この手の機器というのはいったんセッティングすると
入出力系統や電源、ヘッドホンとつなぐモノが多くて、移動しづらい
【接続の様子、これにモニターとか繋ぐと移動したくなくなる】
これまで使用中だったZOOM R8は2階のギター部屋に置いてあって、
過去にやった「マイクテスト」では重宝していました
しかし、これを1階で使うたびに移動というのがめんどくさくて
1階では「Roland BR-80」というコンパクト型のMTRを使っていました
【Roland BR-80】
この機種は音も良かったし、使い方もそれほど難しくなかったのですが
コンパクトさ故に、操作ボタンが最小限しか無く、しかも小さい
私の太~い指では扱いづらかったと言うこともあって、これに代わるものを物色していました
いろいろと検討したのですが、どれも一長一短という中で
「やっぱりこれか~」というのがZOOM R8でした
ZOOM R8はRoland BR-80に比べると2回り以上大きいですが
その分いろんな設定をするためのボタン類が配置されていて
Roland BR-80のようにメニューから設定する手間が不要です
これは意外に重要な要素で、使い勝手というだけでは無く、
音量やゲインの設定が目で見て確認できるという部分でも便利です
【ZOOM R8とRoland BR-80】
さて、こういう事情でやってきた2台目のZOOM R8ですが
「やっぱりこれか~」のワケを少し説明すると以下のようになります
①USB給電ですべての動作ができる(電池駆動も可能)
②ボタンのタッチが明瞭で押しやすく、押し間違いも少ない
③各トラックの音量調整用のフェーダーがついている
④メニューに頼る部分はもちろんあるが、ボタン、つまみで対応できる部分が多い
⑤録音の結果生成される音声ファイルがwavで扱いやすい
⑥USBでのPC接続も切断もボタンで簡単にできる
⑦ファイルの転送もコピー&ペーストで簡単だし、比較的高速
MTR(マルチトラックレコーダー)というのはやや複雑な取り扱いを要する機器で
細かな使い勝手は手にしてみないとわからない部分も多々あるのですが
そこはすでに1台使っている強みで、不安も無く導入できました
【録音システムに組み込んだ状態】
使い方は、まあ細かいこと書くといろいろありますが、慣れれば簡単です
今は弾き語りの専用システムですが、歌とギターの同時録りも、別録りも可能です
ギターも歌も複数トラックに記録可能ですから
サイドギター、リードギター、メインボーカル、ハーモニーを別トラックに記録しておいて
最後にミックス音量や音質を決めて合成(マスタリング)をすることができます
もちろん弾き直しや歌い直しも自在です
必要なら「オートパンチインパンチアウト」という機能で部分的な歌い直しもできます
昔良くやっていて、今また時々やるようになったのがカラオケです
カラオケの音源をPCからZOOM R8に転送
この音源を1、2トラックにステレオで割り当て、3、4トラックに歌入れするわけです
先日の、慰問オマケ「365日の紙飛行機」もこれで作成しました
あと、通常MTRはマイクやラインアウトを接続して録音する場合が多いので
あまり知られていないかもしれませんが、「内蔵マイク」がえらく高音質です
ちょっとしたメモ的録音も過剰なくらい良い音で録音してくれます
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