2019年4月27日土曜日

母の願いをかなえる

数年前に脳梗塞を患い、それでも実家で一人暮らしを続ける母
高齢でもありますし、長男としては心配がつきないのでありますが
先日帰省したおり、私のギター録音とかを聴いてもらっていたときのこと
その母がぽつりと「私も録音してみたい」と・・・つぶやいた

リハビリもかねて、週に1,2度はカラオケ喫茶に通う母ですが
どうやら自分の歌ってるのを客観的に聴いたことがないとのこと、これはなんとかせねば(笑)

条件整理


「カラオケの音源はラジカセのみ」
この条件で、かつ実家にあるものだけでなんとか録音できないものかとしばし思案

要はラジカセの音とマイクの声を同時に録音できればいいわけだけど
まず、実家で使えそうなものはなんだ?
 ■ダイナミックマイク
 ■マイクケーブル
 ■アンプ(BEHRINGER K3000FX)
 ■パソコン
 ■オーディオインターフェイス(ROLAND UA-4FX2)
こうしてみるといろいろあるもんだ(笑)

方法1:パソコンで録る


ROLAND UA-4FX2にマイクとラジカセをつないで、PC録音を行う方法です
実家のROLAND UA-4FX2は、パソコンのスピーカーを鳴らすだけの仕事しかしてないので
有効活用にもなってよい方法なんですが・・・

パソコンを置いてある場所がとても狭いのが問題
旅館とかで和室と窓際の間にいすとテーブルが置いてあるあのスペース
あれ「広縁」というらしいのですが、実家のパソコンはそのスペースの奥に設置してあります
ケーブル類の長さもそれほどないし、ヘッドホンでモニターすることも考えると
窮屈きわまりない(笑)

方法2:アンプを活用


アンプ(BEHRINGER K3000FX)は一応4chミキシングが可能です
加えて、リバーブも結構良い感じでかかってくれます
ちゃんとステレオラインアウトも備えてるので、ちょっとしたミキサー代わりに使えます

BEHRINGER K3000FX

ただ、パソコンとの距離が離れてるのでラインアウトをパソコンで録音するのはちとつらい
なので、レコーダーのみ持ち込むことを考えたw


しかし、冷静に考えてみれば・・・


方法3:カラオケ喫茶について行くw


PCMレコーダーを持ってくのなら、ややこしいことせずに
母のカラオケにくっついてって、現地録音すればよいのだ(笑)
一緒にカラオケ喫茶にいくのも別に嫌って訳でもないから、場合によっては考えてもよいかな

ちなみにカラオケ喫茶というのを皆さんはご存じだろうか
個室のカラオケボックスとは違って、
喫茶店のようなスペースで、居合わせたものがかわりばんこに歌います
料金は11枚綴りの券を1000円で買って、1曲歌うたびにその券で支払います

当然、そのときにいた人数が多いほど順番が巡ってくるまで時間がかかります
10人もいれば1曲歌って次に歌うまで40分以上・・・・(笑)
なので、歌うのも楽しいのでしょうが、むしろお年寄りの社交場といった雰囲気です
そんな中で皆が仲良くやってるわけですが、
知り合い同士だけって訳でもないので、たまにはトラブルもあるようです
母のよくいくカラオケ喫茶の壁にはこんな張り紙がしてあります

「人の歌の批評はご遠慮ください」



さて、帰省予定は5月の2日前後・・・・首尾よく録音成功するでしょうか(笑)

2019年4月22日月曜日

PASコンタクトを装着したLOWDENの内部

LOWDENにPASコンタクトを装着してから初めての弦交換のついでに撮影してみました


LOWDEN O-32 & PASコンタクト - Spherical Image - RICOH THETA

最短経路のすっきり配線!!
PASコンタクトはやや高音よりについてますね
実はこれ、私がPASさんにリクエストした仕様であります
いえ、位置についての指示はしていないのですが

「低音は基本的にマグネットに担当してもらうので、中高音主体でお願いします」

とお願いしたことへの対応なのでしょうね、PASさんありがとうございます

ただ、赤いラインが見えるコネクタ
これを支えてるブラケットが、接着力不足でとれちゃうんだよね~~~
気がつけば中でごそごそ動いてるときが・・・すでに2回(笑)
強力両面テープでくっつけ直すんだけど、いつまでもつかなあ
次に外れたら、いっそ瞬間接着剤で付けちゃおうかと、目下思案中であります(笑)


