2019年12月30日月曜日

1年以上失敗し続けたWindowsアップデートがなぜか成功

パソコンというのは本当に不可解w

windows10proのアップデートにずっとずっと失敗し続けていたPCが
ひょうんなハズミで一気に1909に変身を遂げました
何が幸いしたのか、いま一つ不明なままですが、基本的には
 
「BDドライブのトレイを開閉しただけ」

なのでありますよ、ど~思います?皆様(笑)


失敗の道程


うちにあるパソコンのうちWindows10で稼働中のものは4台
全てwindows7からの無償アップデート組でありましたが
このうち3台は問題なく1709⇒1803⇒1809⇒1903⇒1909と更新できていたのでしたが
残り1台のみが失敗を繰り返しました

しかもこのパソコン、6年ほど前に製作したもので、どえらく古いというわけではありません
それなのに1803⇒1809に失敗し続けたので、ある日ついに1809をクリーンインストール
しかしその後1903の更新ができません
windows update の画面で、「インストール中」と画面まではたどり着き
進捗率40%程度までは行くのですが、この時点でブルースクリーンになると言うのが
これまで何度繰り返したかわからない失敗パターンでした

windows10アップデートの失敗原因はいくつかネットでも情報があります

◇ハードディスクの容量不足
  ⇒とりあえず100GB程度は空きがあるので問題なし

◇メモリアクセスの異常
  ⇒なんども抜き差し確認して、問題なし

◇古い周辺機器関連のドライバ
  ⇒全ての周辺機材を取り外して何度もアップデートを試したけど全て失敗
  ⇒思いつく限りのドライバを最新にして試すもやはり失敗

◇SDカードやUSB目盛りなどのリムーバムルメディアを挿入してると上手くいかない
  ⇒何もさしていませんw

◇DVDドライブに何か入ってると失敗することがある
  ⇒何も入れてないはず

◇更新内容が大量すぎると構成に失敗することがある
  ⇒そんなこと言われても・・・

もうワタシの頭の中は????でいっぱいでありました(笑)


アップデートしないで放置しておく選択は?


ワタシとしてはアリな選択です、と言うかそのようにしておりました
自動で更新もしない設定にしていたのでしたが
何かのきっかけで更新が始まってしまい、そしてブルースクリーンを繰り返します
再度自動更新をしないように設定しようと思っても
今度は、それさえも拒否(^0^;)
「1909が最新なので、それに更新するまでは更新の停止はできません」
みたいなメッセージが出てるw

予期せぬタイミングでブルースクリーンになるのは、あまりにも困るので
「もう一度ネット情報を調べてみよう」と思い立ったのですが
そこで見つけたのがwindows update ではなく、更新ファイルを直接ダウンロードするというもの
 
「今すぐアップデート」を選択後にダウンローダーを保存
これを実行し、あとは指示に従うのみ

これで上手くいったとの情報もありましたので早速トライすると
なんと1803から1909への飛び級更新が可能な模様です
今までは1903への更新が失敗してたのですが、1909なら上手くいくかも・・・・

しかしこれもアップデートが12%程度のところで失敗!


で、どうした?


そこで思い出したのがリムーバブルメディアが入ってると上手くいかないことも・・・と言う話
SDカードなどは見ただけでわかるんですが
BDドライブに何か入ってたりしないか???????
で、開閉ボタンを押してみましたが、超久しぶりな開閉でなのか、
なかなかトレイが出てきません

何度か押してるとようやく開いてくれましたが
案の定、中には何も入っておらず・・・・

しかしダメ元で、上記の「更新ファイルを直接ダウンロード」を再度試してみると
なんだか上手く進みます・・・そしてついに夢に見た100%!!(笑)
ただし、更新後にwindowsが立ち上がってから一度フリーズ
その後、強制的に再起動させると無事に起動完了しました
windowsのバージョンはめでたく1909となっています

