2025年1月9日木曜日

5pinDIN-3.5mmTRS MIDIケーブルのおさらい

前回記事ではBOSSのBMIDI-5-35をタイプBと間違えるという失態を演じてしまいました
そんなわけで反省を込めて再度「5pinDIN-3.5mmTRS MIDIケーブル」のおさらいをしてみようと思います

5pinDINコネクター


ネットには5pinDINについていろんな情報があふれています
しかしそれらの画像情報を見るとき「プラグ(オス)側から見たもの」と「ソケット(メス)側から見たもの」の2種類があることに注意が必要です
私が上記のとおりBOSSのケーブルタイプを間違えたのもこれが原因でした

英語版WIKIPEDIAの「DIN connector」によれば、丸型DINにもいろいろあるようです
 出典:https://en.wikipedia.org/wiki/DIN_connector
音響機材でよく使われる5pinDINは「DIN41524」と呼ばれるもので、ピン番号は下図のとおりとなります
この図は図名にもある通り「front side on socket(female),solder side on plug(male)」ですので「ソケットの前面(メス)、プラグのはんだ面(オス)から見た図」ということになります


TRSプラグとの結線


上記を踏まえ、5pinDINとTRSのタイプ別の結線をまとめると以下のとおりとなります


ここで改めてBOSSのBMIDI-5-35の仕様を見てみると下図のとおりですから、「BMIDI-5-35はタイプA」ということになります
5pinDIN側がどちらから見た図なのかについて明記されていませんが、形状やピン番号から「プラグ(オス)側」から見た図で間違いないと思われます


それでも謎は残る


結局のところ・・・これまでの記事で取り上げた2機種のルーパー
 ・ZOOM / MS-90LP+ MultiStomp
 ・BOSS RC-10r
は、どちらもタイプAということになるのですが、今手元には2種類のタイプAケーブルがあります
 ①Amazonで購入のタイプAケーブル
 ②別途入手したタイプAケーブル
これらを使って、
 AMPERO CONTROLというMIDIコントローラーでBOSS RC-10rを制御
を試みたのですが、②のケーブルは成功、①のケーブルは失敗という結果となりました

テスターで通電確認してみましたが、①②ともにタイプAで間違いありません
一つだけ異なるのは、①ではSleeveがDINコネクタの外側のリングにも導通していたが②では導通していなかったという点です

同じタイプAケーブルで成功や失敗がある・・・電気音痴には謎であります

とある残骸も・・残った


もう多くは語らないけど・・・
必要と思い込んでたタイプBケーブルをタイプAの結線変更で生み出そうとしていたワタシ
完成を見ないうちに「うちの機材には必要ない」とわかった、わかってしまった(^_^;)
もう切っちゃったじゃないかぁ!!、1本800円もしたんだぞぉ!!と宇宙の中心で叫んでみた・・


いつか日の目を見てほしい

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