2019年1月29日火曜日

ギターMIDIコンバーター YAMAHA G50

ギターからの音声信号をMIDIに変換してくれるという機材です
ですが、これだけではほぼ役に立たず、MIDI音源とペアで使用することが基本となります
以下の組み合わせで初めて「音」を出すことができます

ディバイデッドピックアップ
【YAMAHA G50:MIDIコンバーター】
【YAMAHA MU100R:MIDI音源】
アンプ

話がややこしくなるのでMIDI音源のYAMAHA MU100Rについては次回に改めて紹介しますが
これで一体何ができるのかといえば・・・・

ギターの音をピアノやサックスなど
他の楽器の音に変換できる

ということなのです
例えば、ギターを弾くとピアノの音が出てくるということを簡単にやってしまう
ギターシンセサイザーシステムなのであります

ん?ちょっと待てよ

アンタはすでにGODIN&ROLANDのギターシンセをもっとるやないか?
そうそう、そうでしたROLAND GR-33をGODINのギターで動作させれば
こんなもん使わなくてもシンセサウンドが得られます
なら、どうして・・・?
 
興味があった、ってだけではダメなん?

ま、そういうことです(笑)
実はこのシステム、写真のような状態でまとめてヤフオクで仕入れたものです


 ①YAMAHA G50(MIDIコンバーター)
 ②YAMAHA MU100R(MIDI音源)
 ③TEAC AV-P25(汎用電源)
 ④4Uラック
 ⑤YAMAHA PA-5B(ACアダプター)

全部まとめて1.5万円が、安いか高いかはちと微妙です
定価ベースで言えば総額で20万近い機材ですから安そうに思いますけど
何せ古いものですから、1.5万でも果たして安いのかどうか(笑)
加えて「通電確認のみ」という、かなりリスキーな商品でしたから、
正直なところ、少々冒険が過ぎたなと反省はしております(^_^;)

購入の一番の目的は
漠然とした知識しかないMIDIという仕組みについて少し勉強してみたかったことでした
なので私にとっての目玉は YAMAHA MU100Rでしたが
せっかく一揃いで手に入るのなら「まあいいか」と(笑)
そして・・・リスキーさが幸いしてかあっさり落札となりました

ディバイデッドピックアップ

さて、YAMAHA G50に信号入力するためにはディバイデッドピックアップが必要です
YAMAHAのシステムの場合、これに該当するのはYAMAHA G1Dになります

YAMAHA G1D

私はこの機材を保ってはいませんでしたが、落札前に耳寄り情報を仕入れておりました(笑)
 
ディバイデッドピックアップ&接続ケーブルは
ROLANDと完全互換らしい

それならうちにはROLAND GK-2AとROLAND GK-3があるではないか・・・
じゃOK~~~!ってことで解決!、実際に問題なく動作しております

ROLAND GK-2A

具体的なアコギへの取り付け方法は、先日の記事をご参照ください
そう、あれは今回のYAMAHA G50を使うためのモノだったのですね、ようやく謎が解けた(笑)


ただし、この記事にも書いておりますが、アコギ弦ではすこぶる反応が弱いです
エレキに取り付けるか、アコギの場合はニッケル弦に張り替えるかした方が
YAMAHA G50をちゃんと使おうと思えば、現実的かも知れません

接続ケーブル

ROLAND GK-2AとYAMAHA G50の接続ケーブルはROLAND GK5を使用します


このけーブル、うちにも3本あったんですが、なぜか接触不良になりやすい
すでに3本中1本がノイズまみれで廃棄処分
加えて、買い換えようにもこれが結構高い(約5000円)
そこで今回は代わりになりそうなケーブルを探すことにしました

それがこれです、お値段は半分以下!!しかも問題なく使用可能です
本家(L=5m)よりも1mほど短いですが、私にはこれで十分です


YAMAHA G50の動作確認

いや~まだこの機材のことを何も理解できていません
なのでとりあえず、以下の3点を確認です

 ・ROLAND GK-2Aからの信号を問題なく受信するか
 ・YAMAHA MU100RへのMIDI信号送信に問題ないか
 ・YAMAHA MU100Rからピアノ音が出力されるか

さいわいなことに、これらは全てクリア!!・・・しかし、液晶画面に気になる表示が出ます
MErr 
マニュアルによればこれは

内部データが異常です。エラーの発生したメモリーはイニシャライズされました。

と言うことらしいですが、早い話が「G50の設定変更が保存されない」ということのようです
これは困った・・・・
早速YAMAHAのサポートに対処方法を問い合わせてみたのですが、その返事は・・・

 ・修理が必要な状態である
 ・しかし補修用の部品の在庫がない
 ・従って基本的に修理は困難   (※メール転載禁止とされているので骨子のみ)

まあ古い機種だから、そんなこともあるわなと一応納得はしたのでしたが
メモリ保存すべき設定事項は比較的多く、電源投入のたびにそれをやり直すのは極めて面倒!
あきらめきれない(笑)

しかしこの手のエラーというのはメモリ保持用の電池切れと相場が決まっています
YAMAHAの機材は電池が基盤に固定されていて交換が難しいと聴いたこともありますが
とりあえずG50を分解してみると、あったよボタン電池!!