2019年4月17日水曜日

楽譜「CDで覚える 中島みゆき / ギター・ソロ曲集」

平倉 信行さんアレンジの、中島みゆき曲集です
 

平倉 信行さんは、クラッシックギターを軸足に、
アメリカンスタイルギター、ジャズ・ギター等幅広く活躍されるギタリスト&アレンジャーです

しか~し、私にはこんな経験則が(笑)

「クラッシック畑の方のソロギターアレンジは美しいけど弾きにくい」

なぜなのか上手く言えないのですが、妙に疲れるのです
和音を重視してるためにセーハしてる時間が長い?のかな
それにクラッシック系の方って、あまりオープンチューニングは使われないので
レギュラーチューニングってだけでも多少ハードルが上がるかもしれませんね
にもかかわらず、「中島みゆき曲集」の魅力にはあらがえず、amazonでポチw

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ひととおりCDを聴いてみました
意外にも、どの曲も音数が少ない印象で、初級者にも優しそうな感触です
和音主体というよりは、メロディ+ベース音で構成されたアレンジといった風に感じます
逆に言えば、上級者の方には少し物足りないかなともいえそうですが
自分のレベルにはちょうどいい(笑)

その中でも、聴いた感じ一番易しそうな「春なのに」を3日間だけ頑張ってみました
易しいといっても、さすがに私などが3日間でどうにかなるものではありません
ようやく原曲のメロディがわかる程度にしか弾けませんでしたが
これも記録、良くも悪くも61歳が3日間頑張った成果であります(笑)




正直言えば、仕上げる前に「飽きちゃった」という部分もありましてw
結局この曲は、この録画の後は一度も練習せず、というか「もういいや!」ってなったのですが
こうして、出来の悪い音源をさらすことに抵抗がなくなって
「ziziさんって偉そうに能書きいってる割にへたくそなのね」
と、日に日に評価を下げて・・・・
な~んてことも、もうあんまり気にならなくなっております(笑)

それでも「3日目だから」って連呼して、必死でハードル下げようとする姿は
滑稽でもあり、いじましくもありってとこですな(笑)

2019年4月12日金曜日

プリアンプ BBE ACOUSTIMAX

こんなの、いつ買ったんだっけ???
このところ妙に続いてる「Tidemark Tutorial2」や「G.I.G1310」のプリアンプシリーズ
そのおかげで思い出せた(笑)

BBE ACOUSTIMAX

基本はプリアンプなのですが、「SONIC MAXIMIZER」って印字されてます
しかしそれって一体なに??

簡単に言えば「原音に華やかさを加えるエフェクト」です
このエフェクトにはいくつか種類があり、
エンハンサー、マキシマイザー、エキサイターとかの呼称がありますが
実のところ、自分も良く違いがわからない(笑)

ともあれ、BBE ACOUSTIMAXの場合は、それを「ソニックマキシマイザー」と呼んでいますが
とりあえず、「倍音を作り出す」または「倍音を強調する」ことで
華やかさを作り出すエフェクト付きプリアンプ、とご理解くださいw


【特徴】 ※取扱説明書より
 |●第4世代BBEソニックマキシマイサー
 |●楽器本来のサウンドを忠実に再生するスタジオクオリティサウンド
 |●超低ノイズデザイン
 |●バランスDiアウト、ラインアウト、チューナーアウト、インストレベルアウト、エフェクトループ搭載
 |●正確なノッチフィルター
 |●入出力クリップインジケーター
 |●ミツド周波数を可変可能な3バンドEQ


使ってみて

①使える低ノイズ、でも増幅度はそこそこ程度
 宅録でも十分使える低ノイズです
 GAINとVOLUMEをかなり上げても気になるほどのノイズはありません
  ※GAIN=9までは大丈夫だが10(max)でややノイズがのる、VOLUMEは10(max)でも大丈夫

