2025年12月16日火曜日

断捨離の道、24歩目

 さて今回も3品!、マイク&コンプレッサーです

AspenPittmanDesigns DT1 DualTop


グリル着脱式のコンデンサー型ハンドマイクです
黒いグリルを付ければ、ボーカル用、はずせば楽器用みたいな使い方ができるとてもユニークなマイクです
私自身は良い音と思うのですが、ネットでは「セルフノイズが大きめ」といった評価もあるようです
ただ、これについては、「データシート以上に感度が高い」というのも一因ではないかと私は思っており、要は想定以上に高感度なためデータシートの値を信じるとゲインが過大になってしまい、そのせいでセルノイズが大きめだと感じてしまうのではないかと・・私感ですけどww
基本的にはとても良いマイクです!!


FMR Audio RNC1773(E)


もう本当に自然でソフトな効き具合のコンプレッサーです
買った当初は喜んで使っていたのですが、ちょうどそのころプラグインや機材内蔵のコンプの存在を知ってしまい、徐々にそれらの使用頻度が高くなって、使用期間はほんのわずかだったという不憫な子です
出品前のテストでも「やっぱりええなあ~」と出品にためらいもあったのですが、泣く泣くの放出となりました


sE Electronics sE2200 シングルパターン


私思うのですが、sEに対する世間の評価って低すぎるのではないかと・・w
完全なフラットというわけではありませんが、くっきりとした音像、PADやHPFスイッチによる使い勝手の良さ、スタイリッシュな外観ながら中古市場ではあまり評価されていない気がしてなりません
特にソロギターとの相性はよく、私自身はものすごく気に入ってたマイクなんですが、いつものごとく「使うのがもったいない」と温存しすぎ、大事にされすぎたマイクとなってしまいました



これまでの成果


まだまだ道半ば・・・これからもがんばらねば!!!





2025年12月14日日曜日

ZOOM Q8 修理完了!!

1月くらい前からタッチパネルの応答が怪しくなり、半月前にとうとう無反応となってしまったZOOM Q8
タッチ操作以外は何の不調もないので、ナンクルナイサ~と思ってたが、これが意外にそうでもない
特に録画ファイルをPCに保存する際などはタッチ操作が必須で、これはもう捨てるか、不良品としてヤフオク処分するかしかないとあきらめかけたが、ダメもとで修理はできないものかとネット検索すると・・・あったわw

ZOOM アフターサービス


いやいや、ZOOM様、素晴らしいです


ここには3つのサービスコースがあります
 ①宅配メンテナンスサービス
 ②着払い発送
 ③CSセンター持ち込み予約
それぞれの内容については、「サービス内容を確認」クリックで参照できますが、私は最も手間がかからなそうな①を選択、そして
 ・2025/12/01 オンラインにて修理依頼
 ・2025/12/04 自宅クにてクロネコヤマトが回収
 ・2025/12/08 修理見積の連絡
 ・2025/12/12 修理品の到着&代引きで支払い
なんとスムーズな!!!!

もちろん故障の内容、修理の難易等々ですべてのケースでこのような日程になるとは思いませんし、何でもかんでも修理可能というわけでもないでしょう
今回のケースは幸運であったのかもしれませんが、このところヤフオクの出品に際して動作テスト動画を撮ることが多く、本当に助かりました

ZOOM Q8修理完了!


一応「修理」とは書きましたが、実は今回の修理はなんと・・・・新品交換での対応をしていただきました
修理見積のメールには確かに「交換対応」と書かれていたので、てっきり液晶パネルの交換かと思っていましたが、箱も付属品(電池は除く)も、もちろんQ8本体もまっさらになって戻ってきたのには正直驚きました
そして、なんとなんと代引きで支払った修理代金は・・(ドコ🥁ドコ🥁ドゴ🥁)・・税込13,200円、しかも往復の送料はZOOM負担という、もう足を向けて寝られませんww
まさに神対応いえ、ZOOM神でございます!!
もともと、現在レコーダーやオーディオI/Fなど12台を所有するほどZOOM大好きな私でしたが、愛は信仰へと昇華いたしました

