2018年9月29日土曜日

内部探訪 LOWDEN O-32

今回の内部探訪は「LOWDEN O-32」です
LOWDENの最大サイズギターの中身やいかに~~~~




LOWDEN O-32(A) - Spherical Image - RICOH THETA
A ポジション

LOWDEN O-32(B) - Spherical Image - RICOH THETA
B ポジション


画像ビュアーは拡大・縮小・回転が可能です
マウスでドラッグすると好きなアングルを表示できます

Aポジション              Bポジション




装着PUがパッシブのSUNRISE S-2だけあって、中もすっきりです
こんなに見通しの良い「内部探訪」は初めてですね

典型的なノンスキャロップXブレーシングです
ただし、一般的なXブレーシングよりも補助の力木が左右1本ずつ少ないです
LOWDEN のトップ板厚はサウンドホール付近で5mm前後あり、
非常に厚みがあるためにこのような構造になっているのかも知れません

特徴的なのは、トラスロッドレンチの差し込み口が、
ネックブロックの近くという非常に遠い位置にあることです
直線的なレンチでは途中にある力木が邪魔して使うことができません
径は5mmのようですが、
短いL型レンチをサウンドホールから手を突っ込んで使うか
クランクタイプのレンチを入手するしかなさそうです
まあLOWDENのネックは5層構造で丈夫だから、滅多に使うことは無いということかも
使わないで済むことを切に願います(笑)




2018年9月25日火曜日

ギターシールド PlanetWaves Circuit Breakerのボタン動作

以前、このブログでも紹介したギターシールド「Planet Waves Circuit Breaker 」


信号をオンオフできるという機能性だけでは無く、抜けの良いクリアな音が気に入って
結局8本も仕入れてしまったのでありますが
私が購入したのは全て初期型のモデルで、以降数種類発売されています

①サーキットブレーカーシリーズ PW-AG(第1世代)

これが私の購入したバージョンになります

②サーキットブレーカーシリーズ PW-AG(第2世代)

④とボタンの色が異なるだけ?ではありません(笑)
この黒ボタンのサーキットブレーカーは、ボタンを押し込んでもロックされず
指で押し込んでいる間だけ信号が遮断されるという「アンラッチ動作(モメンタリー動作)」です
要はこのボタンを押し込みつつ抜き差しするということですね



③キルスイッチ搭載シリーズ PW-AMSK

このシールドはサーキットブレーカーシリーズと同じ機能ですが
信号遮断ボタンをキルスイッチと呼んでいます
②と同じくモメンタリー動作なので、銀色のスイッチを押し込んでいる間のみ信号遮断されます
スイッチの呼び名が変わっただけでは無くて
 ・プラネットウェーブが新開発したケーブルを使用していて音質が向上している
 ・ケーブルが柔らかく取り回しがしやすい
といった噂もあるのですが、私は持ってないし未検証であります(^_^;)


④サーキットブレーカーシリーズ PW-AGL

この赤ボタンサーキットブレーカーは②とは異なり、
ラッチスイッチを1回押すと「off」状態となって、信号遮断され
もう1回スイッチを押すと「on」となり、信号が流れる「ラッチ動作」をします
遮断状態を維持できるので、「信号を切ってチューニングする」などには便利です





さて、今日の本題は「①サーキットブレーカーシリーズ PW-AG(第1世代)」のボタン動作です

実はこのシリーズでは、型番も外見も全く同じプラグなのに
「アンラッチ動作」と「ラッチ動作」のものが混在するということに

今日になってやっと気付いた

ということなのですよ、みなさん!
使い始めてもう3年くらい立つというのに・・・・です

実はうちにある8本のPW-AGの内訳はこんなことになっておりましたのです
(これも今日になって確認したのですがw)
 ・PW-AG 20feets(約6m) :2本ともラッチ動作
 ・PW-AG 10feets(約3m) :2本がアンラッチ動作、4本がラッチ動作
で、この中には単にストックとして未使用のシールドもあったわけで、
たまたまこれまで使ってきた中にはアンラッチ動作のものがなかったために
私はすっかり「このボタンはラッチ動作」だと思い込んでおったのですが・・・

先日ちょっと必要があって取り出してきた未使用のPW-AGのボタンがなんかおかしい
いつもなら、押し込むと「カチッ!」って押し込んだ状態でロックされるのに
指を離すとボタンが上がってきてしまいます
「さては初期不良・・・もう交換も頼めないし、困った」
「捨てるのももったいないし、プラグだけ普通のものに交換するかなあ」
などと考えつつ数日経過したのですが
今日のこと「そういえばサーキットブレーカーにはアンラッチ動作のもあったなあ」と思い出し
不良品かと思ったシールドを再度試して見ると、アンラッチとして正常動作です(^_^;)