 ただ、増幅部の利得が良く分からないので、数値的にはなんとも言えないのですが
 ピックアップからの音を大きくするという部分では非力な印象です
 アクティブPUなら大丈夫だと思いますが
 出力の小さいパッシブPUではちょっと物足りないと感じるかも知れません
 例えばの話ですけど、前回取り上げたプリアンプG.I.G1310と比較すると
  【G.I.G1310】
   ・GAIN:7(max10)、・OUTPUT:7(max10)
  【BBE ACOUSTIMAX】
   ・GAIN:9(max10)、・OUTPUT:10(max10)
 の設定で聴感上は同じくらいの音量になるといった具合です

②どちらかと言えばすっきり系の音
 EQフラット、ソニックマキシマイザーを使用しない状態の音は、曇りのないすっきりした音です
 (多少は以前紹介したG.I.G1310の太い音とと比べてという部分はありますけど・・)
 反面、やや太さや暖かみが少ないとも言えますが、
 ソニックマキシマイザーの効果を加える下地という意味もあるのかもしれません

③EQは必要十分
 低音部と高音部に加えて、パラメトリックの中音部という3バンドEQ
 ±12dbなので標準的な増減量だと思います
 MIDがパラメトリックなのは使い勝手の向上に大きく役立っています
 (可変帯域は400Hz~2.5kHz)

④ソニックマキシマイザーは使い方次第
 善し悪しは別として、よく効きます
 EQでの調整とは異なり、やや大げさにわかりやすく言うとするなら、
 高域にはキラキラ感を、低域にはハリと太さを加えることが出来ます
 私自身、ソニックマキシマイザーの仕組みを理解できてないのではっきりはわかりませんが
 基音と倍音の位相操作によってこうした効果を得ているようで
 基本的には「倍音の強調」をしているのだと考えれば良さそうです 

 ただし、よく効きはしますが、「あからさまに作り物っぽい」といった評価もあります
 強めにかければ、私もそう思います(笑)
 しかし、そもそもピックアップの音は作り物(笑)
 そこをどう好みにあわせていくかが勝負なのですから、
 そのための道具は多種多様にあってくれた方がありがたい
 SONIC MAXIMIZERもそのなかの一つ、とても面白いアプローチだと思います
  ・軽くかけて「隠し味+α」と言った雰囲気に
  ・積極的に強めにかけて自分なりの音作りに
 私としては十分に使えるエフェクトだと思います
 結局のところ、この機材の価値は使い方次第、なのでしょうね

 【参考までに】
 BBE MODEL402というエンハンサーを持っていますが、
 効き方はBBE ACOUSTIMAXのほうがわかりやすいし、音も好みです

⑤でかい、重い
 大きさは216mm(W)×140mm(D)×66mm(H)、重さは1.5kg
 持ち出して使うにはちょっと気合いの必要なサイズと重さです

サンプル音源



サンプル音源を作成してみました
ギターは前回に引き続きZENN ZD100CE(アンダーサドルピエゾ+マイクピックアップ)
 ①SONIC MAXIMIZER(OFF)
 ②SONIC MAXIMIZER(HIGH:9時、LOW:9時)
 ③SONIC MAXIMIZER(HIGH:12時、LOW:12時)
 ④SONIC MAXIMIZER(HIGH:15時、LOW:15時)
の4種類を録音しています
BBE ACOUSTIMAXはループエフェクトも使用可能ですが、モノラル仕様ということもあり
今回リバーブは使用していません
EQh全て12時の位置、ノッチフィルターは使用しない設定にしてあります


12時くらいまでなら常用も可能だと思いますし、
積極的に15時くらいで音作りというのもなくはないと思います


参考情報

今回の録音で微妙に困ったのが
モノラルアウトしかない機材からの出力をステレオレコーダーでどう録音するかということ
当然、ステレオケーブルで繋ごうが、モノラルケーブルで繋ごうが
レコーダーにはL・Rのどちらかにしか信号が記録されないのであります

録音後にモノラル音源に加工し直すというのもありますけど、まあまあ面倒くさい(笑)

そこで今回使用したのは、「モノラル-ステレオ変換ケーブル」(CLASSIC PRO CMP010
モノラル側はBBEの出力端子にあわせた標準フォンプラグ
ステレオ側はうちの機材環境にぴったりのミニプラグ、まさにドンピシャ
これを使うと、BBEから出力されたモノラル信号を
ステレオプラグのリングにもチップにも同じ音を流してくれますから
ステレオ録音しても中央定位のモノラル音源のように聞こえるという仕組み


