2020年10月30日金曜日

楽譜 押尾コータロー「Hand to Hand」

押尾コータローの楽譜第11集です

Hand to Hand



スキャナの不調で真ん中に線がぁ~~

収録曲は、以下の15曲です
01 Brand New Wings
02 HEART BEAT!
03 Jet
04 ナユタ
05 Good Times
06 もっと強く
07 予感
08 Little Prayer
09 Go Ahead
10 雨上がり
11 手のひら
12 草笛
13 Over Drive
14 fly to the dream
15 また明日。

押尾本1冊1曲プロジェクト「手のひら」



この本からは「手のひら」を選んでみました
この曲も「レギュラーチューニングの押尾バラードはわりと難易度低め」
の法則は生きております(笑)
しかしながら、後半のリピート部分がごく小さなバリエーション変化で構成されるので
とにかく暗譜しにくい
結局のところ、メロディさえあってれば「細かなことには目をつぶる」と
いつもながらの手抜き演奏です

ギターは数年ぶりに弾くTODAギターです
購入当時はいろんな意味でかなりガッカリしたものでしたが(^0^;)
弾きもせんのにw今回はわりと良い音を聴かせてくれました
さすがはハカランダ!!!wって訳でもないのでしょうが、ギターって不思議なものです

そんなわけで、今回は頑張ってマイク録音!!
まあ、プリアンプやマイクを新たに入手したというのも理由ではありますけどね
マイクはsE electronics X1R を使用しています
EQでやや高域を持ち上げてキレを失わないようにしていますが
リボンマイクの柔らかく温かな雰囲気というのはある程度活かせたかなと思います

GUITAR/Toda Guitars M-Cutaway Jacaranda 2014
Mic/sE electronics X1R 
Mic Pre Amp/Focusrite Isa Tow 
DAW/Cakewalk by BandLab 
Reverb/OrilRiver
【リバーブ】
いつもながら、OrilRiverを使っていますが、
今回はEQをフラットに、そしてPre Deleyをゼロにと言うところがミソです
ハードウェアの場合はPre Deleyを長めに取ることで音像がくっきりしたのですが
OrilRiverでは逆にぼやける傾向に・・・なぜだか不明ですが(^0^;)

【イコライザー】
今回はじめてCakewalk by BandLab に付属するProChannelというのを使ってみました
リボンマイクの特性をやや補正する意味で、中低域のカットと高域のブーストを行います
パラメトリックが4チャンネルあれば、ほぼ無敵っすw
ちなみにProChannelというのは、Cakewalk by BandLab に最初から付属する
チャンネルストリップでEQ以外にもコンプレッサーやリバーブ、サチュレーターなど
けっこう使えるものがそろっています

さて、今年に入ってからはじめた「押尾本1冊1局プロジェクト」
そんなに進展はないですがw、今のところこんな感じです
緑のところがすでに達成済みなんですが、頑張ってはいるけどまだ半分にも達してない
果たして完了まで何年くらいかかるのでしょうか(笑)


最難関はRED SHOES DANCE・・・きっと最後までやんないんだろうなあ(笑)


2020年10月24日土曜日

SHUBB fine tune capo F3

人生初の高額カポ、いや~~勇気振り絞りました

理由は、前回ご紹介したPAIGEカポ騒動で自暴自棄となってたため、としておきましょうw


SHUBB fine tune capo F3


なんと、11600円ですよ、カポのくせにw
もちろんもっとすごいエリオットカポとかもありますけど私には雲の上すぎます
思いっきり背伸びしても1万円超えが精一杯w

さてこのfine tune capo にはF1とF3の2種類があります
ざっと言えばF1は通常アコギ用、F3は幅広ネック用なわけですが
 ・F1 内寸49mm
 ・F3 内寸56mm
5フレット以上のハイフレットにカポを装着する場合もF3が必要になります
自分はまさに「大は小を兼ねる」との判断からF3を選択
というか、こんな高いのは何個も買えないですし(^0^;)
ただですね、
ソロギの場合はナット幅44~45mmくらいのギターを使ってる方も多いと思いますが
そんなギターだとfine tune capo F3であまり違和感ないです
ちなみにナット幅45mmのYOKOYAMA GUITARだと
 ・2カポ:ちょっとあまり気味に見える
 ・5カポ:違和感なし
 ・最大12カポも余裕w