まあ、捨てることも、ケーブルをぶった切ることも無く解決したのは良かったですが
スイッチを押してみないと全く見分けが付かないこの2種類のシールド・・
しかも、ラッチ動作は「スイッチを押し込んだ状態が通電状態」
アンラッチ動作は「スイッチが上がってる状態が通電状態」ということで
いつかどこかで、どでかいスパークノイズをぶちかましそうな予感(^_^;)
ケーブルに色テープでも貼って識別できるように何か工夫が必要そうです

もちろん、この第1世代サーキットブレーカーはもう新品販売はなさそうですから
新品購入で問題が起きることは無いでしょうけど
ヤフオクなどで中古品を購入する場合には注意が必要そうです
中古購入のサーキットブレーカー第1世代のボタンがロックできなくても焦ることなかれ
アンラッチ動作かも・・・ってことで一度動作確認をしてみてくださいませ



余談ですが、同じような機能のプラグに、ノイトリックの「サイレントプラグ」というのものがあります


これは抜き差し時にプラグの金属部分が軸方向に動くことで信号の遮断、接続を行うものです
しかし、差し込み方によっては遮断が上手くできず、
豪快なスパークのイズを発することがありますので、
確実性という意味では上記でご紹介したサーキットブレーカーの方が良いかもしれません

また、不意にハウリングに襲われたりしたときなども、
スイッチ式だと簡単にハウリングキャンセル(もちろん一時的ですが)が可能ですから
自分としてはPlanetWaves Circuit Breakerのほうが、色々と勝手が良いかと思う次第です

ただ1点難があるのはケーブルの硬さです、とにかく取り回しが良くない!
③PW-AMSKでは改善されてるという噂もありますが
柔らかで使いやすいケーブルの採用が望まれます!

2018年9月21日金曜日

続・tc electronic G-natural「インピーダンス」

仕様書によるとtc electronic G-naturalはローインピーダンス専用マシン
しかし世の中にはハイインピーダンス仕様のアコギ用のパッシブPUは山とあるので
どのくらい影響を受けるのか検証してみた(笑)
ほんとはバッファアンプかDIをギターとG-naturalの間に挿入するのが正攻法ですが
そこはへそ曲がりのワタクシ・・・ワイヤレスシステムだけでなんとかならんか?
という視点で検証してみた

検証モデル


使用機材は以下のとおりです
  ・ギター:LOEDEN O-32
   タッチの差を最小限にするためピックを使って開放音のみを弾いています
  ・ピックアップ:SUNRIZE S-2
   (詳細なデータはないが数千k~1MOhm程度のハイインピーダンスと仮定)
  ・G-naturalはEQも含めて全エフェクトをオフの状態

【CASE1】 ハイインピーダンス(ギター)→有線シールド→ローインピーダンス(G-natural)
  いわゆる「ハイ出しロー受け」というインピーダンスの不整合状態です
  本来は音やせ等の不具合を生じるとされています

【CASE2】 ハイインピーダンス(ギター)→ワイヤレスシステム→ローインピーダンス(G-natural)
  BOSS WL-50が「入力インピーダンス1MOhm、出力インピーダンス1kOhm」
  であることを利用してインピーダンスの不整合を回避した(と思われる)状態です
  (BOSS WL-50の仕様はこちら



聴感上の差


以下のとおり、ですが聞き分けはほぼ不可能・・(笑)
まあ、CASE2が思惑通り機能していない可能性は十分ありますけど
SUNRIZE S-2のハイインピーダンス出力のままでも、なんとかなりそうな音です
でもまあ、相当にマグネットくさい音ではありますが(^_^;)

【CASE1:ハイ出しロー受け・・ダメなヤツ】


【CASE2:ワイヤレスでインピーダンスを整合・・いいヤツ】



データ上の差


スペクトラム解析を見てもやはりほとんど差は無い感じですね
一般にはインピーダンスの不整合で低域が失われ「シャリシャリしやすい」といわれますが
低域もほとんど差がありません
ギターを2回とも全く同じに弾くのは至難の業なので、それに起因する誤差はありえます
10000Hz以上の超高域で若干の差異があるのはそうした誤差の範囲かも知れません

【CASE1:ハイ出しロー受け・・ダメなヤツ】


【CASE2:ワイヤレスでインピーダンスを整合・・いいヤツ】


おわりに


さながら、「大山鳴動して鼠一匹」(爆)
検証の結果は、どっちでもええやんか~という、情けないものでしたが
まあ、トライすることに意味があるのでして(^_^;)
今回の検証で気になるのは、
BOSS WL-50の使用で本当にローインピーダンス化ができているのかということですが
もし、誤りということであれば、どなたかご教示ください

パッシブPUにも出力差はあるので、
G-naturalのゲイン調整でも過小な音量しか得られない場合は
使えないこともあるかもしれませんが、
とりあえずG-naturalにつないでみてあからさまなシャリシャリ感がなければ
なんとか使えるかも知れないですね(無責任な結論ですいませ~んw)