それにしても、まさか10年前に発売されたQ8の新品が手に入るなんて思いもしませんでしたし、ZOOMにQ8の新品ストックがあったことにも驚きました
そして今「修理依頼してよかった!!」と心底思っています


さて、2015年発売のZOOM Q8ですが、2021年には後継となるZOOM Q8n-4kが発売されたことで、もはや「一世代前の10年選手」であります
たしかに一般的には時代遅れ機材かもしれませんが、私自身はQ8n-4kにことさら魅力を感じられず、Q8を使い続けています
現在、2台を愛用中ですが2台目の購入はQ8n-4k発売の後だったことからも、私の「Q8愛」はなかなかのものと自負しておりますw
 ※ただ、今回の修理品はその2台目だったわけですが・・・

そもそも、Q8の音質に関しては私の中では及第点以上!、マイク・ラインともに十分使えるので、さらなる高音質の必要はあまりありません
 ※Q8が32bitフロートだったらなあとありえない夢想をすることはありますが(笑)

画質に関しては否定的な意見も多いのは確かです
しかし、Q8は「録画もできるオーディオレコーダー」なのであって、けっして画質にこだわったビデオカメラではありません
そりゃあ、画質が良いに越したことはないですが、Q8に高性能の画像処理エンジンや絞り設定や光学ズームや手振れ補正が付いたら4万円で買えるはずないのです
むしろ、そうした部分を犠牲にしてでも「安価で高音質なオーディオレコーダー(録画もできますが・なにか?)」という商品コンセプトを確立させたそのバランス感覚に拍手を送りたい
そして(今回の修理対応でおべんちゃらいうわけではないが)、この録画もできるオーディオレコーダーという割とニッチな商品の開発・販売(ZOOM Qシリーズ)を続けるZOOMには敬意すら覚える
 ※昔(ZOOM Q4時代)はSONY HDR-MV1という好敵手がいたのだが・・・・

ただまあ、後継のQ8n-4kにそうした画質向上を期待しなかったと言えばウソになりますが、ものごと割り切りも肝要です(笑)
用途次第ではこれほど優秀なレコーダーはありません
最新の32bitフロート機、ZOOM H6studioやM4も持ってますが、宅録であっても音だけというのもちょっと寂しい、そこそこ画質で良いから動画もあったらなあと、そんな需要にQ8はピッタリ、なのでどうしてもQ8の出番のほうが増えてきます

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もちろんこれからもQ8には活躍してもらうつもりですが、1台目のQ8は発売直後に購入したので10年以上が経過します
今のところ多少電池がへたった程度で何の不調もありませんが、まだ数年は元気でいてほしいと願うばかりです

注)中古購入品の場合は、修理対応不可な場合もあるようですのでご注意を!



2025年12月13日土曜日

断捨離の道、23歩目

 今回は3点、オークションに個人で出品するなら毎回3点くらいのほうがいろいろと楽でいいなと、思っている

ZOOM A3


ソロギターでは本当にお世話になったZOOM A3
気に入りすぎて2台も購入したのだけど、この1台が最後となった
PUの音を好みのギターの音にモデリングする「アコースティック・リモデリング機能」というギミックに心奪われたのが購入動機だったが、使ってるうちにそのことよりも「マイクとPUの二系統入力が可能なお手軽プリアンプ」という立ち位置が私の中では確定し、単純に「プリアンプ+エフェクター」として重宝していた
操作系がわかりにくいという欠点はあったが、ZOOMの名作機材の一つだと思う


 sE Electronics  DM1 Dynamite


インラインマイクプリアンプ
低感度のダイナミックマイクに+28dBできるというのものだが、私としてはファンタムを通すと壊れてしまうパッシブリボンマイクの安全装置としての意味が大きかった
とはいえ、非力なマイクプリしかない環境での+28dBはかなり大きなメリットで、その用途でも重宝したのは間違いない
ダイナマイトを模した容器?もなかなか洒落ていてよかった