最初は写真の電池フォルダごと基板から外さないと交換できないのかと焦りましたが
ボタン電池自体を少しずらすとあっけなく取り外せました
新しい電池と交換です

交換後の初回電源投入時には同じエラーが表示されましたが、
簡単な設定変更後に電源を切り、再度電源を入れると今度はエラー表示されません
今のところノーエラーで稼働中です

おそらくYAMAHAの社内では保守期限の過ぎた製品に関しては
一律に「修理不可」という対応をするような社内ルールがあるのでしょうけど
こんな簡単なことで治るのであれば、もうすこし踏み込んだ返答があっても良かったのではと
少々残念にも思います・・・

まとめ

紆余曲折はあったものの、YAMAHA G50に関しては「完動品」となりました
次はYAMAHA MU100Rですな

2019年1月24日木曜日

AudioTechnica AT9911

ボイスレコーダー等でつかう小さな外部マイクです
これでギター録音できないものかと、くわだてました(笑)

AudioTechnica AT9911



いつもながらAudioTechnica のHPから概要と仕様を拾ってみると以下のとおりです

【製品概要】
 |◆デジタル録音機器対応の高音質小型ステレオマイクロホン。
 |◆電池のいらないプラグインパワー方式で入力端子にダイレクト接続。
 |◆機器の外部振動ノイズを低減する新開発ピボットフローティング構造。
 |◆狙った方向へ角度を自在に調整可能なフリーアングル機構。
 |◆堅牢でスタイリッシュかつ外部ノイズを低減するメタルボディ。
 |◆ウインドスクリーンが風などの雑音低減に効果を発揮。
 |  ※プラグインパワー方式は接続する機器のマイク端子からマイクに電源が供給されて
 |    動作します。
 |  ※パソコンでは使用できません。
【製品仕様】
 |◆型式 : ステレオ・バックエレクトレットコンデンサー型
 |◆指向特性 : 単一指向性×2(ステレオ)
 |◆周波数特性 : 100~17,000Hz
 |◆感度 : -40dB(0dB=1V/1Pa,1kHz)
 |◆インピーダンス : 1.5kΩ
 |◆電源 : プラグインパワー方式
 |◆外形寸法 : φ13×58mm(ヘッド径×全長) φ20mm(最外径)
 |◆質量 : 約8.2g
 |◆プラグ : φ3.5mm金メッキステレオミニ


購入動機


【動機その1】

私が常用するレコーダーは、このマイクを買った当時はZOOM Q4でした
ZOOM Q4を使った録画で最大のネックはと言うと、
「内蔵マイクが固定なので、画角と音の両立を考えるとカメラの設置位置の制約が大きい」
ということになります
もちろんライン録音と言う解決策はあります
しかし、ギターの音が良いときなんかは「やっぱり生音!って思うこともあるわけで
その解決策としてQ4に装着可能なプラグインパワー対応外部マイクを
生かせないだろうかと考えたのが一つの理由です
 ※現行機のZOOM Q8ではこの形式のマイクは使用できません

プラグインパワー対応というのは、
いわゆるPCマイクの方式で、基本的には音が安っぽいのですが
このAT9911はICレコーダー用の外部マイクと言うことで
対応する周波数もワイドレンジでなんとなく音も良さそうだし、
比較的安価ってことで選んでみました
ちなみにプラグインパワーというのは
ファンタム電源というのとは全く異なるのでちょっと注意が必要です

【動機その2】

ぶっちゃけ「どうしてもお尻に穴を開けられないギター」があるというのがもう一つの理由です
万が一の放出に備えてどうしてもオリジナルを維持したいという、いたってさもしい理由な訳ですとはいえ録音だってたまにはしたいと、その糸口をこのマイクに託したわけですな(笑)


セットアップ


【ZOOM Q4で使う場合】

外部入力端子にステレオミニ仕様の延長ケーブルを挿し、その先にAT9911を差すだけです
(Q4のメニューでプラグインパワーをオンにする必要があります)
ただし、この場合はかなリゲインが小さいですから、
録音後に若干音量補正をしてやると良いです

【ZOOM Q8で使う場合】

Q4のような外部入力端子は無いので直接は使用できませんが
AudioTechnica AT-MA2というマイクプリアンプを経由すれば使用可能です
Q4の場合でもゲイン不足を解消しようと思えばAT-MA2は重宝しますので
結局の話、AT-MA2はQ4の場合でもQ8の場合でもあった方が良いと言えそうですね


【プリアンプの注意点】

プラグインパワーに対応したマイクを使用できる機材というのはそこそこたくさんあるのですが
「ステレオ対応」という部分には注意が必要です
私の知る限り「プラグインパワー対応のステレオマイク用プリアンプ」というのは
AT-MA2以外にありません

【ギターへの取り付け】

私の場合は、写真のように装着します
サウンドホールに極力近く、かつ演奏の邪魔ににならない場所です
ギターへの接着はブルタックという接着ガムを使用しています
場合によってはマイクをサウンドホールの中に突っ込んでしまうようなセットアップもアリです
このあたりは試行錯誤で好みの音の位置を探す必要があります