2018年9月17日月曜日

tc electronic G-naturalの簡単レビュー

tc electronic、往年の傑作エフェクターです
しかし、往年といってもそれほど古いわけじゃ無く、
明確な発売日は不明ですがAmazon.co.jp での取り扱い開始日が2010/7/19ということなので
そのあたりを発売日と考えれば、約8年程前の商品ということになります


G-naturalと


アコースティックギター専用のマルチエフェクターです
やや大型のエフェクターで、エレキで言えば「フロアマルチ」といった種類に区分されます
機能を一言で説明するのはなかなか難しいので、
tc electronicの商品説明から抜粋・要約してみましょう

  |■G-Natural は世界初のアコースティック・ギタリストのための
  | 本格派マルチエフェクト・プロセッサーです。
  |■G-Natural の全てのエフェクトはアコースティック・ギター用にファインチューンされ
  | コンプレッション/ EQ /ブースト/コーラス/ディチューン/ビブラート/トレモロ/
  | フランジャー/リバーブ/ディレイと、多彩な高品位エフェクトが用意されています。
  |■アコースティック・ギターの各種ピックアップやマイキング等、いずれにも対応できるように、
  | ライン入力とマイク・プリアンプを両方装備しています。
  | また、別途ミキサーを必要とせず、単体でピックアップとマイクの信号をミックスできます。
  |■マイク・プリアンプは、ギターだけで無くヴォーカルでも使用でき、
  | ヴォーカル・モードに切り替えれば、自動的にヴォーカル・ストリップEQ と
  | コンプレッサーが使用できるようになります。
  |■幅広い演奏スタイルとジャンルに対応した30 のファクトリー・プリセットを搭載。
  | 自分だけのサウンドを追求したい場合には、自分で作成したプリセットを30 まで保存可能
  |■これらに加えて、チューナー/デジタル入出力端子/エキスプレッション・ペダル入力/
  | MIDI 端子も装備しています。

私なりに少し追記すると、G-naturalのエフェクト(10種)は、以下のように分類されます
  ①コンプレッション
  ②EQ
  ③ブースト
  ④コーラス/ディチューン/ビブラート/トレモロ/フランジャー(同時には1つのみ使用可)
  ⑤リバーブ
  ⑥ディレイ
このうち、①②はギター入力、マイク入力に独立して設定可能です
また、①③④⑤⑥は使用・非使用をフットスイッチで選択可能で、全てを同時使用も可能
②については設定内容が即時に反映されます(グローバル化することも可能)

 小型のアコギ用マルチエフェクターであるzoom A3もギター入力、マイク入力を備えるなど
似たような機能を持ちますが、同時に使用可能なエフェクトは
2つ(アコースティック・リモデリング機能、ブーストを含めると4つ)までということで、
複雑なエフェクトを作りたい場合は、G-naturalの方が有利ですし
ほとんどのエフェクトをフットスイッチでオンオフできるので便利でもあります

まあ、相当の値段差があるので、当たり前と言えば当たり前ですが(笑)

なぜ今、私の手元へ?


DEPAPEPEさんや、ELTの伊藤一郎さんなど多くのギタリストが使用してるということで
かなり興味があったのは確かなのですが、なにさまお高い機材でして、
定価は税抜き12万円、生産完了前の実売価格でも税込み6万円強となると、
おいそれとは買えませんので、ずっと見送り続けておりました

そのうちに、興味がマルチでは無く各種ペダルを組合せたエフェクトボードに遷ったこともあり
すっかりノーマーク状態になっていたのでしたが・・・
先日、時々お邪魔させていただいてる「アコギマニアのブログ」様で
このG-naturaの紹介記事を拝見!これを読んで、また一気に興味が再燃です

加えてタイミングを合わせるかのように、ヤフオクのサンデーくじで「20%還元」が当選したこと
そして、たまたまそこそこリーズナブルなお値段の中古品が出品されていたこと
そんなこんな状況が重なり、ついポチってしまったと言うわけであります(笑)

ちなみに、落札価格は2万3千円・・
商品説明にはあまり詳しく状態の表記がされていませんでしたし
付属品の有無も書かれてなかったので、ちょっと勇気が必要でしたが
到着してみると、割と美品!、しかもちゃんと箱付き、付属品付きということで安心しました



使いやすいの?


なにさま、取扱説明書が・・・(笑)
わかりにくいというか、最小限のことしか書かれていないので、
これって、多分初めてマルチエフェクターを使う人にとってはハードル高いだろうなと思います

私の場合は同じTC系列のTC HELICON製ボーカルエフェクターを使っており
その慣れ親しんだ操作感と似た部分が多く、それほど苦労なく使えています
現在到着からまだ2日ですが、ほとんどの操作はもう大丈夫です

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ しか~し・・・ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ある程度の操作がわかって、改めて本機を見ると、むしろ良くできた操作系だと感心します
パラメーターのエディットも、その保存&呼び出しも、そして演奏時の取扱も
良く考えられていて使いやすいと感じます
あえて言えばバンクの切替に少々難はありますが、
1バンクに3種類のプリセットエフェクトを設定できるので、
ライブ中にバンクを変えるということは、それほど無いと思えますし、さらに操作に慣れてくれば、
プリセットに頼らなくてもフットスイッチの操作だけでかなりのことが可能です

