正直言えば、好奇心で買ってしまったのだけど・・
まあ使い道はこれからゆっくり考えればいいかと(笑)
MOTU 8pre USB
2013年の発売からすでに9年近く経過しますが、
未だ新品販売があるという超ロングラン製品です
その前身となった8pre(FireWire接続)がUSB接続となってリニューアルしたもので、
基本的には接続規格が変わっただけと(私は)認識しております
■高性能マイクプリアンプを8基装備したオーディオインターフェイス /ADコンバータ
■USB接続対応
■Mac & PC 対応
■16イン / 12アウトの仕様
■TRS フォーン端子のアナログ入力、または Low-Z XLR マイク入力
■各入力チャンネルにファンタム電源切り替え、PADスイッチ、トリムコントローラ搭載
■バランス/アンバランス、24bit 192kHz
■8チャンネルADATオプティカル入出力(最大24bit /96kHz)
■MIDI入出力(スルー機能搭載)
■AudioDesk(フリーダウンロード)
■Mac OS X専用の24bitレコーディング&編集が可能なDAWを同梱。
■内部32bit演算処理による高音質ミックス、編集、マスタリングを可能
■国内100v 50/60電源自動切換え
使い勝手
8pre USBを使用するには、まずドライバ&ツールのインストールです
この点、発売から9年近いというのに最新のドライバの提供が継続しているのは、さすがMOTUというか、大変ありがたい
もちろんWindows11でも使用可能です
【ドライバ&ツールのダウンロード】
まずはDownload | MOTU.comにアクセスし「Find downloads for your product」で
・Product categoryを「Audio Interface」
・Select your productを「8pre USB」
とすればMac、Windows用の最新ドライバ、マニュアルがダウンロード可能となります
なお、8pre USBの制御ソフト「CueMix DSP」は、ドライバインストーラーの中に含まれるので、別途ダウンロードは不要です
ユーザーガイドは英文しかないのですが・・・無いよりマシです(笑)
ダウンロードページには「CueMix FX TouchOSC Layouts」というのもあるのですが
どうもこれはiOS用みたいなのでWindowsのかたは不要と思われます
【ドライバ&ツールのインストール】
もし可能であればインストール前に古いオーディオインターフェイスのドライバが残存しているようであればアンインストール後に再起動してからインストールした方が、トラブル回避になにかと良いかも知れません
インストールはダウンロードした「MOTU Audio Installer (89606).exe」(89606は変更あるかも)を実行するだけです
途中特別な分岐点やシリアルの入力などは一切ありません
完了後、しなくても大丈夫かも知れませんが一応のおきまりとして再起動後、8pre USBをUSB接続すれば使用可能となります
【PCとの接続】
使い勝手
8pre USBを使用するには、まずドライバ&ツールのインストールです
この点、発売から9年近いというのに最新のドライバの提供が継続しているのは、さすがMOTUというか、大変ありがたい
もちろんWindows11でも使用可能です
【ドライバ&ツールのダウンロード】
まずはDownload | MOTU.comにアクセスし「Find downloads for your product」で
・Product categoryを「Audio Interface」
・Select your productを「8pre USB」
とすればMac、Windows用の最新ドライバ、マニュアルがダウンロード可能となります
なお、8pre USBの制御ソフト「CueMix DSP」は、ドライバインストーラーの中に含まれるので、別途ダウンロードは不要です
ユーザーガイドは英文しかないのですが・・・無いよりマシです(笑)
ダウンロードページには「CueMix FX TouchOSC Layouts」というのもあるのですが
どうもこれはiOS用みたいなのでWindowsのかたは不要と思われます
【ドライバ&ツールのインストール】
もし可能であればインストール前に古いオーディオインターフェイスのドライバが残存しているようであればアンインストール後に再起動してからインストールした方が、トラブル回避になにかと良いかも知れません
インストールはダウンロードした「MOTU Audio Installer (89606).exe」(89606は変更あるかも)を実行するだけです
途中特別な分岐点やシリアルの入力などは一切ありません
完了後、しなくても大丈夫かも知れませんが一応のおきまりとして再起動後、8pre USBをUSB接続すれば使用可能となります
【PCとの接続】
基本的にUSB2.0機器ですが、USB3.0ポートかつハブ経由の接続でも可能です
しかし、場合によっては不安定になることもあるので、安定を求めるのであればUSB2.0ポートに直刺しが好ましいです
また、接続後の起動順ですが「PC起動後に8pre USBを電源オン」というのが良さそうです
これといった理由はないのですが、そうしないと動作がやや不安定なときがありました
【制御ソフト「CueMix DSP」】
本体だけでも十分使えるのですが、「CueMix DSP」がとても便利です