まあ、なんとなくまだ物の怪が潜んでいるような気もしますが
今のところまともに動いております
結局、BDドライブの開閉だけで、1年以上失敗を繰り返したアップデートが成功
と言う話になるわけですが・・・・・本当に不可解であります

多分、何の参考にもならんとは思いますが

取り急ぎご報告まで(笑)


2019年12月26日木曜日

GODIN ナイロンギターの弦切れ

いつも使ってるGODINのナイロンギター、GODIN ACS SA SLIMとGODIN Multiac Nylon SA

ナイロン弦の張り替えは、結構めんどくさいので、基本切れるまで使うのですが(笑)
先日GODIN ACS SA SLIMを弾いてるときに突然切れました
びっくりしたのはもちろんですが、よく見るとサドルの位置で切れてます
そういえば・・・
これまでGODINのナイロンギターで弦が切れたのって全部この位置だったよねえw

GODIN ACS SA SLIM

しかし、考えてみれば当たり前なのかも
GODINナイロン(SAシリーズ)のサドルは、
ギターシンセサイザーに各弦の音を個別に送信するため、弦ごとに独立した金属製となってます
早い話、この金属製のサドルが弦の切断に一役買っているようで、
サドルの鋭利さや、調弦に伴うわずかな摩擦がその原因のように思えます
そう考えると、切れる弦が決まって4~6の巻き弦であるというのも、妙に納得できます

金属製の独立サドル

ちなみに張り替えから切断までの期間は、使用頻度の高いギターで1年弱くらいです
しかし、弦を緩めずに放置した場合でも1~2年で切れてしまいます
このギターの場合、突然の弦切れに見舞われないためには
半年ごとに弦交換するのが安全策のようです

まあ、音は半年以内に必ず劣化しますから、
私のようにずぼらでなければ、半年に1回くらいは弦交換すると思われます

よって今日の記事のような事態は皆様には訪れないでしょうけど(笑)
まあ、ご参考まで・・・ということで!

2019年12月20日金曜日

エレアコPU交換 Fishman Presys Blend

実はまだ紹介できていないが、新しいギターを仕入れた
その件については日を改めてご紹介したいと思うのですが、
わけあってそのギターのPUシステム交換に踏み切りました

元々のPUシステム Fishman Classic 4


ギターについていたのはFishman Classic 4というPUシステムでした
これがなぜに問題だったかというと、超盛大なハムノイズです
ま、うちには効果絶大なハムノイズ撃退装置があるので、
それを使えば大丈夫っちゃ大丈夫なんですが、過去に経験無いほどのノイズレベルで
完全に消し去ることが難しいほどのノイズ

ハムノイズはPCや電子レンジ、エアコンなど家庭の電波発生源が原因なことも多いですが
今回はどれを消しても治まる気配が無く、PUそのものが問題とあたりをつけました

そもそもですが、
経験上、アンダーサドルピエゾというのはハムノイズを発する可能性が極めて高いです
素子の劣化によるものなのか、シールド処理の不良なのか、そのあたりは不明ですが
新品にせよ数年経過したものにせよ、「出るときは出る」w
そして、ハムノイズを発するピエゾPUは、通常「何をしてもダメ」なのであります

しかし、今回の場合、そう簡単にはあきらめられません
それは、このギターの生音が「素晴らしい」からに他なりません
3万円で買った中古ギターなんですが、うちにある他のギターがかすむくらいの生音です
なんとかエレアコとしても万全の状態にしたいと思うのが人情というものです



新PUシステム Fishman Presys Blend


ギター本体の加工を最小限にとどめたいと言うことで
確信はありませんでしたが同じFishmanを選んでみようかと(笑)
なかでも手に入りやすい「Presys Blend」を選択

