2023年12月30日土曜日

ipad・・どーゆーこと??

年末のお片付けをしてたら・・・・

使用不能歴5年以上のipadに異変!


いつから使えなくなったかも定かでない第3世代のipad
原因は「認証不可」、アップルID?忘れてしまってロックアウト!!!!
ドコモショップとかいろいろ相談し、怪しげなアプリも試してみたがすべてだめだった
もしかしたら5年どころか10年近く使用不能のまま放置していた可能性もある

にもかかわらず、なかなか捨てらなかったのはとあるエフェクターのお守りに必要だったためで、奇跡の復活を夢みたために他ならない

ところが、今日のことipadのソフトケースが不自然に膨れているのに気付いた
「膨れるほどのものは入れてなかったはずなんだけどなあ」
で、ケースから取り出してみてびっくり!

なんじゃこれ!!w 何が膨れてんの???

恐る恐るのぞいてみてもなんだかよくわからないが、なんかが風船のように膨らんでる
第1候補は電池??最近リチウム電池の事故の話題をよく見聞きするのだけど、まさかとは思うけど爆発なんかせんよなぁ・・・・・


捨てるに捨てられなかったipadだけど、さすがにあきらめがついたのは、考えようによっては良かったとも言えるが、さてどう捨てればいいの????

ネットで調べるとipadは資源有効利用促進法の定めで一般ごみ処分できないパソコンと同じ扱いらしい
「え~~~粗大ごみダメじゃん!」
とさらに調べていてグッドな情報にたどり着いた

YAMADA電気の小型家電回収サービス


探せばあるものだ
そして、ヤマ電は家から歩いて5分w
さっそく電話してみるとipadは無料回収、壊れていてもおッけ~とのこと
ってことで無事に引き取ってもらった

当然ながら受付の係の人も内臓破裂寸前のipadの様子は確認してはいるが、ヤマ電の倉庫で爆発しないことを心の底から祈っている



2023年12月29日金曜日

今年最後の弦交換 LA BELLA ナイロン弦

GODIN ACS SLIM SA・・・気が付けば前回の弦交換から2年が経過していた
いつもの弦(ダダリオw)なら1年前後で切れてしまうのだが、「切れるまで!」と思って使い続けていたらこうなっていた

音の劣化はもちろん感じていたが、エレガットなのでそこまでひどいとは感じなかったことも長期使用の原因ではあったが、2年弦を変えていないということはギターの手入れも2年間やっていないということで、むしろそのことのほうが気になって「切れてもないのに弦交換」ということになったわけだ

さて、これまで頑張ってくれた弦はこれである
伸びも比較的少なく、音に張りもあって、初めて使ったけど意外によい弦だったが、もうちょっと安ければなあと思わなくもない


LA BELLA 850B
今回張ったのはこれ
まあ同じ900Bでもよかったのだけど、ほんの少し安い850Bはどうなんだろう?という興味が勝った(笑)
900Bと同じミディアムテンションだが、900Bに比べて巻き弦がやや細い分やややわらかめの音になっている
いつも切れる弦は巻き弦なので、やや細いことで耐久性には若干の不安もあるが、1年くらいで切れたほうがギターのお掃除のためにも良いのかなと思う

ちなみにLA BELLAのナイロン弦は1~6の識別のために弦に小さなさいころのようなものがつけてある
弦を張ってしまえば捨てるだけのものなんだけど、「何かに使えないかな~」と900Bを張った時も思ったものだ

ギターも念入りにお手入れ
除菌シートで汚れを落とし、MISTYで磨き上げ、木部には「猫だまり工房」!
指板はもちろんオレンジオイルでお手入れだが、フレット金具に沿って爪でこそげると「何か」がごっそりとれた(笑)
きっと手あかなのだろうが、2年放置は危険だなあと改めて思う

見違えるようにきれいになったGODINだが、使っていればこれも一瞬の輝きなのだろう
きれいなうちに写真を撮っておく

プレーン弦は黒、ギターボディも黒・・完全無欠の保護色であるw

ボディカラーばかりでなくガットもエレガットも指板は黒っぽいものが多いのだが
黒い弦は見えにくくないの?と思われるかもしれない
そりゃまあ「見にくい」www
これからギターを始めるという人にはむかないかもしれない
でも少しギターに慣れた人ならそんなに大きな障害にはならない、というのは
ぜひ実際に使って体感していただければと思う


2023年12月14日木曜日

断捨離の道、2歩目


 いやいや、果てしなき道ですが・・・

SNARK SN-1 SN-2 SN-5 3個セット


「送料無料」として出品したら、送料+40円で終了してしまったw
ヤフオクの手数料を考えると、まぎれもなく赤字である
しかし、うちで箪笥の肥やしとなるよりはこの子たちも喜んでくれるだろう・・・
と、自らに言い聞かせる(笑)

この初期SNARK、購入時はほんとに鮮やかな色合いで見ほれるほど美しかったのだが
SN-1とSN-2は、塗装の加水分解が進みひどいベタベタ状況となってしまった
特に赤のSN-2は新品のまま一度も使わないうちに悲惨な状況となり
もう必死でそのベタベタをふき取ってるうちにコネクターを破損という悲惨以上の状況となってしまった

SN-1
SN-2(塗装をふき取っても結構きれいw)
SN-5

KORG AW-2 ハローキティ


これかわいい!!と買ったものの、箱から出してひとしきりかわいさを堪能した後、一度も使わないまま道具箱で眠っていた
しかし「可愛さは正義」である、ウクレレを始めたばかりという女性に落札していただけた
きっとキティも喜んでいることと思う


KORG SLEDGE HANMMER


ただただ「かっこエエ!」と一目ぼれで購入後、他のチューナーとローテしつつ1年ほど使用
しかし、その後主軸がマイクロヘッドストックというカポと合体するチューナーに移行したことで、活躍の場を失ってしまった