サンプル音源


サンプルとして森高千里「雨」のイントロ部分のみ弾いてみました
ギターはMARTIN D-18GEです
プリアンプAT-MA2を経由してZOOM Q8で録音しています

小さなマイクですのでふくよかな感じというのは望めませんが
締まった音でそれほどチープさも感じさせません
そして、さすがはステレオマイク、リバーブのないバージョンでもほのかなステレオ感があります

サウンドホールの近くで録音しても低音がボコボコする感じはありません
サンプルは用意できませんでしたが、
サウンドホールの中にマイクを入れても低音過多にはなりにくいです
超近距離で録音できるので、加工しなくてもリバーブ感が得られるのも利点かも知れません

難点があるとすれば、近距離だけに爪と弦のタッチ音、擦過音がやや目立つことでしょうか
爪のお手入れにはちょっと気を遣いそうですw


【①音量の増幅以外は無加工】
今回のセッティングだとやや低音不足になるようです




【②音量の増幅+低音部をやや増幅】
そこで、録音後に少し低音部を増幅してみました、そこそこ良い感じ




【③音量、低音部の増幅に加えて軽くリバーブ】
②の音に軽くリバーブを加えてみました・・・なんかエエ感じじゃない?w






2019年1月19日土曜日

卓上マイクスタンド QUIKLOK A114

買ってからすでに1年以上未開封のまましまっていたのですが
ようやく日の目を見る機会がやってきた卓上マイクスタンドです
 
通常の卓上マイクスタンドは・・・・


卓上マイクスタンドのすごく一般的な形ってこんなですよね、これはこれで使いやすいのですが、

どんなに頑張ってもマイクの位置は机の天板の範囲内

という制約がありますよね
ギターを抱えて弾き語り、なんてときには机と体の間にギターがあるので
なかなか口をマイクに近づけられないということがあります




QUIKLOK A114は・・・・


下の写真を見ていただくと一目瞭然ですが、

A114の場合は天板の範囲を超えてマイクを設置できます

まさにこれが購入理由だったわけですが、実際に使ってみてもすごく便利です
また、実物は相当しっかりした作りとたっぷりな重量感で安心して使用することができそうです

それに、ブームをフルに伸ばすと最下部から57cmの高さになるので
マイク位置を60cm以上の高さに設置可能ですから
床置きしてギター用のマイクスタンドとして使用することも可能です



同じような機能を求めるなら、デスクアームスタンドという選択ももちろんありますが
常設しないで使わないときはすぐに片付けられるというのもA114の良いところだと思います

サウンドハウスで約3千円、高いとみるか安いとみるか・・・w
でもとりあえず便利な一品でございます

2019年1月14日月曜日

YAMAHA AG06

ライブ配信で使うために昨年購入した機材
いわゆる「オーディオI/F機能付きミキサー」というものだけど、
ほぼライブ配信に特化した製品、と考えても良さそうです
あ、もちろんですが配信用途じゃなくてもミキサーとして十分な能力があります