といっても・・・実際に購入したのはFishmanとは名ばかりのいわゆるパチモンですw
しかしレビューもそこそこですし、なんと言っても1900円は安い!!
万が一ダメでもギリギリあきらめられそうなお値段です
そして、コンデンサーマイクとのブレンド機能もある・・・ブラボーです


amazonの画像にはFishmanの印字はありませんが
届いてみるとちゃんとFishmanと書かれています
ちまたでは無刻印でもFishmanのOEMだと言う説もありますけど
でももう、聞ける音なのであればそんなことはどうでもよいかもですなw

ただし、注意事項がひとつ!
このパチモンPresysBlendにはギターに穴を開けるためのテンプレートが付属しません
なので、自分でプリアンプ部の大きさを測り、ボディ側面に罫描きしなければなりません
今回は元々穴のあるギターでしたので、
削って⇒はめ込んで大きさ確認、を繰り返して大きさを合わせこみましたが
それでもテンプレが欲しいと思いました
本物のPresysBlendに対してパチモンの大きなハンデです

Classic4と比較してみましたが、まあ見た感じはほぼ同じくらいのサイズです


Presysy Blendの裏側にコンデンサーマイクが見えます(写真では見にくいですが)



インストール準備


届いてすぐにPresys Blend単体でノイズチェックです
電池だけ入れてラインシステムにつなぎ、ハムノイズの有無を確認します
これをしとかないと、大汗かいてギターを加工してインストールしても何にもなりません

幸いにもノイズは極小でしたのでトンカチ開始です


インストール作業


【1.古いPUを取り外す】

これはそんなにハードル高くありません
 ・弦を外す
 ・エンドピンジャックを外す
 ・サドル下からピエゾ素子を外す
 ・プリアンプを外す
弦を外すとき、新品弦とかで交換がもったいないときはこんな風にすると大丈夫です



【2.新PUのプリアンプ部の取り付け】

いくら「似たような大きさ」とはいえ、いくらかは異なります
しかし、元から大きな穴が空いているのはやはり随分作業が楽です
今回の場合は旧PUに比べて新PUがわずかに大きく
写真の上下方向に3mm程度、横方向に2mm程度広げるだけで良かったので
糸鋸は使わず、やすりで削り取りました
ただ、穴の大きさがあまり大きく違わなかったので、
新しいねじ穴の位置が元の位置から微妙にずれる程度の位置関係になり
新たにねじ止めをすると、割れたり欠けたりすることが心配でしたが
もうそこは「なるようになれ!」って割り切りでやっちゃいました
このあたりは安物ギターの特権、と言えるかもしれませんね(笑)


【3.エンドピンジャックの取り付け】

エンドピン位置にジャックを取り付けます
自分のように腕が太い人は、手でエンドピン位置まではめ込むのは不可能ですから
割り箸などでギターの外側から内部のエンドピンジャックを「迎えに行く」のがセオリーです

また、重要なのはエンドピンジャック先端のギターの外への飛び出し長です
これが長すぎるとギターへの固定がぐらぐらになりますし
短すぎるとシールドが上手く刺さらないこともあります
旧のエンドピンジャックから適量な飛び出し長をまねるのも一手ですが
なかなか一発では決まらないので、何度か試行錯誤が必要になります

【4.ピエゾ素子の取り付け】

まあ、ギターへの穴開けを除けば、最難関と言っても良いかもです
ただ、今回の場合は元々アンダーサドルピエゾ取り付け用の穴も空いてますし
そう、たいした話ではありませんでしたが
元々アンダーサドルピエゾの入っていなかったギターでは
サドル溝への穴開けや、素子の厚さ分だけサドルを削らないといけないなど
かなりな手間となります

それでもギター内部からサドル溝に開けた小さな穴にピエゾ素子を通すのは、なかなか大変
見当だけで通すのはかなり難しいので
ギターの外側からピエゾ用の穴を通して何かを差し込み
穴の位置を明確に手に伝えてあげるのがいいと思います
今回は古いナイロン弦の切れっ端を使いました
昔は、このとき「糸」をギター外側から穴に差し込み、
その糸とピエゾ素子の先端を瞬間接着剤でくっつけ、
糸を慎重にたぐり寄せることで、素子を穴からつり上げるようにしたりもしましたが
最近はもうめんどくさくてw