 Behringer C-2


なかなかよくできたペンシル型のコンデンサーマイク
購入したころは5千円台だったように思うが、それでステレオペアという驚異的なコスパ
しかもそこそこ使える音が録れて、「こんなお値段でいいのかしら?」と思わずにはいられないw
ステレオにこだわらず1本でも十分によい音だったので、私としてはステレオというより「予備が一本ある」って感覚だった



これまでの成果


特に感想は・・・ない(笑)



2025年12月12日金曜日

Windows11 25H2のセキュリティ更新でOutlookが・・

 ある意味「恥を忍んで・・」ということでもありますが

昨夜【2025.12.11 8:00pmごろ】から、突然Outlook(Microsoft Officeのメールソフト)が送受信不能となりました
これまでも、メールサーバー側の「事件w」により似た状況になったことがあったので、メールサーバーの管理者にも連絡し、一緒にあれこれ試行してみたのですが、結局のところ

Outlookの暗号化を「SSL/TLS」とすることで解決

することができました

もともとOutlookにおいては「SSL/TLS」の暗号化がデフォルトであったようなのですが、昨夜まではSSL/TLSを使用しなくても送受信ができていたので、放置していたのが原因だったようです・・・無知って怖い(笑)

2025.12.10頃でしたか、WindowsUpdateの通知に従いセキュリティ更新を実行し、これによってOutlookの暗号化がSSL/TLSに強制されることになったのかもしれませんが、正確なところはよくわかりません(^_^;)

私自身の反省とOutlookユーザーで同様の症状にお困りの方のため、OutlookのPOP設定を示しておきます
また、あわせてメールサーバーは無罪であったにもかかわらず親身になって試行を手伝ってくれたサーバー管理者様に心からの感謝を!!!!


受信設定

送信設定


2025年12月9日火曜日

今年も始まりましたELIXIR 3セットパック販売

毎年12月10日前後に始まる、「ELIXIR 3セットパック販売」
今年も無事に始まりましたww
コロナのころは販売休止したものの、2,3年前から復活した3セットパック
この時期の楽しみの一つなので、これからも毎年やってほしいものです

とはいえ、私は断捨離中だし、過剰な弦ストックを抱える身でもあるしで、一応自重するつもりです(笑)ええ、ハガネの自制心で自重するつもりです


現時点で確認できている今年のラインナップは以下の4つです
  ・フォスファーブロンズライト(12-53)
  ・フォスファーブロンズカスタムライト(11-52)
  ・80/20ブロンズライト(12-53)
  ・80/20ブロンズカスタムライト(11-52)

お値段はショップによりさまざまです
コロナ前の3セットパックに比べると少々お高くなりましたが、ぜひ格安価格を見つけ出してみてください


2025年11月28日金曜日

断捨離の道、22歩目

 いよいよ、私にとっての聖域?ともいえるマイクの断捨離が本格化する(はず・・)
なのだが、まさに「身を切られる思い」である
もともと、はるか昔「オーディオ大好き!時代」から、録音という行為そのものが大好きであったので、レコーダーやマイクへの思い入れはひとしおである

オークションに出すたび一本一本録音テストと称して動画を撮る
そのたびに買ったときの心情が浮かぶし、改めて音の良さに気づいたりもして、強烈に後ろ髪を引かれる・・はげるわ

「使ってもらえるとこに行きなさい」そう声をかけながら送り出す
もう涙なくしては語れない

Audiotechnica AT4040


2本あったヨレヨレの最後の1本(涙)
音に着色がない分、少々つまらない音と感じたこともあったが、それゆえにいろんなマイクを使う上での「基準ライン」を教えてくれたマイクでもあった
とはいえ、いつものごとく「使うのがもったいない」と防湿ケースで温存しすぎて、ほぼ新品のままであったが・・・それでも名残惜しい!!


