2022.8.10ついに日本でも販売開始となったPositiveGrid Spark mini
ちっちゃいアンプが欲しかった私・・・断捨離中の私・・・なさけないw
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なお、私の利用目的はあくまで「アコースティックギター」であります
その前提で以下、お読みください
PositiveGrid Spark mini
今風にいえば「スマートアンプ」でしょうか、スマホとの連携でイロイロできるヤツです
PositiveGrid Spark 40が先行発売されていて、出来ることはそれとそれほど変わらないのですが
・とにかく小さく軽い(146.5x123x165mm 1.5kg)
・充電式でどこでも使える
という点が異なります、しかし、小さくなった代償として
・本体のコントロールつまみが減って本当に最小限
・エフェクトの微調整も完全にアプリ頼り
となってしまいました
そのへんは4つあるプリセットを上手く使うことで対処するしか無いかな、とw
1つ難点を上げるとすれば、それは「価格」です
税込33000円は、一般的なミニアンプの2~3倍はします
いくらアンプシュミ&エフェクト内蔵といっても、おいそれとは出せません
おまけに、同様の機能で大出力のSpark40と5千円ほどしか値段が変わらないとなれば
よほど「小さく軽い」ことに価値を見いだせなければ買えない代物です
私の場合は・・・・
結果的に音も満足いくものでしたし、「小さく軽くどこでも使える」が元々の希望だったことに加えて、ミニアンプというより「マルチエフェクターを買った」という思いも強いので、特に不満はありません
とはいえ、この価格はかなり高いハードルといわざるを得ない・・・ですw
■ギター/ベース用アンプ
■出力:10W クラスDアンプ
■カラー:ブラック
■スピーカー: 2" Custom Designed Speakers x2、Passive radiator x1
■総インピーダンス:4Ω
■ステレオ
■Bluetooth オーディオ
■レコーディング用 USB インターフェイス
・1 In x 2 Out
・Sample Rate: 44.1kHz
・Bit Depth: 16
■入出力端子:
・ギター入力(1/4" フォン)
・AUX入力(ステレオミニ)
・ヘッドホン/ラインアウト(ステレオミニ)
■電源:USB充電式バッテリー(最大8時間の演奏が可能)
■サイズ:146.5x123x165mm
■重量:1.5kg
【主な特徴】※サウンドハウスHPより
■新しくなったSmart Jam
Sparkのマシンラーニング・テクノロジーが、あなたの演奏スタイルに
コンピュータやモバイルデバイスからお気に入りの音楽をストリーミング再生。
■パワフルなバッテリーでいつでも使える
どんなスペースもあなただけのライブスペースに。
■何百万曲ものコードを自動で解析・表示
Spark MINIのスマートアプリケーションは、どんな曲でも、あなたの演奏に
■録画して共有を簡単に
Spark MINIの独創的なビデオキャプチャ機能を使って、
■10,000以上の広がり続けるトーン
数々の賞を受賞するBIASトーン・エンジンは、超リアルなギターアンプと
■USBオーディオ・インターフェイス機能、ライン出力
Spark MINIはUSBオーディオインターフェイス機能を備えており、
■ボディカラーとグリル(別売)の組み合わせで、あなただけのオリジナルデザイン
Spark MINIの堅牢なボディはクラシックなブラックとラグジュアリーなパール
■エレクトリックもアコースティックも、そしてベースも
小さなポータブル・ギターアンプでありながら、エレキギターだけでなく、
■搭載アンプ、エフェクト
モデリングアンプ:33種 エフェクト:43種
※ファームウェアアップデートでの無償追加や有償での音源拡張が可能です。
まずはファームウェアアップデート
mini用の最新ファームウェアは2022.7.18付けなので、今回のような日本販売初期ロットでは対応していません
今後の販売分では対応済みのものも出てくるでしょうけど、新しいエフェクトやアンプの追加もファームウェアとして提供されるので、やりかたは知っておいて損はないかと思います
さて、その手順ですが、私はwindowsユーザーなので、その前提で書いてみます
※以下は2022.8.16現在の情報です
当然ですが、ファームウェアの更新を行わなくてもSpark MINIは使用可能なので、この手順を後回しにしても大丈夫です
手順①:windows用ドライバーをインストール
1)ドライバダウンロード:ここから
このページ内の「Please click here to download Windows driver for Spark」を
クリック(おそらくこれはspark40と共通)
2)ダウンロードファイルを解凍し「PositiveGrid_UsbAudio_v4.80.0.exe」を実行
最後はFinishで終わりですが、このとき「セットアップはSparkを接続したときに
完了」といったメッセージが出ることがありますが、問題ないので無視して終了
手順②:ファームウェアのダウンロードと実行
1)ドライバダウンロード:ここから
このページ内の「Windows」の文字をクリックします
Spark40のファームウェアアップデートツールとは異なるので注意してください
(Spark40用のツールではSpark miniとは接続できません)
2)ダウンロードファイルを解凍し「Run Spark MINI Firmware Updater.bat」を実行
実行前にはSpark miniとはUSB接続しないでください
3)付属のUSBケーブルでSpark MINIをコンピュータに接続し、[OK.GO Next]を
クリックします。
ボタンと電源ボタンを押し続けます。
ファームウェアアップデーターは、アップデートが利用可能かどうかを検出します。 5)赤い[Update Firmware]ボタンをクリックして、更新プロセスを開始します。
※更新中にUSBケーブルを取り外したり、SPARK MINI/コンピュータの電源を
切ったりしてはいけません 6)ファームウェアのアップデートは、「Firmware Updated」というメッセージが
表示されたら完了です。「Dane」をクリックすると、Spark MINIが自動的にオフ
になります。
(ただ、USBから電源供給されてるのでオフになったようには見えないですがw)
後はUSBケーブルを抜いて普通にSpark MINIを使うだけです
専用アプリの導入
PC用アプリは無いので、ios機器(アップルストア)またはアンドロイド端末(グーグルプレイ)で「SPARK AMP」を検索してアプリをインストールします
はっきり言って、「なくても Spark miniは使える(音は出る)」アプリです
しかし、自分用のプリセットが固まるまでは必須と言えますので、必ずインストールしておく必要があります
使い方は・・・「慣れるしか無い」といえば実もふたもないですが、そんなに複雑では無いので超基本の動作だけ以下に示します
なお、変更は即時 Spark miniに反映されますが、この時点では一時的なものです
設定変更を永続的なものとするには「上書き」の処理が必要です
また、4つのプリセットモード
・RHYTHM
・LEAD
・SOLO
・CUSTOM
には自由に設定を保存することが可能ですから、モードの名称にはとらわれること無く
4つの自由なプリセットが使えると考えれば良いです
使い勝手や音の評価
一番肝心なところですが、ちょっと長くなったので、次回をお待ち下さい
とりあえず、出音をマイク録りしてみたので、それをご紹介しておきますね