この作業で最も大事なのは、素子をサドルの溝に十分馴染ませることです
サドルを使ってギュッ!ギュッ!と押し込み
特に穴から出てきてすぐのところできれいに直角に折り曲げる
そうして、サドル、ピエゾ素子、サドル溝が十分密着するようにすることが重要です
そうしないと、ラインの音よりも生音がぼやけるなどの惨事を招くことがあります

【5.内部配線のまとめ】

ギターを動かすと内部配線がゴソゴソ言う事態を避けるため、内部配線を固定します
今回の場合は、元々の配線ブラケットが使えたので再利用しました


お道具紹介


まずは人力道具編ですw
 ・キリ
 ・やすり(穴の拡張用)
 ・ノギス
 ・ペンチ(エンドピンジャックの締め付け用、実はつりで使う「針外し用ペンチ」です)
 ・緑の線(エンドピンジャックをギターの外からお迎えする)
 ・古いナイロン弦(ピエゾ素子の穴通し用)
 ・ドライバー


次に電動編
 ・電動ドリル(ねじ穴を開けるため)
 ・掃除機(ギター内のゴミを吸い取る、ある意味必需品)






結果をご披露


取り付け前のテストではノイズはほぼゼロでしたが
取り付けが終わって試してみるとわずかにハムノイズが乗りました
しかし、60Hz以下をばっさり落としてやると、ほぼ解消したので十分実用レベルです

さて、ライン録音の結果は動画のとおりですが
「なんだ、エフェクトまみれでよくわからんわ」なんてことはおっしゃらないで!w
ラインを素の音で使う人なんてまずいないでしょうし・・・これで良いのです

私には十分以上に使える音に聞こえます
若干のピエゾ臭さは仕方ないですが、マイクを少しブレンドしてやるとかなりましになります
ただ、プリアンプ部のEQはかなり効きが弱いので
好みの音に仕上げるには別途EQを使った方が良いかもしれません
それにしても1900円ですよ・・・・全くもって中華パワー恐るべし!!!



PUの換装でライン音は十分なレベルになりました
 
しかしこのギターの本領は
 
安物とはとても思えない「生音」であります
 
ギター紹介とともに近々記事にしてみたいと思います



2019年12月14日土曜日

今年もやってきた、Elixir3セットパック販売

去年より数日遅くなりましたが
毎年恒例、Elixir2+1ボーナスパック販売がはじまりました
先週からずっと目を光らせておりましたがw
ようやく今週になって(多分月曜日2019.12.9くらいからかな)検索でヒットしはじめました
 ・フォスファーブロンズ:#16545
 ・ブロンズ:#16539
例年通りですがフォスファーブロンズもブロンズもライトゲージ(012ゲージ)のみです
数年に一度くらいは他のゲージのボーナスパックも期待したいですが
今年に関してはちょっと嬉しいサプライズもあったり(笑)


価格


概ね例年通りという感じでしょうか
 ・フォスファーブロンズ#16545:4100円前後
 ・ブロンズ#16539:3700円前後
最近はポイント還元の関係もあって表示価格だけで最安値を探すのが難しいですが
私はChuyaOnlineで購入、安さもありますけど、
ファイクをつかまないようにって部分もあって、ある程度知名度のあるネットショップを選びました


去年も書きましたが、春頃まで在庫があったりすると価格は多少下がります
ですが確実な入手を重視するなら、早めの購入がお勧めです
現在の価格でもポイント還元を含めれば、
フォスファーブロンズで1セット1100円強、ブロンズで1000円強ですから
通常価格を思うと十分お得ですね
ただ、還元率によってかなり値幅は変動しますので、割の良いショップを探してください


サプラ~~イズ!