YAMAHA AG06



YAMAHAのHPから概要および仕様を示せば以下のとおりです

【概要】
 |■インターネット配信をサポートするウェブキャスティングミキサー
 |歌声、演奏、トークにゲーム、ネットの向こうに聞かせたいものを簡単、高音質で
 |インターネット配信できるAGは、あなたのやってみたいをかなえます。
 |ニコニコ生放送、YouTube ライブやUSTREAMといったウェブストリーミングサービスの
 |あなたの番組をサポートします。
 |■インターネット配信時に便利なループバック機能
 |AGに入力しているマイクの声や楽器の演奏に、コンピューターやiPadでプレイしたBGMや
 |効果音を加えて配信できる、便利なループバック機能を搭載しています。
 |■さまざまな接続に対応
 |ヘッドセットマイク端子、コンデンサーマイクも接続できるファンタム電源(INPUT1のみ)を
 |搭載したマイク入力端子、Hi-Zに対応しギターやベースを直接接続できる入力端子、
 |キーボードの接続に対応したライン入力端子など、豊富な入力端子を備えています。
 |スタジオクオリティのプリアンプD-PREを搭載しているため、ボーカルや楽器の音を
 |ありのままに取り込むことが可能です。
 |■ワンタッチで使えるDSPエフェクト
 |ヤマハのDSP技術を結集したワンタッチDSPを搭載しています。
 |トークのボリュームを最適に調整できるコンプレッサー機能、歌にエコーを掛けられる
 |リバーブ、往年のギターサウンドを再現できるアンプシミュレーターなど、
 |小さなボディから想像できないパワフルな機能が手に入ります。
 |■AG DSP Controllerで自分好みの音づくり
 |Windows/Macに対応した、AG DSP Contlloer ソフトウェアを使えば、ワンタッチDSPの
 |設定を好みのままにカスタマイズすることが可能です。AG DSP ControllerはEASYモード
 |とEXPERTモードを切り替えられるので、初心者から上級者まで納得のいくまで調整できます。
 |■192KHz/24Bitのハイレゾリューション
 |妥協なく設計された高音質のコンバーターが、原音を忠実に録音し、音の奥行きをも
 |再生します。192KHz/24bitのハイレゾリューションは、アナログレコードをデジタルアーカイブ
 |にする場合に理想的なハイクオリティサウンドを実現します。
 |オーディオキャプチャーを高い次元で行うことを約束します。
 |■モバイルミュージックをサポート
 |USBバスパワーでも、iPadとUSBモバイルバッテリーでも駆動するAGは、
 |いつでもどこでも音楽ができるこだわりの機能を備えています。
 |■モバイルに便利な電源システム
 |iPadを接続して使う時に便利な、汎用USB電源アダプターやモバイルバッテリーを接続
 |できます。もちろんUSBバスパワーに対応しているのでノートパソコンと一緒に使えます。
 |■iPad 接続に対応
 |Steinberg社のCubasis(iPad第3世代以降対応) など iOS 対応音楽制作アプリケーションと
 |組み合わせて、高音質なレコーディングをいつでもどこでも実現できます。
 | ※Apple iPad Camera Connection Kit、または Lightning to USB Camera Adapter 、
 |  およびUSBモバイルバッテリーが必要です。AGはiPad第2世代以降に対応しています。
 |■iPad用音楽制作アプリケーションCubasis LEが使えます
 |AG06は、スタインバーグのiPad用音楽制作アプリケーション「Cubasis LE」に対応しています
 |お手持ちのiPadとUSB接続していただくと、App Storeよりダウンロードした「Cubasis LE」の
 |すべての機能がお使いいただけます。
 |Cubasis LEはiPad用に特別にデザインされたマルチタッチDAW です。オーディオや
 |バーチャル音源の録音から編集、ミックスまで、iPad ならではの操作性とCubaseゆずりの
 |充実した機能で曲を素早くかたちにできます。
 |さらに Cubasis LEのプロジェクトを Windows や OS X 上の Cubase で開くことも可能です。
 | ※Apple iPad Camera Connection Kit、または Lightning to USB Camera Adapter 、
 |  およびUSBモバイルバッテリーが必要です。
 |■音楽制作に必要な機能を凝縮
 |ハイエンドマイクプリアンプD-PREと、192KHz/24bitの高音質コンバーターによる
 |スタジオクオリティのUSBオーディオインターフェースとしても妥協のない設計です。
 |最新のミュージックシーンを彩る音楽プロデューサーから著名なボカロPまで、
 |幅広いファンがいるSteinbergのDAW CubaseのスペシャルバージョンCubase AIが
 |付属しています。
 |■音楽制作ソフトウェアCubase AIをバンドル
 |Cubase をベースに、作曲 / 録音 / 編集 / ミックス機能を凝縮した Cubase AI の
 |ダウンロード版ライセンスが付属しているので、買ったその日から音楽制作をはじめられます。

【仕様】



使い勝手など

AG06という型番から「6チャンネル入力」と想像できますが、実際は、
 ・マイク(ギター)入力:モノラル2チャンネル
 ・ステレオ入力:AUXなど3チャンネル
 ・USB音声:ステレオ1チャンネル
ということで、事実上の10チャンネル仕様です
私にはこの多チャンネル入力という点が素晴らしく魅力的でした
しかも、AUX以外の全チャンネルにボリュームつまみが付いていることも
使い勝手の向上に一役買っています

もう一つの魅力は「ループバックのオンオフが可能」と言うことです
一言でウェブキャスティングと言っても様々なシーンがあって、
ループバックという機能は大変便利ではありますが、邪魔になるケースもあります
そんなときループバックをオフにできるのは大きな助けになります

音質も良いと思います、私の感想ではありますが、原音に忠実と言うよりは
「そこはかとなく上品さが漂う」YAMAHA音質(笑)
またマイクプリアンプD-PREもほどよい増幅加減で、
むしろ上位機のMG10XUなどよりも増幅率が高い気がして使いやすいです

エフェクトもCOMP、EQ、REVERBと必要十分なものが用意されていて助かります
エフェクトの微調整が「DSP CONTROLLER」で可能なのも得点高いです
しかし、REVERBにはちょっとした問題も・・・・

REVERB弱くない?

リバーブ大王の私としては、どう設定してもリバーブが弱いと感じてしまいます
というか、それ以前にDSP CONTROLLERの設定方法が今ひとつ良く分からない(^_^;)
というわけで、私なりにリバーブの設定方法をまとめてみましたが、
以下は「良い感じのリバーブにするには」ではなく「とにかくリバーブを強くかけるには」という
視点でまとめたものですので、ご注意ください


■リバーブセクションの各パラメーターと図中の色分けについて
 上図は、各つまみの働きと共に、以下のような種別を示しています
  ○青色の枠:リバーブの「質」を決める上で重要なもの
  ○緑色の枠:リバーブを「最大化」する上で重要なもの
  ○紫色の枠:ほぼ固定と思って良いもの
  ○オレンジ色の枠:私も良く分からないもの(^_^;)
 以下はそれぞれの区分ごとに説明したものです