ドライバのインストールと同時にインストールされます
また便利なだけでなく以下の操作は本体ではできないので実質的には必須です
・異なる4つのミックス(各チャンネルの状態)を記憶
・出力フェーダー(ゲインは本体でも設定可能)
・ステレオリンクの設定
しかし、場合によっては不安定になることもあるので、安定を求めるのであればUSB2.0ポートに直刺しが好ましいです
また、接続後の起動順ですが「PC起動後に8pre USBを電源オン」というのが良さそうです
これといった理由はないのですが、そうしないと動作がやや不安定なときがありました
【制御ソフト「CueMix DSP」】
本体だけでも十分使えるのですが、「CueMix DSP」がとても便利です
ドライバのインストールと同時にインストールされます
また便利なだけでなく以下の操作は本体ではできないので実質的には必須です
・異なる4つのミックス(各チャンネルの状態)を記憶
・出力フェーダー(ゲインは本体でも設定可能)
・ステレオリンクの設定
・パンの設定
・ミュートやソロの設定
ただ、このソフト(もちろん本体でも)ではどうしようもないことが1点あります
それは「PC音声の調節及びミュートができないこと」で使い勝手としてはかなり減点です
たとえばPCの音声を「スピーカーからはオフ、ヘッドホンではオン」てことができない
やりたければスピーカーの電源を切るしかない・・・え~~~w
しかたがないから、スピーカーの電源コードにオンオフスイッチを取り付けましたが
こればっかりは納得できん!💢
【ちょっと嬉しい使い方】
以前ZOOM UAC-8を買ったとき一番ガッカリしたのは
OBSやAUDACITYのように1,2チャンネルしか使えないソフトには
8チャンネル分のミックスを送れないこと(要は1,2チャンネルの音しか送れない)
その点8pre USBのドライバは以下の選択が可能となってることが素晴らしい
・MIX 1 Return 1-2
・MOTU Analog 1-2
・MOTU Analog 3-4
・MOTU Analog 5-6
ただ、マイクプリとしてはともかく、USBでのPCとのやりとりについては上記したようにいろいろ解せぬところもあります
コントロールルーム(卓側)とライブルーム(演者側)の会話を可能にする機能などを見ると、基本的にエンドユーザー用ではなくプロユースを前提としてると思える節もあるので、個人の宅録やライブ配信とはスタンスが異なるのかもしれません
それにしても、この手の製品は、実際に手に取らないとわからないことが本当に多いです
賭けの要素も大きいのですが、その分楽しめる・・・ともいえそうです
【DAWで使いたい方】
録音作業がある場合、スピーカー(メインアウト)が邪魔になるとき、スピーカーを切る(電源オフorボリュームゼロ)か、物理的に8pre USBとの接続を切るかしなければなりませんが、DAWでの作業自体は問題無くできると思います
【ライブ配信で使いたい方】
マイクがスピーカーアウトを拾うとハウリングするので、上記同様スピーカーを切る作業が必要になります
また、SYNCROOMのような双方向配信ではループバックが他の参加者の迷惑になる可能性が高いので、MIXアウトをAnalog1-2等の出力に変更する必要があります
【宅録で使いたい方】
LINE録音のみの場合は何も問題ありませんが、MIC録音の場合はやはりスピーカーを切る作業が必要です
ドライバーの設定を「MIX 1 Return 1-2」にしておけば、8chのステレオミックスをOBSやAUDACITYのような2chしか扱えないアプリでも録音可能です
ただし、うちの環境ではOBSでの録画時にプツプツというノイズが入りました、原因は不明ですがAUDACITYでは問題ありませんでした
【マイク使用時の共通した注意点】
マイクプリのゲインは、XLR接続時で+48dB、フォン端子接続時で+39dBと、かなり非力ですので、低感度のダイナミックマイクを使用する場合は別途マイクプリが必要になる場合があります
・MOTU Analog 7-8
MOTUはこれまで使用経験はありませんが、音のイメージとしては引き締まったスッキリ系と想像していました
しかし、実際はマイク音、PC音ともにどちらかと言えば豊かさを感じ、端的に言えば「相当良い音」にきこえます
これまで低価格のオーディオインターフェイスを使っていたPCでの比較だから、という部分は否めませんが、安物のパワードスピーカーが生まれ変わったように良い音で鳴っています
この8pre USBはMOTUの製品群の中ではけっして高級品ではありませんが、これを地力というのでしょうか、私の粗末な耳は十分喜んでいます
まとめ
新品価格だと8万前後、中古価格でも4万円前後している8pre USBが、メルカリで1.8万円という衝撃価格で出ていたのを思わずポチしたブツでしたが、結果的には大満足です
そう、MIXを選べば8chのミックスアウトをOBSでも扱えるということです
だがしかし、良いことばかりではない・・・・・(笑)
MIXを選ぶともれなく「PC音声のループバックもついてくる」のであります
一般的な配信では別にまずくはないのですが
SYNCROOMなどでは盛大に山びこがかえってくる可能性大です
その場合は「MOTU Analog 1-2」を選べば良いのでしょうが・・・めんどくさいし
※これについては回避策があります(次回の記事で詳述します)
【注意点など】