F3はネットショップでも案外品薄で、今回の購入も注文時は入荷待ち状態でしたが
数日待つと到着しました(chuya-onlineで購入)


さてこの、fine tune capoは直訳的に「チューニングが狂わない」って紹介されることが多いですが
これどういう意味なのか、私には不明です
カポする限りは、音が#するのは当たり前なので「均等に#する」ってことなのかなあ
ま、ささいなことですが(笑)

特徴など


【美しく丁寧な仕上げ】

妙にピッカピカでもなく、かといってざらざらでもなく、
ぬめっとしたなめらかな光沢感が仕上の丁寧さを感じさせます
この全体的な品の良さは「買ってとりあえず損はなかった」と思わせるだけの価値ありです



【幅の薄いおさえゴム】

音に関連する最も重要な部分(と私は考えてます)
おさえゴムの幅は5mm
実は私、明確な根拠はありませんが、この幅は薄ければ薄いほどよいのでは?と思ってます
幅広=音がぼける、というのは見た目から来る印象が
耳をだましてるだけな部分もあるかも知れませんが
いずれにせよ、幅薄のゴムに対して悪い印象はないというのが正直なところ、よって合格!ですw



【ネックを傷つけない配慮】

ネックの指板サイドに当たる部分にはゴムの保護材があり、
ネック裏の金具とねじの接合部は非可動でねじが金具を突き抜ける可能性を最小限としてます
小さな工夫ですけど、ギターに優しいという思想だけでも好印象



【さりげないアバロン装飾】

普段は全く目にしない部分にアバロン貝装飾、見えないところのおしゃれはセンス良いですね




【使いやすい縦稼働のバーとロック機構】

弦の押さえバーは、縦方向に動くため着脱がとてもやりやすいです
また外すときはロック金具を指で動かす必要がありますが、
装着時はバーを押しつけるだけで「カチッ!」っとロックされ、このカチット感が快感(笑)
ただ、このロック機構は写真で分かるようにマイクロバネで実現されており
耐久性はどうなの?と多少心配になるのも人情です



【いつも同じ締め具合、ナンバーシステム】

締め付けノブに刻印された数字
いつも同じ数字が見える位置まで締め付ければ、同じ力で締め付けたことになるという
超親切設計、かゆいところに手が届く心配りですね
ま、自分の場合は何事も適当なので、あまり利用することはないでしょうけど
「必要なときには使える」という安心感こそが大事ですね

ちなみにこの締め付け用のノブ
あまりに仕上げがなめらかすぎて、強めに締めたいときはちょっと滑りやすいかなと
ノブの6面全てが凹み加工ですが、うち2面を凸加工してくれるとか
一部ざらざら加工してくれたりすると回しやすいかな
でも「極端に強い力で締めすぎないように」という配慮かも知れませんね(笑)


え?音??


特に良いって感じることは・・・正直、ないですw
というか、ごく普通です

だとすると、上で書いた「締め付け用のつまみが滑りやすい」というのが
悪目立ちしてしまいそうだな~~
美しいカポではあるんだけどな~~~~


2020年10月18日日曜日

MS方式によるステレオ録音と処理方法

前回に引き続き、アコギのステレオ録音についてです 
MS方式とはMid、Side2本のマイクでステレオ録音を行う方法です
でも録音をそのまま再生してもステレオにはなりません
MS処理という処理を必要とするのですが、私には理論的なことはよくわかりません
しかし、理屈は分からなくとも処理自体は比較的簡単なので
一応ご紹介しようと思います

用意するマイクとセッティング

【マイク】

まずは以下の2本のマイクが必要です
 ・MID用:単一指向性のモノラルマイク(今回はRODE NT3を使用)
 ・SIDE用:双指向性のモノラルマイク(今回はSE ELECTRONIC X1Rを使用)
「双指向性」とはマイクの表側からも裏側からも音を拾うマイクで
指向特性グラフで見るとこんな感じのマイクとなります
双指向性マイクというと少し聞き慣れないかも知れませんが
マイクの指向性切り替えスイッチで「双指向性」が使用可能なマイクは意外に多く
サウンドハウスで検索するとたくさんのマイクがヒットします
うちにも数本あるのですが、最近リボンマイクというのを仕入れまして(笑)
どうしてもそれを使ってみたかったのでSE ELECTRONIC X1Rを使用した次第です

