いろいろチャレンジ中ですが、今のところ上手くいってません
基本的にはドライバの動作に関する問題ですが
録音レベルがどうしても上げられなかったり、INST2端子が使えなかったりと
あげくにWindowsから認識されなくなったりで、チャレンジ連敗中です(笑)
先日はこの機械で「歌ってみた」できるのでは?と思いましたが
現状、打開策がないので、とりあえず「使えない」とお考えいただいた方が無難そうです
あっさり最新の機種を買った方が良いのでしょうか・・・(^_^;)
どうもお騒がせいたしました~~~~!
※)本記事下部の「追記」もあわせてご覧ください
【仕様】
■入力
プリアンプ:1×XENYX
タイプ:1×XLR/TRSコンボ・コネクター(マイク/ライン),
1x 14 "インチTRS(インストウルメント)
入力レベル・アッテネーション:無し
周波数応答:10Hz-30kHz (0/-0.5dB)
インピーダンス:マイク入力:3kΩ /インストウルメント入力・1MΩ
最大入力レベル:マイク:+2dBu/ライン:+22dBu/インストウルメント:+2dBu
ファンタム電源:+48V,切替可能
■出力
タイプ:1x14"インチ・ステレオ(フォン) 2xRCA (ライン出力)
周波数応答:10 Hz -30 kHz (0 /-0 .5 dB)
最大入力レベル:0dBu
■システム
ダイナミックレンジ:100dB、A特性
周波数応答:10Hz-30kHz (0/-3dB)
■デジタルプロセッシング
サンプルレート:32/44.1/48kHz
■コンピューターbusプロセッシング
タイプ:USB1.1、タイプB
■ソフトウェアサポート
OS:MacOS X、WindowsXP以降
ドライバー:Macはドライバー不要、Windowsはbehringer.comよりDL可能
■パワー
消費電力:最大2.5w
電力供給:コンピューターよりUSBバスパワー
【参考音源】
この音源は、BEHRINGE UM2を使用し、以下条件で作成したものです
ドライバー:なぜかWindows10の標準ドライバ(この場合はマイク端子しか使用不可)
マイク:いつもの激安中華マイクBM-800
ギター:LOWDEN S-32 2カポ
①ギターの生音をBM-800で録音
②ギター伴奏をヘッドフォンでモニターしながら歌をBM-800で録音(録音作業終了)
③ギターのトラックをステレオ化してワイドエフェクトを追加(別途プラグインが必要)
④歌のトラックをステレオ化してステレオリバーブを付加
⑤ネットで拾った「波打ち際の音」を追加
⑥ギター、歌、波の各トラックの音量を調整してミックスダウン
ギター歌が別録りの弾き語りならこれで作れます
※)UM2の接続時にWindowsドライバが自動でインストされた場合に限ります
(【追記①】参照)
しかし、ギターの端子(INST2)を使えるようにとASIOドライバーなど入れて試してるうちに
なんかどんどんおかしな方向に行ってしまいました
ASIOを使うと確かにマイク端子、INST2端子が同時に使用可能になり
AUDACITYにはマイク音声がLチャンネルに、INST2音声がRチャンネルに入ります
ただうちの場合だと、マイクのゲインが全く稼げずに使い物になりませんでした
それで、ASIOを削除したりしてるうちに、
そのパソコンではBEHRINGER UM2そのものが認識されなくなってしまいました(^_^;)
そんなわけで、いろいろな人の環境下で安定して使える機器としては
ちょっとおすすめしにくいと感じてます
ぜんそくの薬で枯れてしまった声も、なんかちょっとましになってきた気がします(笑)
【追記①:ちょっと重要かも】
WINDOWS10(v1607)の標準ドライバー「USB Audio CODEC」が
自動でインストされたりされなかったりという件について、いろいろ試してみたところ
あくまで「私の場合」ですが以下のことがわかりました
・Windows10のバージョンが1511の場合はOKでした
・Windows10のバージョンが1607で過去にASIO4ALLのインストをしてない場合OKでした
・Windows10のバージョンが1607で過去にASIO4ALLのインストをしたことがあり
かつ過去にBERINGER USB DRIVERをインストしていた場合NGでした
以上から想像されるのはWINDOWS10のバージョンと言うよりも
過去にASIO4ALLかまたはBERINGER USB DRIVERをインストしたことがある場合は
たとえそれをアンインストールしていたとしても(レジストリに残存?)