パッケージですでにお気づきでしょうが、「蓄光ピック付き」です
ピックをよう使わん私のような人にも妙に嬉しいサプライズw

でもよく考えるとエリクサー側の思惑も・・・
ユーザーサービスとか新規ユーザー開拓と言った部分ももちろんあるでしょうけど
近年、世にはびこる「偽物エリクサー」
その対策と言うことも十分に考えられそうです

「俺の腕をなめんなよ~!」(byフェイク製作者)

まあ、そういう気概のある業者様もいらっしゃるでしょうから、どこまで有効かはわかりませんが
偽物製作のコストが多少上昇するのは間違いないので
利幅が減ることでフェイクの製作意欲が減ることを、せつに期待いたします


さてこの、蓄光ピック
確かに、かすかに、ほのかに、わずかに暗闇で光を発します
これで、暗いステージでピックを落としてももう大丈夫!
・・・・と、ステージに立たない人でもなぜかステージ気分にさせるアイテム(笑)
しかも私、ピック使えんのにw

フェイク対策


上記の通り、ピック付きというのもエリクサーなりのフェイク対策と考えられますし
今年に限ってはフェイクをつかんでしまう可能性はかなり低いと思われますが
最近のフェイク技術は侮れない(笑)
いつピック付きのフェイクが現れても不思議ではありません

ただ、そうはいっても完全に回避する方法というのもありませんから
私的な回避策は以下のとおりです
 ・有名楽器店での店頭購入(フェイク品の特徴がわかってる場合はかなり有効)
 ・ネット購入の場合は、できるだけ著名な楽器専門ショップで
  少なくとも雑貨ショップなど専門外のショップでの購入は控える
 ・amazonはさける(笑)
  同じエリクサーの#16545であってもどこのショップのブツが送られてくるかわからない
  ショップ名が明記されてる場合もあるが・・・君子危うきに近寄らずw
  amazon大好きな私でも躊躇いたします






昨年ご紹介した「激安エリクサー弦」のように
わかりやすい偽物の証でも判明すれば、回避しやすいんですけど・・・・
とはいえ、ネット購入だと手元に届くまでわからないので、私も買っちゃいましたけど(爆)
さて、下の写真、どこがフェイクの証か、わかりますでしょうか?


2019年12月8日日曜日

SONY CD900ST 断線&修理

なんだか左の音声が変だとは感じてましたが
突然、右からしか音が聞こえなくなってしまいました
使い始めて約5年での故障が、早すぎるのか否かはちょっとわかりませんが
買い換えはちょっともったいないし
なにより、この音に慣れすぎていて、別のヘッドフォンではなんとも落ち着かない
躊躇も逡巡もなく・・・修理決定!!


ハンダ下手?う~ん、確かに!!しかし背に腹は代えられん

原因


ヘッドセット内部の断線、もしくはドライバユニットの故障だと
不器用なワタシには手も足も出ません
しかし、ちょっと前からプラグの差し込みを少し動かすと異音が混じるのはわかっていたので
プラグ内断線が一番のターゲットです

そこで、プラグカバーを外してみると・・・案の定、白線が断線してます


つなぎ直すという選択も、もちろんあるんですが
このプラグの構造はワタシの知るステレオプラグのそれとは、何か少し違うので
上手くつなぎ直せるか自信が無いですし
以前からヘッドホンジャックとの接触が今ひとつだと感じていたこともあり
この際プラグごと交換することにしました


プラグ購入


購入したのは、この二つ、もちろんこよなく愛するサウンドハウスから(笑)

CLASSIC PRO P35S
 
CLASSIC PRO ASN221S

2つで220円、安い!!
ですが決め手は、お値段よりも「いつも使ってるから」って部分
パーツとしてははじめて使うけど、いつも使ってるケーブルの端子がこれなので
安心感絶大です(音の善し悪しはよくわかりませんが)