KORG AW-LT100G


単4電池が使用できるということで購入
当時多くのチューナーを使っていて、ボタン電池の消耗が半端ないことの対策を考えていたところに目に入ったのがこれ
しかしほぼ使わないまま、SLEDGE HANMMER同様、マイクロヘッドストックに道具箱へと追いやられた


TASCAM iM2


30pin(ドックコネクタ)仕様のiPhone、ipad用ステレオマイク
古いipadで使っていたが、そのipadが認証できなくなってしまい、現在は使う当てのなくなってしまったというかわいそうなヤツ
オークションに出したものの落札者は現れるのだろうか・・100円でもかわまないのだが
と思っていたが見事に100円で落札となったw
でもしかしだ、使ってもらえるのが一番、本当によかったと心底思う


RADIAL PZ-PRE


RADIALというとエレキ機材ってイメージなんですが、これは純然たるアコースティック用のプリアンプ
2系統のミックスまたは分離で扱えるという機能性はもとより、とっても音が良い


以下はヤフオク出品前の動作チェックの模様であります



TASCAM US-100


専用ドライバーを必要とせず、windows内臓ドライバーで動作するオーディオインターフェイス
このおかげで2009年の発売ながらwindows XPからwindows11まで使えるという変わり種である
さすがに「32/44.1/48KHz、16ビット対応」とスペックは最新機種に見劣りするが、音が悪いと感じたことはない
カセットテープのデジタル化に大いに役に立ってくれたものである


■売却前の記念録音
最後の記念として、カセットテープから録音してみた
長渕剛さんの「PLEASE AGAIN」を1番だけ
やっぱカセットの音ってええなあ~~~と思う

録音日:2023.12.17(windows10、Audacity)

余談ですが、箱作りが楽しいw


チューナーのような小物類は定形外郵便という保証のない送付方法であるため、破損を極力防ぐため保護用の箱を作成
ペットボトルコーヒーの段ボール(これが結構しっかりしている)を切って作るのだけど、作ってるうちにだんだん楽しくなってきたw


2023年11月9日木曜日

GODIN 13PINケーブル(GKケーブル)の経年不具合

 おそらく私の最も使用頻度の高いGODINギター

このギターはシンセシステムのROLAND GRシリーズとの接続にGKケーブルという13PINケーブルを使う必要があります
しかしこのケーブル、数年の使用でコネクタ部で接触ノイズを発症するというちょっと困った「癖」があるのです
いえいえ、個体差などではなく、うちでは「必ず」発症しますし、GIDIN&GRを使っている方数人から証言wを得ております

ところがこの純正ケーブル、純正品を買うとすこぶるお高い!
 ・発症するたびに5千円近い出費は許容できないので、なんとかならんのか!
 ・寿命を延ばすことはできんのか!!
というのが今日の話題です

安い互換品を使う


Amazonには「純正品の半額以下」というこんな商品があります
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B071F4NZV6/ref=ox_sc_saved_image_10?smid=A17MW93FG5VSXJ&psc=1



私自身も5年ほど前に購入して試しましたが、一応使えます
4mと純正ケーブルよりも1m短いですが、私には無問題です
ただ接触ノイズがゼロというわけでもないので、その辺りはどこまで許容するか、使用者の判断となりそうです

この商品、Amazon価格の変動が割と大きいのも特徴です
安い時には千円台半ばということもあったんですが、上記の2097円+5%クーポンというのは昨今の物価上昇を考えると「こらえごろ」とも言えそうです
ただし、もっとずっと高くなることもあるので注意してください
ちなみに5年前の私の購入価格は1293円でした・・・買っといてよかったですwww

ギター側、シンセ側を反転してみる


ギター側のコネクタはギターの動きに追従するため相当のストレスを受けますが、シンセ側のコネクタは動きが生じないのでほぼストレスフリーです
そこで、経年劣化で接触ノイズが出始めたGKケーブルを、ギター側をシンセ側に、シンセ側をギター側につなぎ変えてみるというのもかなり有効です

これが有効なら対応にかかる費用はゼロ!!万歳です
一応私もやってみましたが、かなりの効果がありそうです
私の感覚では接触ノイズの発生まで4~5年といった感じで、反転で対応可能なら、あと4~5年大丈夫、寿命倍増!!ってことになりますが、そこまでの確認はまだできていません

ギター側のストレスを可能な限り軽減


これは知り合いから教えていただいた商品ですが、こんなのがあります
DADDARIO ( ダダリオ ) / PW-DLC-30 DUAL-LOCK STRAP LOCK 


本来はストラップのヌケ防止に使われる商品ですが、シールドクリップがついているのがミソです
GKケーブルを挟んで、コネクタに余計な力が加わらないようにすることで、コネクタへのストレスをかなり軽減できます
私はの場合はストラップを使わないので、エンドピン部分でくるくる動いてしまうのですが、ストラップ代わりにエンドピンに輪ゴムをくるくる巻き!という方法で対処しています


輪ゴムは見えませんけど・・

自作する


う~~~ん、チャレンジをあえて止めはしませんけど・・・
部品代が2000円を上回りそうな予感
それにもまして、私にはハンダの自信が1ミリもないので、そもそも選択肢にないです

と言うわけで、部品情報や制作ノウハウなどまったくもっておりません


2023年11月5日日曜日

断捨離・・千里の道も・・・

330点の機材整理、気が遠くなりますが「千里の道も一歩から」
まあ気長に取り組みます

t.c. electronic NR-1 NOVA REVERB


記憶が正しければ初めて買ったペダル型のリバーブです
それまでLEXICON LXP1を使ってたので「なんてすっきりしたリバーブなんだ!」と
えらく感動したものでした
ただ、その後あれもこれもとリバーブを買ってしまったため使用期間は記憶にないほど短いという、不憫なリバーブでした
【2023.11.13まで出品中】
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x1112641797


