◆ビビる
要は「弦となにか(多くはフレット金具)が干渉して音を発する」ってことですね
・フレットの減りによる高さの不揃い
・ネックのそりや波打ち、セット角の変化
・弾く強さや奏法に対して弦高が低すぎるまたは弦のテンション不足
・上記の複合要因
◆振動音がする
弦をはじいたときに、弦と何かが触れて音を発するのではないのに
ビリビリとした振動音やノイズが出る場合です
・ピックアップ配線処理が外れてる(特にアンダーサドルピエゾでノイズが顕著)
・エンドピンジャックの緩み
・クリップチューナーが共振してる
・木材接合部の異常
◆音がこもる、伸びない
異音は出ないけど、いわゆる「鳴らない」って状態
・ブレーシングのはがれやトップのふくれ
・サドルやナットの異常(浮きや摩耗、弦高を下げるために削りすぎた、底面の平坦不足など)
・デッドポイントの存在
・過剰な高湿度状態
・弦の劣化
・長期保管の直後
・ブリッジでボールエンドが上手く固定できてない(ピンの先っちょに引っかかってるとか)
・上記の複合要因
◆はっきりと言えんけど、とにかくなんか変!
そんなこともありますよね
具体例を挙げるのが難しいほどに様々なシチュエーションがあるのでしょうけど
私が最近経験した例で言えば
サスティンの後半、倍音に妙なキーンって感じの高周波が乗る(ような気がする)
生音だと気にならないレベルなんですが、ライン音では結構気になります
もう全く原因がつかめなかったので、
「弦の劣化のせいかな~」くらいに思ってましたが、
PUの電池交換の際、
ぱっと見では気づかない弦裏の汚れがかなり付着してることに気づきました
特にプレーン弦で汚れがひどい感じでしたが
早速、ストリングクリーナーで汚れを落としてみると・・・・あら不思議w
なんか直ったような気がする(笑)
いえ、別におすすめしてるわけじゃないんですw
ギターの音って些細なことでおかしくなることもあるよと
そんなお話でした
2 件のコメント:
ZiZi さん こんばんは
この間僕もビビリ音に悩まされました。
最初は湿度の関係でネックが逆反りしたことが
原因ではと思ってましたがフレットに弦が触れてる
感じは無く、よくよく見てみるとサウンドホールに
取り付けているサンライズの取付部が原因と分かりました。
意外な所で影響が出ていたようです。
張りっぱなしのプレーン弦ですが僕の場合、
いつも弾き終わってから
ゲキ落ちスポンジにギター用オイルをつけて拭いてます。
>tokiさん
気になる異音も、いざ犯人捜しとなると意外に手こずるときがありますね
僕が一番手を焼いたのは、
エンドピンジャックのカバーねじが緩んで共振してたときでした(笑)
tokiさんのサンライズの取り付け部という話も、めちゃくちゃありそうですね
サンライズは特に取り付け部が弱点みたいですし(^0^;)
今回の記事はそんな風に弦周りだけじゃなくて
「思わぬノイズ源というのも存在するよ」って話でしたw
僕は弦交換のときにはかなり念入りにお手入れするんですが
弾いたあと毎回っていうのはほとんどしないのがいけなかったです
激落ちスポンジ・・・メラミンスポンジですね~~
うちでもいろんな汚れ落としに大活躍ですが
なるほど、オイルつけて弦を・・・目から鱗です
今度試してみます!!!
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