Blue BLUEBIRD kit


マイク収集のかなり初期に購入したもので、音というよりはそのルックスに惹かれて購入したものだった
しかし、意外にも「素朴と華やかの中間」といったとても上品な味付けで、ソロギターとの相性はなかなか良いと感じていた
低ノイズな割に出力(感度)が高めというのも使いやすい要因であったように思う
BLUE社がLOGITECHの傘下となり、一部のUSBマイク以外のマイク事業から撤退したことで、今後BLUEのラージダイアフラムは生産されない可能性が高く、その意味でも手放したくはなかったのだが・・・つ、つらい


FOSTEX MC-10ST


ステレオペアのペンシルマイクも各社から多く発売されているが、もし選択に迷ったならもうこれでいいんじゃない?と思える、安定感抜群のマイク
華美な部分というのはそれほどないが、中身の詰まった音がする、そんなマイクである
加えて、手軽にステレオ録音が楽しめるというのは大きなメリットだった


sE Electronics X1 Vocal Pack


新品購入し、サウンドハウスからの荷が届き、ワクワクしながら箱を開け、さあ録音だ!とマイクケーブルを挿そうとした瞬間・・・マイクを持つ手にメッシュグリルを凹ます感触が伝わった、そして、心が凍りついた(^_^;)
見てわかるほどのへこみではなかったが、指でなぞると明らかに凹んでる、気持ちもがっつり凹んで、一晩泣き明かしたw
そんなわけで、一度の録音テスト以外は全く使うことのなかったX1だけど、出品前の録音テストで「やっぱ音はいいよね~」と改めて感じた



これまでの成果


ようやくというか、残りが200点を切る状況が見えてきた
先は長いことに変わりはないが、たとえこじつけでも「何かの節目」というのはあったほうがやりがいにもつながる



余談ですが、AKG H85


今回の録音テストでは、BLUE Bluebirdを除く3本で、ショックマウントにAKG H85を使っている
まあ、なんと万能なことよ(笑)

ある程度の制限はあるものの、サイドアドレスでもペンシルでもなんでも使えてしまう・・素晴らしい


H85については、当ブログの記事もあるのでご参照ください



2025年11月17日月曜日

断捨離の道、番外編4,5,6

 機材関連ではないので失念していたww

番外4 楽譜「岡崎倫典至宝のメロディ20」


楽譜の場合、PDF化の後にほとんど売却してしまうので、断捨離といえるかどうかはやや微妙なところだが、さておき番外編4はソロギター楽譜2冊である

この楽譜、いったい何が弾きたかったのかも忘れてしまったが、私には「時の流れに身をまかせ」でもはやトラウマともなっている倫典メロディ・・きっと「コワイモノミタサ」で買ったに違いないが、怖すぎていまだ1曲も弾けていない


番外4 楽譜「龍蔵ソロギター邦楽ベストセレクション


ツイキャスのソロギター配信者様が、よく「龍蔵、龍蔵・・」とおっしゃるのを聞いて、どんな人だろうって興味で買った楽譜
しかしこれが意外に難しくww、なさけなくも結局いまだ1曲も弾けていない


番外5 DVD「ワンピース」130巻


長女のコレクション、大切にしていたものだけど一念発起したようだ
プレミア価格になるのでは??と期待したのだが、もろくも砕け散った


番外6 DENON AVC-M330&5.1chスピーカーセット


その昔、安物のシアターセットに凝ってた頃があって、そのころに購入した数セットのうちの一つ
古いものなので粗大ごみにと思ったのだが、とりあえず動作しているようなので、もしかして売れるかもと出品してみたところ2000円で落札されたw


番外6 DENON スピーカースタンド


上のとは別のシアターセットで使っていたスピーカースタンド
これも当初は粗大ごみでと思っていたが、相当しっかりしたつくりでゴミにするには忍びなく出品したら2000円で落札していただいた
上のシアターセットもそうだが、機能に問題ないか確認し、掃除し、写真を撮って出品し、数日かけて梱包して発送する手間を考えると、落札金額では全く見合わない
それでも「また使ってもらえる」と思うだけで私はすごく嬉しい




以上、「番外編4,5,6」でございました


2025年10月26日日曜日

「出品中」タグの追加



皆様ご承知の通り、終活にむけて「断捨離」の真っ最中であります
今のところ100%ヤフーオークションを利用させてもらってますが
本ブログにも「出品中」タグを追加してみました

下図の赤い印「出品中」をクリックすると
オークションの出品一覧にリンクしますので
ご興味があれば時々のぞいてやってくださいませ!