はい、216円で思うつぼの結果でありました(笑)

2019年4月7日日曜日

3年ぶりのニューPC組立て

パソコンは大事なお仕事道具です
なので、おおむね3年おきに新しくしています
2011、2013、2016と新調してきましたが、
最後の製作からもう3年
2019バージョン製作の時期がやってきました

短期間でPCを更新するのは、「故障する前に」という意味もありますし、
新調によってそれまで使っていたメインマシンがそのまま心強いサブ機になってくれるという
安心感のためでもあります

新調するのはパソコン本体、形状はデスクトップです
ディスプレイ等の周辺機器は壊れたら取り替えますが、基本壊れるまで使い回しますw
デスクトップタイプは、製作もメンテナンスも容易なのと、
ディスプレイ6面構成のためにグラフィックカードの2枚刺しが必要なのが理由です

ただし、一生懸命自作しても、昔と違って既製品とコスパもそれほど変わらないので
自作にこだわる理由も、あまりないのですが、かれこれ20年近くも自作PCしか使ってないので、
ここまで来るともう意地でも自作!って気分もあるのは確かかもしれません(笑)

このPCは2016バージョン

パーツ構成


【CPU】Intel CoffeeLake Core i7-8700

完全な仕事用なので、求めるのは安定性(笑)
オーバークロックもしないし、超速も求めたりはしないので、値段がこなれてるこいつを採用


【CPUクーラー】CPUクーラー 虎徹 Mark II

CPUにはリテールクーラーもついてるけど、冷却性能不足や騒音など、あまり評判が良くない
CPUの耐久性には常用温度がかなり影響すると言うことなので評判の良いクーラーを購入


【マザーボード】MSI H370 GAMING PLUS

選定基準は「安くてそこそこ評価」なことw
当然ながらCPUのソケットが一致するのは絶対条件です
i7-8700のソケットは「LGA1151」、しかしLGA1151にもいろいろありまして、
第8世代のi7-8700が使えるのは、マザボのチップセットがIntel Z370, H370, B360, H310のみです
Z370とH370でちょっと迷いましたが、結局安価なH370を選択しました
あとはグラフィックボード用のPCIexpress×16が最低2スロットあることも私には必須条件です


【メモリー】F4-2400C15S-8GIS (DDR4 PC4-19200 8GB) ×2

仕事用なのでこれまでの経験上16GBあれば十分
でも、SSDのおかげであまり不足を感じたことがないだけで、
あればあるほど便利なのか?、そこは不明なので、いつか32GBくらいは積んでみたいですねw
そして、善し悪しはあまりよくわからないので、やっぱり「安くてそこそこ評価」を選定(笑)


【SSD】Samsung SSD 1TB 860QVO

システムドライブのSSD化は、もはや必須と言っても良いでしょう
PCパーツの何を交換するよりも、ハードディスクをSSDに交換する方が体感速度は向上します
今回は1TBを選択してますが、システムドライブとして使うだけなら500GBでも十分です
SSDは種類も多く、なかなか選びにくいのですが
今回の選定要件は・・・「運を天にまかせる」です(爆)


【ハードディスク】Seagate BarraCuda 3.5" 2TB

雑多なデータの格納用です
速度や容量はあまり重視してないので、5400回転とややもさっとしたモデルですがこれでよし!
選定は、シーゲイト、ウェスタンデジタル、日立といった名前のしれたメーカーの中から
価格と容量で決めれば、おおむね大丈夫じゃないかと思います


【グラフィックカード】GT710 2GD3H LP (GeForce GT710 2GB)

これぞ、「映ればそれでよし!」という選択です
ゲームもしないし、CADも最近では滅多にしないので、必要最低限のカードです
あえて言えば静音性のためにファンレスタイプにした、ということくらいでしょうか
あ、忘れてたw 使ってるディスプレイが結構古いこともあって
写真のようにD-sub,DVI,HDMIの3ポート出力は絶対条件です
稼働中の6面ディスプレイを、このカード2枚で駆動します