■リバーブの「質」を決める上で重要なもの
 ②リバーブタイムはお好みですが、6秒以上にするとモヤモヤしてしまいますので、
  深いリバーブが好きな人は3~5秒、浅めが好きな人は1~2秒の範囲で設定すると良いです
 ⑨イニシャルディレイは、特に上の②を長くとったとき、どうしても原音の輪郭がぼやける傾向に
  あるので、やや長めに設定します、100ms程度が良いのですが、DSP CONTROLLERでは
  90msが上限みたいです
 ⑪ハイダンプは、リバーブの高域成分を強調するかどうかです、自分はシャリシャリが好き
  なので、かなり高めの設定をします

■リバーブを「最大化」する上で重要なもの
 ①プリセットは、パラメータを変更すると、なんかどれを選んでも結果的にあまり変わらない
  気はしますが、一応「HALL」がリバーブを強める上で無難かなと(笑)
 ④HPFカッオフトと⑤LPFカットオフは、「ペア」と考えてください
  ④~⑤の周波数の範囲の音に対してリバーブがかかります。本来はこのパラメーターで
  リバーブの音質を決めていくのですが、非力なリバーブをなんとか強くするためには可能な
  限り広い周波数帯をリバーブの対象とすることが有利となります。このため設定可能な
  最小値(20Hz)と最大値(11000Hz)を設定しています
 ⑧アーリーリフレクション、リバーブテイルのバランスは、初期反射音では無くリバーブ本体
  (リバーブテイル)を強調したいため、最大値(127)に設定します
 ⑩リバーブレベルは、リバーブ音を原音にミックスするときの音量ですが、もちろん最大値
  (0db)とします

■ほぼ固定と思って良いもの
 ③ディフュージョンはステレオ感を生かすために、8~10でほぼ固定かと思います
 ⑦デンシティは、リバーブの「密度」を設定しますが、MAXの「4」以外では
  使い物になりませんので、それで固定です

■私も良く分からないもの(^_^;)
 ⑥リバーブディレイタイム・・・一応「初期反射とリバーブテイルの時間差」ですが。
  これが一番「効果が良く分からん(笑)」
  しかしどう設定してもあまり結果は変わらないようなのでとりあえず12時くらいの設定です(笑)
 ⑫フィードバックレベル、初期反射音がさらに「壁」にぶつかって返ってくる量を設定するみたい
  ですが、⑧で初期反射の影響を最小化してしまっているために、どう設定してもあまり結果は
  変わりません。ただまあ少しでもリバーブを強める意図で最大値にしています

しかし、なんというきめ細かな(わかりにいとも言う)設定なのでしょう
AG03/AG06という製品の性格を考えればエフェクトに不慣れな方も多いと想像しますが
あまりにも不親切・・・しかもネット上をいくら捜索してもDSP CONTROLLERの説明書はない・・
YAMAHAさん何を考えているのか謎ですw
さて、以上の設定(特に「最大化」の設定)どおりにできれば、とりあえずOKなのですが、
逆に言えば、それ以上にリバーブを強化することはDSP CONTROLLERでは難しいようです
ただし、リバーブの総量は「リバーブセクションに送り込む原音の量」に比例します。
当然CH1、CH2セクションのFX SEND量は、皆さん最大に設定済みと思われるのですが、
それ以前に原音のレベルをAG03本体のゲインつまみとレベルつまみ、
及びCOMPセクションで原音音量を割れる寸前まで高めておくのも重要になると思われます

COMPRESSERの設定




■コンプレッサーセクション
 注意深く聴いてもほとんど効果を聴き取れない、やっかいなエフェクトがコンプレッサーです
 仕組みは図に示したとおりですが「一定の音量を超える音量を圧縮して小さくする」効果を
 持ちます
 ただ、それだけでは単に音を小さくするエフェクトになってしまうのですが、
 そこで活躍するのが「GAIN(メイクアップゲイン)」です
 デジタルの世界では音量過多で音が破綻するのは「ゼロdb」と決まっていて、
 これを超えると「クリップした」とか「割れた」とか言いますが、
 圧縮によってクリップまで余裕ができた分だけ音量を足してやるのがメイクアップゲインで、
 このおかげで曲や演奏全体の音量を底上げでき、結果的に迫力のある音作りが可能となります

■入力する音量の重要性
 コンプレッサーの仕組み上、元々の音量がTHRESHOLD値を超えなければ、
 コンプレッサーは機能しません(ただしメイクアップゲイン分の音量増幅は行われます)
 このとき、どのくらいコンプレッサーが働いているのかの目安はDSP CONTROLERの
 「GRメーター」でわかります
 GRはGain Reductionの意味でどの程度元の音を圧縮したのかを示し、
 GRメーターでは「明るい青」で見ることができます
 このGRメーターが全く変化しなければコンプは機能していないということになりますが、
 大きな音を入力したときに-6dbくらいまでメーターが振れるのが一応の目安となります

■私の場合
 コンプを上手く設定すると声に張りが出ますので、自分は割と強めにかけます
 今のところ図に示した数値で運用してますが、その日の気分と聞こえ方によって
 結構変更したりします(笑)


それでもREVERB大王は不満じゃw

上記でリバーブは十分だと感じられる方も多いとは思いますし、
私も弾き語り程度ならこれでいいかなって思います
しかし、このシステムでカラオケを楽しんだりするときは
リバーブがカラオケにかき消されてしまったりして、良い気持ちになれない(爆)

もっとしっかりリバーブかけるにはどうする?

