2026年6月5日金曜日

朗報・ZOOM UAC-8(MixEfxアプリ)の不調

 今年2月のWindows Update KB5077181の適用で動作しなくなったzoom MixEfxアプリですが、本ブログの読者様である「匿名さん」からのコメントで、

2026.5のWindows Update後に復活した!

との情報をいただき、私自身も試してみた結果、復活を確認いたしました
これが恒久的な回復となるのかどうかはまだ不明ですが、今回発生した不具合はおそらくZOOM製品のみにとどまらなかったものと思われ、さしものmicrosoftも影響の大きさに何等か対応せざるを得なかったのではないかと思われます(私見ww)
しかしほんとによくできたオーディオI/Fですので、これが本格的な復活となることを祈るばかりです

いまだZOOMからは正式な回復報告はない(2026.6.5現在)ので、ZOOMとしては情報収集の段階ではないかと思いますが、私としては正直ほっとしております(笑)


改めて匿名様の情報提供に
感謝申し上げます!!

結局のところUAC-8の復活は、ZOOM側の対応ではなくwindows updateでもたらされたものでしたが、もしかするとZOOM側でも何か対応を進めていたのかもしれません
万一そうであるならそれも進めていただき、ついでに全チャンネルのステレオミックスを出力できるようにしていただけたなら、今後ZOOM様には足を向けて寝ないとお約束します(笑)


2026年5月3日日曜日

断捨離の道、31歩目

 今回はギター2本を含む断捨離となりました
ギター本体の処分がなかなか進まないのは、自分で思う以上にやはり思い入れが強いからなのでしょう
「早く出品しなくては」とは思うのですが、何かが邪魔して出品準備にかかれない・・そんな感じなわけです
しかし、今回は少々事情の異なるギターの処分となりました・・・

Audiotechnica AT-MA2 マイクプリ


安価なマイクプリアンプだが、「プラグインパワー型ステレオマイクに対応」というその1点で私には大きな価値があった
ただ、一方でコンデンサーマイクは使えないという弱点もあったので、ファンタム電源供給機材(写真左)とともに出品したのだったが、断捨離開始以来最大の「大コケ」となってしまったwww
捕らぬ狸の皮算用が外れただけとも言えるが、これで110円はないだろう、ないよね(^_^;)、いや絶対にアリエンのだが、もしかして悪い夢でもみた?・・しかし一夜明けてもそれは現実だった(笑)
ヤフオクに1割取られて残ったお金は100円、いっそすがすがしい


Behringer HA400 ヘッドホンアンプ


一応ヘッドフォンアンプということにはなっているが、その用途で使用したことはない
音量不足の機材の音をちょっと増幅してミキサーに渡すとか、そんな使い方がメインであった
音やせ等もほとんど感じられず、安価だが音質も良いヘッドホンアンプだった


しかし、そんなHA400も安価なラインミキサーに仕事を奪われ、
段ボールの中が居場所となってもう数年、
この先も登場機会はないと判断しての処分となった
ちなみに、HA400はまだもう1台ある(笑)


HA400にとってかわった名もなきラインミキサー・・

JTS MK-680 ダイナミックマイクプ


2本あったMK-680のうちの最後の1本
超単一指向性であることからハウリングに強く、ライブ現場で重宝したことから「またいつか使うかも」と温存していたMK-680だが、さすがにもう機材持ち込みでのライブはやらないよなあと、ちょっと吹っ切れたというかあきらめたというか(笑)、まあそんな心境で2本とも手放すに至った
抜けの良い音、ハウリング耐性、ノイズレスなスイッチ・・・本当にできた奴だった


Furch G23-CRCT


そうフォルヒでありますよ
シダーらしからぬ華やかな音、そしてよくできたネックでとても弾きやすいギターだった
国内での販売が始まったころ、4,50万のギターにも匹敵すると話題になったものだけど、実際に手にして弾いてみてもその評価が過大だとは思わなかった
さてこのFURCHと下に書いたTAYLORは、オークションでご縁を得た方から後日ご要望をいただいて売却に至ったものである
請われて旅立つという、楽器の処分として最も好ましい形での断捨離となったことがうれしくて、事前の整備点検も梱包も全く苦にならなかった
新たなオーナー様、どうかどうか末永くかわいがってやってください!!