ART TUBE MP マイクプリアンプ


購入後すぐに真空管を取り替えたりと結構遊べたプリアンプでしたが
BEHRINGER MIC2200に主役の座を取られてからはマイクテスト用のスポット使用
が主な用途となってしまいました
最近では「ちょっと良いマイクプリ」をいくつか購入してしまったため全く出番なしとなってしまいました
【2023.11.13まで出品中】
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1112644391


TASCAM US-32 オーディオI/F


価格のわりに多機能、内臓マイクの音もなかなかグッド!ということで重宝してましたが
オーディオインターフェイスも10個を超えてしまって(笑)
【2023.11.4ヤフオク売却済み】


BEHRINGER XM1800S ダイナミックMIC


母へのプレゼントでしたが、結局一度も使われることがなかったマイクです
スイッチ付きだし、まま音もいいし、3本セットだし
いつか使うかもと思ってましたが、
すでにマイクは何十本も持ってるし、その「いつか」は一生来ることがないと悟って、放出
【2023.11.4ヤフオク売却済み】


SONY ICF-7600DA マルチバンドラジオ


「知る人ぞ知る」といってもよい、その筋では有名なラジオです
そして「父の形見」であります
父さんごめんなさい!!といちおう仏壇には報告してあります
「けっしてお金のためではありません、ラジオの幸せを思って・・です」
災害時用には、母の形見のラジオを残してます(^_^;)
【2023.10.21ヤフオク売却済み】




あとはまあゆっくり取り組むことにしますw

2023年10月30日月曜日

今年も来た!

 

今は釣りはしないので詳しくないけど

毎年10月ごろからキビレ(またはクロダイ、または両方)

が近所の川を遡上して群れになります

散歩ルートの堤防道路からよく見えるのですが

大きいものは50cm近くもありそうで

なかなかの壮観です

毎年楽しみにしています


この動画は去年の今頃とったものです


これだけうようよいるのに釣り人はほとんどいません

見えてる魚はつれない・・ともいうし難しいのだろうか

なんなら、すくえそうにも思うのだけど(笑)



2023年9月4日月曜日

8年間張りっぱなしのエリクサー

久しぶりのギターネタ!キター(笑)


8年放置の弦の音


ギターに張ったまま「8年放置の弦」など、そうそうあるものではないw
しかし、なぜに8年もほっといた


ギターの本数が多くて手が回らなかったのも一因だが、「緩めてさえいれば音が死なないエリクサー」という極めて私的な思い込みと、弦価格の高さがあいまった結果ともいえる(言い換えればただの貧乏性だが)

さて、問題の一本は10年前に購入の「Morris S-107」
6弦の響き方が今一つ納得いかず、放置気味だったのだが、先日ギター保管部屋で「目があって」しまった
そしてこの付箋に気づく・・・・「H27.7.1」8年と2か月前、なんてこった!

もう、なんて不憫な子!
「ほっぱらかしてごめんなさい」と心の中でつぶやきつつ、保管部屋からいつでも手の届くスペースに連れ帰った
早速調弦してみるが、切れるのも怖いので、かなり緩めのテンションで一晩放置、その後DADF#ADで調弦
今のところ何とか切れずに済んでいるので、このあと数日してからレギュラーにしてみようと思っているのだが・・・・

しかし、8年経過のわりによい音で鳴っているのに驚く
昔気になって仕方なかった6弦もよく響いているし他の弦もバランスよく鳴る
大変失礼ながら・・・・
「あなた、意外によいギターだったのね」

もちろん8年弦をもう少し楽しんだら新弦に張り替えてあげようとは思うけど、これが上で書いた「緩めてさえいれば音が死なないエリクサー」という信仰の所以である
 ※年に数回しか弾かなかったギター、という前提のお話


ギター弦の音の劣化原因(あくまで私見)


①金属的な劣化
 どこかで、「弦にも旬がある」と聞いた記憶がある
 新品弦であっても製造から時間がたつほど音は落ちていくらしい
 どんな理屈で劣化するのか、どの程度劣化するのかについては全くわからんが、
 メーカーがそういうのなら「そういうものなのだろう」と思う
  ※記憶違いならごめんなさい・・・
 この話が確かなら80セットもの弦ストックを抱える私の罪はそこそこ深そうだが
 何年も前に買った弦を張っても「エエ音~」に聞こえる耳しか持ってないのが救いである

②使用による汚れの付着
 特に指盤上にある弦は押弦によって手垢などの汚れが付着しやすいが、
 弦に異物が付着すると明らかに音が変化する
 また、汚れだけではなく「弦の潤滑剤を塗りすぎたとき」などにも起こることがあり、
 弦にもよるが「ビィ~ン」が「ボヨ~ン」になって焦るときがある
 
 ちなみに、エリクサーは、弾いてるうちに右手位置の巻き弦が黒く変色する
  (上の動画でも確認できる)
 これは汚れではなく、コーティング剥がれ
 私の感覚では、強度的にも音的にもあまり影響はないが、この見た目を嫌う人は多いw

③弦の伸び
 弦は伸びるものだ
 一度調弦しても、時間経過とともにピッチが下がるので何度も調弦しなおす必要がある
 実は一部でギター弦については「伸びる」「伸びない」論争が存在する
 前者は文字通り弦は伸びるものだとする説だが、
 後者はピッチが下がるのは弦の伸びによるのではなく主にペグポスト周辺の遊びが
 なくなることによるもので、基本的に弦は伸びないとするものだ
 しかし、弦は伸びることを検証した動画を「宿六屋ゆーすけ様」が作成してくれている


 さて伸びるとどうなるのだろうか??
 伸びと一言で言っても、音に影響のない範囲の伸びと影響する伸びがあるように思うが
 張りたてのキラキラした音が時間経過とともにキラキラを失っていくのは
 誰しも経験があると思う
 張り替えて一か月全くひかないまま置いた場合でも音の劣化があるのだから、
 汚れの付着だけでなく「弦の伸び」も音の劣化原因の一つと考えてよいのではないか
 まあ、この辺りは何の根拠もない話ではあるが、
 私は、伸びることによって振動特性が変化したり、倍音生成が減ったりするのではないか
 と思っている