といっても、そんなにスマートな解決はないのでござるよ・・・例えば

■AG03に入る前にリバーブエフェクターを挿入する
 リバーブエフェクターとしてはボーカルエフェクターのようなものであれば申し分ないです
 でもボーカルエフェクターって、どれも結構なお値段(^_^;)
 ならば少し目線を変えて、
 ZOOM A3のようなアコギ弾き語り用のマルチエフェクターという手もあります
 生産完了で、在庫品か中古品を買うことになりますが、むしろお財布には好都合です
 この場合、エフェクターの出力をAG03のAUX端子にステレオで入力することになります
 AG06では問題ないですが、AG03の場合はAUXの専用ボリュームが無いので、
 エフェクターからの出力はできるだけ大きなものが無難です
 その意味でもプリアンプを兼ねているA3は有利と言えますね

ってくらいしか思い浮かばない・・・皆様の工夫に期待致します(笑)

そのた

■設定の保存
 DSP CONTROLLERは設定の保存と呼び出しがとても簡単です
 上部メニューのSEVEとLOADを上手く使って、気に入った設定を残してみてくださいね

そして最後にYAMAHAに一言言いたいw

DSPコントローラーは初心者に優しくないぜ!!

2019年1月13日日曜日

ナイロン弦も・・・

1年半も張ってればこうなるってことか~~




ナイロン弦の張替ってめんどくさいんだヨね~~

ペグもブリッジも・・・

でもしかたないから、これから張り替えよう

2019年1月9日水曜日

ショックマウントの替えゴム製作

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【2020.10.12追記】
最近、妙にこの記事の閲覧が多いです(笑)
ありがたい限りですが、この記事を書いたあとの出来事として
 ・金天馬の赤いゴム紐は思った以上に伸びるので何度か切り詰める作業が必要
  私自身はこの記事のあと3回程度切り詰め作業をしています
ということがありましたので、以下にご留意下さい
 ・初回製作は記事で書いた「マイナス2cm」よりも短めで製作してみてください
  伸びてしまったゴムより3~4cmくらい短くても良いかもしれません
 ・それでも、伸びによって何度か切り詰めが必要になります
 ・切り詰めるたびに留め金具が1個必要になるので、留め金具はある程度余裕を持って
  用意しておきましょう
  留め金具は10個入りですが、ショックマウント1つ(ゴム2本)につき、
  ゴムの伸びが落ち着くまで4~6個は消費すると考えていただければと思います
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サイドアドレスのコンデンサーマイクの必需品「ショックマウント」
使い始めた頃にはそのメカめかしいお姿に心ときめいたものです

ショックマウントが、なにゆえマイクを不要な振動から守れるかと言えば
ジグザグに張り巡らされたゴムで、マイクを宙づり状態にしているためなのでして
このゴムがショックマウントのカナメなのであります

ところがこのゴムは、ショックマウントが高級品であれ、激安であれ、
いつかは伸びるものでして、ある意味「消耗品」という位置づけの部品と言えます
伸びてくると、こんなふうに金具から外れたり、上手くマイクを保持できなくなります

ゴムが伸びて爪から外れやすい

「そんなに高いものには思えないし買えば良いじゃん」と思われるのも当然ですが
これが意外に手に入れにくい
まれに、特定の型番のショックマウントについて替えゴムが販売されてるケースもありますが
これで手持ちのショックマウントに代用しようと思っても
販売品に関しての長さ情報が無く、代用できるかどうかわかりません
それに、ゴムのくせに(笑)、そこそこなお値段・・・


パンツのゴムで代用とか、皆さん知恵をコラしてるようですが
どうせならある程度見てくれも良いものを作れないか、ということでトライしたのが今回の記事です

準備


【材料編】

まず、amazonでこんなものを仕入れました
  ・3mmゴム紐432円(税送料込み)
  ・2mmゴム紐334円(税送料込み)
  ・止め金具394円(税送料込み)
の合計1,160円が材料費ですが
2mmと3mmのゴムは試行用に購入したもので、実際にはどちらか一方でかまいません
3mmというのはショックマウント用にはかなり太いと思われましたが、
実際に届いたものを測ってみると2.7mm程度で、意外にもジャストフィット
2mmも見た目はやや細いという印象はありますが、強度的には十分でした





【道具編】

ゴム留め金具をカシメるための道具が必要です
最初はラジオペンチ一つで大丈夫だと思っていたのですが、金具の爪を食い込ませるには
やはり電工ペンチのようなものがあった方が良さそうです
でももちろんラジオペンチだけでもなんとかなるのでご心配なくw



 

製作


【長さ決め】

まずは、「伸びてしまったゴム」をショックマウントから取り外し、切り離します
さあ、これでもう後戻りはできません(笑)
これを基準に新しいゴムの長さを決めるわけですが、同じ長さでは話にならないのは当然です
どのくらい短くすれば良いかは、もう勘と経験の世界でしか無いのですが
私は、「伸びたゴムの長さマイナス2cm」で試作品を作成することにしました