もちろん百点満点ということはありませんが、
マルチエフェクターとしては、使いやすい部類にはいると思います
ただ、TCの操作系になれていないと「取っつきの良いマシン」という言うわけでは無いですから
最初の段階であきらめてしまわないように頑張ってみてください

音作り


【1.音量調整】
まず大事になるのは音量設定です
初期状態で「爆音!」なんて事は無いはずですが、
逆に「音が小さい~」「出てない~」なんてことが無いように
まずはINST(ギターの入力端子)のゲイン設定を適切に行いましょう
なお、ちまたではG-naturalのノイズがひどいという評価がありますが、
これは「製品出荷時の出力レンジ(Output RNG)が20dBuとなっている」ことが原因で
その値を下げることで回避可能という情報があります
しかし、初期値のままでも特に私の個体ではノイズは気になりません
ただ、ややこしいことにこの「Output RNG」※については取扱説明書に記載が無いので
万一ノイズにお悩みの場合は「Levelメニュー」にこの設定がありますので
お試しください

  ※1 Output RNGについて
    そもそもこのOutput RNGが何を意味するのかが良く分からないw
    マスターボリューム的な値ならRNGではなくOutput Levelで良さそうなものだし
    そういう意味のパラメーターは「Volume」として別に存在する・・・
    どなたか詳しい方がおいでましたら教えてください(^_^;)

  ※2 ノイズ回避のための出力レンジ(Output RNG)調整について
    上記のとおり、一般的な使用においては、デフォルトの20dBuで問題ありませんが
    コンプをオンにするとかなりホワイトノイズが耳につくようになります
    コンプを多用する場合は、Output RNGを8dBu程度まで下げ
    その分、INST GAINを元の音量程度に上げてやればノイズはやや軽減します

【2.音色調整】
次に基本的な音色をEQで整えます
エフェクトを全てオフにして音色を確認しながら、設定します
この作業はG-naturalを気に入るかどうかの分かれ道になると言っても良いくらい重要です
G-naturalのEQは3バンドのパラメトリックイコライザーとなっています
つまり、「周波数と増減値」の組み合わせを3種類設定可能と言うことです
G-naturalにはローカットフィルターの設定が無いので、欲を言えば4バンド欲しいのですが
まあ、そこは我慢するしか・・(笑)、どうしてもローカットしたい場合は
3バンドのうち1つを80Hz前後にしてガッツリ削るしかなさそうです

----EQ設定上の留意点----
EQボタンを押して設定に入りますが、このとき画面右側に「M」と表示されています
これは「マイク入力のEQ設定中」と言うことを示しますが
通常、ギター入力はINST端子に行いますので、このままではギターのEQ設定ができません
EQボタンを長押して画面右に「I」と表示させてください
(そこそこ慣れても忘れがちなので要注意w)

------私のEQ設定------
こんな感じでわりと上ずった設定(笑)にしています
ギターはMORRIS SS-101Ⅲ、ピックアップはアンセムSLです
メリハリと空気感のための高域重視セッティングですが、
ギター&PUが変われば、当然設定も変わってくると思います


-----ここで、便利機能-----
G-naturalの左上に配置された1~4のバリエーションボタン
これに、気に入ったEQ設定を保存することが可能で、
保存した設定値はボタンを押すだけでいつでも呼び出すことができます
つなぐギターが変わったときや、異なる音色で演奏したいときなどは超便利です
ちなみにこのバリエーションボタンはEQだけではなく、
全てのエフェクトに関して個別に機能します
つまり、コンプに関してもリバーブに関してもモジュレーション、ディレイに関しても
すべて4つまでのお気に入り設定をバリエーションボタンに保存可能と言うことで・・・
いやいや、これは素晴らしい
・・・が、どのボタンに何を登録したのかすぐに忘れてしまう(笑)


【3.エフェクト調整】
これはもうお好みでどうぞ~って感じなんですが、やはり、マルチの宿命と言いますか、
リバーブやディレイなど個々のエフェクトで使用可能なバリエーションは、
高性能な専用ペダルに比べると少なく、やや物足りなさを感じます

-----リバーブ-----
ややあっさり系で、残響のステレオ感(広がり)も控えめです
しかしHallなどはそれが幸いしてかあまり「くどい」感じがせず、逆に使いやすいかもです
あっさり感も、COLORパラメーターをwoolなど柔らか系にしてやると
そっち系が好きな方には良いかもしれませんね
一つ気になるのは、残響の消え際が少し唐突かなと感じることでしょうか
最初は少し不自然に感じましたが
これも、慣れてみれば「長い残響でも、もつれなくていいかな」って(笑)
大事なのは人間側の順応能力かもですね~
あと一つ言えることは、MIXをかなり上げても音像があまりぼやけないこと
確かに残響感の増加は確認できるのですが、それでも音の輪郭がぼやけることが少ないです
これはPLATEでもHALLでも共通していて、自分としては好ましいと感じています