 さて、私の信仰心は
「緩めてさえいれば音が死なないエリクサー」、私の信仰は揺るぎない(笑)
エリクサーに限った話???
私はそう思っているが、これも根拠はない
ただ、いくつかの弦で試した範囲では「エリクサーに限った話」と考えている

少し注意が必要なのは、今回の記事が「年に数回しか弾かず放置時間の長いギター」についてのものであること
頻繁に使用し調弦を繰り返すギターであれば、たとえエリクサーといえど音の劣化の前に切れてしまう

全然関係ないかもだが・・私は風船を膨らますのが嫌いだ(笑)
いつ割れるだろう、もう割れるかもって緊張感がとってもコワイ
ギターの調弦もそれとよく似た感覚があるが、さすがに今回のような年季物の弦の調弦は心臓に悪すぎるので、「もう少し弦交換の間隔を短くしよう!」と少しだけ反省した

【2023.10.24追記】

この弦は無事に8年の任期を終え、新たなエリクサーにバトンタッチしました

とさw



2023年8月29日火曜日

エレフエ練習一週間「道化師のソネット」

小学校で初めてリコーダーを吹いてから五十有余年・・・
当時も決して上手とは言えなかったが「嫌いではなかった」ことだけは記憶にある
だからなのかはわからないがエレフエ練習も妙に楽しい

もちろんリコーダーが電子楽器化して、多くの音色を楽しめたり、エフェクトをかけたりできることも楽しさの要因ではあるが、そうなったらなったで一つ疑問も浮かび上がる
「MIDI音源が鳴らせるならどんな楽器でも良いのでは?」
そう、エレフエに限らずキーボード、ギター等々、MIDIが使える楽器であれば結局のところ同じ音が出る・・それなら楽器が「笛」である意味はどこにあるのだろう?

子供のころに親しんだ楽器へのノスタルジー?
それは少なからずあるのだけど、MIDI音源につなげれば同じ音が出るのなら、得意!とはいえない笛にこだわらずとも慣れ親しんだほかの楽器でもよかったのではと、つい思ってしまう
そんな思いを抱きながら練習してみたエレフエだが、一つ分かったこともある

リコーダー(や基本的には他の吹奏楽器)の大きな特徴は「単音楽器」ということ
和音を奏でられる楽器の音はたしかに多彩で美しい、しかし単音しか奏でられない楽器には、単音ならではの旋律に対する訴求力があるような気がする
また、自分には到底無理だけど独自の表現技術もあって、妙に聞き手を惹き付ける

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

・・・そんな(いらんw)ことを考えながら一週間と少し、1日1時間程度(何度かに分けてだが)練習してみた

練習のあゆみ

 ①楽譜を探す
  主旋律のみの単音楽譜が笛錬には使いやすいが、これが意外に見つからない
  もちろん購入すればあるのだが・・・タダっていうのはなかなかw
  幸い手持ちに「BEST FOLK300」という弾き語り用の楽譜を見つけた
   ※1993発行・・30年前じゃんw
  楽器用ではないので楽譜も単音記載!!ラッキー!!、これがあると
   ・どこでオクターブが切り替わるか
   ・どこで調号(#や♭)が入るか
  が一目瞭然で非常に練習しやすかった


 ②とりあえず楽譜を見ながら吹いてみる
  まあ1日練習すれば「何の曲を吹いてるか」くらいはわかる程度になる(笑)
  一番てこずったのはやはりオクターブの切り替えで、これにある程度慣れるまで
  3、4日は要したように思う
  ただ、「上のド」を出すのに2つの押さえ方があるので、
  オクターブを切り替えるほうが良いのか切り替えないほうが良いのかは、
  運指の流れで決める必要があったが、結局のところ「切り替えない(下図のⅠ)」を
  使うのが無難というところに落ち着くまでさらに1日程度を要した
   ※オクターブ切り替え(左手親指)ミス、右手小指の押さえミスが多発したため

 ③カラオケをバックに吹いてみる
  エレフエだけでなんとかふけるようになった段階でカラオケに合わせてみる
  と・こ・ろ・が、であるw
  エレフエだけだと何んとなく吹けた気になってたのに、もう出だしからパニック
  あ~押し間違い、あ~ちょっとずれた、あ~~変な音出た、
  そのたび「総崩れ」となってしまう
  こればっかりはコツなどというものはなく、もう練習を重ねるしかない
  ただ、このあたりで思いついたのが「輪ゴム作戦」(笑)
  特に間違えやすい「右手小指」の位置を少しでもわかりやすくするための目印に
  輪ゴムを巻いてみた
  劇的改善!!にはもちろんならないが少しはましになったような「気がする」


一週間の成果
誇れるような成果はない(言い切った~)
しかしながら「小学校以来、半世紀以上リコーダーと接点がなかったとしても一週間練習すれば何とかこの辺までは吹けそう」って目安にはしていただけるかと思う
 ・曲名:道化師のソネット
 ・調性:ト長調(ファに#)
 ・音域:レ~上のラまで(要オクターブ切り替え)
 ・音色:エレフエ内臓音源(4:アルトサックス)
 ・トランスポーズ:-2
 ・エフェクト:ミキサー内臓リバーブ

多くのミスもあるのだけど・・・自慢できる出来ではないのだけど・・・
余は満足である(笑)



次は一青窈さんの「ハナミズキ」でも吹いてみようかと思っている


2023年8月21日月曜日

エレフエを外部音源に接続する

今回使用する外部音源はYAMAHA MU100Rといいます
5年ほど前にYAMAHA G50というmidiコンバーターと一緒に購入したものです
「midi音源って何?」「そもそもmidiってなに?」という興味から買ってみたものの、内臓のデモソングを聴いただけで、それ以来ずっと納戸暮らしが続いておりました