TAYLOR 814CE


それもう強烈にあこがれた814CEを手に入れた日のことは忘れない
到着したケースを開けてしばらくは「カッケ~」と見ほれていた
そしてスプルース&ローズという材のイメージ通り、やや落ち着いた厚みのある音で、フィンガースタイルもストロークも何でもあいそうな万能選手であった
ES1のライン音も素晴らしく、またボルトオンネックで将来的なメンテに対する安心感などもあり、総合的に見ても本当によくできたギターだったと思う



これまでの成果


ギター本体の売却が進んだことで、気持ち的に大きな一歩となったと感じている


今回のギター梱包で、プチプチのロールを1本消費しきった
ハードケース入りのギター梱包には120cm幅のプチプチ約3mを使うのだが、残りのギター本数を考えると必要なプチプチの長さは60m前後というところだろうか・・
しかし大丈夫、42mロールのプチプチストックはまだ3本もある、どんとこい!である(笑)


2026年4月22日水曜日

ケロケロ!TCHELICON VoiceTone C1

ボーカールエフェクタは私も大好物!リバーブはもとよりハーモニーとかも良く使っている
現在、最も使用頻度の高い機種は、TC HELICON Voicelive 2だが、ほかにも
 ・TC HELICON Voicelive 3
 ・TC HELICON Voicelive Touch2
 ・TC HELICON PlayAcoustic
 ・TASCAM TA-1VP(マイクプリアンプだがハードチューンが可能)
などを使うこともある
TC HELICON に偏っているのは、リバーブエフェクトの綺麗さ、ハーモニーエフェクトの設定の多彩さが主な理由だが、10年以上にわたって何台ものボーカルエフェクタを試しながらようやくたどり着いた結果でもある
もちろんこれらの機種に大きな不満は無いのだが・・・

ボーカルエフェクトの一種に、「ケロケロボイス」と言われるハードチューン(極端なピッチ補正)というものがある
詳しい説明は後程するが、上記の機種のすべてにハードチューンが搭載されているのだが、これが今一つ「派手に決まらない」・・そして私はこのハードチューンがとっても好きww
手持ちの機材であえて不満があるとするならそのことで、TASCAM TA-1VPに手を出したのもなんとか光明を見出そうとした結果であったが、そんな流れでネット上で評価の高いTCHELICON VoiceTone C1にも以前から興味シンシンであった

ところが、評価が高かったせいか、円安のせいか、中古価格がなかなか下がらず、2万円半ばとかの高値が続いた時期もあって、興味を持って数年は手が出せずにいた
それでも、最近やや下がり気味で「この波に乗り遅れまい!」とばかりに中古を入手してみた

TCHELICON VoiceTone C1


2012年の発売なのでそれほど新しい機材ではないが、まだ新品販売もしているので相当なロングセラーといえる
TC HELICONの製品群では、Voicelive Touch2やPlayAcousticよりも前に出た機種となる

できることは「ピッチ補正」「ジェンダー(男声、女声の声質変更)補正」の2つであるが、これを買う人の目的からすればピッチ補正しかもハードチューンに特化した製品と考えても良い
音質はTC HELICONらしいすっきり系で抜けが良い反面やや厚み不足と感じることもあるが、これにはマイクの音質もかかわるので、その場合はマイクを変えてみるのも良いかもしれない
 ※ ジェンダー補正について
  ほんとにオマケ程度の機能なので本記事で詳細な説明はしない
  男声にしても女声にしても「顔にモザイクのかかった人のインタビュー音声」程度




※ 5:キーセレクターと6:アタックコントロールは
以下の記載の中でとても重要、頭の片隅においといてw

ハードチューン(ケロケロボイス)


まずは「言い訳」をしておきたいのだが、ここでの記載は私のごく限られた知見と非力な理解力の産物であり、必ずしも正しくはない、あるいはいくつかの間違いもありうるとご承知いただきたい

1997年、AntaresからAuto-Tuneプラグインが発表された
Auto-Tuneとはボーカル(や楽器)の音程を、正しい(または狙った)音程に補正するものである
補正に要する時間をやや長くすると「ピッチ補正」、瞬時に補正するよう設定すると「ハードチューン」という効果をもたらし、ハードチューンによる補正後音声は「ケロケロボイス」と呼ばれる
プラグインの発表当初は、録音後音声の加工に用いられたが、その後Auto-Tuneアルゴリズムがハードウェアに組み込まれてリアルタイム補正が可能な機材が多く発売されるようになった
TC HELICONのボーカルエフェクターでも2009年発売のTC HELICON Voicelive 2にも搭載されており、意外にも歴史のあるエフェクトである

もう少し具体的にVoiceTone C1でのハードチューンを考えてみる
◆ 赤(実際の音声)とピンク(補正後の音声)のライン
キーセレクターを「CH(クロマチック)」とし、特にスケール(音階)を指定せず、12音全てをターゲットとして実音声を補正するケース
ピンクのラインが階段状になるのはVoiceTone C1のアタックコントロールをhard(右一杯)とし、瞬時に補正した場合でこの状態を「ハードチューン」という
アタックコントロールをOFF側に回すほど、階段状の立ち上がりが垂直ではなく斜めとなり、ケロケロ感は薄れていく
◆ 緑(実際の音声)と黄緑(補正後の音声)のライン
一例としてキーセレクターを「Dメジャー」にして、Dメジャースケールの構成音だけをターゲットとして実音声を補正するケース
 ※ アタックコントロールの機能はクロマチックの場合と同様
クロマチックよりもいっそう音楽的で効果的な補正結果が得られ、ケロケロの効果もわかりやすくなる
もちろんこの時キーセレクターの設定は楽曲のスケールと一致している必要がある


このように、効果的なハードチューンを行うには楽曲のスケールとキーセレクターの設定が一致していることが重要になるが、VoiceTone C1には「ギターを接続した場合のみキーセレクターがCH(クロマチック)場合でもギターのコードからスケールを自動判定し、そのスケールで補正してくれる」という機能がある
それはそれでとても便利なのだが・・・・・・

スケール??