-----コンプ-----
 コンプには、各パラメーターを自由に設定する「スタジオモード」と
ある程度自動化された「ストンプモード」があります
ただ、このコンプに関してもEQでお話ししたと同じ、INST用、マイク用の2種類が存在するので
画面右側にある表示「M」「I」を注意深く確認してから設定してください
スタジオモードでは一般的なコンプパラメーターが一通り用意されています
ストンプモードではDRIVE、RESPの2パラメーターで適当なメイクアップゲインが施されますが
うちの個体にはLEVELという取扱説明書には無いパラメーターがあります(笑)
(ファームウェアのバージョンによって異なる可能性あり)
ただ、コンプをオンにすると結構ホワイトノイズが耳につくようになります
この場合は上記の「1.音量調整」の記事を参考に対処してみてください
加えて、パラメーター「LEVEL」を下げることも有効です
私の感覚で「LEVEL」といえばメイクアップゲインをイメージしてしまい
当然「+側」に補正するという操作をしてしまいますが、それだと爆音状態に(笑)
このあたりの詳しい説明が取説に無いのは残念ですが
なぜか「-側」に補正するのが音量にとってもノイズにとっても平和な調整wのようです
コンプを上手く調整できれば張りのある出音が期待できます

-----ディレイ-----
 これはもう、つつきまくって体得するしか無いですね~~w
どのモードでも基本的にははっきり山びこが返ってくるので、
山びこディレイが苦手な人にはむかないかもしれませんが、
そんな場合は、SUBDIVノボタンを何回か押してみてください
このボタンは、ディレイ・エフェクトのみに関係し、
タップしたテンポに対して、どの拍でディレイを鳴らすかを指定するものです
私も理屈は良く分からないですが(笑)
ディレイで設定したディレイタイム値との関連でSUBDIVを変えていくと
どこかのポイントで、山びこが軽減または消える場合があります

これはちょっと~


優秀なG-naturalですが、「なんだかな~ポイント」もなくはない(笑)

【1.電源ボタンどこよ】
ないんですなあ、電源ボタン(^_^;)
電源コードを電源につなげば起動します・・ということは、電源オフもコード引っこ抜きw
同社のエレキ用マルチG-systemも同じ仕様で、
ステージで不用意に足で触れたりして電源が落ちてしまうことを避けるためだそうですが
古い人間としてはw、コード引っこ抜きで電源を落とすのはどうも気が引ける
まあ、スイッチ付きのテーブルタップなどを使うことで心の平穏を保ってますけど(笑)

【2.出荷時に戻しても消えないユーザーバンク】
気に入った設定を保存できるユーザーバンクですが
G-naturalを初期化してもキエマセン
まあ、オオゴトでは無いんですが、なんとなく釈然としない

【3.パッシブPUには非対応ですか~】
取説にはINST端子に接続できるのは、以下のように記載されています
  ・ギター・ペダルまたはプリアンプ
  ・アクティブ・ピックアップ(バッテリ-内蔵のギター)
  ・プリアンプ内蔵のアコースティック・ギター
  ・ キーボード
要するにみなローインピーダンスな機材なわけ、
そして取説の最終ページには、アナログ入力のインピーダンスについて
バランス21/アンバランス13 kOhm」と書かれておる
パッシブPU(電池を使わないピックアップ)の場合は1MOhmとかの場合もあるので
「ハイ出しロー受け」というインピーダンスの不整合により
音やせなどの不具合が起きる可能性があります
でもなあ、なんでインピの切替スイッチとか付けなかったかなあw
もし音痩せするようなら、ギターからG-naturalの途中にDIとかかますんかなあ・・・
いやまて~~!
そういえばBOSSのワイヤレスシステムWL-20とかだと、インピーダンスは
  ・入力:1MOhm   ・出力:1KOhm
だよなあ・・・、なるほど、ワイヤレスシステムを使って回避する手もあるか(笑)

    ※この件については、次回の記事で簡単な検証を行いますのでお楽しみに!

【4.USBインターフェイスが無い】
8年前でもUSBって存在しましたよね~w
オーディオインターフェイス機能とかは不要なんですが
せめて、ファームウェアの更新くらいはUSBでやりたい
私の個体は幸いにも最新バージョンの1.04が入っていたので事なきを得ましたが
MIDI経由のファームアップというのはなにかと面倒くさいですね

出音サンプル


エフェクターの音、といってもギターやPU、エフェクターの設定次第で千変万化ですから
サンプル音源にどの程度価値があるかはわかりませんが、もしご参考になれば幸いです
個人的には悪くない音だと思います
大きくて重いエフェクトボードの代わりにG-natural1台という選択もありではないでしょうか