下図を見ると「1本でステレオ録音出来るマイクなの?」と思われるかも知れませんが
双指向性(Figure-8)とは「マイクの表側と裏側で同じ音を拾う」のであって、
あくまでモノラル仕様のマイクなのであります
双指向性マイクの指向特性(SE ELECTRONICのHPより)

【セッティング】

設置自体はそれほどめんどくさいわけではありません
 MIDマイク:RODE NT3(シルバーのマイク)をギター方向に設置
 SIDEマイク:SE ELECTRONIC X1R(黒のマイク)をMIDマイクとは直角方向に設置
MID、SIDEとも集音部が上から見てほぼ同じ位置に来るように設置します


上から見るとこんな感じ、NT3で正面の音を拾い、X1Rで側面の音を拾います


私の場合はこの2本のマイクを保持するのに「ステレオマイクバー」を使用しました


録音後の処理

自慢じゃないですが理論的なことは全く分かりませんし
ネット情報でも微妙に異なる処理方法になってる場合があるので、今回は


を参考に作業を行いました
なお、作業手順はAUDACITYでの例として示しました

【ステップ①:録音音声の取り込み】

AUDACITYに、ミッドマイクの音声、サイドマイクの音声を取り込みします
 トラック①:ミッドマイクの音声
 トラック②:ミッドマイクの音声


【ステップ②:MS処理】

そんなに複雑ではありません、次の5手順で完了です
 手順①:ミッドマイクの音声をコピーしてトラック①-2を作成
 手順②:トラック①-1(元のミッドマイク音声)をL側にトラック①-2R側にパンする
 手順③:サイドマイクの音声をコピーしてトラック②-2を作成
 手順④:AUDACITYのエフェクト「上下を反転」を使用しトラック②-2を位相反転させる
 手順⑤:トラック②-1(元のサイドマイク音声)をL側にトラック②-2R側にパンする


【ステップ③:調整】

処理自体は上記で終わりですが、必要に応じてステレオ感等の調整を行います

 ステレオ感の調整:サイドマイクの音量またはパン量を増減します
 中央定位の調整:ミッドマイクの音量を増減します

処理結果

 ・MIDマイク:RODE NT3(プリアンプ Focusrite Isa Tow)
 ・SIDEマイク:SE ELECTRONIC X1R(プリアンプ GoldenAge Pre73 jr)
 ・ギター:Bugs Gear 00C-40E(3万円で買ったオールメイプル、わりとお気に入り)
 ・録音距離:概ね30cmくらい
 ・音声処理:音量調整以外はなにもしていません


A-B方式やXY方式に比べると少しめんどくさいですが
それなりのメリットはあると感じます
一般にはステレオの広がり感の調整が自由にきくということがメリットとされますが
アコースティックギター録音に限れば、
それよりも、センターのしっかり感が出しやすいことの方がメリットのように思います

2020年10月12日月曜日

たぶん最初で最後のステレオ録音FOCUSRITE ISA TOW

我が家に降臨あそばしたFOCUSRITE ISA TOW
せっかくの2chプリアンプなので一度はやってみたいステレオ録音!!!
もちろんこれまでZOOM Q8の内蔵マイクとかのステレオ録音は経験ありますが
いくら過去を振り返ってみてもマイク2本使いのステレオ録音って経験が無い

それに、ZOOM Q8はカメラとマイクが一体なだけに、
良い画を録りつつバランスの良いステレオ録音をするのには相当苦労させられたという
「スレテオ録音苦手意識」がすっかりすり込まれてしまっている・・・
そんなこともあって、ブログ友達のもりそうさんにも
「ステレオ録音?、めんどくさいだけですよ~~」などと言ってしまったわたしw

