2025年1月20日月曜日

安くて便利 LEKATO wireless turner

amazonで発見、2025.01.14現在で3980円×80%=3200円です
  Amazonの販売ページ
BOSS FS-6の売却に伴い2ボタンのフットスイッチが手元になくなってしまったので、何か代わりになるものは無いかと探してたところ、「今一つよくわからんがなんだか便利そうなもの」を見つけてしまいました
これはちょっと試してみないと・・・ね


基本的な機能


Amazon販売ページのタイトルは、
「ループステーション用外部フットペダルループページターナー 9ループUSBケーブルでトラックを切り替えるすべての進むボタン、戻るボタンの機能を置き換え、ルーパーステーションのチューナー機能を制御する」
となっていますが、どうやらLEKATOのルーパーを意識したタイトルのようで、私を含め多くの方には意味不明だと思われます
この機材の機能は大きく2つあります

【Bluetooth接続でのアプリ操作】
 ios、android、PCとBluetooth接続してアプリをコントロールします
 イメージしやすい操作としてはPDF閲覧時のページ送りなどが可能です

【ギターエフェクターとの有線接続でエフェクター等を操作】
 ごく一般的な2ボタンのフットスイッチとして機能します

まず最初に充電!


開封後、まず最初にすることは充電(お約束ですがw)
背面にUSB-C端子があるのでこれを使って充電します
充電中は赤ランプが点灯しますので、これが消灯すれば充電完了となります


なお、上で述べた2つの機能のそれぞれで電池消費の仕方が異なります
【Bluetooth接続でのアプリ操作】
 内臓電池を消費します
 説明書によれば満充電後の連続使用時間は48時間とのことですが、
 使用状況により多少の誤差はあるものと思われます
 
【ギターエフェクターとの有線接続でエフェクター等を操作】
 内臓電池は消費しません
 

Bluetooth接続でのアプリ操作


【ペアリング】
ios、android、PCともにBluetooth接続が可能です
背面にスイッチがあるので、以下のように切り替えて対象デバイスとペアリングします

 ・iosに接続時:リンゴマークに合わせる
 ・android接続時:ロボットマーク(ドロイドくん)に合わせる
 ・PC接続時:リンゴマークに合わせる ※1
  ※1ペアリング自体はリンゴでもロボットでも可能なのですが、例えばPC接続時に
   ロボットマークでペアリングすると正常動作しませんでした
   PCの仕様依存なのかもしれないのであくまで私の環境での結果です
   ちなみにWindows11でBluetoothアダプタ(USB)を使用しています

なお複数デバイスとの同時ペアリングはできないことに注意が必要です


【アプリでの操作】
といっても、私の使い方はPDFファイルのページめくり一択ですので、それ以外のことはわからないのですが・・・(笑)
以下、android版adobe acrobat readerでの動作について書いておきます
 ■ページ表示が「単一ページ」「2ページ」の場合
  左ボタンで「戻る」、右ボタンで「進む」の動作が可能です
 ■ページ表示が「連続」の場合
  Landscapeモードでは、左ボタン、右ボタンとも動作しません
  Portraitモードに切り替えると、左ボタンで「1,2行上に送る」、
  右ボタンで「1,2行下へ送る」の動作が可能です
 ■LandscapeモードとPortraitモード
  左ボタンを長押しするとLandscapeモード、
  右ボタンを長押しするとPortraitモードに切り替わりLED表示も切り替わります

Landscape                           Portrait
  PC版エクセルで試したところ
  ・Landscapeモード:セルの横移動
  ・Portraitモード:セルの縦移動
  という動作をしたのでキーボードの「←→↑↓」に対応した信号が送信
  されているのではないかと考えられます

ギターエフェクターとの有線接続


エフェクター用のフットスイッチとして使用できます
この場合は電源無しで使用可能なので充電状態を気にせず使うことができますが、以下「注意点」に書いたとおり、意図した動作となるかどうかは、エフェクターとの相性や設定次第な部分があります

【注意点(重要)】
フットスイッチとしての使用では「基本的にアンラッチ動作」ではありますが、
 ・フットスイッチのオンオフタイミング
 ・エフェクター側の受け取り方 等々
によっては、意図したとおりの動作をしないこともありますのでご注意ください
 例)BOSS RC-10rにTS(TRS)ケーブルで接続した場合
   【×】フットスイッチにRHYTHM CTRL 1のような1ボタンに長押しや2回押し等
   複雑な命令が含まれる場合はいろいろと意図しない動作をします
   【〇】フットスイッチにRHYTHM STOPやRHYTHM FILLのような1アクションのみ
   の命令を割り当てた場合は正常動作します

【スイッチ設定】
リンゴとドロイドくんの間にある「OFF」の位置にスイッチを切り替えます


【TRSケーブルでの接続】
BOSS FS-6のような2ボタンフットスイッチのように動作をしますが、FS-6のようなラッチ、アンラッチの切り替えはありません

【TSケーブルでの接続】
モノラルケーブル接続で、BOSS FS-5Uのような1ボタンフットスイッチのように動作しますが、左ボタンのみ使用可能で、右ボタンは使用不可となります


その他もろもろ

【充電中でもペアリング&操作が可能】
使用中の充電切れが心配な場合は、充電(給電)しながらの使用も可能です

【小さい、軽い】
とても小さくて軽いです
  大きさ:110mm(幅)×53mm(奥行)×18mm(厚み)
  重 量:155g
これを長所とみるか短所とみるかは使い方次第かもしれません
足で操作する場合、使い勝手としては適度に大きさと重さがあったほうが踏みやすいのは確かで、そこが心配になります
しかし、私はそれほど気になりませんでした
 ・軽いといってもそこそこな重量感があり、また滑り止めのゴム足もついていて
  「踏んだら動く」といった感じはしなかった
 ・かなりしっかりした金属筐体で、壊れる心配なしで踏むことができた
 ・小さいとはいえボタン間隔は一般的な4ボタンコントローラーと同程度は確保されている


一方で、エフェクターボードに組み込むときは「小さい軽い」はかなり生きてくると思います
ただし、厚みがないのである程度下駄を履かせないと踏みづらいかもしれません

【カチャカチャうるさい?】
確かにカチャカチャ音がしますが、他のフットコントローラーと同程度と言えなくもありません
最近は無音のボタンスイッチというのも多いですが、私自身はそれほど静音性を重視していないので気になりませんでした
用途次第・・ということになりそうですね

【専用アプリでなんか設定できるらしい?】
「Cubesuite」というアプリを使っていろいろ設定ができるらしいです
が・・なんだかよくわからないし特に変更や追加したい機能も思い浮かばないので放置しております
なお、このアプリ、Android14ではアプリ検索でヒットしませんでしたのでAndroid14には対応していないと思われます
ipadOS15.8.3ではインストールできましたが、うちのipadmini4はすでに15.8.3でサポート終了しているので最新のOSでインストール可能かどうかは不明です
この機材自体が2年前の発売なので、iosでもandroidでも新しいOSでは専用アプリのインストできない可能性があります
必要な場合は早めにダウンロード&インストールしておいた方が良いかもしれません
  ※専用アプリの話であって、フットスイッチとしての機能には問題ないです


Cubesuiteアプリ

私の評価


これで5年くらい壊れずに使えたとすれば・・・

私は大変満足です(笑)

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