 ・ギターはMORRIS SS-101Ⅲ、ピックアップはアンセムSL
 ・EQ設定は上記の写真のとおり
 ・岸部眞明さん「花」の前半部分のみ弾いてます
 ・エフェクトはリバーブのみ、Hallをかなりガッツリ目にかけています
  リバーブのCOLORはEQ設定が高域寄りなのを考慮して「wool」を使用しています



まとめ


アコギのプリアンプ&エフェクターとしてはオールインワンで良くまとまっています
慣れれば操作もしやすく音作りも容易です
(ただし、G-naturalと初対面の時のハードルは低くないのでそこであきらめないようにw)

記事中にも書きましたがこの機材を受け入れられるかどうかは、
音作りの入口「EQ調整」にあると感じます
この段階の調整で気に入った音になるかどうかが、大きな鍵となりそうです
もちろん、このことはG-naturalに限った話では無いのですが
3バンドのパラEQを駆使して希望する音質にするのはかなりの経験を要しますし
かといってせっかくオールインワン機として購入したのに、別途EQを用意するのも何だかなって
思う次第・・・・

エフェクトに関してはまだ手にして3日間程度ではあまり多く語れないのですが
ソロギの場合だと、リバーブとコンプを中心に操作と音を煮詰めていくのが良いと思います

2018年9月13日木曜日

ツイキャス・デスクトップ・ライブ

ツイキャスの公式ツール配信アプリ(windows専用)です

公開から長いこと経過するのですが、
私の環境では証明書の関係でダウンロードすることができませんでした
しかし、最近になってようやくv1.1.9が公開され、証明書問題も解決しダウンロード可能となりました

ツイキャス・デスクトップ・ライブとは


ツイキャスでは、このように紹介されています

  |◾Windows専用の無料デスクトップキャプチャーアプリです。
  |◾パソコンで見ている画面をそのままツイキャスの配信に映し出すことができます。
  |◾720p&ステレオ配信が、この無料ツールだけで完結します。
  |ここがすごい
  |◾外部マイクなしで、高音質のステレオ配信ができます。
  |◾ゲーム音とマイクそれぞれの音量を調整できるので、ゲーム実況も簡単です。
  |◾初めに配信する画面を選択できるため、
  | 意図しない画面が配信されるといった事故が起こりません。



使い勝手


単純でわかりやすい、ということでは一定の評価は可能です
しかし、基本的にゲーム配信用にチューンされたアプリのようで、
楽器演奏をステレオで配信したいという用途にはあまり向かない感じです

 ○ステレオ配信はPC音声のみのようでマイク音声はモノラル配信
  オーディオインターフェイス経由でステレオ信号を送ってもモノラル化される

 ○マイク音量、PC音量ともにレベルメーターが無い
  実際の配信がどの程度の音量でされているか確認できないので
  レベルのスライダーをどの位置にすれば適正なのかわからない

 ○配信先を一つしか登録できない
  グループ配信や一般配信など異なる配信先を選ぶ場合、
  いちいちRTMP URLとStreamNameを入力し直さなければならない

 ○起動するたびにRTMP URLとStreamName以外の項目がリセットされてしまう

 ○画面づくりの自由度が低い
  いろいろな画面構成素材を組み合わせてひとつの配信画面を作成することはできない


まとめ


ダウンロード不可だった長い時間の中でかなり期待が膨らんでいたのですが
実際に使ってみると同様のツール配信ソフトであるOBSに比べてかなり劣ると言わざるを得ず
メリットを享受できるのは、ゲーム配信くらいかなあと思えます
当然、私はすでにアンインストール(笑)

無料ツールに過大な期待を抱くのも、やや筋違い感はありますが
上記の問題点が全て解決されなければ、やはりOBSを使い続けるしかなさそうです

2018年9月9日日曜日

西日本豪雨 被災日誌(10) 最終回

被災から2ヶ月、家の復旧が整い、母を実家に帰す日が来ました

平成30年9月8日(土曜日)

  |宇和島病院から退院して徳島に来てから概ね1ヶ月
  |いよいよ、母を実家に帰す準備が整いました
  |ただ、家屋としての復旧はできたのですが、多くを廃棄したので、生活の再建はまだまだ
  |今回は、妹の応援も頼んで、生活再建のための作業を母と行うべく
  |実家に向かいました
  |
  |【家具類の購入&組立て】
  |レンジ台、キッチンワゴン、カラーボックスなどを組み立てて配置します
  |当然、これは私の仕事w
  |
  |【テレビ、防災無線、ネット等の接続】
  |これも私の担当
  |防災無線がケーブルテレビ経由での配信というのに少々戸惑ったが、全て完了
  |
  |【キッチン周りの環境整備】
  |もちろん妹担当、主婦目線で無ければ気がつかないことが多いので、本当に助かった
  |自分ではとうてい気付かないことを、てきぱきと実に要領よくこなしていく
  |正直私ではこんなことはできない・・・脱帽!w
  |
  |その他、家の中の片付けや清掃をしてるとあっという間に夕方
  |結局、スーパーで弁当を購入して夕食、そして就寝