常時出品中というわけではありませんが(笑)




2025年10月13日月曜日

続・THALIA CAPOS(タリアカポ)

 まあなんだ、こういう趣味も・・・もうええわ!

リバースアクションでカポ移動が容易という機能性、重厚感のある独特な音というだけでもかなりユニークなカポダストだが、加えて美しく豊富なバリエーションがコレクターの食指を刺激する、けしから・・・(自重w)
しかし、バリエーション(インレイ×メッキ色)があまりにも多く、個々の価格も安くないので、コレクションコンプリートは困難というか不可能に近く、当然私も「白旗」(^_^;)

とはいえ、ただギブアップも悔しいので、好みなインレイに絞って少しだけ集めてみた
・・もう増えることはないと思う・・




RED ANGEL WING BlackChrome

角度によってはもう少し光沢文様が浮かぶこともあるが、まあ普通に「赤」に見えることの方が多い
写真では判別しにくいがメッキ色はブラッククローム、きっと指紋が一番目立たないだろうということ、そして基本的に「赤が好き」ということで私の最初の1本となった記念すべきモデルだ



TEAL ANGEL BlackChrome

結構うまく光沢文様が撮れているが、これも普通に「青」に見えることが多い
赤の次は青だろうと2つ目に購入、メッキ色はブラッククロームというのも赤と同様指紋が目立たないだろうという考えによる



BLUE ABALONE Chrome

thaliaカポならやはりアバロン系ははずせないw
メッキ色をクロームとしたのは、ブラッククロームじゃないのが欲しかっただけだが、これによって指紋の目立ち方はクロームのほうがややマシということに気づいた



DRAGON ABALONE 24kGold

まだ未入手の金ぴかメッキでかつインレイがアバロン系のものということで選択
金ぴかも悪くは無いのだけど、指紋は3種のメッキ色の中で一番目立つので、私の中では「観賞専用」となっているww
24kメッキということで、昨今の金相場の高騰もあり、金としての価値はどうなの?と思ってしまうが、0.1ミクロンメッキで100cm2当たりの金は0.02g程度らしい
   ※100cm2×0.1ミクロン/10000×19.3=0.0193g
正確にはわからないがThaliaカポのメッキ面積って10cm2もないと思うから、金の量は0.002g未満・・・2万円/gとしても40円未満、仮に0.5ミクロンメッキだったとしても200円
これにメッキからの抽出ロスや処理費もかかるだろうから、価値はゼロ・・というかマイナス値と思われる
金・プラチナ買取店には持っていかないでほしいw



MEXICAN GREENHEART BlackChrom

アバロン系で何かもう一つ、と選んでみた
メッキ色は、ブラッククローム、クローム、金ぴかと3種を並べてみて一番しっくり来たブラッククロームを選択
これだけ中古品で入手、旧パッケージのかなり古いもので、使用感はほとんどないものの、アバロンのクリア塗装がわずかに劣化しているような気もする



AUTUMN PEAR BlackChrome
これは、これまでの「EXOTIC SHELL」シリーズとは異なり、「LIMITED EDITION」といって、価格も少し高くなる
アバロン以外で何かと探していたとき「いや~きれい!」と目に留まったのがこれだが、実際に手に取ってみてもほんとにきれい!



