マイクとマイクの改造にご興味のある方なら、おそらく高確率でご存じだと思います
私も時々拝見させていただき、工作心をくすぐられて喜んでおります
ただ、このブログで何度も書いてるように不器用、ハンダ下手、でありますから
いくらくすぐられても、なかなか実行には移せないのですけど(笑)
購入動機
Shinさんが製作されたマイクです、詳細な仕様や動作原理などは以下をご覧下さい
高品位MEMSマイク ICS-40730使用
マイクロホン「ProbeⅡ」のすべて
電気音痴の私にはさっぱりな部分がほとんどなのですが、
興味をひかれた原因は以下の2点になります
【MEMSマイクを使用】
MEMSとは「Micro Elerctronics Mechanical System」といもので、
以前、私が自作した「WM-61A」のようなECMマイクとは異なる構造のマイクです
それだけならなんと言うこともありませんが・・・
MEMSマイクはiPhoneに搭載されて以来、スマホマイクを席巻している状況だとか
そして、ライブ配信などで私が「良い音だ!」と感じるのがいつもiPhoneだったこと
「なんでiPhoneだけこんなに音が良いのだろう??」
というのは、いつも感じていた疑問でした
しかし、いくら興味があったとは言え、上記のShinさんの記事でも書かれていますが
このマイクは「じゃあちょっと作ってみよう」と言うにはあまりにハードルが高そうです
そう、少々腕に覚えがあっても・・ですw
しかし、記事をよく読んでいると販売もされているとのこと
まあ当然の流れで「じゃあ買ってみよう!!」なワケです
ProbeⅡ
先端部分以外は、CLASSICPROのAXP-221というXLR-フォンの変換コネクターを
流用したものです
しかし、その中にはもちろんMEMSマイクへの電源供給回路が仕込まれていますし
なんと言っても圧巻なのは直径6mmの先端部分に仕込まれたMEMSマイク本体です
「自作をあきらめる」には、十分すぎます(笑)
すでにお気づきかと思いますが、
各社から発売されている計測用マイクとよく似た形状となっています
しかし、それらと比べても圧倒的に小型軽量!特に約135mmという全長は、
どんな状況でもセッティングしやすというメリットとなっています
指向性は無指向性です
考えみれは自分にとって初めての無指向性マイクで、最初は多少の違和感がありましたが
少々ラフなセッティングでも良いのだ、と考えればそれはそれで使いやすいマイクです
また2本使用することで十分ステレオ感も得られます
感度については一般的なコンデンサーマイクと同程度かまたはやや高いと思います
また、動作には48vのファンタム電源を必要とします
サンプル
【鶯の鳴き声】
ZOOM H6に直差しで録音
まだ修行中のウグイスの鳴き声・・・もうちょっと練習しようね(笑)
【雨音】
雨天時に事務所の前で録音、これもZOOM H6に直差し録音です
通り過ぎる車の音がちょっとしたステレオ感を醸します
【波打ち際の音】
車で5分の海辺で録音、またまたこれもZOOM H6に直差し録音です
砂浜に打ち寄せる波音が左から右へ流れます、意外に臨場感があります
【ギター生音】
これはFocusrite Isa Twoをプリアンプとして録音
ささやかだけど自然なステレオ感がえられます
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