YAMAHA MU100R


私のように「midiって何?」レベルの人にはかなりハードルの高い機材といえますが、そのハードルをさらに上げたのが260ページにも及ぶ取扱説明書で・・・(笑)
勉強もかねて、という「強い」思いで結構真剣に眺めてみたのですが、理解したのはデモソングの再生の仕方のみで、そこからは一歩も踏み込めないまま放置してしまってました
このブログでも過去記事に潔いまでのヘタレっぷりをさらしております


これを書いてる今も、詳しいことは何一つわかっていませんが、「パフォーマンスモード」という比較的とっつきやすいモードがあることに気づいたのは今回のエレフエさんのおかげです
まあ、取説を読むのもいいですが、実際にさわりながら「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤するほうが理解が早いというものかもしれません


■XGプラグインボードを2枚まで増設可能。スタジオユースにも最適なフルラックモデル。
■MU100Rは最高度の表現力と拡張性を実現したXG音源のハイグレードモデル。
 フルラックサイズでスタジオユースにも対応します。
■最高品質を誇る1267楽器音+46ドラムセットを内蔵。64音ポリ・32パートの
 アンサンブル表現が楽しめます。
■別売の拡張ボードを増設し、音源システムやエフェクトシステムを自由に拡張できる
 XGプラグインシステムに対応。
■2バンドEQ/フィルターなどのパートパラメーターや、多彩な音場・音色加工を実現する
 6系統デジタルエフェクトを内蔵。
■2系統の外部音声を取り込み、本体の演奏とミキシングできるADインプット機能。
   LCDを搭載。最大4音色をレイヤーできるパフォーマンスモードも装備。
■2系統の独立アウトとロータリーエンコーダーも搭載。多彩な制作システムに対応します。
■希望小売価格: 99,000 円(税抜)

私はYAMAHA G50(midiコンバーター)と4Uのラック込みで1万円ちょっとで入手しましたが、いや~これって26年前に税抜き99,000円もしたんですね・・・・
ちなみにYAMAHA G50の定価は59,800円(税抜)、当時の消費税は5%でしたから2つで17万円近くもしたんですね~~~コワイコワイw

エレフエと接続


さすがに26年前発売のMU100Rには、エレフエとリンクするための「ワイヤレスmidi」なんてしゃれた機能は搭載されていません
そこで必要になるのが「ワイヤレスmidiアダプタ」というものです
今回はサウンドハウスで買える最も安いものを入手してみました

【Xvive Audio MD1 ワイヤレスMIDIシステム】


使い方は超簡単です
①MD1のメインシステム(大きいほう)をMU100Rのmidiアウト端子に
②サブシステム(小さいほう)をMU100Rのmidiイン端子にさして
 プラグをメインシステムにつなぎます
③MU100Rの電源を入れる
 (この状態でMD1には電源供給されBluetoothが待ち受け状態になります)
④エレフエのBluetoothボタンを押すと数秒で自動的に接続完了します

使用感など


とにかく接続が簡単なのに驚きました
ワイヤレスmidiアダプタにもいくつかの製品があるので、すべてがこんなに簡単かはわかりませんが、少なくともMD1の場合は全く問題ありません
エレフエは15分放置すると自動で電源が落ちますので、その時には接続も切れてしまいますが、MD1はMU100Rの電源が入っている限り常に待ち受け状態ですから、エレフエを再度起動してBluetoothボタンを押すだけで5秒前後で再接続されます

そして、遅延もほとんど感じません・・・すばらしい!


模範演奏・・・と書いて、自ら爆笑w


まあ、そもそもエレフエ自体まだ使いこなせないので模範演奏なんて無理なんだけど(笑)
 ・オクターブの切り替えをしないで済む
 ・#や♭がない
という条件で今、唯一吹ける「Amaging Grace」をギター伴奏をバックに吹いてみました
使用音源は、こんな感じです
 ・1番:Deep Harp(澄んだハーモニカ、ソロに最高)
 ・2番:Deep Choir(長いリバーブのかかった混声合唱)



まとめ


今回の記事のように外部のハード音源を使うという需要はきっとそれほどないでしょう
一般には以下の使い方がメインになると思います
 ・ipadやiPhoneにつないでソフトシンセ音源を鳴らす
 ・ヘッドホンジャックからアンプ等につないで鳴らす
 :単体で鳴らす
もちろん、このような使い方の場合は「ワイヤレスmidiアダプタ」は不要です

でもしかし、死蔵品が役に立ってくれたことが、ことさらうれしく(笑)

ついついこんな記事を書いてみた次第でありますが

もしも「役に立ったよ~」という方がいらっしゃれば幸甚です



2023年8月20日日曜日

電子リコーダー「エレフエ」

 いよいよギターと縁遠くなってきました。あはは・・・

ELEFUE(エレフエ)って?


台湾の電子楽器ブランドTAHORNGの電子リコーダーです
普通のリコーダーは「穴を指でふさぐ」ことで音階を奏でますが、エレフエは「穴」の代わりに配置されたセンサーに触れることで「穴をふさぐ」と同じように音階を奏でます

エレフエの運指はリコーダーモード、シンプルモードの2つがあります
小学生の時に経験したリコーダーは「ジャーマン式ソプラノリコーダー」と呼ばれる運指方法なので、その練習に使うには「リコーダーモード」を選びます
ただ、私は「シンプルモード」のほうが簡単と感じているので、「シンプルモード」を採用しています

・ポータブルかつ洗練されたデザイン
・取り外しが可能なシリコン製マウスピースを採用
・10種類の内蔵音色
・2種類の運指を搭載(バロック式/ジャーマン式)
・3段階のブレス感度調整機能を搭載
・トランスポーズ機能を装備
・ワイヤレスMIDI機能を搭載
・ヘッドフォン端子を装備
・800mAhの充電式リチウムイオンバッテリーを搭載

