グリーンバックと呼ばれる商品です
背景を別の画像や動画に換えてしまう「クロマキー合成」という処理のために使います
サウンドハウス価格はなんと税込1080円!!!
これならダメ元でも買ってみる価値ありそう・・・でしょ(笑)
大きさについて
拡げたときの直径は143cm・・室内で展開すると相当大きく感じます
緑の部分がクロマキー合成で別の画像等に置き換わるのですから、カメラの画面内は人物と緑のグリーバックのみと言うのが最も好ましく、「これなら大丈夫そう!!」と思ったのでしたが・・・・(^0^;)
実際にはグリーンバックが見切れてさらに後ろが映ってしまいます
まあ、丸いということも一因ではありますが、これだけ大きいのに「なんでよ?」・・・ということで少しまじめに検証してみました(笑)
【画角と映りこみの範囲】
カメラとしてはwebカメラを使うことがきっと多いと思います
webカメラの画角は80度前後から110度前後までかなり幅広いのですが、私の使っているLOGICOOL C910では78度となっています
当然、画角が広いほど広い範囲が映るのですが、具体的には以下のようになります
画角78度の場合だと、カメラから1m離れた位置で幅162cmの範囲が映り込むことになりますが、CBS3Gの直径は143cm・・・これでは小さいですね
映り込みの幅を143cmにするにはカメラとの距離を90cm前後にすることが必要ですが、それでもCBS3Gが円形なので背景がすべて緑にはなりません
どうやら、背景をすべてグリーンバックにするには、50度前後の狭い画角とすることが必要そうですが、まあこんなニッチな商品もあるにはありますが
それほど狭い角度のwebカメラは意外に少ないです
ではどうする???
現状では画角50度を実現するには一眼デジをwebカメラとして使うしかないかもです
【一眼デジの焦点距離と画角の関連】
一眼デジ(及び一部のコンデジも含む)では画角の表示というのはほとんど無く、似たような指標としては焦点距離しかありません
では、焦点距離と画角はどんな関係があるのでしょうか??
これは、実はそう簡単ではありません
同じデジ一眼でも「センサーサイズ」が異なるためです
水平サイズで言えば、フルサイズと呼ばれる35mmからAPS-Cサイズ、一部のコンデジでは1/2.3サイズという極小センサーもあります
センサーサイズが大きいほど映り込む幅も広くなるわけですが、センサーサイズと焦点距離の関係を示したものが下表となります
すなわち、画角50度に相当する焦点距離は、35mmフルサイズ機であれば「35mm程度」、APS-C(水平センサーサイズ22.3mm)であれば「24mm」ということになります
話をまとめると、こうなります
・webカメラの場合
画角が100度を超える広角だとCBS3Gを使って背景を緑にするのは困難
画角が80度前後の場合はカメラからの距離80~90cmで背景緑がギリ可能
・一眼レフの場合
画角が80度前後の場合はカメラからの距離80~90cmで背景緑がギリ可能
・一眼レフの場合
フルサイズ機なら35mmレンズ&カメラからの距離1m程度で背景緑が可能
使い方
OBSとwebカメラを使用する場合で言えば、
・まず背景となる画像をOBSのソース「画像」として追加
・次にOBSのソースに「映像キャプチャデバイス」を追加し、使用するwebカメラを指定
・その「映像キャプチャデバイス」に「クロマキー」のフィルタを追加
※このとき色キーの種類はデフォルトで「緑」のはずです
これだけで、グリーンバックの部分が背景画像に置き換わると思います
注意点
■とにかく画角に注意!
大きいと思えるCLASSIC PRO CBS3Gですが、なかなか「背景すべてをカバー」
使い方
OBSとwebカメラを使用する場合で言えば、
・まず背景となる画像をOBSのソース「画像」として追加
・次にOBSのソースに「映像キャプチャデバイス」を追加し、使用するwebカメラを指定
・その「映像キャプチャデバイス」に「クロマキー」のフィルタを追加
※このとき色キーの種類はデフォルトで「緑」のはずです
これだけで、グリーンバックの部分が背景画像に置き換わると思います
注意点
■とにかく画角に注意!
大きいと思えるCLASSIC PRO CBS3Gですが、なかなか「背景すべてをカバー」
というわけにはいきません
web会議とかなら大丈夫かも知れませんが、楽器演奏となるとカメラとの間に
十分なワークスペースが必要となる場合もあるので、十分な幅の「緑の背景紙」
を使う方が良い結果となることもあり得ます
■背景を明るくしない!
CLASSIC PRO CBS3Gのさらに後ろ側に、光源(照明や窓等)を配置すると
クロマキー合成が上手くいかないことがあります
■OBSのソース配置も工夫!
どうしても CBS3Gで背景をカバーしきれない場合、
OBSソース「映像キャプチャデバイス」を少し拡大して上手く配置し直せば
上手く収まることもあります
ただし、拡大した分画像が少し粗めになるので、そこは注意ですw
収納のしかた
これは、収納のたびにプチ苦戦してます
まあくねくねしてると数分もしないうちに「なんとなくたためる」のではありますが(笑)
サウンドハウス様の収納動画をご参考にしてください
web会議とかなら大丈夫かも知れませんが、楽器演奏となるとカメラとの間に
十分なワークスペースが必要となる場合もあるので、十分な幅の「緑の背景紙」
を使う方が良い結果となることもあり得ます
■背景を明るくしない!
CLASSIC PRO CBS3Gのさらに後ろ側に、光源(照明や窓等)を配置すると
クロマキー合成が上手くいかないことがあります
■OBSのソース配置も工夫!
どうしても CBS3Gで背景をカバーしきれない場合、
OBSソース「映像キャプチャデバイス」を少し拡大して上手く配置し直せば
上手く収まることもあります
ただし、拡大した分画像が少し粗めになるので、そこは注意ですw
収納のしかた
これは、収納のたびにプチ苦戦してます
まあくねくねしてると数分もしないうちに「なんとなくたためる」のではありますが(笑)
サウンドハウス様の収納動画をご参考にしてください
2 件のコメント:
税込1080円 安いですね
これだとエベレストでギターを弾いてみた
なんて動画も可能ですね
>bs-guitar-funnypage さん
あはは、できますけど~~~
問題はやっぱりカバーできる範囲が狭いことですね
まあでもお安いので一度お試しを!!
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