舌の根も乾かぬうちに・・・と言うのは、恥ずかしい限りでありますが
まあ頑張ってみるとしましょうw


アコギ録音でマイクを2本使う意義

ステレオ録音の話の前に「マイクを2本(または複数)」つかう目的をちょっと整理します

【①ステレオ録音のため】

ギターの音に広がり(立体感)を持たせる為の録音方法です
人の耳は主に「耳に届く音量」と「耳に届くタイミング」で音源の位置(定位)を
判断していますが、
これを録音音声として模しているのが、ステレオ音源と言っても良いかもしれません
このためには2本のマイク(ちょっと工学的には違うかも知れないけど「耳の代わり」)
が必要、かつ、音質や特性が同じマイクを使うことが条件となります

【②反射音のミックスのため】

主となるアコギの音をオンマイク(近距離マイク)で録り、
これにオフマイク(やや離したマイク)で録った部屋の反射音をミックスする方法です
録音に臨場感を付加するための録音方法です
この場合は、2本のマイクの特性が同じである必要は無く
アコギ用には単一指向性のマイク、反射音用には無指向性のマイクが使われることが
多いようです

アコギのステレオ録音

ここでは「①ステレオ録音」に話を絞ることにします

アコギの音は、サウンドホールから出る音がおそらく最も大きいので
その意味では単一音源とも言えますが、実際にはトップ全体で音を発していますし、
右手のピッキングノイズや左手のスクラッチノイズも当然あるので
ギターから2,3m程度の位置で聞くといった状況を念頭に置けば
かなり広がりのある音源とも言えます
なので「ステレオ録音してもモノラルにしか聞こえないのでは?」と言うことは無く
ステレオ録音の意味というのは十分あると考えられます

ステレオ録音のマイクセッティングには一般に以下の6種類ほどがあるようです
 ①A-B方式(2本のマイクを並行に設置)
 ②XY方式(2本のマイクを90~110度で交差させマイク先端部を1点で重ねて設置)
 ③MS方式(センター用とサイド用双指向性マイクを設置、後処理を要する)
 ④ORTF方式(2本のマイクを「ハ」の字に設置、交差角115度マイク先端間距離17cm)
 ⑤NOS方式(2本のマイクを「ハ」の字に設置、交差角90度マイク先端間距離30cm)
 ⑥バイノーラル方式(ダミーヘッドの両耳の位置にマイクを設置)

まあ、詳しいことはネットでお調べいただきたいが(笑)
それぞれの善し悪し、特徴はさておき、どれが取っつきやすいかと言う観点では
双指向性マイクや後処理が必要な③MS方式、特殊な装置を要する⑥バイノーラル方式の
二つは早々に却下w

また、④ORTF方式や⑤NOS方式は「ハ」の字設置のため
ギターの音がクリアに拾える50cm以内のオンマイク録音では
集音範囲にサウンドホールが入ってこない可能性が高いので、これも却下

こうしてみると色々ある録音方法の中で「私が思う現実的なアコギのスレテオ録音方法」は
結局のところ①A-B方式、②XY方式の2つなのであります
 ※タッピング奏法が主体など特殊なケースでは異なる可能性もあります

FOCUSRITE ISA TOWでのステレオ録音

めちゃくちゃ短いサンプル音源ですが、まあまあ雰囲気くらいは聴いてもらえると思います
ただですね・・・・(笑)
ハイゲインによろこびすぎて、調子に乗って、あまり設定を煮詰めずに録っちゃってます
まずはスポーツカーの乗り方を覚えないとですね、反省、反省w
あまり良いサンプルとは言えませんがご容赦下さい~~!


録音条件
・マイク:BEHRINGER C-2
・マイクプリアンプ:FOCUSRITE ISA TOW
・ギター:LOWDEN O-32
・録音距離:概ね30cmくらい
・音声処理:音量調整以外はなにもしていません

①A-B方式
マイク間の距離は15cmほどです
それでも、そこそこのステレオ感が有り、かつアコギの音も芯のある音にきこえます
私的には好みの録音です


②XY方式
ステレオ感はA-B方式より少し劣るかも知れませんが
遜色ない感じです



③モノラル(参考)
一応比較用にモノラルでも録音してみました
さすがに「安定の中央定位」という部分では大きなメリットを感じます


④MS方式(次回の記事でw)
上では「めんどくさいのでやらない」って書いてしまいましたけど
好奇心には勝てず・・・結局やってみました(笑)
ただ、使用するマイクも異なりますし、録音後の処理方法のことも書いておきたいし
と言うことで「MS方式」に関しては次回の記事でご紹介することにします

