2024年9月28日土曜日

こんなマイクホルダー、知らんかった

先日Amazonを徘徊中に見つけたマイクホルダー
写真右はよく見かけるものですが、写真左の大きな奴は初めて見るものでした


実はこれ、ラージダイヤフラムのコンデンサーマイク用マイクホルダーで、32mm~60mmまでの径のマイクを保持することが可能です

ラージダイヤフラムのコンデンサーマイクといえば専用のショックマウントを使うのが一般的ですが、マイクの種類ごとにショックマウントを交換するのもそこそこ面倒なものです
しかしこのクリップ型ホルダーならよほど特殊な形状でない限りなんでも使えてしまいます
もちろん、ショックマウントのような振動吸収機構はありませんが、宅録やライブ配信程度なら全く気にならないと思います

我が家で最重量級のRODE NT2-A(860g)もしっかり保持してくれます


現在、Amazonではいくつかの種類が販売されています
どれも同じような形状、似たような価格ですが、写真のものはこれになります


ほかに700円台の少しお安いのもありますが、
 ・最大径60mmとされているが実質58mmまで
 ・マイクをホールドする部分のRが小さく、やや違和感あり(安定に問題はない)
ということでやや「??」と思わなくもありません
ただし、お使いになるマイクが55mm前後(多くのコンデンサーマイクはこのあたりのサイズです)であれば、お安いほうでも問題なく使えると思います
まあ、60mm径のマイクはそれほど多くありませんから、それほど気にしなくてもいいかもしれません

余話
コンデンサーマイクを使い始めたころは、ショックマウントとポップガードをセットするだけでめちゃくちゃテンション上がったものです(笑)
なんか、プロ歌手になったようなwwwそんな気分を味わえたのでしたが・・・時は流れていつの間にか「録れればいいや」って、「マイクなんて口の前でいてくれればいいや」って、いつの間にか志も地に落ちたものです
でも、このクリップ型のマイクホルダーって見た目はちょっとダサいですが、便利なことはこの上ない
あとは、簡単に壊れたりしないか、そのあたりを確かめたいところですが、「壊れる=マイク落下」なわけですから「壊れないでね」と祈らずにはいられません(^_^;)


2024年9月23日月曜日

三代目!Nail de Dance

ソロギターを始めてから右手の爪は爪切りで切ったことがありません
かれこれもう10年になるでしょうか・・
そしてこれが爪切りに代わるメインウェポン!!(笑)
 ・ガラス製の爪やすり
 ・Nail de Danceのシャイナー

実はガラス爪やすりのほうは2年くらいで寿命を迎えるのですが、シャイナーはびっくりするくらい長く使えます
もちろん、ネイル用のシャイナーとしては半年ももたないのですが、ギター弾きの爪の仕上げとしてならボロボロになるまで大丈夫、使う頻度にもよりますが概ね5年くらいは使えてしまいます(ボロボロの見た目を気にしなければ・・w)

そして先日、ついに3代目のシャイナーに代替わりいたしました
私の使うシャイナーはNail de Danceの3wayシャイナーです
写真に見えている白と黒の面、そして裏側が荒さの異なるシャイナーとなっています
黒→白→裏面と順に目が細かくなっていて、この三面を順に使うことで効率よく爪の先をツルツルにすることができます
また、芯材はかなりの強度があるのに表面には適度な柔軟性もあり、うまく言えませんが爪先を磨くのに本当に使いやすいのです


さて、ソロギター弾きにとって爪はギターと同じくらい大事なもの!といってもよいものです
私の考えでは、「爪全体が固く強度があり、先端がツルツル」というのがベストなのですが、うまく仕上げられた爪で弾くとギターのグレードが1~2ランクぐらい上がったかと思うほど良い音になります
ある意味、ベストな爪は10万円以上の価値がある・・とも言えそうですね(笑)
ただ、これを自分の爪で実現できるかどうかは個人の爪質によるところが大きいので、私自身は比較的強い爪に恵まれましたが、そうでない人やプロ並みの演奏頻度で消耗の激しい人などはいろいろ悩みの種となっていそうです


今回の3代目のほかにNail de Danceのストックはあと3本あります
仮に5年使ったとして、この先20年は大丈夫!ってシャイナーの寿命よりも自身の寿命を心配しなさいって話ですな(笑)


2024年9月14日土曜日

断捨離の道、10歩目

私の断捨離はほぼ全部がオークションによるものだ
出品の手間もたいがいだし、手数料も10%必要・・とはいえ「個人としてモノを売る場がある」というのは得難いことである

なので、どんどん出品すればいいようなものだが、単純に出品から取引の完了までの手間が膨大というのに加えて、数が増えると、落札後の管理(落札者との連絡や送付処理など)がなかなかに大変で、落札者の希望通りにかつ商品を間違えずに発送し、配送状況を確認し・・等々、すべての商品の到着連絡が届くまで本当に気が休まらない

そんなわけだから、私のキャパとして一度に出品できるのは5個まで、出来れば3個くらいが楽に処理できる範囲かなと思う
それにしたって毎週は無理だから隔週でってことになるわけだから、断捨離の完了は単純に考えても5,6年先(早くてもw)になりそうだ


ソニックマキシマイザー BBE 402


BBEの呼び方だと「マキシマイザー」、一般的には「エンハンサー」とか呼ばれます
仕組みはようわからんが「良い音にしてくれる機材」であります
やや眠たい音がシャキッとするのはなかなか気持ちの良いものです


決して劇的に音を変えるというものではありませんが、それでもMAXにするとやや耳障りになりますからほどほどに効かすのが吉です

ZOOM H2n & アクセサリーパック


いろいろとお世話になったICレコーダーです
手の中に収まる大きさと重量、ワンタッチでの録音等々、かわいらしい見た目以上に多機能で使いやすいレコーダーでした
ですが、とかにもレコーダーがあったので数回のギター録音と数本のカセットテープデジタル化以外にあまり出番がありませんでした





Miura m2 Compressor/limiter


きわめてナチュラルな効き方をするベース用コンプレッサーです
Miura Guitaersの製品がベース関連のものが多いので「ベース用」といわれますけど、極端な効き方ではないのでアコギやエレキでも十分使用できます
ただ効き方が自然すぎてエレキなどで積極的に音作りするためにはやや使いづらいかもしれません



これまでの成果


断捨離点数57・・多分頑張ってると思うw
しかし、残りの断捨離点数が減ってないのは、いったいどういうわけだ?