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冒頭、コレクションコンプリートは不可能に近いと書いたが、
それは多すぎるバリエーションや価格のせいだけとも言い切れない
実際こうして少し集めてみて、「さて次は何を?」と物色してみても
もうあまりピンとくるものがないことに気づく

人の嗜好って、一定の方向性があって、
私自身はキラキラ派手目なものが好きでそれ以外にはあまり目がいかないが、
もちろんシックなものが好きな人も多いだろう
そんな個人の嗜好を基準にする限り、
そもそもコンプリートなどという気は起きないのだろうなあと
秋の夜長にキュッキュとカポを磨きつつ思うのであった(笑)

使ってるの?とは訊かないでほしい、カポとは鑑賞するものなのだよ




2025年10月12日日曜日

ZOOM AMS-22 オーディオI/F

録音や配信では、ほぼすべてPC&オーディオインターフェイス(ZOOM  UAC-8)な私だけど、まれにモバイルデバイスでの録音や配信が必要になる場合もある
ぶっちゃければPC配信不可なライブ配信サイトだったりするのだが、それでもモバイルデバイスの内臓マイクはいやなので、可能な限りいつもの機材をそのまま使いたい

もちろんスマホやタブレットの内臓マイクが悪いとは思っていない
むしろ最近の内臓マイクは驚くほど音が良いと感心しているくらいだが、いかんせんそれではPCで常用している機材(エフェクター、リズム音源、ギターシンセ等々)がすべて使えないので、それを何とか回避できないかと思うわけである

モバイル配信でもPC用の機材をそのまま使いたい!
というのが今回のお題である



モバイルデバイスでの機材使用


【方法①】オーディオインターフェイスを使用する
当然と言えば当然の選択肢、最近ではモバイルデバイスOKなオーディオインターフェイスも多く存在する
ただ今回、私が必要としたことは、
 ・ミキサーの音をそのままモバイルデバイスに送ってくれる
 ・ミキサーのステレオ音声は維持したい
くらいで、多機能なものは必要ない(もちろん限りなく安価で!も大事)

それでもかなりの候補が存在したが、「確実にステレオ音声を」という部分に注目すればかなり絞られ、その中で余分な機能がなく安価のものとしてZOOM AMS-22が最後に残った
ただ、注意が必要なのは、ステレオ配信の可否はオーディオインターフェイスだけでなくモバイルデバイス側にも依存するということだ
iosの場合はまず問題ないと思うがandroidでは特に古い機種の場合外部入力のステレオ音声を扱えるかどうか確認が必要であるが、「ステレオOK?」というのは調べるといってもなかなか難しいので、所有デバイスとAMS-22で試行錯誤してさぐるしかなく購入前に知るというのは難しいかもしれない
 ※androidもおおむねは大丈夫とは思うが・・

【方法②】エミュレーションソフト(エミュレーター)を使用する
androidにもiosにもエミュレーターというPCソフトが存在する
androidではBlueStacksなどが有名だが、まあPCからの音声配信だがandroidやiosからの配信と偽装することでPC用の機材一式をモバイル配信で使っちゃおうというものだ

これもなかなか有力な手段ではあるが、残念ながら今回私の使いたかったサイトの配信アプリはBlueStacksでのエミュレーションが不可であったっため、それ以上突っ込んだ検証はしていない

ZOOM AMS-22


2022.6の発売から3年以上経過するので、新製品というわけではないが、実は私知らなかったw
このAMSシリーズにはAMS-22、AMS-24、AMS-44の3機種があり、それぞれ入出力数や機能が異なるのだがAMS-22はその中でも最も簡易かつ安価なモデルである
それでも「LINE IN端子(ステレオミニジャック)」を備え、取説を見ても「ステレオミニケーブルを接続」とうたっている以上はステレオ配信できるのだろうと想像できた時点で、私にはもうこれで十分であった


使おうと思えば、マイク&ギターのコンボジャックもあるし、ループバックも可能


コンデンサーマイク用のファンタム電源もありと結構多才である


電源に関しては、電池駆動不可なので接続デバイスによっていろいろ対応が分かれる
 ・PC接続:バスパワー給電可(USB-Cケーブルから給電される)
   ※ ハブ経由ではうまく給電できない場合もあるので注意が必要である
 ・android接続:機種によって異なる
  ちなみにうちにあるandroidデバイスでは以下のような状況だった
   やっすいタブレット→バスパワー給電不可
   Pixel9a→バスパワー給電可
 ・ios接続:機種によって異なる
   lightning端子の機種→おそらくバスパワー給電不可
   USB-C端子の機種→(持ってないのでよくわからない)
バスパワー給電不可の場合は別途5v給電(モバイルバッテリー等)が必要だがこの場合は、デバイス接続用のUSB-C端子の左に給電専用のUSB-C端子があるのでそれを使用する