それに見た目も何か格好ええし、金メッキやしw


断線修理


まずは断線したプラグ部分をぶった切り
ケーブルの中から3本の細いケーブルを取り出します

白:左音声  赤:右音声  黒:アース

さて、あとはプラグにハンダ付けするだけなんだけど
上の写真のような「皮むき」状態にするのが、ほんとにめんどくさい
しかし今回は強力な助っ人「ワイヤーストリッパー」がごじゃるw
もう何年も前に買ってあったんですが、ようやく出番がめぐってきました


はじめて使うので、別のコードで練習してから・・・
赤白黒の3本まとめて一気に皮むき~~~!!!、あっさり成功!!これってすごい
いつもハサミでクルクルしながら銅線まで切らないようにおそるおそるやってたのが
一握りで完了です、これほんとにすごい

そしてハンダ作業!!、超々不得意!!!

プラグにハンダ付けする前に配線にハンダをのせておくと
細い銅線がばらけなくてちょっと助かります



プラグへのハンダ付け作業は20分ほどで終了
慣れた人なら5分くらいだろうか・・・・さすがのぶきっちょw
仕上がりの詳細は、恥ずかしくてお見せできませんが、まあ写真のとおりです
このクラッシックプロのプラグの場合だと、以下のようにつなぎます
 白:左音声を短極(TIP)に
 赤:右音声を長極(RING)に
 黒:アースをスリーブに

そして、とっても大事なのは、ハンダのまえに、プラグカバー等をケーブルに通しておくこと!!
これを忘れると泣く泣くハンダをやり直すという「お約束の失敗」につながります
今回、ハンダ前にケーブルに通しておいたのは
 ・プラグカバー(プラグに付属)
 ・保護チューブ(プラグに付属)
 ・熱収縮チューブ(手持ちのものを使用)
熱収縮チューブは不要と言えば不要なんですが、
カバーの回転とともに配線に妙な力が加わらないようにという考えからでした
でも、おかげで保護チューブがきつきつになってしまいましたが(笑)

ちなみに、プラグカバーの最小径は、CD900STのコード径に対してかなりきつめです
でも逆に言えばドンピシャ!CD900STのためのプラグだよ~ってくらいの収まりになります

ハンダ付けが無事に済めばケーブルをかしめて、作業の大部分は終わりですが
かしめる前に一応ちゃんと聞こえるかテストしておきましょう



とりあえず、なんちゃってではありますが、完成!

音が良くなった~!とは思いませんけど、ちゃんと音は出てます(笑)
耳に馴染んだ、しあわせな音です




さてと・・・


不器用の自覚ゆえ、失敗も想定してたくさん仕入れたプラグ
幸か不幸か一発でちゃん?とできてしまったので、余っちゃいましたが
いつか役に立つかも・・・無いかも(笑)


最後に、作業するにあたり「あって良かったもの」をご紹介

【ヘッドルーペ】

もう、年寄りには必需品です
これがないと手探り状態、そしてハンダ作業の手探り状態はとっても危険(笑)
両手が使えるヘッドルーペが最適です


【バイス】

どんなものでも良いですが、材料保持用に便利です
今回のプラグのような軽いものなら黄色のような簡単なもの(実は百均商品w)でもOKです


【ピンセット】

なんせ線も細いし穴も小さい・・・指がぶっといワタシには必需品です



2019年12月2日月曜日

ヘッドフォンアンプ AUDIO-TECHNICA HA-60

BOSS RC-10Rのせいで・・・・なんということでしょう
とはいえBOSS RC-10Rの名誉のために一応申し上げておきますが、
とても楽しいマシンで、いまだに気持ちよく遊ばせていただいております

若干の音量低下を回復するために興味がわいた「ヘッドフォンアンプ」という機材ですが
なんだかその目的よりも、ヘッドホンアンプ自体に興味が移ったような気もしてきましたw
危険な兆候です(笑)

しかし、そもそも高級な耳ではないし、
使ってるヘッドフォンもSONY CD900STという定番モニターヘッドフォンなので
音質向上という部分にそれほど期待しているわけではありません