VoiceTone C1にギター接続していれば考えなくても良い話だが、
 ・ギターのライン配線が一度VoiceTone C1を経由しないといけない=面倒
 ・ピックアップのないアコギやウクレレで弾き語りする場合もある
 ・VoiceTone C1の使用者が楽器を弾かないボーカリストだったりする
などなど、使用者の事情も様々だから、いつでもだれでもギター接続してVoiceTone C1を使えるわけじゃない
じゃあ、キーセレクターの設定は??、スケールって何???

はっきり言って私、音楽理論などまったくわからないので、スケールを語るなどおこがましすぎる(^_^;)
なので、正しい知識はネット検索などで各自調べてもらいたいが、そうはいってもVoiceTone C1のキー設定には楽曲のスケールを知る必要がある

「理屈はわからんでもええから曲のスケールを知りたい」・・

◆ 楽曲の最初のコードがそのまま曲のスケールである場合が多い
ごくごく一般的な楽曲は、Aメロ、Bメロ、サビのような構成になってることが多いが、Aメロの最初のコードが曲のスケールである場合が多い
絶対とは言えないが、とりあえずこの方法でVoiceTone C1を設定して特に不自然が無ければ大丈夫だと思う
◆ 楽曲のスケールを判定するアプリがある
「AUTO-KEY」というアプリがある
楽曲を再生、または演奏しながら丸い部分をタップすると数秒でスケールが表示される
何回か使用するとユーザー登録を求められるが、基本的に無料(だと思う)



「スケールを
VoiceTone C1でどう使えばいい」・・

説明するまでもない気がするが・・下図のとおり
マイナーキーの場合、例えばBmキーであればキーセレクターはDに合わせればよい
ドリアン???ドリアンは、アオイ科ドリアン属に属する樹木で実は臭いが美味である・・・は冗談だが、私にはよくわからん
S&Gのスカボロフェアなどはドリアンスケールらしいが、残念ながら上記のAUTO-KEYアプリを使ってもEマイナーとしか表示されないから、VoiceTone C1のキーセレクターは「G」でいいんじゃないかなぁ(どこか遠い目・・)
 ※実際に「G」設定でスカボロフェアを歌ってみたが破綻は無かった


スケールも設定できたけどケロケロしない


ハードチューンというのは機材も大事だけど、それと同じくらい「歌い方」が重要
スケールの構成音を正しい音程で発声し、言葉を区切るように滑舌よろしく唄えば、ケロケロ効果はほぼ発生しない
最初に示した階段状の図を見てほしいが、実際の音声が低→高へ傾斜状に変化するから補正後の音声が階段状になってケロケロボイスになる

しかし、言うほど簡単でもない部分もある
わざと音を外せばいいかというとそれも違う、あえて言えば「音と音を区切らず連続的に音程変化させる」となるのだろうか
結局のところは実際に歌いながら、どうすれば効果的にケロケロするか確かめながら習得するしかないのかもしれないが、「正しく歌おうとする程にケロケロしなくなる」のはちょっと釈然としない部分ではある(笑)

VOICETONE C1の注意点


 ファンタム電源は常時通電、しかも48vではなく21v
 常時通電はまだいいとしても一般的なコンデンサーマイクのファンタム電源は48vである
 低電圧でも動作するコンデンサーマイクは結構多いのだが、正規の電圧を供給できないことの弊害も考えられるので注意が必要である

 VOICETONE C1単体でのゲインは非力、別途増幅用のマイクプリは必須
 低出力なダイナミックマイクでは特にだが、ミキサーでもオーディオインターフェイスでもよいので+40dB前後の増幅が必要
 まあ、ミキサーやオーディオインターフェイスにはどのみち接続するだろうから大きな問題ではないけど・・

私の評価


 基本的な音質が良い
 TC HELICONらしいすっきりとした音質は私の好み
 ケロケロ感がはっきり感じられる
 TC HELICONの他機種と比べて、よりはっきりとハードチューンの効果を感じる
 操作が簡単
 ハードチューンに限れば、触るつまみはキーセレクターだけ
 そのキーセレクターもギターをつなげばCHポジション固定で触らなくてよくなる
 遅延はあまり感じない
 ネット上の評価では遅延が大きいなどというものもあるが私はあまり感じない
 私の耳がポンコツという可能性はもちろんあるが、どうやらVOICETONE C1の製造ロットにもいろいろあるようで、その影響ということも考えられる


うちのVOICETONE C1は右側
 総合評価
 もちろん合格点でございます(笑)