【BDドライブ】HLDS BDXL対応 内蔵Blu-rayドライブ

最近ではPCでBDを見ることもないですし
BDって喫煙環境だと壊れるのも早いので、DVDマルチドライブで十分だったんですが
安かったのでこのドライブを選定、選定基準は「動けば良し」(笑)


【USB3.0カード】USB3.0×4ポート増設 PCI Express

USBポートが足りなくなるのは、もうわかっているので、私には必須部品です
これも種類が多く選びにくいのですが、選定基準は「安価」ただそれだけ、あとは運次第です
でも、これ届いてみるとドライバーディスクには2015の文字(^_^;)
ちと・・・というかメチャ古いのに当たってしまったけど、なんとか安定稼働を祈るw
一つ注意なのはSATA電源が必要なことです(他機種は知らないけど)
SSD、HD、BD、と他にSATA電源を必要とするものがあるので、
先に必要数を確認してから、電源からの取り出し方を考えておきましょう


【電源】玄人志向 KRPW-BK 80PLUS Bronze 750W ATX電源

パソコンが安定稼働する上で最も重要かつアキレス腱になりやすいパーツが電源です
私は基本的に「600w以上で、着脱式ケーブルのもの」を選びますが
これも結局のところは運次第です
PCが起動しない、または起動後勝手に落ちてしまう等の症状は、電源が犯人の場合が多いです


【ケース】Thermaltake Versa H26 Black

何の変哲もない、やっすいケースですw
ケースのエアフローもとっても大事なんですが、120mmファンが2基ついてるからエエかなってw
昔はケース選びに結構時間かけてましたが、さいきんはどうも杜撰でいけません
特に「安い」以外の選定基準はないのですが
少なくとも中に納めようとする部品がきっちり収納可能な空間があることと
ある程度のエアフローが確保されていることは必要かなと思います



さて合計価格は?


2019.3.26現在価格で110580円、「なーんだ、全然安くないじゃん」

まあね~これに実際はOSとか加わるから、12.5万くらいになっちゃう・・・シクシク💧
これでも相当「安さ」にこだわったんだけど、ぎりぎり、BTOパソコンよりちょっと安いくらいかな
でもね、こうして自分で組み立てるとパーツの役割もわかりやすいし
故障のときの原因究明にも役立ちます
それに、修理のために購入先とやりとりなんていう面倒くさいことも発生しない(笑)
(全て自己責任ということでもありますがw)


少し注意が必要


【CPUクーラー】

リテールクーラーに慣れ親しんだ目には、虎徹markⅡは巨大です
大きいだけならともかく、ケースに収まるのかという確認が必ず必要です
といっても私自身、「偶然大丈夫だった」と言うだけのことで、
実はクリアランスが1cmほどしかなく、冷や汗をかいたのでした(笑)
最近のケースは、外見的には幅があるように見えても、
背面配線スペースのために内部空間は、案外狭いものもあります
「ふたが閉まらない!!!」なんてことにならないように、ご注意ください

クーラーの組み立ても、慣れてなければそこそこ面倒くさいですが
マニュアルをじっくり見ながら慌てずに組み立てるとなんとかなります
一番注意が必要なのは、ファンを正しい方向に取り付けることです
下の写真の反対側(PC背面側)にもファンはつけられますけど
それだとケース背面の排気ファンとエアフローが逆になってしまうためです

巨大!!、このタッパがケースに収まるかが問題です

【ケース】

上に書いたように今回のケースも背面配線を基本としたケースでした
どの配線を背面に回すか、どれを表側に回すか、十分に考えて取り回しを決める必要があります
背面配線のケースは、できあがりはすっきりして良いのですが
組立てのときには結構気を遣いますねw

【SATAケーブル】

このマザボにはSATAケーブルは2本しかついてませんでした
今回は、SSD、HD、BDと3つのSATA機器を繋ぐ必要があったのに1本足りない(^_^;)
事前に調べるのは難しいかも知れないけど、
「足りないこともあり得る」と、一応覚悟しておきましょう(笑)


無事に起動できた?