制御ソフトの名称が「CueMix DSP」なのでなんとなくDSPエフェクトも入ってるのかと、淡い期待もあったのですが、エフェクトはおろかEQやコンプなどチャンネルストリップ的なものも入っていません
音質調整やエフェクトが必要な場合は別途機材を用意するか、DAW側で処理する必要があるのでそこは注意が必要です
【OBSやAUDACITY等のソフトで音が拾えないとき】
ドライバで「MIX 1 Return 1-2」を選択しているとき
だがしかし、良いことばかりではない・・・・・(笑)
MIXを選ぶともれなく「PC音声のループバックもついてくる」のであります
一般的な配信では別にまずくはないのですが
SYNCROOMなどでは盛大に山びこがかえってくる可能性大です
その場合は「MOTU Analog 1-2」を選べば良いのでしょうが・・・めんどくさいし
※これについては回避策があります(次回の記事で詳述します)
【注意点など】
制御ソフトの名称が「CueMix DSP」なのでなんとなくDSPエフェクトも入ってるのかと、淡い期待もあったのですが、エフェクトはおろかEQやコンプなどチャンネルストリップ的なものも入っていません
音質調整やエフェクトが必要な場合は別途機材を用意するか、DAW側で処理する必要があるのでそこは注意が必要です
【OBSやAUDACITY等のソフトで音が拾えないとき】
ドライバで「MIX 1 Return 1-2」を選択しているとき
サンプリング周波数やビット深度がwindowsの設定と整合しているのを確認しても
OBSやAUDACITY等のソフトで音が拾えないことがあります
この場合は、下図の赤矢印のチェックをオンにしてみます
※ドライバ&ツールのインストールで自動的にインストールされる
OBSやAUDACITY等のソフトで音が拾えないことがあります
この場合は、下図の赤矢印のチェックをオンにしてみます
※ドライバ&ツールのインストールで自動的にインストールされる
「MOTU Audio」を起動した画面です
VISTA以降のWindowsでは「waveRT」が実装されているようなので、基本的には2つのチェックボックスは2つどもオンの状態で使いますが
DAWの使用時に不具合が起きるようなら赤矢印のチェックをオフにします
音質などVISTA以降のWindowsでは「waveRT」が実装されているようなので、基本的には2つのチェックボックスは2つどもオンの状態で使いますが
DAWの使用時に不具合が起きるようなら赤矢印のチェックをオフにします
MOTUはこれまで使用経験はありませんが、音のイメージとしては引き締まったスッキリ系と想像していました
しかし、実際はマイク音、PC音ともにどちらかと言えば豊かさを感じ、端的に言えば「相当良い音」にきこえます
これまで低価格のオーディオインターフェイスを使っていたPCでの比較だから、という部分は否めませんが、安物のパワードスピーカーが生まれ変わったように良い音で鳴っています
この8pre USBはMOTUの製品群の中ではけっして高級品ではありませんが、これを地力というのでしょうか、私の粗末な耳は十分喜んでいます
まとめ
新品価格だと8万前後、中古価格でも4万円前後している8pre USBが、メルカリで1.8万円という衝撃価格で出ていたのを思わずポチしたブツでしたが、結果的には大満足です
ただ、マイクプリとしてはともかく、USBでのPCとのやりとりについては上記したようにいろいろ解せぬところもあります
コントロールルーム(卓側)とライブルーム(演者側)の会話を可能にする機能などを見ると、基本的にエンドユーザー用ではなくプロユースを前提としてると思える節もあるので、個人の宅録やライブ配信とはスタンスが異なるのかもしれません
それにしても、この手の製品は、実際に手に取らないとわからないことが本当に多いです
賭けの要素も大きいのですが、その分楽しめる・・・ともいえそうです
【DAWで使いたい方】
録音作業がある場合、スピーカー(メインアウト)が邪魔になるとき、スピーカーを切る(電源オフorボリュームゼロ)か、物理的に8pre USBとの接続を切るかしなければなりませんが、DAWでの作業自体は問題無くできると思います
【ライブ配信で使いたい方】
マイクがスピーカーアウトを拾うとハウリングするので、上記同様スピーカーを切る作業が必要になります
また、SYNCROOMのような双方向配信ではループバックが他の参加者の迷惑になる可能性が高いので、MIXアウトをAnalog1-2等の出力に変更する必要があります
【宅録で使いたい方】
LINE録音のみの場合は何も問題ありませんが、MIC録音の場合はやはりスピーカーを切る作業が必要です
ドライバーの設定を「MIX 1 Return 1-2」にしておけば、8chのステレオミックスをOBSやAUDACITYのような2chしか扱えないアプリでも録音可能です
ただし、うちの環境ではOBSでの録画時にプツプツというノイズが入りました、原因は不明ですがAUDACITYでは問題ありませんでした
【マイク使用時の共通した注意点】
マイクプリのゲインは、XLR接続時で+48dB、フォン端子接続時で+39dBと、かなり非力ですので、低感度のダイナミックマイクを使用する場合は別途マイクプリが必要になる場合があります
次回は制御ソフト「CueMix DSP」の
超簡単(手抜き?)説明をしようと思います
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