アルファベットオンリーのタイトルとなってしまったが、早い話が・・・
This is 「弦潤滑&保護剤」!
なのでありますよ
MN145 Premium String Care Kit
一見しただけで独特の青色からMUSIC NOMAD製品とわかりますw
他の潤滑剤によく見られるシリコンは一切使用せず、
上品な天然オイル&高品質鉱物油のハイブリットオイルのみにて製造されている為、ポリ・ラッカー、無塗装のフィンガーボードにも安心して御使用頂けます。
人間工学に基づいたアプリケーターで日頃のお手入れも簡単。
また本体内部にはマイクロファイバークロス( ミニサイズ) も収納されています。
・6 弦を一度に効率よく弦をクリーニング
・スムースなフィンガリング
・弦を長持ちさせる
・タッチノイズの軽減
・シリコンフリー
・全てのフィンガーボードに使用可
・マイクロファイバークロス入り(14.5cm×14.5cm)
価格もMN109とMN120を別々に購入するより300円以上安く購入できます
なお、マイクロファイバークロスは購入時は青の本体の奥に隠れてますが
開封後は上の写真の様に本体内に収納出来ます
【もちろんですが・・】
MN109には、最初から液剤がしみこんだ状態で販売されています
補充液のMN120は、あくまで「補充液」という使い方をします
使用法
本体先端の保護キャップを外して弦に塗布するだけです
幅広なので概ね全弦を一度に塗布可能ですが
指板Rのキツいギターだとどうしても1弦、6弦が浮き気味になるので
1~3弦、4~6弦と分けて塗布する方がやりやすいです
写真の様に色むらがあるのはおそらく塗布液のしみこみ具合の差によるものと思われます
表面を指で触っても、感触としては「カチカチ」で、液状のものはほぼ感じませんが
別に「購入直後なのに乾いちゃってるよ~」ってわけではなさそうです(笑)
指板を1往復した程度でもほのかな香りがして、弦の感触も全く違うと実感できます
塗布が終わったら、付属のクロスで弦を軽く拭けば完了です
使用感
【とにかく簡単】
とにかく使い方が簡単です
また、フィンガーイースの様なスプレー式と異なり、
液が指板についてしまう可能性はほぼ無いため、指板へのダメージも心配ありません
それに、このMN145は、説明にもこう書かれてますから安心でしょうw
「ポリ・ラッカー、無塗装のフィンガーボードにも安心して御使用頂けます」
【耐久性もそこそこありそう】
フェルトもかなりしっかりしていて、数回往復しても溝が掘れたりはしません
おそらく耐久性は「しみこんだ液がどの程度保つのか」にかかっていると思われますが
本体だけでもかなりの長期間大丈夫の様に思いますし
このKitだと補充液もついてるので安心です
【使用効果はやや限定的だが】
弦の保護効果についてはまだ十分な検証は出来ていません
潤滑効果に関しては「まあ、それなり」程度と思った方が良いかもしれません
でも、スライドの抵抗感やスキールノイズは小さくなりますし
指に感じるざらざら感も減少することは確かです
劇的な効果はなくても、私には十分な性能と思えます
【ちょっとお高い・・】
同じタイプの潤滑&保護材であるGHS FAST-FRETに比べると
やや価格が高いのが難点かも知れません
FAST-FRETも「使い勝手&保ちともに良い」優秀な潤滑&保護材なので、
判断が難しいところですが・・・
■MN145の方がにおいがキツくない
■MN145の方がオマケのクロスがちょっと上質w
■MN145の方が本体一つで全て完結(クロス収納や保護キャップを外すだけで使用可等)
■MN145の方がデザインがおしゃれw
■MN145の方が「補充液」という仕様で「長持ちしそう感」が高い(根拠ないけどw)
と思えば、価格差(サウンドハウス2021.9時点で420円)は、埋まってるような
埋まってないような(笑)、そこは各自のご判断と言うことで!!(^0^;)
MN120のキャップの開け方
あえて書くまでもないのだけど・・w
普段通り、反時計回りにキャップを回しても空回りするばかりです
下図の様に、「キャップを押しつけながら回す」というのが正解です
この開け方は、オレンジオイルなどでも時々見かけるものですが、
「外国では子どもが誤って開栓してしまうのを防ぐための仕様」と聴いたことがあります
箱書きにも、補充液は「MADE IN USA」とありますが、
そういった関係での仕様なのかもしれませんね