なんとか一発起動(笑)

でも3年ぶりだし、今回は初挑戦のクーラーということもあって結構疲れました
OSのインストールまでは完了しましたが、
これからソフトウエアの復旧に丸2日くらいかかりそうです
PCの更新作業も楽じゃない(笑)

実際に稼働してみた感想ですが・・・
まず「超静か!」ということです、これはきっと虎徹markⅡのおかげですね
やっぱりリテールクーラーってうるさかったんだと実感できました
そして3年前の2016バージョンPCと比べて速度が向上した・・・とは感じませんでした(笑)

これからの3年間、よろしくお願いします!!

オマケ


当初想定していなかった購入部品があったので、一応書き残しておきます

【SATAケーブル】

マザボに付属のケーブル2本では足りなかったので追加購入、5本で700円くらい



【SATA電源の分岐コード】

使用した電源ユニットはSATAの取り出し口が2カ所あり、それぞれ3個の電源供給が可能でした
それで、当初SATA電源の必要数は3つだから、2カ所のうち1カ所だけ使えばいいやって
PCを組み上げてしまったのでしたが
その後、USBの増設ボードにも電源が必要なことが判明(^0^;)
もう一度電源ユニットからの配線をやり直すのはしんどすぎるので
3個しかない供給口を無理矢理4個にすべく購入です(700円くらい)


2019年4月2日火曜日

エフェクターケースにエフェクターを組み込む

Tutorial2が我が家にやってくるより少し前の出来事・・・
仕事がピークになると「なにか」して現実逃避したくなる
そしてできあがったエフェクターケース!!
エフェクターボードじゃないよ、「エフェクターケース」なのだ~w

なんで?

全国ツアーをするようなプロじゃあるまいし(笑)
機材の保護を考えないといけないほど持ち出しする機会もない
そんな私をその気にさせたのはこれであります、4Uのラックエフェクターケース
そうです、先日落札したYAMAHA MU100RとYAMAHA G50の入ってた「箱」であります

正直、もうYAMAHAコンビを使いこなす自信も気力も湧いてこないw
「だけど、この箱だけでも使えんもんじゃろか?」
極めて素朴な発想・・・
実は先日紹介したラックプリアンプG.I.G1310はこの発想を具現化するためのお買い物でした


組み込み

さて、この後ろ姿だけで何を組み込んだかわかる人は、まあいないわなぁ
でもまあ当然ながらG.I.G1310を主役として組んだものなのは間違いない
そのほかは、ずっと休眠中だった手持ちの機材です
機材コレクションもたまには役立つこともあるってものですw

配線からなんとなく想像いただけるようにエフェクターはセンドリターンで接続しています
(直列接続も試して見たのですが、なぜかノイズがのったので断念)
電源は一括して通電できるようにテーブルタップをケースに貼り付けており、
電源ケーブルと出力用のケーブルは最下段のスキマから前面に引き出すようにしています

出力は今のところ宅録用途を前提としてステレオフォンプラグで出しています
無いとは思うけど外で使う場合は、モノラルアウトも必要になるかもしれませんが
まあその時はその時で考えましょう



あっという間に、完成!

上から順に
 ・ラックチューナー:BEHRINGER BTR2000
 ・プリアンプ:G.I.G1310
 ・リバーブ:LEXICON MPX110
そして、4Uの最下段は、コード引き出しようのスキマ!、完璧!!(笑)
このケースには前後面にふたがあるのですが、
コードを前面から引き出すことで後ろのふたは開け閉めしなくて済むという、心憎い配慮・・(^_^;)


チューナーを最上部に配置したのには理由があります
それがこれ!!、電源オン!!
下にある機材のつまみ類を照らすライト
これでもう暗いステージ脇でのセットアップも安心です・・・どんな妄想(笑)
はい、気分だけステージプレーヤー


さらに・・・コードが内部に落ち込んでしまうのを防ぐために、コードクリップを装着
うんうん、もう神ケース(笑)



LEXICON MPX110

MPX110は、LEXICONのマルチエフェクターで
リバーブを中心に、Tremolo、Rotary、Chorus、Ambience、Tremolo、Chorus、Flange、Pitch、
Detune、Delayなど240種類のエフェクトを使うことが出来ます
しかし、多機能機材の宿命でしょうか、見た目はシンプルなのに結構ややこしい
日本語マニュアルがなければ、ほぼ何も出来ないかも・・ってレベルw