私の思う良いところ
■トランスポーズ機能がすごい
  これはもう、普通のリコーダーでは絶対にできませんw
  ギターでいえばカポダストのような機能で、運指を変えることなく
  音程を±12変化させることが可能です
  「伴奏に合わせると#や♭が多くてむずかし~」ってときでも、
  これを使えばピアノでいう「白鍵のみ」ってわけにはいかないまでも、
  調号の影響を限りなく少なくすることができます
 
■内臓音源が意外に高品質
  エレフエに内蔵されている音源は以下の10種類です
   1 ソプラノリコーダー  6 バンブーフルート
   2 ひょうたん笛(フルス)  7 フルート
   3 テナーサックス  8 クラリネット
   4 アルトサックス  9 トランペット
   5 ソプラノサックス  10 スオナ
  内臓スピーカーからの音はややチープですが、ヘッドホン端子からの音はなかなか高品質
  私は、アルトサックスやトランペットが好きですが、
  バンブーフルート、スオナにはビブラートエフェクトも組み込まれているなど、
  楽しめる音色が多いです

■音色の幅を劇的に増やせる「ワイヤレスmidi」
  ワイヤレスmidiでipad等に接続することで、それらの機器で使用可能な
  無限ともいえる音色を利用可能になります
  例えば、ipadにガレージバンドがインストールされていれば、
  無課金の状態でもガレージバンドのすべての音色を使うことができます

私の思う「もっと良くなる?」ところ
 いえいえ、そんなにあるわけであありませんw

 ただ、押さえるのが「穴」ではなく「センサー」なので、少々その位置が分かりにくいです
 センサーはわずかに凹んでいるので、慣れれば問題ないかもしれないですが、「センサーとセンサーの間に区切りとなるかすかな突起を設ける」などすれば指位置を間違えにくくなるのではないかと思います

 また、右手小指のセンサーが他のセンサーと同じ平面上に設置されているため、そこそこ手の大きな私でも少し届きにくいです
 普通のリコーダーのように少し傾きがあれば抑えやすいのに・・・これも慣れの問題ですけど(笑)

エレフエからの4つの出音方法
①生音??(内臓スピーカー)
 最も基本的な出音方法です
 音は多少チープながらエレフエ本体のみで出音でき、他の機器を要しないという利点がありますので、練習には十分です
 以下は、「6 バンブーフルート」の音、少しビブラートがかかっているのわかりますか?


②ヘッドホン端子から
 ヘッドホンが利用できます
 内臓スピーカーからの音は出なくなりますので、夜間練習には最適です
 また、ヘッドホンの代わりに3.5mmミニジャックケーブルをつなぎ、ラインに音を流すことも可能です
 宅録システムでの利用やアンプで音を聴いたりできるようになります
 また、エフェクターをお持ちならエレフエの音にリバーブなどのエフェクトをかけることも可能になります
 以下は「4 アルトサックス」ですが、前半は無加工、後半はリバーブをかけています
 (エレフエ→ミキサー→ミキサーの内臓リバーブ)
 リバーブをかけるだけでもかなりゴージャスな音に変身します


③ipadにワイヤレスmidiでつないで

 ipadやスマホのようにbluetoothの機能を持つ機材に接続できます
 ガレージバンドのようなソフトシンセを持つアプリと連携させることで膨大な音源を利用可能になります
 以下は、ガレージバンドのキーボード音源「Analog Sweep」の音です
 もともと軽くリバーブがかかっているので、無加工のままの音になります



④ハード音源にワイヤレスmidiでつないで
 ソフトシンセの台頭ですっかり影が薄くなってしまったハード音源
 しかし、「あの頃のあの音が欲しい」とか「使わなくなってしまった機材に生きる道を」とか思う方も少なくないのではないでしょうか(私は後者ですw)
 うちにも死蔵中のYAMAHA MU100Rというラック型の音源があり、「鳴らせるものなら鳴らしてみたい」とずっと思ってたんですが、ようやくその機会がやってきました
 26年前という化石のような機材のためワイヤレスmidiなど搭載されていませんが、接続の仕方については次回詳しく書いてみたいと思います
 以下は「Deep Choir」という混声合唱(のような)音になります


ちょっとまとめ
 小学校で初めてリコーダーを吹いて以来50年以上www
 その間全く縁のなかった楽器ですが、購入から1,2日で「#♭がない」「C~Cの1オクターブで収まる」曲ならふけるようになりました(笑)

 今はちょっとなら#も許容しつつ、2オクターブ内の曲も少し練習しています
 ギター伴奏で簡単なカラオケ作って「ボッチ合奏」するのもとても楽しいです


2023年6月6日火曜日

安いけど意外に便利、RCAミキサー

オーディオインターフェースの入力、
もう少し増えれば便利なんだけどなぁ・・
そう思ったことのある方へ!

ステレオRCAパッシブミキサー


Amazon価格2,599円
もともと、PCやAV機器のために2系統のスピーカーシステムを使用していたのでしたが、それを一本化して不要になったスピーカー(DVDシアター)を廃棄したい、というのがきっかけでした
手持ちのミキサーも余ってることだし、それを使うという手もあったんですが、それなりに場所も取るし見た目もいまひとつ・・
なんかいいものないかと探してて見つけたのがコイツでありますw

 ■■■■■■■■■■製品仕様■■■■■■■■■■

    入力インピーダンス:10KΩ~47KΩ
    出力インピーダンス:2.5KΩ~10KΩ
    ゲイン:-12dB MAX
    製品重量:0.32 kg
    製品サイズ:長さ83 mm x幅52 mm x高さ38 mm

4入力、1出力のステレオミキサー


4in1outをどう使ってるのかは下図を見ていただくとわかりやすい
(え?まだWii-U現役??ププッwwって思った人は見んでよろしい、賛否あるが名作ゲーム機であらせられる)