もちろんマイナス3cmとかでも使えるとは思うのですが
ショックマウントの構造上、マイクを保持できる範囲でギリギリ長め、すなわち
あまりガチガチに固定するような窮屈さは避けた方が良いのでは無いかという判断です
(理屈的に正しいかどうかは不明です、なんとなくですw)

【太さ決め】

仕入れたゴムの太さのどれを使うか(2mm、3mm)ってことですが
上にも書いたように、2mmでも機能的には十分ですが、見た目感から行けば3mmがジャストです
  ※3mmといっても実寸は2.7mm程度でした
ただし、ショックマウントのゴム保持用の爪との相性もあるかと思いますので
絶対3mmがよいとも言えないのですが
幸いなことに、うちで使用中のショックマウントでは、すべて3mmゴムの使用が可能でした

【輪の形状につなぐ】

これね~、色々考えたんですw
いえ、色々考えなくても単純に「結ぶ」だけでも良いのですが、そこは「形にこだわる人」でして
なんとか格好の良いものを作りたいのでありますよ

その1:最初考えたのは、「熱収縮チューブ+瞬間接着剤」です

 ①ゴムよりもほんの少し太めの熱収縮チューブを2cm弱に切る
 ②ゴムのつなぎ目に熱収縮チューブをあてがい、スキマから瞬間接着剤を注入
 ③ある程度固まったかなと思った時点で、熱を加えて収縮させる

一応試作品も作成したのですが、お約束の失敗も・・・・(笑)・・・と、言いますのは

 ・熱を加えて収縮させると、乾ききってなかった瞬間接着剤があふれ出す
 ・この接着剤にライターの火が引火して、ゴムごと炎上(爆)
 ・どのみちライター加熱では熱収縮チューブの端部を収縮させるのは難しいので
  ヒートガンなどが無ければダメかも

とりあえず、一度は失敗したものの2度目の試作品は一応使用に耐えるものができました

その2:次に考えたのが、材料編でも書いた「留め金具を使う方法」です

まずは留め金具の構造がどうなってるのか見てみましょう
(A)のように外側にジグザグの爪、また(B)のように内側にも2本の爪があります

 (A)                    (B)

内側の爪が、ゴムをしっかり掴むので、最低限、内ヅメをしっかり食い込ませれば
あとは金具全体でしっかりゴムを締め付けてあげればそうそう外れると言うことはないと思います
この場合は、ラジオペンチ1本あればなんとかなると思います

しかし、より強固に留めるためには、外ヅメがゴムに食い込む形が望ましく
そのためには電工ペンチのようなものが必要です
(もしかすると専用の工具があるかもしれませんが、私は見つけられませんでした)

 ①最も大事なのは内ヅメをしっかりゴムに食い込ませることです
   ラジオペンチを使ってゴムが確実につめに食い込むように押さえ込みます
 ②次に両脇の遊びを無くすようにペンチで強く挟みます(写真Aの上下方向に力を加える)
  このとき外ヅメが外側に曲がらないように気をつけます
 ③最後に①と同じ方向に強くペンチで挟んで金具とゴムの遊びを完全に無くします

通常は上記で大丈夫だと思いますが、より強く固定するためにここから電工ペンチでカシメます
ここらは言葉では上手く説明できないので、ある程度試行錯誤が必要かも知れません
(もちろん私もそうだったですが)
下の写真左は、まだ爪が1本食い込んでいない状態だったので、
再度カシメて右の写真のように食い込ませてみたものです


後記


さて、こんなことに、なんで一生懸命になってるんだろうかと、不思議に思うかもしれませんが
こんなことこそ楽しいのですよ
ぶっちゃけ、パンツのゴム紐買って適当な長さでキュッて縛ればそれで役目は果たすのです
しかし、それでは気にいら~~んと思うのが趣味人の端くれというもの

そして、このできばえに「カッコエエ~~~~!」とため息つきながらうっとりと眺める一瞬こそが
至福のときなのでありますよ


【コスパ?】

そんな無粋なことをききますか(笑)
今回の赤ゴム紐と留め金具だけを買ったとすればそれで826円です
通常、ショックマウントは2本のゴム紐が使われてますが
上の写真で言えば、赤が37cm前後、下部の黒ゴムはもう少し短いです
ということは1セット分作ったとして73cm前後が必要で、これを3mのゴム紐から作るとすれば
概ね4セット分を製作可能となります

でも、きっと失敗もアルでしょうから(笑)
とりあえず3セット分製作可能と考えれば、それで826円ならコスパは上々です
ただね~、普通はマイクを何本も稼働している人ってそれほどいないわけで
3セット分も製作する必要があるのか?と問われれば・・・
まあないわなあ(^_^;)

しか~し、自分のショックマウントにジャストフィットの替えゴムが作れるという、この唯一無二性!
それが826円で手に入ることにこそ、価値を見出して欲しい!
へりくつ?そうかも知れない・・・(笑)