特にADJUSTとEffects lvl/Balの2つのつまみは要注意
エフェクトの種類によって機能が異なるのに加えて、
電源のオンオフやエフェクトの切り替えで、この2つのつまみによる設定が初期化されるようで
見た目には思った目盛り位置にあってるようでも、
切替後に再度グリグリしてやらないと思ったようなエフェクトにならない・・みたいw
でもそういえば、LXP-1もLXP-5もそんな感じだったかなあ

あまりに久しぶりにラックから取り外して組み込んだものだから
もうなにもかもわすれてて、思うような設定がなかなか出来ずにかなり焦りました(^_^;)

サンプル音源

まだ完成していない下山亮平さんの「街灯」を練習がてら前半のみ弾いてみました
後半は弾けると言えば弾けるけど指が開かないとこがあるので苦戦してますw
ギターは超久しぶりなHEADWAY HF-410です
なぜ??
それは、630mmのややショートスケールだから(笑)
指が開かないことへのささやかな抵抗です
ピックアップはアンセムを使っています

LEXICON MPX110はやっぱり優しいレキシコンの音です(あくまで私感ですが・・)
HALL(large Hall)をかなりめいっぱいかけていますが
原音のぼやけ方がすくないですね、そして残響の消え方がとても自然です
LEXICON LXP-1の場合だとHALLはもっと「原音が遠く」なる感じがあるのですが
MXP110はそんな雰囲気も僅かで、自分としてはこっちの方が好きかもです



それにしても


なんと総重量12kg!

持ち出そうという気力が萎えます
主犯はこのケース、木製なんでしょうか、とにかく重い
せっかく作ったから今度のギター練習会に持ち込みたいと思ってましたが
その前に筋トレしないと(笑)

このまま、倉庫に直行なんてことにならないように祈ってますが・・・

2019年4月1日月曜日

プリウス30、バッテリー上がり

うちのプリウスは第3世代・・・乗り始めてもう何年だろう、9年?
よく覚えてないけど、そんな長い乗車歴の中、初めてバッテリーあげてしまいました
原因は運転席ドアの閉め忘れ、しかもいつから上がってたか記憶がない(笑)
あ、もちろんエイプリルフールではありません

JAFにも入ってないので仕方なくジャンプスターターなるものを購入!


到着時には満充電状態、これはほんとにありがたい
ジャンプスタートの方法はネットにたくさん情報があるので、ここではもう詳しく書きませんが
プリウス3の場合は、バッテリー自体は後部トランクにありますけど
ジャンプスタート用の端子はエンジンルーム内にあります
その端子に写真の赤端子をはさみ、黒端子を車体にアースしてプリウスの起動ボタンを押すだけ
のはずでした・・・・w

しかし、何も起きない(爆)

しばし、悲嘆にくれもうしたw

しかし、一つ気になることを思い出しました
もうだいぶん前から「キーの電池が消耗しています」とかいうようなメッセージが
プリウスから発せられていたこと・・・気になります
で、スマートキーのボタンをカチカチしてみたけど、発信を示す赤ランプがつかない!
なんということでしょう!
プリウス本体のバッテリー上がりとタイミングを合わせてキーの電池切れという、まさかの事態

早速買い置きの1632電池に取り替えて、再チャレンジです
(こんな珍しい電池の買い置きがあるというのも私らしいですがw)

ジャンプスターターをつないで、運転席に座ると、
前回はついてなかった赤い「セキュリティ表示灯(イモビライザー)」がついているではないか
なんか期待大!!
でスタートボタンを押すとパネルが全点灯!!!
しかし、なんかいろんな警告灯もついたままで、いつもの雰囲気とはかなり異なるので
再度ブレーキを踏みつつスタートボタンを押すと、今度は全部消灯(^0^;)

2度ほどこれを繰り返して見たが、全く同じで起動しない
ダメ元で今度は開けたままにしていた運転席のドアを締めて再チャレンジすると・・・
起動しましたw

プリウスって起動してもすぐエンジンがかかるわけではないので、まだ不安はありましたが
パネル内の風景はいつも通りだったので、走り出してみると問題なく動きました
それから30分近所をうろついて帰宅(笑)

いや~~~冷や汗かきましたw