感想など

ステレオ録音について
正直言って・・・マイクが1本増えるだけで準備もセッティングも面倒っちゃ面倒です
でも、もし生音のみでリバーブなどのエフェクトを用いないならば
ステレオ録音も一考の余地はあると思います
逆に後処理でリバーブを使うならリバーブ残響のステレオ化で十分ステレオっぽくなるので
その場合はモノラルでも良いかなと(^0^;)

FOCUSRITE ISA TOWについて
マイクプリアンプって、私のような宅録初心者レベルには、
はっきりいって「無くてもなんとかなる機材」です
ミキサーにだって、オーディオインターフェイスにだってマイクプリはついてるし・・
それに、少し良いものをと思うとやたらお高い!
「無くても録音は出来る」「良いものはお高い」「使ったこと無いから効果がわからん」
導入を躊躇させるには十分すぎるハードルでした(笑)

しかし、こうして単品のマイクプリを導入してみると
ネットでさんざん見かけた「全然違う!」とか「別物!」とかの評価が
少しは理解できるようになってきました

今回使用したマイク、BEHRINGER C-2は2本で6千円強という
超入門用ステレオペアマイクです
ただし、値段を考えればよく出来たマイクで、私も何かというとよく使ってきましたが
オーディオインターフェイス直では音にわずかなざらつきが有り
また、やや平面的な音しか録れませんでした

オーディオインターフェイス直とFOCUSRITE ISA TOW経由の音・・
FOCUSRITE ISA TOWを通すことで、低音が引き締まるとともに
なめらかで立体感のある音になったように感じでいます

フラシーボ効果?と言うのも否定しませんが(笑)
上手く説明できずとも「私自身はかなり満足している」というのは事実です
「無くてもなんとかなる機材、マイクプリアンプ」
導入効果は人によってはごくわずか、人によっては天地ほどの差
私には、ほのかな幸福感・・・十分な投資効果でありました

最初で最後・・・??
ISA TOWと、そのお迎え準備として行ったケーブル取り回しの見直しと常設化
そして先日ご紹介した「合体メカw」のおかげで
ステレオ録音をする場合でも、かなりやりやすい環境にはなったのですが
モノラル録音でもリバーブ処理で簡単にステレオ化でき、
かつセンターに力強く定位することを考えると、
あえて2本のマイクでステレオ録音する意味は、少なくとも私には小さいと言えます
リバーブ使わず「生音のみで勝負!」って時の必殺技って感じですが(^0^;)
エフェクト無しの演奏を聴いてもらえる日が私に訪れることなどあるのかなと・・・(笑)

おまけ

ステレオ録音の「必需品」とまでは言えませんが、あれば相当重宝するもの
それが「ステレオマイクバー」(またはステレオバー)です

2本のマイクの位置関係をステレオ録音に適した間隔、角度に保持してくれるだけでなく
スタンドを2本たてなくても良いという究極の省スペースを実現してくれます(笑)

BEHRINGER C-2のようにマイクを買えば付属してくると言うものも多いですが
C-2に付属するステレオバーはマイク間隔が12.2cmとかなり短いので
私は「K&M ( ケーアンドエム )  / 23550」を使用しています

23550はマイク間隔が17cmと一回り大きい分、セッティングの自由度が段違いです
それに、千円程度とお安いのも魅力です



2020年10月6日火曜日

チューナー KORG GA Custom

またチューナー買ってしまった

このブログでも何度か書いたと思いますが
チューナーって物欲の小腹を満たすと言いますか
わりと少額出費で、大物に手を出す危険を回避できる程度の満足を与えてくれる
ありがた~~い小物でありましてw
おかげで、必要か?などという基準を無視して静かに増殖を続けるのであります

ただ今回は、お気に入りだったSNARKの反応が3個ともやや怪しくなってきたこと
そしてなにより、西村歩さんがブログで「久しぶりにチューナーを買いまして」と(笑)
それがかくいうKORG GA Customだったと
そんなミーハーな動機もあったのでした