平成30年9月9日(日曜日)

  |朝7時過ぎから片付けや掃除・・
  |さんざん「片付け&掃除」って書いてきたので「そんなにすることあるの?」って
  |思われるかも知れませんが、これがもう際限なくあるのです
  |水害ってそういうものなんでしょうが、
  |泥汚れなどは掃除してもしてもまた浮いてくるし、
  |目線を変えるだけで新たな汚れに気がつきます・・・本当にキリが無い
  |
  |そしてホームセンターの開店とともに、生活用品の買い出しです
  |滑り止めシート、お風呂マット、座椅子、アンテナコード、小物の収容BOX・・等々
  |まだまだ足らないものも多いけど、取り急ぎ必要なものを買いそろえます
  |
  |さてこの日は一つ嬉しいことが・・
  |長いこと行方不明になっていた電気ポットの電源コードを発見(笑)
  |他愛も無いことですけど、ずっと探していただけにすごく嬉しいです
  |
  |2日間の作業で、なんとか生活ができそうなレベルになったのを確認し
  |午後1時頃、妹とともに実家を出発


7月7日の被災から概ね2ヶ月、どうにかこうにかまた生活可能な環境までの復旧が完了です
自分でもよく頑張ったとは思いますが、たくさんの人の力を借りなければ
とてもここまではこれなかったと思います

 土日返上で相談や書類受付をしてくれた宇和島市と応援自治体の皆さん
 急ぎの対応にも快く応えてくれた工務店さん、畳屋さん
 猛暑の中、土砂やゴミの撤去を手伝ってくれたボランティアさん
 いろんな意味でサポートをいただいたご近所さん
 初期の清掃作業で主力となってお手伝いしてくれたいとこ様
 そして何より、高知から毎回大量の物資とともに駆けつけてくれたHさん

多くのみなさんのお力が無ければ、この日は無かったと思います
この場を借りて、心からの感謝を申し上げたいと思います!!

母は高齢のためこのまま一人暮らしを継続できるかどうかはまだ不明ではありますが
とりあえず、今日の実家への復帰をもって、被災日誌を完結したいと思います
これまで、コメント等で応援いただいた方々にも、感謝申し上げます
ありがとうございました!!!

2018年9月6日木曜日

OBSでのライブ配信における反射音(山びこ)対策

時々、ツイキャスというライブ配信を楽しんでいます

この配信においてOBS STUDIOという配信フリーソフトは
ステレオ配信を可能にしたり、配信画面を様々に構成したりする上で非常に有効かつ
使いやすいソフトウェアで重宝しています

しかし、私の環境ではあまり経験していないのですが
OBSでのライブ配信時に「音が山びこのように返ってきてしまう」というトラブルがあるようです
実は私の知人も私と同じオーディオインターフェイスを使い、OBSも全く同じ設定なのに
山びこ現象が生じていて、なんとか対策しなければいけないという事態となりました

様々な試行錯誤の後に、なんとか解決となりましたので対処法など書いておきたいと思います
なお、パソコンはwindowsであるものとして以下記載しています

その前に確認・・

オーディオインターフェイスを使用していることを前提とした基本事項の確認です

【パソコンの音声デバイス】
「再生」「録音」ともにオーディオインターフェイスが既定
下図では「TASCAM 2×2」のオーディオインターフェイスがデバイスに指定されています


【OBSの音声設定】
この部分は反射音対策で変更しますが、
OBSの設定方法としてネット検索すると、多くは下図のような設定を推奨されていると思うので
まずは確認してください、以下のように設定されているものと思います
  ・デスクトップ音声デバイス:既定
  ・マイク音声デバイス:既定
  ・その他の音声デバイス:Disabled


反射音(山びこ)対策


【原因①:自分の配信画面を見てるときに音声がオンになっている】

OBS配信ではリスナーのコメント確認などができないので
ブラウザを開いて自分の配信画面を見ている人は結構多いと思います

このとき、PCスピーカーから音が出ていると
その音をマイクが拾って反射音となるので、PCスピーカーから音が出ないようにします

しかし、単にスピーカーを音量ゼロにしてもまだ反射音が継続することがあります
この場合、下図のように配信画面の音声をミュートしてください


【原因②:オーディオインターフェイスのループバックとOBSのミキシング機能が競合してる】

オーディオインターフェイスのループバックがオンの状態だと
OBSのミキシング機能とバッティングして反射音が発生することがあります
この場合、以下の2つの対処が考えられます
  ・オーディオインターフェイスループバックを切る方法
  ・OBSのデスクトップ音声を無効にする方法

ここでは「OBSのデスクトップ音声を無効にする方法」を説明したいと思います
(TASCAM US-42のように簡単にループバックをオフにできない機種もあるので)

この場合、OBSのデスクトップ音声を「Disabled」にするだけです



さて・・いかがでしたか

これで山びこ解消しましたでしょうか
反射音って似たような環境で配信していても発生したりしなかったりと、
良くわからない部分もあるので、これで収まるかどうかわかりませんが
もしもお役に立てれば幸いです!