AUDIO-TECHNICA HA-60


HA-65同様、業務用(店頭でのヘッドフォン視聴等)のために発売されたもののようです


【製品概要】
  ● ヘッドホンが最大5台まで接続可能。
   各チャンネル1000mW+1000mWの高出力ステレオヘッドホンアンプ。
  ● フロントボリュームで各ヘッドホンの音量が独立調整可能。
  ● 入力はバランスとアンバランスのアナログ2系統、デジタル1系統の計3系統。
   それぞれの入力はフロントパネルで選択可能。
  ● アンバランス入力、光入力(角形光端子)をそのまま出力するダイレクト出力端子を装備。
  ● バランス入力をアンバランスに変換するモニター出力を装備。
  ● デジタル入出力は24bit、32/44.1/48kHzの各サンプリング周波数に対応。
  ● 低インピーダンス駆動によりダンピングの効いたキレのよい音を再現。
  ● 本機のカスケード接続により同時に使用するヘッドホンの数を増やすことが可能。

【主な仕様】
  ● 入力:アナログアンバランス、アナログバランス、S/PDIF準拠光デジタル入力
  ● 入力レベル/インピーダンス:アナログアンバランス −10dBV/30kΩ
             アナログバランス +4dBu/20kΩ(0dBu=0.775V RMS)
  ● 推奨負荷インピーダンス :32Ω
  ● 対応サンプリング周波数 :32kHz、44.1kHz、48kHz
  ● 対応量子化ビット数 :24bit
  ● 周波数特性 :20〜20kHz −3dB(100mW出力時、32Ω負荷)
  ● SN比:99dB以上(デジタル入力最大出力時、JIS-A)
  ● 最大出力:1000mW×ステレオ5チャンネル(1kHz、10%T.H.D、32Ω負荷)
  ● 全高調波歪率 :0.05%以下(1kHz、100mW出力時、32Ω負荷)
  ● 出力インピーダンス :1Ω以下
  ● 電源:AC100V、50/60Hz
  ● 消費電力 :15W(アイドリング時)25W(ステレオ5チャンネル、最大出力時)
  ● 入力端子:LINE1入力(アンバランス)RCAピンジャック
     デジタル入力 角形光ジャック
     LINE2入力(バランス) XLRタイプ3ピンメス
  ● 出力端子:LINE1ダイレクト出力(アンバランス)RCAピンジャック
     デジタル出力 角形光ジャック
     LINE2出力(アンバランス)RCAピンジャック
     ヘッドホン出力φ6.3標準ステレオジャック
  ● 外形寸法(突起部除く): H66×W210×D240mm
  ● 質量 :約2.4kg(本体のみ)
  ● 付属品 :電源コード(2.0m)

興味をひいたポイント


なんと言っても、背面パネル(写真下)の⑤にあるバランス入力です
そして同じく背面パネル①のRCA入力との切り替えが可能なことが魅力でした

HA-60が届いたあとで、バランス入力用のケーブルを持ってないことに気づいたのはまあご愛敬w
そのうち、入手して試してみようと思います


使用感など


特にHA-65と変わったこともなく、わかりやすく使いやすいのですが・・・
とにかくデカイ!
前面パネルの大きさはHA-65と同じくらいなんですが、奥行きが倍近いです
HA-65にはないバランス入力のせいなのかもしれませんが
ちょっと置き場を選んでしまうのは、マイナスポイントです
っていっても、最初からわかってたことなんですけどね~~(笑)

音質


まあ、とりあえずはHA-65同様に着色のない感じといえます
カタログ上はHA-65の300mw出力に対してHA-60は1000mw出力なので
もっと大音量化できるのかと思いましたが、実際は少し出力アップしたかなという感じです
自分の用途としては十二分なので問題はないです

 
さて、BOSS RC-10Rに端を発したこの騒動も
これでなんとか収束しそうです
しかし、それはBOSS RC-10Rに罪はなく
こんな光景に萌えてしまう私の嗜好が根っこにあるのは
言うまでもありませんw