WINDOWSの標準ドライバーはインストールされないようです
ちなみに、WINDOWS(v1607)の標準ドライバーにおけるデバイス名は
「2-USB Audio CODEC」です
※2018.5追記:BERINGER USB DRIVERからUSB Audio CODECに戻したい場合
|間様からUSB Audio CODECに戻す場合の処理について情報提供いただきました
|デバイスマネージャー
|→ユニバーサル バス コントローラー
|→BEHRINGER USB WDM AUDIO 2.8.40
|→右クリックでアンインストールを押して
|→UM2をPCに接続
|私の環境ではこれでUSB AUDIO CODECがインストールされ、
|元通りのMic/LineGainだけ使える状態になりました。
記事中にも書きましたが
WINDOWSの標準ドライバーで使用できるのはMIC/LINE1端子のみになってしまいますが、
使えないよりはましと思います
またアクティブタイプのアコギピックアップなら、MIC/LINE1に接続しても音はちゃんと拾えます
なにぶん、USB1.1対応という結構古い製品ですので
最新の環境で使うのはいくつかのハードルを越え、かつ少々の工夫も必要ですね
再度整理すると、こんな条件の方はWindows10環境でも使用可能です
■ 過去にASIO4ALLかまたはBERINGER USB DRIVERをインストしたことが無い
(アンインストールしていてもだめな可能性が高いです)
■ギター伴奏と歌を別録りでかまわない(同時入力数1ということ)
ただ、ここで少し工夫をすると「ギターと歌の同時録音」も可能となります
それはUM2の手前でミキサーを使用することで、例えばこんな簡単なものでもかまいません
ダイナミックマイクしか使用できませんが、
歌とギター2本のマイク音声をUM2に入れることが可能になります
ただそこまでしてBehringer UM2を今現在で購入する価値があるか・・・・
ともし問われれば、私はこのように答えたい(笑)
「Windows10に正式対応したオーディオインターフェイスを買ってください」
【追記②:WINDOWSドライバではちと使えんと思うワケ】
Windows10(v1607)64bit、ASIO4ALLインストール済み、BERINGER USB DRIVERを
過去にインストールしていた(または過去にインストして削除済みだったか不明)という
環境下でのお話です
UM2を接続すると、「BEHRINGER USB WDM AUDIO 2.8.40」というデバイス名
(ASIOではありません)が現れますので、Audacityの録音デバイスに設定します
この状態で録音開始すると以下のようになります
上の画像で「音声がクリップ」と書いた部分の波形が僅かな時間ですが
レベルが水平にそろって頭打ちになっているのがわかりますでしょうか
これは、マイクにこれ以上大きな音を入力しても
録音結果としては「歪むばかりで大きな音としては記録されない」ことを意味します
回避のためにはUM2のMIC/LINE1のゲインを下げて、
Audacityの録音レベルを上げるしかないのですが、Audacityの録音レベルは最大なので
これ以上どうしようもありません
要は低い音量レベルでクリップしてしまう危険が高いことから
MIC/LINE1端子もINST2端子も利用可能になるメリットはあるとはいえ
「ちと使えん」と感じているわけであります
※2018.1追記①
|匿名様からの情報により、マック環境でも上記のような録音レベルの
|頭打ち現象が発生すること、及びこのことについてbehringerからの公式な
|回答が
「デジタルレベル換算で-12dBを上回る辺りから歪み出して-6dBで
|
頭打ちとなるのは仕様です」であることが判明しました
|貴重な情報提供に感謝いたします
※2018.1追記②
|本項のタイトルを 【追記②:ASIO4ALLではちと使えんと思うワケ】としてまし
|たが、そもそもAudacityではASIOは使えないので【追記②:WINDOWS
|ドライバではちと使えんと思うワケ】に変更しました
【追記③:無難そうな製品】
今の時点(2016.10)で、windows10対応と明記され、かつ1万円半ば程度まで
というオーディオインターフェイスは以下のとおりです
(私は所有していませんので細かなところは良く分からないですが)