2018年9月2日日曜日

西日本豪雨 被災日誌(9)

ついに復旧作業もクライマックス、家の設備復旧が概ね整いました

平成30年8月31日(金曜日)

  |前回からの2週間で徳島からできる手配を全てやって
  |いざ、実家へ(今回は母も)
  |目的は工事の立ち会い(手伝いw)と、家具の購入がメインです
  |
  |【床板の張り替え工事】
  |不思議なことに住宅応急修理の補助は、
  |畳替えだけでは対象とならず、床板の張り替えを伴う必要がある
  |そんなわけで床板の張り替え工事を実施
  |杉板だった床板が檜板に変身し、すごい良い香り
  |仮置きしていた新しい畳の除去や再敷設、外した杉板の運搬など
  |思いもしなかった手伝いをする羽目になったのは誤算だったが(笑)
  |無事完了!
  |
  |【ボイラー取り替え工事】
  |設置そのものは到着までに完了していたが、この日は屋内工事と試運転を実施
  |近所のガソリンスタンドにお願いしてタンクを満タンにし、試運転は無事に完了
  |消防法の関連とかでボイラーとタンクは1.5m以上離す必要があるとかで
  |以前の配置とは少し変わってしまったが、まあそれも仕方が無いw
  |
  |【浄化槽の蓋修理工事】
  |これも、到着前に完了していた
  |浄化槽の蓋2箇所の周囲をモルタルで固めてもらった
  |
  |【流し台裏のパネル設置工事】
  |ながし台の裏、外壁の中身部分で断熱用の土壁が浸水ではがれ落ちていた
  |土壁の修復は行わないが、断熱材として石膏ボードを張る工事を実施
  |これは市の補助対象とはならなかったが、自前で工事
  |
  |【洗面台の交換工事】
  |これも市の住宅応急修理の補助対象とはならないが、
  |浸水でMDF材が膨らんでしまって強度を失っているので仕方が無い・・・
  |美しい洗面台に変身した
  |
  |【建具等の取り替え工事】
  |これも市の補助は受けられないが、ふすまや障子の張り替えは必須
  |この日は、浸水した建具を全て搬出して、張り替え作業にまわした
  |完成は次週の土日となる予定
  |また、目立った被害は無かったが狭いスペースでの観音開きがとても不便だった
  |押し入れの扉を撤去し、アコーディオンカーテンに変えるべく
  |その扉を撤去、カーテンの設置は建具と同じ、次の週末と言うことで段取りした
  |
  |【新しいシニアカーの手配】
  |母のシニアカーが水没して、当初ダメだと思っていたのが無事に走行できたので
  |胸をなで下ろしていたのだったが、半月ほど前に「充電ができない」ことが判明
  |この日SUZUKIから担当者に来てもらい、見てもらったのだったが
  |やはり修理不能との答えだった
  |使用頻度はきわめて低いが、それでも無いとなると困ってしまう
  |新車買い換え、中古買い換え、介護レンタルなどいくつかの選択肢はあったのだが
  |母の介護レベルはまだそれほど高くないので中古車買い換えを選択した
  |時期は未定だが、適当な中古車が入荷したら連絡が入るよう手配
  |
  |上記を、全て昼からの半日で済ませて、この日は終了
  |しかし、これだけのことが半日で予定通りできたことは、
  |奇跡的、と言っても良いかも知れない
  |これも、全ては関係者の協力があってこそだ、皆様に感謝!(・_・)(._.)

平成30年9月1日(土曜日)

  |この日は家具の買い直しを予定していたのだったが
  |母の調子があまり良くないので断念
  |
  |【屋内の片付け&掃除】
  |基本的に修復工事は完了したので、あとは気長に片付け、掃除をするのみである
  |しかし、これがやってみるとかなりの大仕事
  |そもそもかなりの家具を捨ててしまってるので、片付かないのだ(^_^;)
  |それでも、粛々とできるところからやっていくしか無い
  |あまり目線を広げると「やる気」すら失ってしまいそうなので
  |「この部屋のこの部分」ときめて作業をしてみた
  |
  |【台風21号への備え】
  |といっても、戸締まりや屋外の飛んでしまいそうな物品の片付けくらい
  |
  |作業が一段落した頃にはすでにお昼
  |近所で昼食を済ませて、実家をあとにした

予定通りに進まなかったこともありましたが、工事関係は事前に計画したとおり運んだので
今回の実家行きは95点くらいあげられそうです
これで次週8日、9日には、いよいよ母が実家に戻る予定となりました
あとは母の体調と実家復帰後の生活が心配ではありますが
なんとかやっていくしかありません
水害からちょうど2ヶ月・・・長い長い2ヶ月でしたが
うちよりももっとひどい状況のお家も多数ありますので、うちなんか早いほうだと思います
あと1週間、まだ何が起こるかわかりませんが、気を抜かずやっていこうと思います