ともあれ、もうゴム伸び、怖くないぞ!どんとこい!!w


2019年1月5日土曜日

アコギにROLAND GK-2Aを取り付け

ROLANDのGRシリーズギターシンセサイザー用の専用ピックアップGK-2A
専用ギターとも言えるGODINがあるのに、なんで今さらアコギに??
それはまた追々明らかになっていくことでしょう・・・


ROLAND GK-2A


この機種は2000年以前の発売で、今は製造完了モデルです
現行機種はROLAND GK-3で、GK-2Aに比べて以下のような違いがあるようです

【GK-3、GK-2Aの違い】 ※ROLAND HPより
 |◇ピックアップのヨークの幅が広くなって、より確実に弦振動を捕らえることができるようになり、
 | 演奏時の追従性が向上。
 |◇ピックアップ部分に、あらゆるギターのブリッジにフィットするカーブ可変構造を採用
 |◇ピックアップ・ケーブルの長さを最短に調整して、すっきりと取り付けできる。
 |◇レスポール・タイプ・ギター専用の取り付けパーツが付属
 |◇コントローラー部、約 30% 薄型のすっきりした外観、かつ操作しやすい
 | 大型ボリューム・ノブを採用
 |◇ノーマル・ピックアップ入力ジャックに標準ジャックを採用(GK-2A はミニ・ピン・ジャック)

私自身はどちらも持っていますが、そこは根っからの貧乏性・・
「新しく高機能なものは温存する」という妙なクセがあってですね
実験的な試みは「古い方で済ませる」ということになったのは、自然の成り行きかと(笑)
ちなみに、「好きな食べ物は最後に食べる派」であります



ギターへの取り付け


【コントローラー部】

GK-2Aは中古で購入していたため、本体以外には何も無い状態です
このためコントローラ部分は不本意ながら両面テープで接着するしかありませんでした
    ※ GK-3にはエレキ用の取り付けキットが付属するのですが、
       胴厚が10cm以上あるアコギには使用できません

【ピックアップ部】

これは、かなりシビアに追い込む必要があります
なぜなら、エレキのニッケル弦のように磁石に反応しやすい素材ではなく
アコギではブロンズ(胴とすすの合金)やフォスファーブロンズ(ブロンズにリンを混ぜた合金)
を使用することがほとんどで、いずれもマグネットPUには反応しにくいためです

説明書によると、取り付けにおいて特に留意すべき事項としては以下がありますが
特に弦からの距離は1mm以下で弦と接触しないギリギリの位置に調整する必要があります

  ①ブリッジ(サドル)からの距離

   銅、ブラスまたはブロンズ巻の弦を張ったギターに取り付けるときは、
   ブリッジから15mm 程度離した所に取り付けたほうが、良い結果が得られます。
    ※ どのようなギターでも、ブリッジから20mm以上離れた所には取り付けないでください。


  ②弦との距離

   ピックアップの高さは、1 弦と6 弦の最高フレットを押さえたときに、
   弦とピックアップの隙間が1.0mm になるくらいを目安として、付属のクリアランス・ゲージ
   (厚さ1.0mm)で調節、確認をします。

さて、エレキに比べてブリッジ付近での弦位置が低いアコギですが、
それでもピックアップそのままでは間隔が2mm強となってしまいます
そこでピックアップを嵩上げするためのシムを作成することにしました

厚めの紙を5枚重ねで接着します


これをピックアップの大きさにカット、失敗用に5枚ほど作りました


できあがりは、概ね1.2mm厚です(バーニアちゃんと読めるかな?w)


これの表裏ともに両面テープを貼り、片方をピックアップ、片方をギターに接着します
写真でははっきりしませんが、両面テープの厚みなどもあって、概ね1mm未満にできました


紙でも十分シムになるんですが、今回使った紙は厚手のコート紙でして
このコート部分が意外にはがれやすい(^_^;)
コート紙を使う場合は、セロハンテープなどで先に保護しておいた方が良さそうです





とりあえず、音を拾うことやGR-33がちゃんと反応することはたしかめられたのですが
やはり音が小さい・・・・
ほんとはこのあとGR-33側でピックアップセンサーの感度調整という作業があるのですが
現在この設定はGODINにあわせて行っているのであまり変えたくありません

なので、この調整も「のちのち」やっていこうと思います
ちなみに取り付けたギターはZENN ZD100CE・・・メカメカしててカッコイイかも(笑)


この記事を参考に実際にやってみようと思われる方は、いらっしゃらないとは思いますが(笑)
やはりアコギ弦でのゲインはかなり小さいです
本格的に運用したいとお考えの場合は、エレキ用のニッケル弦を張った方が良いかもしれません

2019年1月1日火曜日

明けましておめでとうございます


皆様、明けましておめでとうございます
 
つたないブログですが、本年もよろしくお願い致します
 
 
昨年は、日本各地が大災害に襲われました
私の実家も例外ではありませんでしたが
被災された皆様には心からのお見舞いを申し上げますとともに
今年は平穏な一年でありますよう願います
 
ソロギターも、昨年は4曲しか弾くことができませんでした
今年の目標は「最低6曲」ということにしたいと思います
どうかあたたかい目で成り行きをお見守りください
 
今年1年が皆様にとって良き年でありますように!!