KORG GA Custom

2015年の発売なので新製品ってわけでもありません
発売からすでに5年、むしろロングセラーといえるかもしれません

いわゆるカード型のチューナーで、
クリップチューナーのようにギターに取り付ける必要も無く
シールドでつなぐか、内蔵マイクを使用することでチューニングを行うことが出来ます

最大の特徴は「3Dビジュアルメーターによる視認性」と「高精度チューニング」です

 ・音律: 12平均律
 ・測定範囲: A0(27.50Hz)~ C8(4186Hz)
 ・基準ピッチ範囲: A4=436 ~ 445Hz(1Hzステップ)
 ・測定精度: ±0.1セント以内
 ・入力インピーダンス: 1MΩ
 ・接続端子: INPUT(モノラル標準)、OUTPUT(モノラル標準)
 ・電源: 単4形電池2本(マンガン乾電池:R03、アルカリ乾電池:LR03、
  またはニッケル水素充電池)
 ・電池寿命: 連続約50時間(単4形マンガン乾電池使用、A4連続入力時、
  ディスプレイ・モード:レギュラー)
 ・外形寸法: 99(W)x 65(D)x 16(H)mm
 ・質量: 83g(電池含む)
 ・付属品: 動作確認用単4形マンガン乾電池×2
 ・アクセサリー(別売品): コンタクト・マイクロフォンCM-200


使用感など


【3Dビジュアルメーターによる視認性】

大型ディスプレイの視認性はきわめて良好です
そして買ってみるまで「3Dってなんやねん?」と思っていましたが
実際使ってみると、本当に立体的に見えると言う摩訶不思議w
本体の物理的な厚みを超えて奥深く見える画面と青と緑のライトの美しさで
必要も無いのに電源オンし、メーター動かすために「ア~イ~」と奇声を発してしまう・・
とってもデンジャラスなチューナーです

【高精度チューニング】

高精度かどうかはさておき、使いやすさは抜群です
アコギの場合は、内蔵マイクで十分チューニング可能、感度も十分です
エレキの場合は、近づければチューニングできなくも無いですが
シールドをつないだ方が確実です
また、内蔵マイク使用時は、テレビなど少々の雑音があってもチューニング可能です

【その他】

□概ね名刺入れサイズというコンパクトさは、
 持ち運びにも、手元に置く時にも場所をとらないということでも本当に絶妙サイズ
 実は何よりこの大きさがお気に入りポイントだったりしますw

□これまでクリップチューナーしか使ってこななかったが、
 据え置きでギターに取り付けずに使えるというのは思った以上に便利です
 各ギターに一つずつクリップチューナーを付けてたので電池消費も激しかったが
 その対策にもなりそうです

□充電式のアルカリ単4電池が使えるのもグッド

■裏面のスリットにピックなどを刺せばスタンドになる・・・のはずでしたが
 どうやら0.6mmピックは薄すぎてダメなようです
 0.7mm前後のピックだと自立するみたいなので色々と試してみて下さい

■まあダメポイントと言うほどのこともありませんが、
 マイクの感度が良すぎるせいか、なかなか自動で電源オフになりません
 電池の減りが気になる人は、毎回手動で電源オフをおすすめします
 でも単4充電池が使えますし、さほど大きな欠点とも言えないような・・・(^0^;)

おわりに&おまけ


現在、SH価格は3289円(税送込み)で、クリップチューナーよりもやや高いですが、
使いやすさを考えると一つは持っておいてもいいかもしれません

さて、これだけ使いやすいチューナー、出来れば出しっ放しにしたいんだけど
机の上、と言うのも味気ないというか、小さいなりに邪魔と言えば邪魔
チューニングの時に見やすく、邪魔にならない方法を寝ずに考えた(笑)
そして出した結論は・・・・


そうです、スマホ用のホルダー(^0^;)
どこからか失笑が聞こえましたけど・・・気のせい?w
でもこれ、メッチャ便利です
KORG GA Customとスマホホルダーがあれば
もうクリップチューナーはお出かけ用以外必要ないかもと思えてきます

でも、わしづかみのホールド部分も着脱はワンタッチですから、
出かける時の持ち出しも簡単・・・クリップチューナーの立場危うし
余計なお世話ですが、このスマホホルダー

amazonで千円前後です(笑)