2022年7月12日火曜日

ギター&機材の除湿対策

今年はあっという間に明けてしまった梅雨でしたが、
梅雨に限らず、数日間の雨続きというのはあるもので、そのたび気になるのが湿気対策です

ギターもですが納戸に入れっぱなしの機材も過度な湿気が良いわけない!
ということで、我が家の湿気対策を一挙ご紹介!(笑)

コンプレッサー式除湿器


我が家で最強の除湿マシンw
型番はCORONA CD-P6312ですでに生産終了となった機器ですが、
もう10年近く無事に稼働中です
一部屋全部除湿したい!という場所に設置してあり、現在ギター保管室とケース保管室(使ってない風呂場)の2台体制です

雨の日に8時間稼働すると最大2リッターほどの水がたまるという強力な除湿能力ですが
1つ欠点を言えば「うるさい!」
2台とも居住スペースじゃない場所だから問題ないですが、「一緒にはいたくない!」というのが本音です


ベルチェ素子式除湿器(小)


amazonのタイムセールで購入w
小さな機材室(押し入れ)で使ってますが「強力除湿」のわりにかなり非力です
ベルチェ素子というのは、電気を通すことで発熱&吸熱する素子で
冷却面に結露した水分が除湿されるという仕組みです
このため、高温多湿状態じゃないと能力を発揮しないという特徴があり、気温20度以下ではほとんど機能しません
押し入れ程度の空間サイズでは、気温25度、湿度60%で数日稼働させても100~200cc程度しか除湿しませんが、それでも湿度40%台までは下げてくれます
本領発揮は気温が30゜前後といったところでしょうか
現在は「水とりぞうさん」と併用中です(笑)


ベルチェ素子式除湿器(大)


これもamazonのタイムセールw
上の(小)の能力がそれほどでもない・・・というのもありましたが
それ以前に、タイマーがないと頻繁に開けることがない機材室では「つけっぱ」が心配!
「ファンが過熱して出火」なんて事態が起こらないようにやはりタイマーは欲しいです


水とりぞうさん


ネット最安値だと3個パックが199円というコスパが魅力です
1個の除湿力は550ccで、それが2ヶ月前後で一杯になるので、
除湿力はベルチェ式とどっこいどっこいかなと思うのですが、
ランニングコストもかからず、湿気が気になれば「もう1個足す」ってことで解決!
機材庫(小さめの押し入れやクローゼット)で使っています


防湿ケース&乾燥剤


マイクや弦の保管用に使っています
現在、マイク用が2ケース、弦用が2ケースです
乾燥剤は、除湿力がなくなるとレンジでチンすれば回復するタイプのもので、
1ケースに4,5個使います


マイクを個別に管理


マイクをすべて防湿ケースで管理するのは、30本近くもあると現実的ではありません
そこで、以下のように「個別管理」ということもやっています
 ・比較的使用頻度の高いマイクは防湿ケース
 ・使用頻度が低いマイクは個別管理(元々のケース内で)

元々、マイクの購入時には「ビニール袋に乾燥剤とともにマイクが入っている」のが一般的で、その形に習う・・という方法です
ちなみにアルミのフライトケースのような「ちゃんとしたケース」でも防湿効果はほとんどありませんので、「ビニール袋に乾燥剤とともに」というのが大事です

一部の高級マイクでは木箱を採用している場合があり、これは木が息づくことである程度の調湿効果が期待できますが、密閉性がどの程度かよくわからないので、私の場合は「ビニール袋に乾燥剤とともに」という方法をとっています


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正直、ギター本体については、湿気の心配はあまりしていません
70%以上が数日続くといった状況は、ほぼ無いためです

なので、今回ご紹介の除湿対策はほぼ「機材のため」といえるかも知れません
はっきりした根拠はないのですが
「電子機器に湿気は禁物」「金物に湿気は禁物」
そんな不安が私を過剰とも言える湿気対策に突き動かします(笑)

ちなみに、ギター本体に最もキケンなのは乾燥です!
冬場はもちろんのこととして、
夏でもエアコンがんがん効かしていれば
湿度は簡単に40%台前半になってしまいます
除湿だけでなく加湿にもご留意くださいませね

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