オーディオインターフェイス(UR44)の入力がもっと多ければ、今回のお買い物は不要だったんですが、図の機器をすべてUR44につなげてしまうと全ての入力を消費してしまうのでマイクなどが使えなくなってしまいます
そこで、このRCAミキサーで接続機器の音声をひとまとめにしてからUR44に入力してやろうという目論見であったわけですが、その目的は十分に果たしてくれました
それにしても、2,600円でオーディオインターフェイスの入力がステレオ4チャンネル分増えると考えれば、本記事タイトル「安いけど意外に便利」も納得いただけるのではないかと思うのです


単にゲーム機の音をスピーカーから出力したいだけなら
オーディオインターフェイスを経由しなくてもよかったのですが
音声録音の必要上、このような接続としています

電源不要のパッシブミキサー


電源不要というのは便利この上ないのですが、「音量の増幅はない」ことには注意が必要です
本体にあるボリュームつまみは「音を絞る」ことしかできません

ただ、私もよくわかってないのですが製品仕様の「ゲイン:-12dB MAX」というのがやや不明です
ボリュームマックスでも12dBの減衰・・とも読めるのですが、聴感上は「ボリュームマックスだとおおむね元の機器の出力音量程度」と感じます
なにぶん電気音痴なものですからあまりあてにはできませんが(笑)

いずれにせよ、「音は大きくならない」ことには十分ご注意ください
しかし、一つ便利なことは、音量の異なる複数の機器を接続したとき、このボリュームを使って音量の凸凹を「できるだけ均一に」できるということです

小さく目立たない83mm×52mm×38mm


いや、これはほんとにありがたい
家での設置状況は写真のとおりですが、省スペースかつ「さりげない」を実現できております(笑)


オマケ:HDMI出力から音声の分離


こんなものを使っていますが、「HDMI 音声分離」でネット検索すると、山のように出てきます
HDMI出力しかないゲーム機などから音声信号を分離するためには必須といえます
家のは安物ですけど、音質面では十分満足しています



2023年4月26日水曜日

ギターのお掃除グッズ「プラグレ」

う~ん、どこからどう見ても紛うことなき「塗装用刷毛」なのだが、
サウンドハウスで売っているのだから、きっとギター用品に違いない・・・はずw

ただ、久しぶりのギターネタなのじゃ!と言い張れるかは
かなりきわどいラインであることは自覚している

期限切れ間近となった600ポイントを救出し、
なおかつ、送料無料となる2000円をぎりぎり上回るには何を買えばよいかと
さんざんサウンドハウス内を捜索して見つけた逸品でありますが・・・

大塚刷毛製造株式会社「プラグレ」


間違いなく「塗装用刷毛」でありますが、見ようによっては「ミニほうき」なわけで、これをギターのお掃除に使っちゃおうという発想のもとサウンドハウスで販売しているものです
 ※当たり前ですが、「塗装用刷毛」として売っているネットショップもたくさんあります

サウンドハウスで取り扱っているのは、刷毛の幅が30mm、50mm、70mmの3種類で、3本の合計価格は2035円、送料無料ラインをギリ上回ります(笑)


「3本もいらんやろう!!」
まことにごもっともでございますが、まあ使い勝手を調べるため涙を呑んで人柱となった次第(嘘w)

さて、購入前に一番気になっていたのは刷毛の質感でした
妙にゴワゴワしてるとギターに傷がついてしまわないかとの懸念でありましたが、毛先の細さを見て安心できました


ほこりのたまりやすい場所


アコギでもエレキでも同じなのですが、弦を張った状態では「掃除しにくい=ほこりがたまりやすい」箇所があります
 ◆ギターヘッド
 ◆ブリッジとサウンドホールの間(エレキだとブリッジからPU周辺)

論より証拠、少々お目汚しですが数年お掃除をしていないとこうなってしまいます
【ヘッド】
ペグの存在もあってもともと掃除しにくいのですが、弦を張ったままだと掃除は困難を極めますw
もちろん、何か月かに一度でも弦を張り替えるのならこんなことにはならないのですが、うちの場合エリクサーをメインに使い始めてから減の交換頻度が激減しています
写真のギターの場合だと付箋に「18/8/3」とあるようにもう5年近く張りっぱなしなので、ほこりも相応にたまってしまいます

※別にケチって交換しないというのではないw
エリクサーは本当に音の劣化(特に巻き弦)が少ないのだ
某メーカーのように1か月で「もうヤダ!」ってことには
ならないのである、5年たってもだ

【ブリッジとサウンドホールの間】
これも定番な「汚れポイント」、弦があると本当に掃除しにくい


ってわけで「プラグレ」


別に特殊な使い方があるわけではなく、たまったほこりを刷毛で払い落とすだけです
若干気になることがあるとするなら
 ◆払い飛ばした細かいほこりが空中を漂いそうなこと
 ◆ブリッジ付近だと払い飛ばしたごみがサウンドホール内に入ってしまいそうなこと
でしょうか

要は、「はらったほこりの行き先に責任持てません」って話なんですが
気になるかならないかはきっと個人差あると思いますけど
私ですか???・・・・正直あまり気にならない(笑)

ヘッド部:そこそこきれいになりました

ブリッジ周辺:ブリッジの「厚み」にたまったごみは
弦を張ったままではやや取りづらいですが、
刷毛の毛先をぶつけるようにすれば取れなくはないです

3種類のうちどれがいい?