基本的な使い方は??
ZOOMの取扱説明書を熟読していただくのが一番だが、下図の接続(青枠、水色枠)や注意点(黄枠)を参考にセットアップしてもらい、あとは使用するモバイルデバイスや配信アプリの注意を守って「配信開始ボタン」を押してもらえれば(多分w)大丈夫だと思う

「モバイル配信でもPC用の機材をそのまま使う」という目的のセットアップ

肝心の音は??
LINE INからの音に関しては悪くないと思う
モニター用のヘッドフォン出力やデバイスからの音質に関して、ネット上では疑問の声もあるが、そういった情報抜きで聴いてみれば・・それほどがっかりすることも無い、むしろまあまあ良いのではと(私は)思う

結局、ステレオ配信は可能だった??
うちにあるタブレットでもスマホ(pixel9a)でも問題なく可能だったが、下記のようにアプリ側の設定も必要な場合がある

ステレオ配信におけるアプリ側設定


上では「オーディオインターフェイスだけでなくモバイルデバイス側にも依存する」と書いたが、実はそれ以外にも「配信用アプリの設定」も関連してくる場合がある
以下は配信サイト「ツイキャス」を例にしたものだが、ツイキャスも頻繁かつ予告も通知もなしに仕様変更するので、いつまで有効かわからない

①ボイス・メディア設定を開く
配信画面の下の方に赤矢印で示したアイコンがあるのでこれをクリック


②ボイス・メディア設定でデバイス設定を選択


③デバイス設定で「ステレオマイクを使う」のチェックをオンにする



その他の配信サイトに関してはわからないが、配信アプリの設定をよく調べてみるしかない
アプリ内にステレオに関する設定事項がない場合は、デフォルトでステレオ音声となっている可能性もあるが、結局のとこと配信してみてリスナー様の意見を参考に試行錯誤するしかないのかもしれない

マイク一本の配信でステレオ音声が必要なのか疑問に思うかもしれないが、ボーカルやギターのリバーブ、リズム音源といったものがステレオ音声かどうかは、大きな要素だと私は思っている
もちろんリバーブ嫌いな方も多く、むしろそんなものは無いほうが良いとの意見も聞くことがあるが、「なんと言われても私は好き!」なのだよ(笑)

【注記】
本設定は、上の画像のとおり「端末本体のマイクにのみ有効な設定」とのことだが、何度かのトライアルの結果として、オーディオインターフェイスの入力にも有効であった
ただし、所有するandroidタブレット1台のみの検証であるため、android端末すべてで同じ結果であるかについては未検証である

LINE INのゲインについて


取説にも記載のとおり「LINE IN端子は固定ゲイン」なので、LINE IN端子入力の音量は、接続機器の出力音量に依存する
しかし当方での話ではあるが、ミキサーのピーク音量が0dB以下の歪まない値であっても、それをLINE IN端子に入力し、AMS-22を通った後の音は盛大に歪んでしまう
電気音痴な私にうまく説明はできないが・・最大0dBに近い音源をLINE INに入力する場合は、接続機器側で音量を10dB程度下げてからAMS-22のLINE INに入力したほうが良いと思われる

的外れを承知で思うところを書いてみると
 ・AMS-22のLINE IN最大入力レベル:+1.5dBu
 ・Behringer  XR16の最大出力レベル:+16dBu
であり、多分だがXR16の0dBにおける出力レベルはAMS-22の許容値を上回るということではないだろうか

ここでXR16の出力レベルをAMS-22に送るときだけ-10dBできればよいのだが、残念ながらメイン出力もAUX出力も一つのメインフェーダーで出力レベルが決まるので、それは不可能であるため、うちではいろいろ工夫して解決したがちょっとした落とし穴であった(笑)