2024年9月1日日曜日

断捨離の道、番外編3

いまやカメラといえばデジタルカメラ、「昔はフィルムを入れて撮ってたのよ」といっても「へ~~~」って世代も増えつつあるのでしょう
そのフィルムを入れてたカメラのことを「銀塩カメラ」(またはフィルムカメラ)といいます
今回の断捨離はCANON最後の銀塩カメラ「EOS-1v」とMAMIYAの中判フィルムカメラであります・・・

・・の予定でしたが、突然故障してしまったカセッテテープデッキを急遽処分という事情もありまして、その3点が今回の対象となります

CANON EOS-1v、EOS-1vHS


CANON製銀塩カメラ最後のフラグシップモデルで、1vはノーマル、1vHSは高速連射モデルとなります
今回はこの2台と合わせて、PCリンク用のケーブル(CANON ES-E1)、期限切れフィルムを合わせての処分となりました
1vも1vHSも購入したときはまさに有頂天だったのを思い出しますw
写りや性能以前にもう持ってるだけで幸せと言いますか、何を撮るでもなく持って出かけるだけで楽しかったなあ、懐かしい

実はPCリンク用のケーブルや期限切れフィルムもちょっと貴重なものだったりします
リンクケーブルは絞りやシャッタースピード等の撮影データを1vからPCに取り込むためのものです
こうした情報はデジカメでは画像ファイルにexif情報として保存されており、適切なアプリを使えば閲覧や一括取得も可能なのですが、銀塩フィルム時代としてはまさに画期的でありました
今ではリンクケーブルだけでなくES-E1がフルセットでそろっているというのは極めて貴重です

期限切れフィルムも、「その筋」では隠れた人気があります
銀塩フィルムは期限が切れたからといって写らなくなるわけではありません
もちろんプリントしたときの変色等はあるのですが、その辺色が想定外の面白味を生みだすという楽しさが、どうやら人気の元のようです
今回のフィルムは20年以上冷蔵庫で保管したもので、保存応対が良いのでもしかすると「普通に写る」可能性も無きにしも非ずですが、であればそれはそれで儲けものですね







A&D GX-Z7100EV


カセットテープデッキの最高峰、ってわけではありませんが、30年以上前に新品価格が79,800円したというまあそこそこ高級機となります
我が家ではカセットテープのデジタル化に数台のテープデッキが稼働しましたが、つぎつぎそれらが故障していく中で、最後まで生き残った1台でした
しかし半月ほど前に気まぐれに電源を入れてみると、異音がするばかりでテープ室の扉が開かず、再生もできません
速攻粗大ごみにとも思ったのですが、物は試しとオークションに出してみると見事に落札いただきました(しかもそこそこな高値で・・・ありがたい)



newMAMIYA6 & MAMIYA6 MF & レンズ


Mamiya6シリーズは6×6判のスクエアフォーマットレンズ交換式レンジファインダーカメラで、マニュアル撮影とAE撮影が可能です
1989年に「New Mamiya6」、1993年に「Mamiya6 MF」が発売されました
一般的なフィルムカメラ(35mmフィルム)と異なり、中判(ブローニー判)と呼ばれるという大きなフィルムを使用するカメラです

EOS-1vと同様、買ったときにはもう有頂天(笑)
当初はレンズも1本しかなかったのですが、その後2,3年かけて3本コンプリートしました
  ※このカメラで使えるレンズは3本しかなかった
中でも50mmレンズは当時大変高価で、捜索や資金繰りでずいぶん苦労したのも良い思い出です
しかし、中判フィルムはフィルム代や現像代がかなりのお値段で、私の場合フィルムスキャナを使っていたのでプリントはしなかったとはいえ、結局フィルム34本を撮った後は防湿庫で休眠状態となってしまいました
とはいえ、防湿庫の中の雄姿を見るたびニマニマしていたのですが(笑)









余談】今、フィルムカメラは人気なのか


さて、今回はCANON、MAMIYAのカメラを断捨離したわけですが、実はこの4台は想定を大きく上回る価格で落札されました(正直、私もビビっておりますw)
これまでコツコツとギター機材を断捨離してきましたが、今回のカメラはその処分総額の2倍近い価格で落札され、うれしい一方で「なぜなの??」と素直な疑問がわきます

すでにフィルムカメラは現像&プリントしてくれる店舗も減っており、フィルム購入&現像&プリント(またはスキャン)に結構なお金もかかることから、使い勝手が良いとはとても言えないのですが、これはいよいよ趣味人の間で「フィルムカメラ人気が爆上がり!」って時代がやってきたのでしょうか
実は数年前に相場調査をしたことがあったのですが、高額で売れるどころか「売れるのかなあ?」って雰囲気だったような気がするのですが、どうなのでしょうね

もちろん購入時の価格は今回の売却価格を上回りますから、「儲け」が出てるわけではないのですが、それでも「なんだかうれしい気分」を味わっております(笑)



思い出深いカメラたち
新たなご主人の元で活躍してくれることを
切に祈っております!!