サウンドハウスで取り扱っている、刷毛幅30mm、50mm、70mmの3種類ですが
正直言って「これが一番いい!」って程の決め手はありませんw
中間的な50mmを買っとけば問題ないと思います

なお、プラグレは上記の通りサウンドハウスでなくてもAmazonやDIYのショップで購入可能ですが、R5.4.26現在不思議なことにサウンドハウスが一番安そうです


2023年4月20日木曜日

13年目の車検に思う「クルマの進化」

平成22年に新車購入した第三世代のトヨタプリウス
本日6回目の車検で乗り始めから丸13年が過ぎ、14年目に突入となりました
走行距離は11万キロとそれほど多くないということもありますが
これまでこれといった故障もなく「プリウス、ええクルマやぁ」と今でも思っています


しかしながら・・・
車検整備待ちで貸してもらった代車に乗りながらふと思った
「ワシ、浦島太郎かいな」



代車「カローラセダン」
私の世代の認識では「カローラ=国民的大衆車」なのでありまして(笑)
安くて気兼ねなく乗れるけど、超かっこいいわけでも最先端でもない、そんな車でありました
しかし、「代車カローラですから!」と言われて店の外を見ても、私の思う「カローラ」はそこにはなくw
案内された先にあったのは、ちょっとレクサスっぽい(言い過ぎw)1台の白いセダンでありました


低燃費&パワフル
プリウス購入時には最高燃費32.5km/リットルを(めっちゃ頑張って)たたき出したこともありましたが、さすがに13年たってみると、高速走行で25km/リットル、街乗りで20km/リットルがせいぜいといったところです
それも、エコ運転に相当注意しながら

しかし代車カローラの燃費計は23.5km/リットルを示しているではありませんか
代車ですからね、みなさん遠慮なくアクセル踏んでるはずなんですけど・・・

そして、そして、なんともパワフルであります
といっても貧乏性の私はプリウスのドライブモードを常に「エコ」にしてるので
ドライブモード「ノーマル」のカローラでことさらにパワーを感じたのかもしれません
でも考えてみれば(力強い)ノーマルモードでも低燃費というのがこれまたすごい
プリウスをノーマルモードにすると目に見えて燃費悪化するのに

え?何?勝手にハンドル動いてますけど
ステアリング周りの何やら面妖なボタン群
乗ってしばらくは放置していたのですが、やっぱり気になります


走りながらだと危ないかなーとは思いましたが、それを上回る好奇心w
後で調べてみると②は「運転支援系」の操作ボタンだそうですが
お店で一応の説明はしていただいたものの、初乗りかつ、初操作にもかかわらず、なんとなく動作開始
え~ナニコレ、なんか勝手にハンドルが動いてるんですけど~~~~~~~~

TVコマーシャルではよく見かけていましたが、
これは「レーダークルーズコントロール+レーントレーシングアシスト」というものらしい
「ワシ、浦島太郎かいな」と、そりゃ思いますがな

返却時に判明「お安くはないらしい」
実は代車はカローラの最上級グレードでありました
車両価格は300を少し下回るくらいだそうですが・・・乗り出し価格にすると300半ばから後半になりそう、けっしてお安くはない
「やっぱりね」と納得はしたのですが、同時に「これは買えんなあ」
カローラ=大衆車のイメージは跡形もなく崩れ去ったのでありましたw
そしてもちろん、玉手箱をあけたら白い煙とともにカローラが、なんてこともなかった

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13年間プリウス以外の車を知らなかった身にはとても新鮮かつ楽しい経験で
クルマに乗ってわくわくしたのも久しぶりのことでしたが、
車検を終えた愛車にこう語りかけたのでした

プリウスよ30万キロまで頑張ろうぜ!!


2023年4月13日木曜日

父の集めたコイン

昨年の夏、三十三回忌をすませた父が生前に集めたコイン
これがもう何もかも「ごちゃまぜ」で何がなんやらようわからん状態
実家で発見してからもう2年近くたつ今になってようやく整理が完了したのでした


217枚のコインを撮影


まずは撮影台の制作からw
木の端材にフェルトを張り付け、そこにL定規を固定します


そして、WEBカメラを撮影用に固定して準備完了です


こうしておくとコインの入れ替えで撮影台が移動してしまうことも防げるし
なにより全部のコインを同じ状態で撮影することができます
ライティングについてはいろいろと試してみましたが
コインが光りすぎたり影がきつく出たりとなかなかうまくいかず
結局天井のシーリングライトのみで撮ることになりました

国別、種類別に整理して収納


そこまでする価値が果たしてあるのだろうか???
と、整理している間ずっと頭から消えなかった疑問ではありましたが
「毒を食らわば皿まで!」って気合で、コイン用のアルバムまで購入して整理を敢行
 ・アメリカ硬貨:15
 ・イギリス硬貨:3
 ・インドネシア硬貨:25
 ・インド硬貨:1
 ・シンガポール硬貨:14
 ・タイ硬貨:19
 ・ドイツ硬貨:3
 ・パキスタン硬貨:11
 ・フィリピン硬貨:17
 ・中国硬貨:26
 ・日本の記念硬貨:23
 ・韓国硬貨:17
 ・香港硬貨:42
 ・不明:1
 ・合計:217枚        という結果になりました



ちょっと珍しいかも?なコイン


【明治3年発行・一圓銀貨】
「旧一圓銀貨」と呼ばれるもので、明治4年以降は「新一圓銀貨」と呼ばれます
状態が良ければ買取価格は2万円前後・・・(だったらいいなw)

【平成2年発行・議会開設百年5000円銀貨】
希少価値はないけど、なんといっても5000円硬貨なのでそれ以下ではないだろうと(笑)
銀の価値が少し上がってるので6000円くらいで買い取ってもらえるとの情報も・・・

【1905年発行・インド1ルピー銀貨】

イギリス統治時代インドの1ルピー貨幣です
2万円近くで販売されていた例もありますが、今現在の価値は不明・・

【1960年発行・香港1ドル白銅貨】
コイン商で25000円で売られていたり、オークションでは350円でも売れ残ってたりと、よくわからん硬貨ですが、淡い期待を込めて(笑)


まあ、整理するためのコインアルバムに2000円もかかってますから(笑)

最低でもそれ以上の価値があればいいかなと・・・