2018年7月20日金曜日

西日本豪雨 被災日誌(4)

とりあえず、休養に努めてますが、腰から背中にかけてギシギシしてます


平成30年7月17日(火曜日)

  |徳島で休養
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  |このたびの水害で「復旧作業にあったら便利な道具」に色々と気付かされた
  |これらは、まだまだ実家の方でも必要だし
  |自分自身にも南海トラフ地震の発生などで予想される被害に対する備えとなるはず
  |以下は思い付いたものをその都度書いたので、脈絡の無い並びとなっているが
  |その点ご容赦を
  |
  |◆高圧洗浄機
  |基本的に屋外洗浄用途だが、床上浸水だと家の中もこれで洗い流す
  |あると無いでは作業効率も疲労度も段違い
  |ただし、断水だと水道給水タイプの洗浄機は使えないので
  |可能なら「汲み上げ機能付き洗浄機」が望ましいのだが・・・
  |うちは経費節約のため水道給水タイプを購入
  |(浸水直後は洗浄機も借り物、水確保は近くの川からポンプアップで対応)
  |ただし、取扱には十分注意!!
  |最近は吐出圧が高い機種も多く、手足を直撃すると相当痛い
  |
  |◆スチームクリーナー
  |泥に浸かったフローリングや板間の汚れは、
  |何度洗っても拭いても、乾燥すると白っぽく泥の粒子が浮いてくる
  |また、床の除菌にも役立つと言うことでスチームクリーナーを購入
  |ただ、これによって床のワックスもダメージを受けるので、処理後ワックス掛けが必要
  |
  |◆電動噴霧器
  |水害後の屋内外の殺菌消毒処理は必須!
  |一応、蓄圧式(手押しの空気圧縮)の噴霧器で屋外の消毒作業はすでに行ったが
  |今後、屋内、床下、及び屋外の再処理にまだ必要だが、手動の圧縮作業は意外にきつい
  |そこで12リットルの充電式噴霧器を購入
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  |◆ブルーシート
  |水没を免れたものの仮置きなど、色々と重宝に使える
  |大量にはいらないけど、3.6×3.6が2枚程度あれば便利
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  |◆エアベッド
  |何もかもごちゃごちゃな被災家屋での仮住まいや、今回は行ってないけど避難所生活に
  |必需品では無いけどあると安心かも
  |どのみち長くは持たないだろうから高級品は必要ないと思う
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  |◆フロアスクイージ
  |こんな商品
  |どろどろの床を洗い流す時に使う
  |床って平坦なようでも傾きや高さの偏りがあって、流した水が上手く抜けないことがある
  |これがあれば床にたまった水も簡単に掃き出すことができる
  |ただ、普段はあまり使い道が無いので微妙ではあるが
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  |◆ゴム手袋
  |いやいや「軍手」でしょ、というのが普通かもしれないが
  |ばい菌だらけの泥水に浸かった場所での作業には軍手よりも衛生的
  |うっかり、炊き出しのおにぎりを手袋脱いだ手ですぐにパクっとやっても少しは安心
  |一般的なキッチン用のゴム手袋より、
  |薄くて作業のやりやすい使い捨てゴム手袋の方が良いかもしれない
  |
  |◆台車またはキャリー
  |被災直後は各家の前に災害ゴミを出しておけば収集してくれたが
  |そのうち集積所まで持っていかないと行けなくなる
  |もう何度往復したことか・・・腰、筋肉の保護のためにもあるとありがたい
  |
  |◆扇風機(買うと言うより古いものも動けば残しておく)
  |とにかく家の中・床下を乾かすことが最優先、遅れるほどカビの発生につながる
  |ちなみに実家では浸水の翌日からタンスの引き出しなどにカビが発生していた
  |窓を開けての換気だけでは足りないので扇風機を総動員
  |現在、手持ち3台、借り物6台の計9台(うち2台が床下で)がフル回転中
  |ここでちょっと重要事項!
  |家屋のコンクリート基礎には床下換気のための換気口が設置されている
  |この換気口は小動物の進入を避けるため、メッシュ状のカバーでふさがれているが
  |洪水とともに細かな草木で覆われてしまい、換気能力が無くなっていることがある
  |浸水後の床下乾燥促進のため、換気口のチェックとゴミの除去が超重要!!
  |
  |◆消毒用アルコールスプレー(手指消毒用)
  |断水状態で手が洗えない中での作業では、ほぼ必須
  |無いと作業中に食事をとる段になってオロオロする
  |オロオロするならまだ良いが、気付かずおにぎり食べたりすると食中毒もあり得る
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  |◆スリッパ
  |浸水直後はもちろん屋内も土足だが、
  |ある程度清掃が進むと上履き用のスリッパがあると便利
  |基本的に作業人数分だが、普段から5足程度をストックしておけばある程度間に合う
  |
  |◆ポリ袋
  |スーパー等のレジ袋から比較的大きめのものを普段からストックしておくと便利
  |(大きすぎるポリ袋は運搬が大変なのでこれくらいがちょうどいい)
  |ゴミが有料回収となっていて指定袋しか収集してくれない自治体でも
  |発災直後はすべての災害ゴミを回収(ボランティア回収も含めて)してくれる
  |速やかなゴミ出しは復旧の第1歩
  |濡れて使えなくなった衣類や諸雑貨を詰めて捨てるにはポリ袋は必須
  |ただし、発災後1週間もすれば通常のゴミ回収となるから
  |そうなったら自治体のゴミルールに従う

平成30年7月18日(水曜日)

  |社会福祉協議会にボランティアの作業依頼を電話で行う
  |
  |◆作業内容:床下の泥除去及び殺菌
  |◆必要人数:5人程度
  |◆作業時期
  |  順番待ちなので未定だが、こちらも土日しか行けない旨伝え、今後日程調整を行う
  |  キャンセルの場合は速やかに連絡のこと
  |◆その他:ボランティアセンターの開設は概ねお盆まで

平成30年7月19日(木曜日)

  |新規購入品の試用(洗浄機、噴霧器、スチームクリーナー)


平成30年7月20日(金曜日)

  |出発前の準備、積み込み

土曜日に持っていくもの

  |◆母の化粧品、靴、外出用の服
  |◆宇和島市指定のゴミ袋(燃えるゴミ)
  |◆虫除けスプレー

週末の作業予定

  |◆居間、納戸、台所、浴室の清掃、片付け
  |◆居間等のカーテン取り付け
  |◆可能なものは洗濯
  |◆和室の床下、床板、その他可能な箇所の殺菌処理
  |◆フェンスに絡まったゴミの除去
  |◆倉庫の清掃、殺菌処理
  |◆固定電話の復旧(ルーターの取り替え)
  |◆


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