最大入力レベルが低いAMS-22への対応
【ミキサー→ZOOM AMS-22】ではなく
【ミキサー→ZOOM UAC-8→ZOOM AMS-22】として
ZOOM UAC-8のラインアウトを-10dBとする

下図はZOOM UAC-8のコントローラーでの処理
ラインアウト7/8はAMS-22専用にするので他の機器への影響はない


2025年10月9日木曜日

続・Jstaff S1 The Rolling Capo

まあなんだ、こういう趣味もありって話だ

Jstaff S1 The Rolling Capo、精緻な仕上げとよく考えられた機能性というだけでも魅力的なんだが、その上カラーバリエーションなんて、けしからん!実にけしからんww

種類が多すぎて(金もかかりすぎるし)あきらめたTHALIA CAPOコレクションの傷心を「どうぞ、癒してください」とばかりに目の前に現れたレインボー戦隊!

私の自制心って・・・





あかレンジャー(Red)
最初に買った愛いやつw
写真よりはもう少しだけあざやかな赤だけど写真でもそこそこ美しい
この個体だけ、なぜかアッパ-ローラーが1回転する中で1度だけわずかな引っ掛かりが感じられるが、指でコロコロしてわかる程度で実戦では問題なく使える



きレンジャー(Orange)
オレンジというよりややゴールドに近い色だが、多少暗い環境ではオレンジにも見える
全色共通で言えることだけど、レバーも黒いフレームも基本的にはマット仕上げなのだが、車で言えばパール塗装のようなキラキラがあり、これが実に美しい



あおレンジャー(Blue)
Blueもええなあwww
シックな色合いだけどなかなかの存在感である
地味すぎず派手過ぎずというところで、どんな場面でも使いやすい色合いだ



むらレンジャー(Purple)
最初は、コレクションだから全色コンプリートのために買っとこうってくらいだったが、いざ手にしてみると良い感じの色でとてもきれいだと感じた
紫は中間色であるから、薄ければ赤っぽく濃ければ青っぽくかグレーっぽくなったりして、意外にきれいな紫って難しいのだが、うまい着色だと思う



みどレンジャー(Green)
けっこう派手さのある明るい緑、ステージとかだとあかレンジャーや、みどレンジャーはなかなか映えるのではないだろうか
もちろん、ただ眺めていても美しい(笑)



くろレンジャー(Black)
シックな黒で、紳士様御用達って感じがする
飾り気よりも質実剛健って雰囲気で、とってもスパルタン!!好感が持てる色だ
派手さよりもさりげなさ・・・良いではないか



ぎんレンジャー(Silver)
かなり明るめの銀色
上から見たときの、フレームの黒とレバーのシルバーのコントラストがかっこいい
いや~これもありだなあ



最強!ってわけじゃないが
とりあえず私はカッコエエと思ってるのだが、ツッコミどころが全くないわけじゃない

■ナットに乗らない
前回記事でも書いたが、このカポの構造上どうやってもナットには乗らないので、カポ不要な曲でどうするかはいろいろ考えないといけない
ヘッドに挟むことは可能だけど、ローラー構造なだけに落下も心配になる
 ・手の届く範囲に置き場所を確保
 ・半音下げチューニングで1カポ
今のところこのくらいだろうか

■個体差はある
大した話ではないが、部品製作や組み立ての精度によると思われるわずかな個体差があるが、いずれも使用時に問題になるようなものではない
 ・アッパーレバー回転時の重さ
 ・アッパーレバーがフレームに収まるときのクリック感
 ・アッパーローラー回転時の軽微な引っかかり感 等々



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

少し残念なのは、これが国産品ではないこと
大陸製だからと目くじら立てるわけではないが
かの国の人々の発想の自由さとどんどんレベルアップする加工技術・・・
負けるな!!頑張れ!!モノづくり日本!!!

余談だけど・・・今回の写真はすべて最近入手したPixel9aで撮影してみた
まあ7年も同じスマホを使い続けてきた身としては
スマホのカメラも使えるのね、というよりすっごいのね!と驚いている