひどいので・・・)
ライブをする人でもPAさん任せの場合は
多分縁遠い話しかもしれません
エレキをされる場合で多数のペダルをつないだりしてる人には
割と切実なんだろうと思うのですが・・・
エフェクターは分りますが
エレアコは弾いたことがないっす・・・
昔、エレキとエフェクターは持っていました。
長女のエレキと次女のベースはありますが
自分は触らないっす・・・
ziziさん、おはようございます。
なるほどですね。ってほとんどわかりませんが・・・。
Guildのエレアコ使ってますが、ほぼ素人。PA任せです。
とりあえずプリアンプ内蔵なので、それ以上お金は掛けてないですが
こだわる方はすごいですよね。もう、アコギでもエレキでのないって
音を作ってライブする強者(40代後半)も見たことあります。
どんなものにも、されど・・・はありますよね。
しばしばさん、おはようございます
私は32年のブランクを経て再開したギターがエレキでしたが
逆にそのときはエフェクターにはあまり興味が無く
アコギに変わってからエフェクター、特にリバーブに惹き込まれました
ほんとは岸部さんや西村さんと言った
ソロギターのプロのまねをするのが手っ取り早いんですが
PU+プリアンプ+リバーブで30万を超えるので
低価格の試行錯誤を続けております(笑)
でも、写真の青の機械はお二人のプロと同じ機械なんですよ
音はなぜか雲泥の差ですけど(^_^;)
がめラさん、おはようございます
まあ、関心のないモノはしかたないですよね(笑)
私だって、ギターの来歴とかケースとかのことはほぼ無知です
私の回りでも弾き語りの方々は概ねエフェクターには興味なさそうです
ソロをする場合は、ギターが主と言うより唯一の音源ですから
どうしてもこだわります
もちろん生音派もライン派もいますけど
リバーブエフェクターの残響は生音では絶対に得られないものです
稚拙な演奏のアラを隠してくれると言う部分は否めませんが
私はその音が純粋に好きです
どうも世間にはリバーブ好き=ギター下手という
イメージがあるように思えてなりませんけど、ちょっと残念に思います
単にリバーブと言っても、ものすごく奥深いものがあります
たまにというかよく、リバーブをかけ過ぎてトロトロ状態の演奏も聴きますが
私も良く陥る落とし穴ではあります
でも長ーーーい残響を活かしつつ、しつこくないかけ方をしてる人も数多くいます
そこには、リバーブの各パラメーターの設定以外にも
ギターの音の特性や弾き方など多くのものが絡んできますので
そこが難しくも楽しくもあるわけです
いっそうややこしくしてしまったかな?(爆)
なかなか理解されない世界ではあります(^_^;)
エフェクターの繋ぎ順、かなり影響しますよね。
ギター歴のほとんどがエレキの私としては今回書かれていた
「リバーブからエキサイター」の順はなかなか衝撃でした(ちょっと上からでスミマセン)。
↑の「世間にはリバーブ好き=ギター下手」のところ、やはりそうですか。
極端な物言いですが、逆にリバーブ無しで聞かせるほど素晴らしいギターの
音を出せる人がどれだけいるだろうか…とも思います。
個人的にはアマチュアならばこそリバーブなりエフェクターで積極的に
誤魔化すべきだと思います。
また、アコギの音の美しさってそもそもリバーブ感だったりするので、
アコギの音色とエフェクターとしてのリバーブってとても親和性が高いと思います。
個人的には使わない手はないと感じます。
キャプテンチュウハイさん、こんばんは~
そうなんです、結構「衝撃」なことをやってしまっておりました
いやむしろ「笑劇」ですか・・・・(笑)
理屈では知ってたんですが
こういった影響があるというのを実感したことがなかったので
「なんか変」というまま、結構長らく過ごしてしまいました
今思えば、エキサイターをつないだ時点で「効果が怪しい」と気づいてたので
そこでつなぎ順のことを思い出せてたらなあと、後悔しきりです
リバーブの件は「さくら(独唱)」でのカミングアウトどおり
大好きな私です
基本、利用できるものは利用すればよい、と言うスタンスでおります(笑)
もちろん生音も大好きですけど
生音を求めて高額なギターをどこまでも追うのは経済的に無理があります
その点、機材というのは一定の上限も見えてますから
ある意味、私の強い味方といえます(^_^;)
ただ、機材を上手く使う上では演奏技術以外にも知っておくべきことが結構多くて
そのあたりの経験はまだまだだなと思います
ハードはソフト処理と違ってさわれるパラメータが限られてますから
ハードのリバーブはギターとの相性とかピッキングによっても
効き具合が変わってくることの対応方法なんかも
これから探っていきたいなと考えたりしてます
たしかにアコギとリバーブの親和性は高いと私も思います
深く濃厚でありつつ、しつこくないリバーブ
いつかかけてみたいです(笑)
でも最近リバーブだけじゃ無理で、
もしかするとディレイを薄く併用しないといけないのかしらと思ったりもしてます
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